ボールウォッチ(BALL WATCH)はアメリカで創業し、現在スイスに本社を構える腕時計ブランドだ。1891年に創業者であるウェブスター・クレイ・ボールが、鉄道乗務員向けの時計を製作したのが全ての始まりである。ボールの製作した時計は、鉄道を運行する上で必要不可欠な精度、そして様々な条件下で作業する鉄道乗務員が使用するのに耐えうる頑強さを併せ持っており、この時計を採用したことで、アメリカの鉄道事情は大きく変わった。それゆえに、ウェブスター・クレイ・ボールは、アメリカ鉄道時計の基礎を築いたと言われている。
ボールウォッチは、創業以来「あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる」を社是として掲げ、過酷な条件下でも正確に時を刻む頑強で精度の良い機械式腕時計を製作し続けている。エンジニア、ストークマン、トレインマスター、世界限定モデルといった人気のシリーズの腕時計を中心に高額査定を期待できる。ボールウォッチの腕時計はブランド価値も高く、電池切れや箱・保証書無しといったコンディションでも買取して貰うことが可能なので、売る時はしっかりと買取店を探そう。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
人気モデルと参考買取価格
ボールウォッチの人気モデルと中古買取相場を、査定実績からチェックしておこう。
エンジニア:55,000~258,000円
エコスタイルの買取実績で、ボール・ウォッチ NM2026C-S10J-BK エンジニア2 マーベライト 自動巻き 腕時計が~55,000円、ボール・ウォッチ NM2026C-S6J-BE エンジニア マーベライト 自動巻き 腕時計が~50,000円となっている。GMTのワンプライス買取サービスにおいて買取上限価格でエンジニア ハイドロカーボン スペースマスター ブラック DM2036A-SCAJ-BKが¥150,000となっている。c-styleという買取店でエンジニア ハイドロカーボン ブラック ジャパンリミテッド 日本限定100本が258,000円、エンジニア ハイドロカーボン サブマリン ウォーフェア DM2276A-S3CJ-BK201,000円、Engineer III series Ohio NM9126C-S14J-BKが120,000円となっている。
キャノンボール II:255,000円
c-styleでキャノンボール II ジャパンリミテッド 日本限定100本の買取価格が255,000円となっている。
パイオニアパワーリザーブ:189,000円
c-styleでパイオニアパワーリザーブ PM9026C-SCJ-BKの買取価格が189,000円となっている。
世界限定モデル:55,000円
世界限定アイテムは市場での売買数も少ないため、人気がある。エコスタイルの買取実績でボール・ウォッチ CM1068D-LJ-BK 世界限定1920本コンダクター 自動巻 腕時計が~55,000円となっている。デブグル 世界限定1000本 エンジニア ハイドロカーボン Ref.(型番号) NM3200C-SJ-BKRD、ブロンズスター 世界限定モデル NM2186C-L1J-BKなども高価買取を期待できる。
トレインマスター:80,000円
鉄道時計から始まったボールウォッチを象徴するシリーズ「トレインマスター」。デザインは、「アメリカ鉄道時計」の文字盤をモチーフにしたもので、登場以来、様々な種類がラインナップされている。高野質店においてトレインマスター クリーブランドNM1058D-L1FCJ-BKGOが80,000円で買取された実績がある。
ストークマン:40,000円
冒険家やレーサーなど、一瞬の判断を要求される人達のために作られたシリーズの「ストークマン」。無駄を排し、腕時計の視認性を追求した文字盤が特徴的なこの時計は、高野質店においてストークマン、NM1090C-SJ-BKORが40,000円で買取された実績がある。
ボールウォッチ中古腕時計の人気、リセールバリュー
ボールウォッチは創業以来、頑強さや精度、視認性など実使用のための機能に特化した腕時計を製作しているブランドである。しかし、多くのユーザーにとって過酷な状況で腕時計を使うシーンはほとんどない。つまり、腕時計としてその性能は高いと言えるのだろうが、それは多くの人にとってオーバースペックなのである。腕時計に求める強度は、ボールウォッチの腕時計ほど頑強である必要はない。
ロレックスやオメガに比べてリセールバリューは格段に劣る
そのためか、ボールウォッチの知名度はそれほど高くはなく、需要も高いとは言えない。このミスマッチとコストパフォーマンスの悪さによって、中古品の流通も多くはなく、買取価格もそれなりに低くなる可能性が高い代物だ。この辺りの事情によって、ロレックスやオメガ等とは価格帯も違うが大きく異なっている。しかしながら値段の割に性能が良く、コストパフォーマンスに優れたブランドウォッチは中古で非常に人気があり、リセールバリューが高い。
手持ちの時計の価値を自らが理解しておこう
それでも、安心してほしい。実はボールウォッチの腕時計の中にも、高額の買取となるモデル・シリーズもある。例えば、前述の「トレインマスター」は、様々な種類が発売されており、中には、日本限定200本など、希少性が高いモデルもある。そのようなモデルは、当然通常モデルよりは、高額の買取となる。しかし、希少性があるモデルである事を把握しておかないと、事情をよく知らない買取業者・質屋の言われるがまま安く買い叩かれてしまう事も有りうる。なので、自分が所有しているボールウォッチのモデルは、型番で検索するなどしてどのようなモデルなのか、市場ではどのような価値を持っているか、きちんと把握することが大切である。
買取時の準備は2つのステップ
買取価格は、様々な要素で決まってくるが、事前の準備で買取価格が上がる可能性があるものもある。ここでは2つのステップで解説しよう。
事前の清掃・お手入れで印象アップ
1つ目のステップとして事前の清掃・お手入れをすると、買取価格が上がる事がある。買取業者は、買取った腕時計を中古として販売することがほとんどであるが、腕時計が汚いと売り物にはならない。そうすると、腕時計の清掃が必要になるが、この清掃代は、買取価格から引かれる事になる。つまり、買取後に清掃する必要が無いくらい自分で綺麗にしておけばことがなければ、自ずと査定金額も上がるというわけだ。
保証書など付属品によって査定額アップ
また、付属品を用意すると、高額査定が期待できる。業者が中古品として売り出す時には、付属品の有無も価格を決定する重要な要素となる。そのため、買取時の価格も上下するのだ。腕時計が入っていた箱、説明書、保証書(ギャランティ)などがあり、すべて揃っていると、高く買取されることになる。ここで注意したいのは保証書の有無で、保証書がないと最悪の場合に買取を拒否されることもある。保証書は正規品であり偽物では無いこと、正規ルートで購入しており盗品等では無いことを示す大事な証明書である。保証書は必ず揃えておこう。
査定実績や買取実績を探そう
ボールウォッチは、エンジニア ハイドロカーボン、エンジニアⅡ、エンジニアマスターⅡ、トレインマスター、ストークマンなど様々なシリーズを発売しており、そのシリーズの中でも更に豊富なモデルラインナップが揃っている。例えば、エンジニアハイドロカーボンには、エアロGMT、ハンレー、NEDU、エアボーンなどのモデルが揃えられている。
そのため、ボールウォッチの腕時計を正確に査定するには、ボールウォッチの腕時計に対する豊富な知識と多くの査定実績が必要となる。買取業者を決定するにあたっては、それらを考慮すべきであろう。査定実績をウェブサイトに公開している業者も多いので、参考にするべきだ。「ボールウォッチ 査定実績」、「ボールウォッチ 買い取り実績」などと検索してみるとページが見つかるはずだ。
新品の買取価格表が見つからない場合にどうするか
腕時計の新品の買取価格表を公開しているお店も非常に多いが、あくまで新品の買取相場である点と、肝心のボールウォッチは相場が掲載されていないケースが多いことに注意しておこう。目当ての査定実績や買取実績を見つけられない場合は、ボールウォッチ中古品の販売価格やヤフオクの落札実績などの相場に6割掛けするとある程度の買取価格の目安がわかることも覚えておくと良い。
一括査定や買取価格比較をすべき
また、ボールウォッチのような流通量が少ない腕時計は、買取業者毎に買取金額に差が出る事が多い。相場を形成するほど流通していないので、買取業者の事情が買取金額に反映されやすいためである。1社だけで買取してもらうと、他社ではもっと高額で買取していたと言う事態になりやすい。買取は、1社だけでなく複数の業者に依頼した方が良い。
買取業者に直接連絡を取って買取金額を確認する方法もあるが、カイトリマンやピアゾなど複数の業者に一括して買取を依頼できるサイトもあるので、そのようなサイトを活用するのも1つの手段である。他方、当サイトのように買取価格を比較できるウェブサイトもあるので利用すると良い。
業者比較が面倒だという方はおたからやがオススメ
最後に、腕時計を売るにしても調べたり何かと面倒だと思っている人向けに、おすすめの買取業者を紹介したい。それは、おたからやという大手買取専門業者である。ブランド品をはじめ、切手や貴金属、ホビー、鉄道模型などその取扱品目は多岐にわたる。買取価格も他店を圧倒する高値を提示しており、壊れた時計でもしっかり査定してくれることで評判だ。もしも売ろうかどうしようか迷っているのなら、まずは査定に出すだけでも儲けものだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
電池切れでも売れる

壊れた故障品でもボールウォッチなら売れる
ブログカードがロードできませんでした。
まとめ
ボールウォッチのように、相場が高くないものの中古市場で人気のある商品は業者比較を行うかどうかで本当に大きな買い取り価格差がでる。一手間を惜しまず自分ができることをしっかりやっていただきたい。なお、当サイト「ヒカカク!」では多数の業者を掲載しているので比較参考として有効活用するといいだろう。