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お焚き上げ・遺品供養の方法は? 依頼できる神社・寺・相場情報まとめ

読了目安:8分
更新日:2018/07/10
公開日:2018/03/06
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家族が亡くなった時にしなければならないのが遺品整理だ。遺品整理をして出てくるものの中には、使い道がなかったり売却はできないけれど捨てられないものもあり、どうすればいいのかわからないものも出てくるだろう。写真や故人の愛用品、お守りや人形など、捨ててしまうのは抵抗があるというものは多くあるはずだ。

そんな時に利用してもらいたいのがお焚き上げ。今回は古来から遺品の供養としても行われているお焚き上げについて、詳しく解説していく。

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お焚き上げって何?

お焚き上げという言葉は知っていても、どのような目的なのかわからないという方は多いだろう。

お焚き上げとは?

お焚き上げとは、必要のなくなったものに感謝の気持ちを込めて魂を天に送り出す行事と言われている。昔から、長く使ったものには魂が宿るとされているので、お焚き上げで今までの礼を尽くし炎で浄化して、きちんと天界へと還そうという儀式なのだ。故人の愛用品や使い込まれたもの、日記だけではなく、仏具数珠などもお焚き上げの対象になる。

故人の遺品を残しておきたいという気持ちはあっても、場所を取ってしまって難しいものだ。けれども、遺品をそのまま捨ててしまうのはなんだか忍びないという気持ちがあるだろう。そこで、寺や神社で遺品を供養した後に燃やすという儀式をすることで、罪悪感なく遺品を処分できるという側面もある。

神社やお寺だけでなく専門の施設もある

もともとは、神社やお寺の庭で感謝の気持ちを込めながら浄化するもので、お正月などに神社などでしめ縄などを燃やすというのもお焚き上げの一種になる。近年では環境問題などの影響で、神社ではなく専門の施設でお焚き上げを行うということも増えてきているという背景もあるようだ。

お焚き上げするにはどうすればいいの?

では、お焚き上げを行うにはどうすればいいのだろうか。

お焚き上げできるもの、できないもの

お焚き上げを利用しようと思った時に気になるのは、どのようなものならお焚き上げ出来るのかということだ。お焚き上げをするのに特に決まりなどはなく、あれはダメ、これはいい、というような明確な線引きやルールはない。しかし、何でもお焚き上げしていいのか、というとそういう訳ではないので注意が必要だ。神社やお寺によってはお焚き上げができないものもあるので、しっかりと確認をしておこう。神社などによっては、明確にこの品物だけと決まっているところもある

また、燃えないものCD家電などはいくら故人の大切な物であってもお焚き上げができない。この場合は、お経などをあげてもらってから捨てることになるので、お焚き上げすることはできないとしっかり覚えておこう。仏壇神棚は、サイズによっては難しい場合もあるので、こちらもお焚き上げしてもらう神社や施設に確認を取っておく必要がある。

どこに依頼すればいいの?

お焚き上げを依頼するには、大きく分けてふたつの場所がある。ひとつは神社やお寺などの宗教施設、もうひとつはお焚き上げを専門に行っている業者や遺品整理業者などだ。

宗教施設の場合には、氏子や檀家でなければ受け付けないというところもあり、全国から幅広く受け付けているところもある。もし檀家や氏子などになっている場合は、一度お焚き上げについて確認してみるといいだろう。設備が整っていれば受け付けてくれることもあるが、時期が決まっていたり、お焚き上げ出来るものが限定されるという可能性もある。

全国で受け付けているところは、ホームページなどがある施設も多いので検索してみてください。遺品供養などを積極的に請け負っているところは、宅配便でも受け付けているというところもある。そのようなところはかかる費用もはっきりと明示していることが多く、頼みやすくなっているので検討してみて欲しい。

お焚き上げをしてくれる業者は、需要の高まりにより近年は増える傾向にある。インターネットで検索すればさまざまな業者が出てくるので、検索して料金や場所、遺品の取り扱いなどについてしっかりと比較検討してみよう。遺品の整理から供養まで行ってくれる業者もあるので、遺品の整理も任せたいという場合にはそのような業者を探してみよう。

業者と宗教施設はどちらがいい?選び方や相場は?

お焚き上げは神社やお寺だけでなく、専門とする業者や宗教施設も行ってくれるようだ。では、実際にお焚き上げを申し込むにはどういった基準で選べば良いのか。

業者と寺社仏閣、どちらがより良いの?

お焚き上げの専門業者と寺社仏閣などはどちらがいいのか、というと一概には言えない。故人がお世話になっていた寺社仏閣があるのなら、そこでお焚き上げをしてもらうというのが一番いい供養の仕方だろうが、環境問題などからお焚き上げを行っていないという神社なども増えているし、特定の神社などとお付き合いがないという人も増えてきている。

そのため、宗教的な道具以外の写真や思い出の品、故人の愛用品などは、お焚き上げ専門業者に任せた方がスムーズに供養できるというケースも多いのが現実。

故人が信仰していた寺社仏閣でお焚き上げが受け付けていない、もしくは信仰していた宗教がないという場合には専門業者に任せるというようにそれぞれの事情で決めるといい。近くでは受け付けているところがないけれど、どうしても寺社仏閣などでお焚き上げをしてもらいたいという時には、宅配で受け付けている神社などを検討するというのもひとつの方法だ。

お焚き上げ専門業者の選び方

もしお焚き上げ専門の業者に依頼しようと思うのなら、選び方には注意をして欲しい。とにかく何でもいいから遺品整理や供養をしたいと焦って業者を選んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので業者を選ぶ際は慎重に行おう。業者によってはひと月程度は待ってくれるところもあるので、焦りは禁物だ。

まずは、いくつかの業者に見積りを取ってもらおう。最低でも3社ほど見積りを取って、料金などを比較してみることが重要。遺品整理などの需要が高まっていることで色々な業者がありますが、新規参入によってトラブルも少なくはないのが現状だ。そのため、見積りをしっかりと出してくれる、遺品整理や供養の方法をきちんと説明してくれる業者を選ぶようにするのが、失敗やトラブルの少ない遺品供養をするためのポイント。

料金の相場は?

お焚き上げはどのぐらいの費用がかかるのだろうか。

寺社仏閣などでお焚き上げをしてもらう場合は、お焚き上げする物の大きさや量などによって変わってくるが、だいたいは段ボールひとつで5,000円~というところが多いようだ。量や段ボールのサイズが大きくなれば10,000円以上ということもあるが、少なかったりサイズが小さい物であれば5,000円程度を見ておくといいだろう。

業者によるお焚き上げの場合は、業者によって値段が大きく異なるので相場を出すことは難しいが、写真などの小さなものの場合は3,000円~というところが多い。段ボールひとつだと10,000円~というところもあるので、費用としては寺社仏閣よりは高くなる傾向にある。

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悩んだら遺品整理士に相談という道も

遺品整理や供養の需要が高まるのと同時に注目されているのが、遺品整理士という仕事。

遺品整理士は「遺品整理士認定協会」というところで認定をしている民間の資格になる。民間ではあるが、遺品整理に関するある程度のルールを把握している専門家なので、安心して任せることができるだろう。遺品整理士は遺品整理のプロで、どのように整理をすればいいのか、どのようなものが遺産になってどのようなものが遺品になるのかといった、素人ではよくわからないことにも的確なアドバイスをしてくれる

遺品整理を取り仕切ってくれる

また、そのようなアドバイスだけでなく、不用品の処分の仕方やお焚上げをおこなってくれる業者への連絡、自治体への連絡など、遺品整理に関わる全てを取り仕切って行なってくれるので、戸惑ってしまう遺品整理もスムーズに進めることができるだろう。

遺品整理業者に所属している

遺品整理士という言葉に馴染みがなく、どうやって探せばいいのかわからない、と思う人も多いだろうが、たいていの場合は遺品整理業者に所属していることが多い。インターネットなどで検索してみれば遺品整理士がいる業者を検索することもできるし、見積りをお願いする際に遺品整理士が在籍しているのかを確認するというのもいいだろう。

お焚き上げの注意点

最後にお焚き上げをする際の注意点を紹介する。

リサイクルできそうなものはリサイクルしよう

まずは、お焚き上げはゴミを処分する場ではないということをしっかりと心に留めておこう。故人の遺品に、今までの感謝の意を表して浄化をし、天に還すための儀式なので、親族が亡くなってもう必要がないから、業者に頼んで処分するのが面倒だから、などの理由で行うのは間違いである。

そのためタンスや布団などは、自治体やリサイクル業者に連絡をしてきちんと処分してもらうようにしよう。リサイクルできそうなものはリサイクルし業者に引き取ってもらうという方法もあるので、面倒くさがらずにしっかりと選別をしよう。あくまでもお焚き上げは、故人の大切にしていた物や思い出の品、写真など、そのまま捨てるには忍びないというものや、感謝の気持ちを込めて燃やしたいものに限定するようにしよう。

必ず家族や親族と話し合う

また、お焚き上げをする際には、家族や親族と話し合ってから行うようにしよう。お焚き上げをしてしまった後に、形見分けでほしかったと言われるケースもあるので、お焚き上げの値段や方法でトラブルになるというのも珍しいことではない。兄弟や親族がいるのなら、一度話し合いをしてお焚き上げに対する理解を得るようにしておくといいだろう。

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