買取店の経営者として人気を上げていくためには宣伝を積極的に行う必要がある。集客方法としてWebの活用が進んでいるが、エキテンはその一つとしてよく注目されるようになった。
エキテンに店舗登録をして人気を出すためにはクチコミが重要になる。どのような書き方をすると人気が出るのだろうか。やらせやサクラを使ってクチコミを良くするという方法も巷ではよく行われているが、エキテンではそれが可能なのかも理解しておくと役に立つ。

CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
エキテンではクチコミの数と評価の高さが重要
エキテンで人気を上げるとリサイクルショップとして魅力があると考えてくれるユーザーが増える。店舗ページを通じて知った電話番号などから問い合わせがあったり、実際に店舗に来店してくれたりする可能性が飛躍的に高まるだろう。
しかし、ただ単純にエキテンに店舗掲載をすれば自然に人気が上がっていくとは限らない。どの地域でも競合する買取店があるため、エキテンの中でも競争を繰り広げなければならないのである。
検索結果のソートによる表示順
エキテンでは会員が無料会員、有料正会員、ゴールド会員、プラチナ会員に分類されていて、検索したときには上位の会員のページほど優先して表示されるようになる。同じランクの会員の場合には検索結果のソートの仕方によって表示順は異なるが、クチコミの数か、評価の高さでソートされることが多い。
そのため、エキテンでできるだけ人気を高めるためにはクチコミの数を増やし、評価も高くすることが重要になる。
エキテンのクチコミは全体的に肯定的
ユーザーがどちらに重きを置くかはケースバイケースで、バランスを考えて選ぶ人もいる。さらにはクチコミの内容をよく吟味して問い合わせをするかどうかを決める人もいるため、クチコミに何が書かれているかも重要なポイントになる。
ただし、知っておきたいのはエキテンのクチコミは全体的に肯定的だということである。クチコミサイトの中には誹謗中傷とも言えるようなコメントがあったり、あまりにも個人的なケースに対する不満が述べられたりしていることも少なくない。
しかし、エキテンではそのような書き込みは見受けられず、利用者からの声はポジティブな内容になっているのである。
エキテンのクチコミの内容が全体的に肯定的な理由とは
エキテンではクチコミの書き方を気にする必要はないのではないかというほど内容は全体的に魅力的なものとなっている。肯定的な内容のクチコミばかりなのには理由があり、エキテンの運営者が投稿されたクチコミの審査を行っているのが理由である。
クチコミ投稿にはガイドラインが存在する
エキテンではクチコミの内容が正確で信憑性があるものにするため、クチコミの投稿についてガイドラインを作り、それに沿った形でユーザーも投稿するように促している。
そのガイドラインの中で投稿されたクチコミは全て掲載されるわけではないこと、掲載される前に審査があること、審査には2〜10営業日も必要とすることが挙げられている。それほど慎重に審査をした上でクチコミが掲載されているのである。
ガイドラインの詳細はサイトの信頼性と利用者の利益を担保するために随時変化させていくとしているが、その中で次のようなことを掲げている。単なる誹謗中傷やクレームはクチコミとして寄せないこと、個人的なトラブルや衛生面でのクレームは投稿しないこと、権利やプライバシーを侵害する内容は記載しないことである。この他にも法令に反するものや犯罪行為に結びつくものなども禁止している。
ネガティブな印象を与えるような内容は除外されている
このガイドラインに沿って審査が行われているため、基本的にはネガティブな印象を与えるような記事が除外されているのである。一方、ガイドラインの最初の項目には「あなたの言葉でクチコミを書いてください」と記載されている。
その内容を見ると、読んだ人にとって参考になるクチコミを書くことを求め、実際に店舗を訪れたり利用したりしたときの感想を書くこと要求しているのである。誰でも知っているような内容は避け、内容が薄くならないようにクチコミを書くことも求められている。結果として単純な説明文のような中立のクチコミも掲載されなくなる。そして、全体的に好印象を与える内容のクチコミが掲載されているのである。
人気を出すためのクチコミの書き方とは
クチコミを増やして人気を出そうと考えたら、できるだけユーザーが読んで利用したいと思わせることが重要である。ただし、基本的にはガイドラインに沿わなければならないので、実際に買取を依頼してどのようなサービスを受け、どんな印象を受けたのかというストーリーでクチコミを投稿することになる。
まず重要なのがユーザーがリサイクルショップに対して何を求めているかを考え、その観点から魅力のある店舗だと伝わるストーリーにすることである。ユーザーは高く売れることや手軽に売れることを重視していることが多い。また、信頼できる対応をしてくれるという点も重視されるだろう。
魅力的なクチコミを書くための要点
クチコミの要点として、想定したよりも高く売れた、他店と査定価格を比較して高かった、自宅まで品物を取りに来てくれたというのは魅力的で人気を上げるのに役に立つ。
また、見積もりや取引内容を書面で交付してくれた、今回は買取依頼を取り下げたけれどそれでも丁寧に対応してくれたなどといった形で信頼性のある対応をしてくれていることを示すクチコミを書くのも良い方法である。
もう一つ重要なのがクチコミの書き出しの二行で魅力をアピールすることだろう。検索結果の画面では代表的なクチコミの二行分しか表示されない。その内容を見て、もっと先を読みたいと思うクチコミになっていると店舗の詳細ページを閲覧してもらえる。
やや高等テクニックではあるが、買取店を探している人がここまで読んだら先も読み、店舗の詳細も知りたいと思ってくれるように仕上げるのが望ましいのである。
自作自演は審査が通らない
しかし、気をつけておきたいのはこのようなクチコミを自分で投稿することはできないという点だ。ガイドラインにも店舗関係者による関係店舗へのクチコミ投稿は禁止している。自作自演をしようとしても審査が通らずに掲載されることはないのである。
関係者からのクチコミだと判断されたときには削除すると明記されているため、どうしても人気が上がりそうなクチコミを増やしたいと考えたら他のユーザーに頼まなければならない。
やらせやサクラでクチコミを増やせるのか
クチコミはやらせで増やすことも、サクラを雇って投稿してもらうことも可能である。道徳的に考えると好ましいやり方ではないが、ビジネスの中では行われていることも稀ではない。
ところが、自分で魅力的なクチコミを書き、エキテンに第三者に投稿してもらうという手口は禁止されている。やらせクチコミについて禁止していることを明確にガイドラインに記載しているのである。
お店を利用していない人のクチコミ投稿は禁止
お店を利用していない人が、店舗や第三者から金品を受け取って、その見返りとしてクチコミを投稿してはならないとしている。同項目では1人が複数のアカウントを持って投稿すること、店舗の所有している端末からクチコミを投稿することも禁止し、事実が発覚した際には削除すると定めている。
このような点までチェックしているからこそエキテンの審査には長い日数がかかると言えるだろう。このため、基本的にはやらせでクチコミを投稿してもらったり、サクラを雇ってクチコミをさせたりすることはできないのである。
やらせに関する禁止項目の盲点
ただし、やらせに関する禁止項目には盲点がある。実際にお店を利用していない人が金品の見返りとしてクチコミを投稿してはならないというのがルールなので、お店を利用した人なら問題はない。そのため、良好なクチコミを増やそうと考えたら別の戦略を考えられるのである。
クチコミを奨励して人気を出そう
上手にエキテンを使ってリサイクルショップとして高い人気を獲得するには、顧客を最大限まで活用することが重要になる。
顧客に向けてクチコミの投稿を推奨する
来店した人であればエキテンのクチコミガイドラインにおける投稿の候補者として十分であり、電話相談をしてくれた人でもサービスを利用したという点で問題はない。このような顧客に働きかけてクチコミを投稿してもらえば良いのである。
例えば、クチコミ促進キャンペーンを実施して、顧客となった人がエキテンにクチコミを投稿すると査定価格を割増にしたり、お礼品として粗品を提供してもらえたりするといった特典を与えればクチコミが増えやすくなる。
査定価格を変えたり、粗品を渡したりすると金品の授受に相当すると考えられるが、実際にお店を利用している人なのでガイドラインに反してはいない。その際にこのような点を書いてもらえると助かりますといった形でお願いをしても咎められることはないので、買取店としてどのような点をアピールしたいかを伝えてクチコミを書いてもらえば良い。
その意図通りに書いてくれるかどうかは顧客次第だが、書くことにメリットがあるとわかればエキテンのユーザーなら積極的に書いてくれる可能性があるだろう。このような形でうまく顧客を動かし、クチコミを増やしていくのがエキテンを集客に使う上で合理的な戦略である。
クチコミの投稿をする際の注意点
また、ガイドラインにはリサイクル・中古買取の店舗についてはユーザーは7日で3件までしか投稿できないシステムになっている。他の店舗で既に同様の方法でエキテンのクチコミを増やそうという取り組みをしていると、投稿できないという状況に陥ってしまう可能性もあるだろう。
競合店がいるかどうかをエキテンで予め確認しておくことは重要で、もし競合店がいるなら先に投稿してもらえるようにする必要がある。他店よりも先に自分の店舗に問い合わせてもらったり、訪問してもらったりしなければならない。そのためにはエキテンで上位に表示されるようにすることが重要になる。
十分なクチコミの数になり、高い評価で安定するまでは有料会員になるというのも合理的な対策だ。周囲の店舗よりも高いランクの会員になれば常に上位に表示されるようになる。その結果として問い合わせが増え、キャンペーンによってクチコミが増えるとランクを下げても上位に表示されるようになりやすい。
適宜状況を確認しながら順次ランクを下げていくとコストパフォーマンスが良い状況を作れるのである。
まとめ
今回は、エキテンで人気の出るクチコミ投稿についてご紹介した。クチコミの投稿と言っても、顧客に対して投稿してもらうためにはどのような働きかけをしたら良いか、投稿内容はどのようなものが適切なのか、細かく見ていくとガイドラインに沿ったルールが存在していることが分かる。
さらに、エキテンでは記事内でも触れたようにやらせやサクラによるクチコミの投稿はできないので、正しい評価を見ることができるといえる。エキテンのように、クチコミ投稿に対してしっかりとしたガイドラインのあるランキングサイトであれば安心して利用することができるだろう。



ブログカードがロードできませんでした。
