カスクオブ山崎シェリーバット 1990は、ジャパニーズウイスキーの名門である山崎蒸溜所にてつくられた山崎ウイスキーのひとつだ。熟成用の樽にシェリーを用いていること、数量限定での発売だったことなどがあいまって、極めて希少価値が高い。
山崎ウイスキーファンなら、一度は口にしてみたいという憧れの銘柄だろうし、コレクションにしたいというファンも少なくないだろう。そんなカスクオブ山崎シェリーバット 1990の買取相場や査定情報などについて今回述べてみよう。
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カスクオブ山崎シェリーバット 1990はどのようなお酒なのか
カスクオブ山崎シェリーバット 1990は山崎蒸留所にて1990年、シェリー樽に樽詰めされたウイスキーだ。2007年に発売された長期熟成型ウイスキーの一種でもある。
山崎ウイスキーの概要
カスクオブ山崎シェリーバット 1990が樽詰めされたのは山崎蒸溜所だ。山崎蒸溜所といえば、サントリーウイスキーの創業者である鳥居信治郎氏が手掛け、ジャパニーズウイスキーの先駆けとされる蒸溜所である。 場所は京都府との境に近い大阪府山崎。3本の川の合流地点にあり、かつて千利休が茶室を設けたと伝わる水質にきわめて優れた地である。
鳥井信治郎氏はサントリーの前身である寿屋を大正12年(1923年)に創業した。山崎蒸溜所を日本で初めてのシングルモルト蒸溜所として構築した後、1929年には努力の甲斐あって、国産第一号のウイスキー「サントリーウイスキー白札」を発売しヒットさせた。
1966年には山崎蒸溜所内にウイスキー研究所がつくられた。研究所内では3000種類以上に及ぶ酵母の培養や麦芽、水などの研究が進められた。その研究実績がウイスキーの蒸溜システムに応用され、新タイプのシングルモルトウイスキー「山崎ウイスキー」の誕生につながっていく。
カスクオブ山崎シェリーバット 1990は数ある山崎ウイスキーのなかでも珍品とされる。熟成樽にシェリー樽を使っていることもレアであるし、2007年に数量限定で発売されたのだが、発売と同時に売り切れてしまった。つまり、市場に出回っている本数が少なく、極めて希少価値の高い銘柄だといえるのだ。
カスクオブ山崎シェリーバット 1990の香りと風味
カスクオブ山崎シェリーバット 1990は1990年1月に樽詰めされた後、約17年の期間をかけて熟成された。2007年に瓶詰めされ、数量限定で発売されたのだが、山崎ウイスキーファンがこぞって買い求めに走り、発売と同時に売り切れたそうだ。
山崎ウイスキーの香りは、フルーティーさとスモーキーさがある。カスクオブ山崎シェリーバット 1990には、そこにシェリー樽の香りが加わり、全体としてバランスがとれている。
一口、カスクオブ山崎シェリーバット 1990を口に含むと オイリーさとともに長期熟成型のウイスキーならではのまろやかな甘みが口に広がる。芳醇さがある一方、後味はすっきりとしている。氷水で割ると香りは薄くなる一方で甘みが増す。
お酒の買取業者に対して売却する場合
カスクオブ山崎シェリーバット 1990が自宅などに眠っていてそれを売却したいとき、最もポピュラーな売却手段といえばお酒の買取業者に買い取ってもらう方法である。
お酒の買取業者に査定してもらう場合
お酒の買取業者にカスクオブ山崎シェリーバット 1990を買取ってもらう場合、買取方法は主に店頭買取、出張買取、宅配買取の3つのパターンが想定される。それぞれの買取方法について、簡単にその流れと注意点をまとめてみた。
店頭買取の流れと注意点
店頭買取は、売りたいお酒を直接店舗に持ち込んで査定してもらう手段のことである。 お酒の買取業者の場合 お酒の知識に詳しい鑑定士が在籍していることがほとんどだ。店頭にて査定をしてその場で査定額を教えてくれる。 提示された査定額で納得いく場合は取引成立ということで、お酒を売却する代わりに査定額を受け取ることができる。
出張買取の流れと注意点
出張買取は買取業者のスタッフが直接自宅や会社に来てくれてお酒を査定・買取してくれる方法である。出張買取の場合、自宅や会社から一歩も出ずして売却まで済ませることができるので、最も楽な買取方法だといえる。
あらかじめメールや電話などでお酒の特徴などを買取業者に伝えることで、業者によっては事前に仮査定額を提示してくれる。その査定額を目安に出張買取に来てもらうかどうか判断すればよいだろう。
出張買取を申し込むことに決めれば、買取業者と日時のすり合わせを行って、あとは出張に来てもらうのを待つということになる。最終的な査定額は買取スタッフが実物を鑑定してから提示してくれる。その金額で納得いく場合は売却する代わりに査定額を受け取ることができる。もちろんキャンセルをするのも自由である。
出張買取は査定してもらう側からすると非常に便利で楽な買取方法だ。ただ、買取業者からすると 出張するガソリン代などを基本的には自社で負担するわけだから、実店舗の近郊エリアのみに出張エリアを限定していることが多い。あらかじめ出張買取に対応しているエリアかどうかも確認しておきたい。
宅配買取の流れと注意点
宅配買取は売りたいお酒を買取業者に直接送って査定してもらう買取方法のことである。まずは買取業者にメールや電話などで売りたいお酒の特徴を伝えると仮査定額教えてくれる。その金額をふまえて売りたいと思った場合は宅配買取に申し込みをして、基本的には着払いで買取業者に発送するというのが簡単な流れだ。
お酒を発送する際、ダンボールや緩衝素材などを用意して梱包することになるが、業者によってはそれらが一式セットになった「宅配キット」を無料で準備してくれるところもある。なお送料については、買取業者に送る時の送料については当社が負担することがほとんどだ。
ただ、キャンセルした場合の返送料については査定に出した側が負担する場合があるので、気になる人はその点、事前に買取業者に確認しておくのがよいだろう。
お酒を高く買取業者に買ってもらうコツ
全国にはさまざまなお酒の買取業者がある。 査定額はある程度の相場はあるが、実際のところ、同じお酒を査定に出したとして、業者によって査定額には差が出るのが現実だ。カスクオブ山崎シェリーバット 1990のような高い査定額が期待できる銘柄の場合、数万円の差が出るケースもあるだろう。
それは業者によって査定の基準が違っており、買取ったお酒を売るルートも異なっているからだ。いずれにせよ、査定に出す側からすると、1円でも高くお酒を買い取ってもらいたいというのがの本音であろう。そこでここでは、少しでも査定額をアップさせるためのコツについてまとめてみようと思う。
ウイスキーに最適の環境で保管する
カスクオブ山崎シェリーバット 1990もそうだが、ウイスキーはアルコール度数が高いので基本的に腐るということはない。しかし、適した環境で保管しなければコルクにカビが生えたり、風味や香りが移って売り物にならなくなるというケースもある。 だからウイスキーに適した環境下で保管するということを普段から心がけておくべきである。
では、どのような環境がウイスキーに最適なのかというと一般的には、風通しのよい冷暗所 が適しているとされている。 その理由はウイスキーは直射日光や熱に弱いというのがまずある。それに加え、ウイスキーは香りを楽しむ飲み物であることからも、匂いが充満しない風通しのよい場所というのも 適した環境の条件のひとつとなるのだ。
自宅であればクローゼットの中、押し入れの中、あるいは床下などがウイスキーの保管場所としては適しているといわれている。なお冷暗所といえば冷蔵庫の野菜室はどうかという意見もあるが、あまりお勧めはできない。 なぜなら ウイスキーの保管場所としてはやや温度が低めであるし、野菜や肉・魚など冷蔵庫の中に入っている食べ物の匂いが移ってしまうリスクがあるからである。
掃除をしてから査定に出す
カスクオブ山崎シェリーバット 1990のような古酒の場合、長年にわたって保管をしているという人も多いだろう。そうなると、どれだけよい環境下で保管していたとしても、年月を経て積もったホコリがボトルや箱の表面についているという可能性もある。そういったホコリについては簡単に掃除をしてから査定に出すのが望ましい。
なぜなら、お酒の鑑定士からすると、きれいな状態で査定に出されたものは丁寧に保管してくれていたと解釈し印象がよくなるからだ。その結果、査定額がアップするということも珍しくない。
ただ、掃除をするといってもあくまでも表面を傷つけないよう気をつけて掃除をするべきだ。 ホコリなどがとれたところで表面に傷がついてしまうと査定額がダウンしてしまうからだ。また、間違えてもラベルを剥がすなどは絶対にやめておきたい。ラベルには銘柄に関する重要な情報が刻まれており査定額に大きく影響をするためだ。
付属品や箱をそろえて査定に出す
カスクオブ山崎シェリーバット 1990 のような長期熟成型の古酒の場合特にそうだが、査定額はお酒の銘柄や保存状態だけではなく、そのお酒のバックボーンを証明するものによっても決まってくる。その証明するものの要素の一部が鑑定書など付属品であったり箱であったりする。
だから付属品や箱は、査定に出すときに必ず一緒に出すようにしたい。もちろんきれいな状態で全てそろっていることが望ましいが、仮に汚れていたり破れていたりしても気にせずに査定に出すのがよいだろう。
まとめて査定に出す
カスクオブ山崎シェリーバット 1990を 買取業者に査定に出す場合、もしそれ以外にもお酒がいろいろ眠っているならば、まとめて査定に出すことで査定額がアップすることがある。なぜなら買取業者からすると 複数の商品を査定に出すということはお得意様になってくれる可能性が高いと判断するだろうからだ。
お得意様を逃してはならないという心理から、少しでもそのお客にお得感を感じさせようと、査定額を若干上乗せして提示することがあるというわけである。なお、業者によってはお酒以外の商品を扱っている店舗もある。
例えばブランド品をのバッグや財布などを扱っている業者、美術品を扱っている業者など。そういった業者なら、お酒以外の商品もまとめて査定に出すというのもよいかもしれない。
複数の買取業者に査定に出す
カスクオブ山崎シェリーバット 1990は希少性が高い銘柄であり、中にはコレクションにしたいと切望するファンも少なくない。つまり、需要があるということだ。だから、少々高くても買取りたいと考える買取店は多く存在すると思われる。
だから、カスクオブ山崎シェリーバット 1990を買取業者に査定にだすとき、1店舗目で焦って売却しないほうがよい場合もある。複数の買取業者で査定してもらい、一番良い条件を提示した業者に売るようにするのが賢い売却方法だといえるかもしれない。
なお、どのような買取業者をセレクトすればいいかということについてだが、いろいろな商品を広範に扱っているリサイクルショップの類は避けた方が無難だ。なぜなら、お酒専門のスタッフが在籍していないことが多いからだ。
せっかくお値打ちのお酒であっても、その本来の値打ちを見抜いてくれなければ、驚くほど低い査定額を提示される可能性もあるのだ。 お酒に詳しい専門スタッフが在籍していて、かつ山崎ウイスキーの取引実績が豊富な買取業者をセレクトするのがよいだろう。
カスクオブ山崎シェリーバット 1990の買取相場
限定発売品であり熟成樽にシェリーを使ったカスクオブ山崎シェリーバット 1990の希少価値は高い。お酒の買取業者に査定を依頼したとき、大まかにどれくらいの金額が買取相場が期待できるのだろうか。その点調べてみた。
カスクオブ山崎シェリーバット 1990の買取参考価格
需要がもともと高い山崎ウイスキーだが、熟成樽にシェリーを使っているカスクオブ山崎シェリーバット 1990は高騰をつづけてきた銘柄だ。シェリーをつかった1990年もののウイスキーは市場に出回っている本数は少ないにもかかわらず、シェリーバッドの愛好家たちは一定数存在することがその背景にある。カスクオブ山崎シェリーバット 1990の買取参考価格だが、数社の買取業者に問い合わせてみたところ、付属品がそろった状態で30~35万円であるとわかった。
お酒の買取業者紹介
今回は、山崎ウイスキーの買取実績が豊富なお酒の買取業者を2社紹介しておこう。
リンクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リンクサスはウイスキー、ブランデー、ワインなどを取り扱うお酒買取専門店である。宅配買取、出張買取、店頭買取に対応しており、入金スピードの迅速さでも定評のある業者だ。カスクオブ山崎シェリーバット 1990の買取参考価格に問い合わせてみたところ、付属品や箱など一式揃った状態で30万~35万であるとの回答を得た。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋はオレンジの看板が目印の大手買取業者だ。全国200店舗以上展開しているうち、50店舗以上では酒類の買取や査定を行っている。山崎ウイスキーについてはお酒買取強化銘柄のひとつに指定されている。
カスクオブ山崎シェリーバット 1990については箱や付属品など揃っている状態で買取参考価格は32万円前後とのこと。宅配買取の場合、無料で段ボールや緩衝素材などがセットになった宅配キットも用意してくれる。
ネットオークションを活用して売る場合
山崎ウイスキーを売却する場合、お酒の買取業者に査定してもらうのが確実な方法である。 一方、ヤフーオークションなどネットオークションに出品して売るという手段もある。ネットオークションの場合、出品者は梱包、発送などいろいろひとりでこなさないといけないし、入札がなければ売りぬけることはできない。ただ競合が起きたとき驚くほど高い金額で落札されるケースもある。
ヤフーオークション出品の流れ
ヤフーオークションを活用して商品を売る場合、まずはYahoo!プレミアム会員になりYahoo!ウォレットへの登録を行うことからはじめる。以上の手続きを済ませたら晴れて出品が可能になる。売りたい商品に関する説明文や写真画像を準備し、フォームにアップすることで出品できる。
最低価格を決めるなど細々した設定はここでは割愛するとして、入札者があれば、決められた期日までに最高額を入札した人が落札者となる。出品者は落札者が決まれば発送方法や入金方法などの確認を行い、落札者からの入金を確認した上で、商品を梱包して落札者に発送する。落札者から到着の連絡が入れば取引は完結する。
インターネットで酒類を売却するとき注意しておきたいこと
ヤフーオークションほかインターネット上で酒類を売却する場合、いくつか注意しておきたい点がある。そのひとつは、割れ物だけに、破損しないように細心の注意を払うことだ。
出品時の説明文や画像についても、勘違いが起きないよう入念に推敲を重ねる必要がある。その際、トラブルが起きないようにも画像や文面は保存しておくのがよいだろう。
なお、出品に際しては酒税法に簡単に目を通しておくのが望ましい。例えばお酒の販売を継続的に行う場合は、酒類販売業免許が必要だ。酒税法にはそういったいくつかの決まりがあるのだ。もし曖昧だと思うことがらがあれば国税局や税務署など所定窓口にてあらかじめ確認しておこう。
まとめ
カスクオブ山崎シェリーバット 1990は1990年に山崎蒸溜所で瓶詰めされ約17年間かけて熟成させたウイスキーだ。熟成樽にシェリーを使ったレアな銘柄であり、限定販売であることから高い買取価格を期待できる銘柄のひとつだ。
ちなみに買取参考価格は保存状態が良く付属品など揃った状態で30万~35万と想定される。もし自宅などに眠っているカスクオブ山崎シェリーバット 1990を売りたいとき、まずはお酒に詳しい鑑定士が在籍しているお酒の買取業者に問い合わせをしてみるとよいだろう。