カスクオブ山崎バーボンカスク 1991は、1991年に蒸留されたモルト原酒をバーボン樽で11年熟成させたサントリーのウイスキーだ。フルーティーな香りのするバランスがとれた味わいのウイスキーで高い人気を誇っている。
ここでは、そんなカスクオブ山崎バーボンカスク1991の買取相場や査定情報などについてまとめてみた。
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カスクオブ山崎バーボンカスク 1991の特色
カスクオブ山崎バーボンカスク1991は、大阪府三島郡山崎にある山崎蒸溜所にて蒸溜された。山崎蒸溜所は、日本ウイスキーの発祥の地として知られるサントリーの蒸溜所だ
山崎蒸溜所とは
京都との境に近い宇治川、木津川、桂川が合流する大阪府山崎。そこに山崎蒸溜所はある。かつて千利休が茶室を設けた名水の地であり、寒暖差があることからウイスキーづくりに適しているとされている。
ジャパニーズウイスキーの歴史
ジャパニーズウイスキーの歴史は、2人の人物のウイスキーづくりにかける思いから始まった。1人目は鳥井信治郎氏だ。鳥井氏は、酒類を扱う輸入問屋に丁稚奉公をした後、寿屋(後のサントリー)を創業した人物だ。事業を拡大するなかで、樽で熟成したウイスキーの味と香りに魅了され、本格的なウイスキー製造をしたいと考える。
そんな時期、後に「日本のウイスキーの父」といわれるようになる竹鶴政孝氏は、スコットランドのグラスゴー大学にてウイスキー製造を学び、エディンバラなどの蒸溜所で大きな成果を上げた後、日本に帰国していた。
鳥井氏は竹鶴氏のウイスキーづくりの手腕を聞きつけ、山崎蒸溜所長に迎えて山崎蒸溜所を1923年に開設した。山崎蒸溜所では木桶槽やステンレス槽を使い分けたり、材質の異なる熟成樽を揃えたりして、さまざまな種類の原酒がつくられた。
そして日本初のジャパニーズウイスキーである、白札がヒット。竹鶴氏は方向性の違いなどから退社するが、鳥井信治郎はブレンダーの佐藤乾氏らにブレンドを任せ、数え切れないほどのテイスティング回数を重ねて日本人の味覚に合うよう絶妙の配分でブレンドした。そして、山崎ウイスキーが誕生することになる。
カスクオブ山崎バーボンカスク1991
山崎ウイスキーにもいろいろなシリーズが世に出たが、そのひとつが、カスクオブ山崎バーボンカスク1991だ。カスクオブ山崎バーボンカスク1991は、2002年に瓶詰めされた銘柄だ。
一度、バーボンを寝かせ空になったバーボン樽で11年にわたって熟成させた。アルコール度数は60%、容量は700mℓのウイスキーである。
カスクオブ山崎バーボンカスク1991の味と風味
カスクオブ山崎バーボンカスク1991は、10段中8段と貯蔵庫の高い位置で熟成させたことで、一般的な11年ものと比べて、熟成度が高く、渋みがとれているのが特徴だ。
きれいな黄金色をしていてエステルの香りがする。口に含ませると、力強さもありつつバニラのようなやさしい風味が広がる。
気品があり全体的にバランスがとれた味わいのウイスキーだ。後味もすっきりとしていて飲みやすい。
お酒の買取業者に対して売却する場合
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991を売却したい場合、どのような売却方法があるのだろうか。最も手軽な方法は、お酒の買取業者に査定してもらい買い取ってもらう方法だ。
お酒の買取業者による査定
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991は希少価値があり、その味を追い求める愛好家も多い。つまり需要があるということであり、買取を行っているお酒の買取業者もいろいろある。どのような業者が買いとってくれるかは、インターネットを活用して調べて問い合わせをするなどしたら簡単に見つかる。
お酒の買取業者はどのようにウイスキーを買いとってくれるかだが、主に店頭買取、出張買取、宅配買取の3つのパターンを用意していることが多い。近くにお酒の買取を行っている業者があれば、実店舗に持ち込んでの店頭買取をまず検討してみるとよいだろう。
お酒の専門知識がある査定士が、その場で査定してその場で査定額を知らせてくれる。その査定額に満足すれば売却をし、その場で現金化できることが多い。なお、期待値より下回っていたらキャンセルも自由だ。
査定してもらいたいお酒がたくさんあってなかなか店頭に持参するのが難しいなどの場合は、出張買取に対応しているか買取業者に確認してみるとよいかもしれない。業者によって、出張に対応してるエリアは限定しているケースが多いが、出張買取なら自宅から1歩も出ずに査定をしてもらえるので何かと便利だ。
出張買取にはベテランの査定士が来ることがほとんどだ。その買取店で取り扱っているジャンルの製品なら、他の製品もついでに査定してもらえる場合もある。売りたい商品が多岐にわたる場合は何かとメリットがある買取方法といえるかもしれない。
とはいえ、お酒の買取業者の多くは、東京、名古屋、大阪、神戸など大都市に店舗を構えていることが多い。地方在住者の場合、なかなか店頭に持ち込んだり出張に来てもらったりするのは難しくなる。そんなとき便利なのが、宅配買取だ。
買取業者による宅配買取の流れ
全国どこにいても対応してくれるのが宅配買取という方法だ。こちらは買取業者に査定してもらいたいお酒を発送することで行う。
宅配買取を依頼する場合、まずは電話やインターネットフォームなど指定された方法によって、宅配買取の申し込みをすることから始まる。業者によっては申し込みの時点で仮査定額を知らせてくれる。正確な査定額については、実際にお酒が業者に到着後に伝えられるわけだが、仮査定額をもとに、依頼するか否かを判断できるので安心だ。
売却したいお酒は段ボールなどに梱包して、指定された買取業者の住所宛に発送する。大抵は、着払いで業者に発送することになる。
あるいは、業者によっては買取キットを無料で送ってくれる業者もある。その場合、その買取キットにお酒を入れて送るだけなので、自前で段ボールや梱包材を準備する手間が省けて便利だ。
お酒が買取業者に到着したら、お酒の専門知識のある鑑定士が査定にあたり、最終的な査定額を知らせてくれる。その際に、売却するか否か判断することになる。売却する場合、後日、指定口座に査定額が振り込まれる。
なお、満足いかない査定額ならキャンセルするのも自由だが、キャンセル時の返送料は査定に出す側が負担するケースもある。気になる人は事前に確認しておくといいだろう。
お酒を高値で買取店に買ってもらうコツ
お酒の買取業者はいろいろあるが、同じお酒であっても、査定額には差が出るのが現状だ。ここでは、少しでも高く買ってもらうためのポイントについて4つにまとめて述べておこうと思う。
1.ウイスキーに適した環境下で保管する
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991は希少価値のある銘柄で、高い買取価格が期待できる。しかし、それはウイスキーに適した環境下で保管してきたというのが前提条件だ。
ウイスキーはジュースなどと違って賞味期限というものはない。アルコール度数が高く長期熟成しても腐ることはないからだ。しかし、保管状態が悪ければ、香りが損なわれたり、蓋にカビが生えたりして、もしそうなってしまうと、お酒の買取業者はまず買い取ってくれない。
では、ウイスキーはどんな環境下で保管するのがいいのかというと、一般的には冷暗所が適しているといわれている。直射日光が当たらない涼しい場所であり、家の中なら、床下、クローゼットや押し入れの中などが良いのではないだろうか。
なお、冷暗所といっても冷蔵庫に保管することはあまりおすすめしない。ウイスキーにとって冷蔵庫は温度が低すぎるうえに、野菜や魚の臭いがついてしまえば、ウイスキーの香りそのものが損なわれてしまう危険性があるからだ。
2.査定には付属品もそろえて出す
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991は、11年間の熟成期間を経て2002年に発売された古酒だ。そこには物語があり、ウイスキーの価値を決めるための重要な要素となる。その物語を裏付けるのが、付属品やラベルであり、査定額が決まるうえで重要なものとなる。
付属品としては、箱、ギャランティーカード、替栓といったものがある。それらをできるだけ多く揃えた状態で査定に出すのがいいだろう。
ちなみに、お酒の買取業者があらかじめ決めている買取参考価格は、これら付属品が揃っていることを想定した価格であることが多い。つまり、抜け落ちている付属品があれば、それだけ査定額が下がる可能性が高いということだ。
また、瓶の表面に貼られているラベルも重要だ。ラベルには銘柄の名称や醸造された年ほか、ウイスキーの物語が記録されているからだ。もし破れていたりしても、剥がさずに査定に出すべきだ。
なお余談だが、山崎ウイスキーのようなブランドのあるウイスキーは、瓶や箱だけでも価値があり買い取ってくれる業者がある。もし中を開封してしまっている場合でも保管しておくとよいだろう。
3.掃除をしてから査定に出す
カスクオブ 山崎 バーボンカスク 1991のような古酒の場合、きれいに保管していたとしても、長年の保管によって表面にホコリや汚れが付着してしまうものだ。それらのホコリや汚れは、査定に出す前にきめの細かい布などを使って可能な限り除去しておくのがいいだろう。それだけでも査定士の印象が良くなって、買取価格が高くなるケースがあるからである。
ただ、そこではくれぐれも表面を傷つけないように注意しておきたい。
4.複数の買取業者に査定に出す
カスクオブ 山崎 バーボンカスク 1991は人気のあるウイスキーであり、買い取ってくれるお酒の買取業者は多いことだろう。ただ、業者によって買取価格は一様ではない。
査定の基準ひとつにしても業者によって違っているからだ。だから、査定に出した業者が満足いく査定額を提示してくれなかった場合、妥協するのではなく、他の業者にあたってみるというのも一案である。
いくつかの業者にあたり一番高い査定額を提示してくれたところで売却しよう。そうすることで、高く売却できる確率が上がるというわけだ。
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991の買取相場
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991の買取を行っているお酒の買取業者は探せばいろいろ見つかるだろう。カスクオブ山崎バーボンカスク 1991の買取相場は、どれぐらいなのだろうか。一例として、ウイスキーの買取実績が豊富なお酒の買取業者2社をピックアップしてみる。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズはお酒専門の買取店で、お酒のプロフェッショナルが査定に当たってくれる。電話、LINE、写メ、オンライン、FAXで仮査定をしてくれて、宅配買取、出張買取、店頭買取を行ってる。
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991の買取参考価格は、100,000円とのことである。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オレンジ色の看板が目印で、チケット販売などで全国展開している大黒屋は、お酒の買取も行っている。高級ウイスキーの買取実績件数は何と150万件に達する。
店頭買取、出張買取、宅配買取に対応し、宅配買取キットも無料で用意してくれる。宅配買取キットに売りたいお酒を詰めて送るだけなので、自宅に居ながら査定を受けられて便利だ。
カスクオブ 山崎 バーボンカスク 1991の買取参考価格は、110,000円である。
ヤフーオークションを活用して売る場合
お酒の買取業者に買い取ってもらう以外の方法では、ヤフーオークションなどネットオークションを活用して売却する方法もある。いろいろ手間はかかるが、競合が起きれば高い落札価格を期待できる。
ヤフーオークションで売却するときの流れ
ヤフーオークションでカスクオブ山崎バーボンカスク 1991を売る場合、まず販売(出品)するには、Yahoo!プレミアム会員になり、Yahoo!ウォレットに登録することが必要だ。それで初めて出品者になれる。
出品者は売りたい商品の写真や説明文を添えて出品する。入札を待ち、一番高い値段で入札した人が落札者となる。その後は落札者に送料の連絡を行ったり、入金確認や商品発送をしたりすることを経て取引が完了する。
ヤフーオークションでの落札相場
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991について、ヤフーオークションでは1件の落札事例を確認できた。
- ・ザ カスク オブ 山崎 1991 バーボンカスク bottled in 2002 落札価格:164,111円
このオークションには36件の入札があったようで、人々のカスクオブ山崎バーボンカスク 1991に対する関心の高さがうかがえる。
インターネットでお酒を売却する場合の注意点
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991もそうだが、酒類をインターネットで売る場合、酒税法との兼ね合いから注意が必要だ。家庭で不要になったお酒をインターネットオークションで販売したり、バザーやフリーマーケットに出品したりする場合は基本的には特に免許は必要ないとされている。
ただ、もし酒類の販売を継続的に行う場合、酒税法第9条により酒類販売業免許を取得する必要があるのだ。もし曖昧なケースならば出品する前に国税局や税務署などに確認しておくほうがいいだろう。
まとめ
カスクオブ山崎バーボンカスク 1991は、1991年に醸造されバーボン樽で11年かけて熟成されたウイスキーだ。バニラのような香りと熟成感あるまろやかな味わいを楽しめるバランスがとれた銘柄だ。
お酒の買取店においては、箱など付属品がそろった状態で10万円を越える買取価格が相場になる。またヤフーオークションでは、より高い値段での売却も期待できる銘柄だ。
ぜひ当記事を参考にして、満足のいく取引をしてほしい。