21年間熟成され、現在は古酒となっているヴィンテージもののスコッチウイスキー。その名もグレンモーレンジヴィンテージ1977をご存じのだろうか。グレンモーレンジはビールの蒸溜所だった場所を一新し、ウイスキーの蒸溜所に進路を変え、成功したことで有名なスコッチブランドだ。
この記事では、グレンモーレンジの中でもヴィンテージとして認定されている古酒、グレンモーレンジヴィンテージ1977を紹介する。それに合わせて、グレンモーレンジヴィンテージ1977の楽しみ方、買取相場を紹介しよう。ぜひ一読いただきたい。
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グレンモーレンジヴィンテージ1977とは?
グレンモーレンジヴィンテージ1977。それは、グレンモーレンジのウイスキーが作られている蒸溜所で、21年もの間熟成されたヴィンテージものだ。
グレンモーレンジヴィンテージ1977の製造年
1977という数字は、製造が開始された年を示す。そこからわかることは、グレンモーレンジヴィンテージ1977のボトリングが、1998年におこなわれたということだ。そこからさらに、21年経った今、グレンモーレンジヴィンテージ1977は製造から42年経っていることになる。42年前に作られたスコッチウイスキーが、未だ売買されていることにも驚きだろう。
基本的にウイスキーは、アルコール度数が40度をこえている。保管状況によって味の変化はあるものの、アルコール濃度が濃いために、腐ることは決してない。だから、たとえ製造から42年間経っていたとしても、腐ってしまうという心配は必要ない。
ただ、21年は樽で熟成されているが、残りの21年はボトルの中に入っている。ボトルの中で熟成することはない。あくまでもウイスキーは、樽内でしか熟成することはできないのだ。そのために、リリースされてから42年が経っているが、実際に熟成された期間は21年となる。
グレンモーレンジヴィンテージ1977の商品情報
以下では、グレンモーレンジヴィンテージ1977の商品情報を紹介する。
- グレンモーレンジヴィンテージ1977
- ・製造 → 1977年
- ・ボトリング → 1998年
- ・内容量 → 700ml
- ・度数 → 43%
ぜひ参考にしてもらいたい。
グレンモーレンジヴィンテージ1977の古酒感
冒頭でも紹介したが、グレンモーレンジヴィンテージ1977は製造から42年も経っている古酒になる。だからといって腐っているわけではないので、心配しないでほしい。
ただ、熟成期間が21年なのに対し、ボトリングからも21年が経っているグレンモーレンジヴィンテージ1977だ。そのために、保管状況やなんらかの要因が影響し、味に変化が出ることがある。
その変化を楽しむのも一つだ。ドライな香りを楽しみつつ、グレンモーレンジの飲みやすさを体感してほしい。一口飲んだ後は、鼻から抜けていく香りを楽しもう。
そのとき、香りの奥深くからフローラルな香りを感じ取ることだできれば、それは紛れもなく本物のグレンモーレンジヴィンテージ1977だ。その味に気づくことができたとき、ウイスキーの本当の楽しさを知ってしまうこととなる。
グレンモーレンジヴィンテージ1977の楽しみ方
グレンモーレンジヴィンテージ1977の楽しみ方は2つあると考える。その2つとは以下の通りだ。
- ・素材の味を楽しむストレート
- ・飲みやすさ重視のハイボール
グレンモーレンジヴィンテージ1977は古酒ではあるが、非常に飲みやすいテイストになっている。その飲みやすさとは、普段カシスオレンジしか飲まない女性でも飲むことができるほどだ。それでは、グレンモーレンジヴィンテージ1977の2つの楽しみ方を紹介する。
素材の味を楽しむストレート
まずはストレートで、素材の味を楽しんでみてほしい。ウイスキー本来の味を存分に味わうためには、ウイスキーをストレートで飲むことが一番だ。
何にも邪魔されない純粋なウイスキー。それをチェイサーと共に頂く。よく、ウイスキーをショットで一気飲みする若者がいる。しかし、その飲み方は正しいウイスキーの飲み方とは言えない。
ウイスキーは、少量を口に含み、舌の上で躍らせる。そうした後に、チェイサーで口いっぱいに風味を広げることが正しい飲み方だ。
鼻から抜ける心地よい麦芽の香り。スパイシーでありながら、ほのかに甘い香りを堪能し、喉にくる刺激を楽しむ。グレンモーレンジヴィンテージ1977を存分に味わう方法は、ストレートで飲むことに限る。
ただ、ストレートで飲むことに苦手意識のある人は、無理をする必要はない。そんな人は下記で説明するハイボールを試してみてほしい。
飲みやすさ重視のハイボール
グレンモーレンジヴィンテージ1977をストレートで飲むことができない。そんな人は、炭酸水で割り、ハイボールで頂くようにしよう。よく、質の高いウイスキーを、ハイボールで割ることはご法度だという人が多い。
しかし、無理をしてまで飲んだところで、 気分が悪くなってしまっては仕方がない。グレンモーレンジヴィンテージ1977の本当の良さを味わうことができない。
無理をせず、その味わいを楽しむ方法こそ、飲みやすいようにハイボールにするということだ。ただ、ハイボールは炭酸水で味を薄めてしまうことになる。そこが問題視される。しかし、グレンモーレンジヴィンテージ1977には関係ない。
熟成されたその深い味わいは、たとえ炭酸水で味が薄まろうとも健在だ。それがなくなることはない。グレンモーレンジヴィンテージ1977が手に入ったら、ハイボールで飲んでみてほしいものだ。
グレンモーレンジヴィンテージ1977の買取相場
グレンモーレンジヴィンテージ1977があっても仕方がない、という人は買取を考えるだろう。グレンモーレンジヴィンテージ1977の買取相場は、かなり低く500円~2,000円ほどだ。
ヴィンテージものであるのにも関わらずだ。それに、そこまで市場に出回っているような品でもない。42年前に作られているのだから、市場に多く出回っているはずがない。
しかし、それでも買取相場は非常に低い。買取相場が低い理由としては、人気がない、ということが大きい。グレンモーレンジの中でも、人気のあるウイスキーは5,000円~10,000円で売買されている。
グレンモーレンジヴィンテージ1977は人気がないという理由から、市場に出しても売れないと認識されている。そのために、買取相場が安いのだ。
グレンモーレンジヴィンテージ1977は購入価格が安い
グレンモーレンジヴィンテージ1977のそもそもの購入価格が安い。2,000円ほど出せば、簡単に手に入る。そこからわかることは、希少価値が高くないということだ。
それに、2,000円ほどで購入できるということは、2,000円ほどの値段でしか売れないということになる。そうなれば、グレンモーレンジヴィンテージ1977を買い取る業者も、高値をつけることはできない。
希少価値が高く、高値で売買されている商品のみの売買される購入価格は高くなる。ただ、グレンモーレンジヴィンテージ1977は希少価値が高くない。そのため、購入価格も安いのだ。
オークションで5万円以上の高値をつけたことも
グレンモーレンジヴィンテージ1977は過去に、ヤフーオークションで5万円以上の高値をつけたことがある。しかし、その当時は希少価値が高かったということもあり、5万円以上の値をつけたのだろう。
ただ、現在はどこにも販売されていない。そのために、業者の選び方や運次第では高額買取が期待できる。が、その可能性は低いだろう。
グレンモーレンジヴィンテージ1977を高く売るコツ
オフィシャルボトルにも関わらず、高額買取が期待できないグレンモーレンジヴィンテージ1977。ただ、それを少しでも高値をつけ、買い取ってもらうコツがある。そのコツとは、以下の通りだ。
- ・業者選びを徹底的に
- ・高額買取は付属品が鍵を握る
- ・オークションで売ることも一つの手
これら3つの、グレンモーレンジヴィンテージ1977を高く売るコツについて、詳しく紹介していこう。
業者選びは徹底的に
まず1つ目は、業者選びは徹底的におこなうということだ。お酒を専門に買取している業者は近年、多くなっている。その理由は言うまでもなく、お酒の需要が高いからだ。
安く買い取り、高値で販売する。買取業者は、その方法でかなりの利益を得ている。ほとんどの業者は、商品の相場を調べ、プロの査定による納得のいく金額を提示してくれる。
しかし中には、査定額を低く見積もり、買取をおこなう悪徳業者が存在する。手口は単純で、査定額をかなり低く見積もり、高額で販売するといったものだ。
そんな業者を選んでしまっては、グレンモーレンジヴィンテージ1977の高額買取は不可能だ。そうならないためにも、業者選びは徹底的におこなわなければならない。
高額買取は付属品が鍵を握る
続いて2つ目は、高額買取は付属品が鍵を握るということだ。グレンモーレンジヴィンテージ1977には、木箱がついている。それが付属品だ。なぜ、付属品が高額買取の鍵を握っているのか。
それは、少しでも綺麗なもの、新品に近いものがほしい、という人間の心理にたどり着く。一度世に出てしまっているグレンモーレンジヴィンテージ1977。いくら未使用だといっても、中古は中古。新品にはならないのだ。
人間は、中古よりも新品を好む。この商品を手にするものは、私が一番でありたい。そう考えているのだ。そして、中古品を少しで新品に近づけるポイントこそが、付属品をつけるということだ。
たったそれだけだ。付属品をつけるだけで買取金額がアップする。買取を依頼する場合は、付属品が鍵を握っている、ということは前述した通りだ。
グレンモーレンジヴィンテージ1977を買い取ってもらう場合は、必ず付属品も一緒につけよう。
オークションで売ることも一つの手
最後は、オークションで売ることも一つの手だということだ。グレンモーレンジヴィンテージ1977はヤフーオークションで5万円以上の値をつけたことがある。ただ、それはかなり前のことで、現在は5万円以上の値がつくことは難しい。
だが、グレンモーレンジヴィンテージ1977が熟成され、リリースされてから21年も経っている。となると、想像以上の値がつくことも考えられる。ただ、買取業者に依頼する方が、高額買取が期待できる。
そのために、一度査定に出してみて、納得のいく査定額であれば買い取ってもらおう。そうでない場合は、オークションに出してみることをオススメする。
まとめ
グレンモーレンジヴィンテージ1977は現在、そこまで希少価値の高いものではない。市場にはそれほど出回っていないが、それは人気があるからというわけではない。ただ、グレンモーレンジヴィンテージ1977を持っていても、買取に出す人が少ないという理由だ。
しかし、ウイスキーマニアの中にはそれを欲している人もいる。少なからず需要はあるので、不要な場合は業者に買取を依頼しよう。
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