1,000万円以上の超高級腕時計にも、50,000円で購入できる腕時計にも型番が存在する。
腕時計の世界ではリファレンスナンバー(reference number)と呼ばれ、<Ref.●●●●●>などの形で表示されることが多い。
型番とは、製品やモデルごとに振られた番号のこと。日本では品番や製品番号などとも呼ばれ、製品を管理するための番号である。ここではブランド腕時計の型番とモデル名の関連性や特定の仕方について、主なブランド腕時計の例を挙げながら説明していく。
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参考買取価格
商品名 | 参考買取価格 | 調査時期 |
---|---|---|
ロレックス デイトナ116523 | 290.9万円 | 2025/05 |
サブマリーナデイト16613LB | 136.1万円 | 2022/06 |
GMTマスターⅡ16710 赤黒 | 213.9万円 | 2024/01 |
エクスプローラーⅠ | 373.4万円 | 2024/07 |
デイトジャスト16234 | 174.5万円 | 2024/02 |
オメガ スピードマスター コーアクシャル クロノメーター 311.30.44.51.01.002 | 64.9万円 | 2023/02 |
シーマスター300m コーアクシャル 212.30.41.20.03.001 | 41.2万円 | 2023/09 |
コンステレーション コーアクシャル クロノメーター 38mm 123.10.38.21.02.001 | 19.7万円 | 2024/04 |

商品の特定には型番が必要
腕時計の世界では、リファレンスナンバーはとても重要だ。メーカーもショップも各製品をリファレンスナンバーで管理しており、在庫を確認する際には、商品名よりリファレンスナンバーで問い合わせたほうが確実に相手に伝わる。
中古ショップでも、商品の特定にはこのリファレンスナンバーが使用される。ネットで検索する際にも、ブランド名+モデル名より、ブランド名+リファレンスナンバーで検索したほうが精度が高いことが多い。
型番が同モデルのバリエーションを区別する
商品名よりもリファレンスナンバーで問い合わせたほうがよい理由は、型番こそが製品を区別する最終的な手がかりとなるから。
腕時計の場合、同じモデル名でも文字盤の色やケースの素材、ストラップの種類などのバリエーションが存在する。これらを区別するのがリファレンスナンバーだ。商品名のみでは、色違いやストラップの違いはわからないことが多い。
ヴィンテージウォッチの世界でもリファレンスナンバーは重要視される。価値が高いモデルであれば、そのリファレンスナンバー自体も重んじられる。メーカーによっては、人気の高いモデルのリファレンスナンバーを、製品をリファインしながら使い続ける場合もある。
また、同名モデルでもムーブメントによってリファレンスナンバーが変わる場合、買取価格が変わってくることもある。メーカーによってリファレンスナンバーの扱いは様々だが、製品を識別する際に必要な要素の1つであることは間違いない。では、このリファレンスナンバーはどこで確認できるのか。次章で説明する。
ブランド腕時計の型番はどこに書かれているのか
腕時計の型番はどこに書かれているのか。メーカーによって記載場所は様々なので、確認しておこう。
型番の多くはカタログや公式サイトに書かれている
腕時計の型番、すなわちリファレンスナンバーは多くのメーカーでカタログや公式サイトに掲載されている。近年は日本語サイトを設けているブランドも多く、リファレンスナンバーも各メーカーサイトで簡単に確認できる。
日本国内に正規販売店のないTUDOR(チュードル)のようなメーカーでも、英語や中国語のサイトで型番を確認できる。各モデルのスペックや価格、商品概要を説明する欄に、<REF.●●●●●>、あるいは<model No.>などと明示されている。
ただし、中にはサイトに型番の記載のないブランドもある。例えばブライトリングがそうだ。しかし、時計ショップのウェブサイトでは、ブライトリングの全製品にリファレンスナンバーが存在し、値段とともに掲載されている。
さらに、ブライトリングには2つのリファレンスナンバーが存在し、ショップ等に掲載されているほうを、ユーザーは公式サイトで確認できない。詳細は下記リンク先の記事に詳しいので、興味がある方はご一読いただきたい。


型番は基本的には保証書に記載されている
近年は新品の製品を購入すると、世界のどこでも保証や修理を受けられる国際保証書を発行してもらえる時計メーカーが多い。たいがいはこの保証書にリファレンスナンバーが記載されている。保証書には、製品を特定するためのリファレンスナンバーとともに、シリアル番号(serial number)も掲載されていることが多い。
シリアル番号は、個別の製品そのものを特定する数字で、リファレンスナンバーとは区別されている。混同しないように注意しよう。シリアル番号は、たいてい<serial No.>などと表記されている。
型番は時計のケースに刻印されている場合がある
メーカーによっては、腕時計のケースにリファレンスナンバーが刻印されている場合がある。多くの場合はケースの裏側に刻印されているが、ロレックスのようにブレスレットを外した12時側の側面に刻印されている例もある。
なお、ケース裏にはシリアル番号も刻印されている場合が多いので、混同しないように注意したい。リファレンスナンバーはシリアル番号と区別するために、アルファベットと組み合わされることが多い。
ちなみに、ケース裏にリファレンスナンバーの一部が刻印されているメーカーの場合、その番号はケースの素材やムーブメントの種類、該当モデルに割り当てた番号であることが多い。このケース裏の短いナンバーを、正式なリファレンスナンバーと区別するために、「ショートリファレンス」や「ケースナンバー」と呼ぶこともある。


ブランド腕時計の型番の特徴
多くのブランド腕時計メーカーの型番には、数字のみや、アルファベットと組み合わされたものなど、様々なタイプがある。
数字だけで表された型番
リファレンスナンバーで多いのが、数字のみで表されたもの。商品点数が多くなると数字を多数つなげるか、アルファベットと組み合わせてバリエーションを持たせるような形で現在に至っている。
その数字が多数出てくる代表的なリファレンスナンバーが、オメガのものだ。
例えば「スピードマスター」のリファレンスナンバーは、14ケタの数字で次のように表現される。
【Ref.326.32.40.50.06.001】
このように非常に長いのがオメガのリファレンスナンバーの特徴だ。ピリオドで区切っているのは意味がある。アルファベットに入れ替えて説明するとわかりやすい。
【Ref.AAA.BB.CC.DD.EE.FFF】
- A:コレクションコードを表す。どのモデルかを表している。
- B:ケースとブレスレットの素材を表す。
- C:ケースサイズを表す。数字がそのまま長さを表す数値になっている。
- D:ムーブメントの種別。機械式かクオーツかに加え、その時計の機構全体を数字で表している。
- E:文字盤の色や宝飾品の種類を表す。
- F:シークエンス・ナンバー。該当タイプの何代目であるかを表した数字。
このように、それぞれの位置の数字が表しているものが決められており、慣れてくるとリファレンスナンバーを見るだけでだいたいどのようなモデルか推測できる。ロレックスやゼニスも一部にアルファベットが出てくるものの、そのモデルの特徴の多くを、1?3ケタの数字で表現している。

数字とアルファベットを組み合わせた型番
現在、高級腕時計のリファレンスナンバーで最もよく見られるのがこのパターンだ。メーカーによって数字や文字に意味が隠されているリファレンスナンバーと、あまり関係なくモデルを類推しづらいパターンの両方が存在する。わかりやすいのがオーデマ・ピゲのリファレンスナンバーだ。
【Ref.15400ST.OO.1220ST.04】
やはりピリオドごとに意味を持っているナンバーである。冒頭の4ケタの数字はショートリファレンスで、次のアルファベット2文字がケースの素材を示している。ケース素材はメーカーによって表現方法は様々だが、アルファベット2文字で表されることが非常に多い。以下がその代表的な例だ。
ケース素材を表すアルファベットの例
- SS:ステンレススティール
- WG:18Kホワイトゴールド
- PG:18Kピンクゴールド
- RG:18Kローズゴールド
- YG:18Kイエローゴールド
- P:プラチナ
- C:チタン
最もよく使われるステンレススティールは「SS」と略され、「G」となっているとゴールドの略である場合が多い。また、英語ではなくフランス語での素材名から略されている場合もある。このようなメーカーのリファレンスナンバーはモデル名だけでなく、その素材まで類推でき、わかりやすい。

意味があまり見いだせない型番
わかりやすいナンバーもある一方で、数字やアルファベットにあまり法則性が見いだせず、よくわからないナンバーもある。リファレンスナンバーは製品を管理するための単なる数字なので、本来外部の者である私たちが、それを無理やり理解する必要はない。
そうしたメーカーで気に入ったモデルがあった場合には、単純にリファレンスナンバーを覚えておくなり、メモしておくなりするしかないだろう。
また、リファレンスナンバーの構造がメーカーの都合で大きく変わってしまう場合もある。店頭在庫のある型落ちモデルとは同じブランド同じ素材同じデザインの時計なのに、リファレンスナンバーがまるで違うという例もある。
その場合でも、一度付与されたリファレンスナンバー自体は永久に製品についていくので、気に入った製品のリファレンスナンバーは、記録しておくにこしたことはない。
型番・モデル名が必要となる場面
型番やモデル名が必要となる場面としてあげられるのが、中古買取の場面だ。オンラインでの査定が人気になっている現在、査定情報として型番・モデル名が必要となることがほとんど。
腕時計はモデル名とともに型番を覚えておこう
ここまで、腕時計の型番について、その特徴とモデル名との関連性について説明してきた。ユーザーはモデル名称がその製品の名前と捉えてしまいがちだが、製品を区別しているのは、本来は型番だ。
腕時計を購入する際には、文字盤の色やケースの素材、ストラップかブレスレットか、製品による型番の違いをよく確認し、間違いのないようにしておきたい。中古モデルを探す際にも型番での検索が有効なので、モデル名とともに覚えておくのが、もっとも賢い方法と言えるだろう。
型番のなかでも中心となるのが「コレクションナンバー」と言われる、そのモデルに割り振られた特有のナンバーだ。
型番の構造にもよるが、このコレクションナンバーを確認しておけば、別のモデルの型番を見た時に、似たナンバーなら派生モデルや似たモデルかもしれないし、違っていたらデザインが大きく異なるモデルの可能性が高い。また新製品が出た際も、そのナンバー次第でどういうモデルなのか分かりやすい。
型番の中のどこがコレクションナンバーであるかは、他モデルの型番と比較してみると、そのモデルに固有の数字やアルファベットの配列が見えてくる。
主要な高級時計ブランドの型番とモデル名の調べ方や、人気のモデルの型番の特徴については、当サイト「ヒカカク!」内の記事でブランドごとに説明しているので、ぜひ希望のブランド名で検索してみていただきたい。
ブランド腕時計のおすすめ買取店
ここからは、おすすめのブランド腕時計中古買取業者を紹介する。
ギャラリーレア
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ギャラリーレアでは、ロレックス、オメガ、パテックフィリップ、オーデマピゲ、リシャールミル、カルティエ、IWC、タグ・ホイヤーなど、様々なブランド腕時計を高価買取している。専門店なので、各ブランドに詳しい専門のスタッフが査定をしてくれる。
買取方法は、宅配・店頭・出張買取から選択できるので便利。もちろん手数料などの費用は無料で行ってくれる。申し込み前にメール、LINE、電話で事前査定に対応してくれるので、高価で思い入れのある腕時計でも安心して売却できるだろう。
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高級ブランド、金やアクセサリーなどの買取専門店ブランドファン。多くの買い取り実績とブランド品への豊富な知識で高額買取をおこなっている。
高価買取への取り組み
国内だけでなく世界に多くの販売経路を持ち、高額買取を実現している。広いマーケットからの情報で変動する相場を熟知し、最高値で買取をおこなっている。ウェブ中心の市場で販売をおこなっており、経費削減に取り組んでいる。その分を買取金額に反映させて高価買取を実現している。
鑑定してくれるスタッフは熟練のスタッフで、他店では買い取ってもらえないようなレアモデルでも偽物の鑑定も含めてしっかりとおこなわれ、買い取ってもらえる。
宅配買取
宅配買取は、全国から受け付けている。まずは査定を申し込むと、宅配キットが手配される。それに梱包し、発送する。届き次第スタッフが査定をおこなってくれ、その結果を連絡してくれる。鑑定結果に納得したらすぐに代金が入金される。
出張買取
出張買取は、出張費、キャンセル料などがすべて無料のサービスとなっている。店舗が近くに無いが、買い取ってほしい品が多い、目の前で査定してほしいという人にうってつけのサービスだ。
玄関先でスピード査定ができるというのがポイント。1点につき約3分というスピードで査定をおこなってくれるので、時間もかからない。査定額を提示して、取引成立となればその場で現金での買取となる。
店頭買取
店頭買取は、銀座、渋谷、新宿、大阪にある店舗のいずれかに品物を持ち込む。事前に連絡をしておくとすぐに査定をおこなってくれるので、連絡を入れておこう。
鑑定士が直接目の前で査定をおこなってくれる。査定をスピーディーにおこなってくれるので、隙間時間に利用できるだろう。査定金額を提示後、取引成立となれば現金買取となる。すぐに現金が必要な人にぜひ利用してほしいサービスだ。
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