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三郎丸1960 55年の買取相場・査定情報まとめ

読了目安:10分
更新日:2019/05/31
公開日:2019/04/09
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シングルモルト三郎丸は、若鶴酒造が所有する北陸で唯一のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」で製造されていた。発売されたラインアップはすでにすべて完売していることから、その人気ぶりがうかがえるだろう。それほどまでに人気で貴重な三郎丸とはどのようなシングルモルトなのか。

今回は三郎丸の中でも特に人気の高い「三郎丸1960 55年」にスポットを当て、特徴や魅力を紹介しながら買取相場や高値で売るポイントなどを紹介していこう。

三郎丸1960 55年の買取相場・査定情報まとめ

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三郎丸とは

シングルモルト三郎丸が製造されている三郎丸蒸留所のその歴史は、1952年から始まりすでに67年が経過しようとしている。長い歴史を持つ老舗蒸留所だ。

70年に手が届きそうなほど、長い歴史を経ても製造開始当初から連綿と受け継がれてきている製法や材料は全く変えることなく生かされ、変わらない情熱と共にウイスキーづくりを行っている。

その情熱の基盤となっているのは、富山という土地から世界中で愛されるウイスキーを生み出したいという強い願い。その壮大な夢を大きく思い描き、三郎丸蒸留所は歴史を刻み続けている。

開かれた蒸留所を目指す三郎丸蒸留所

三郎丸蒸留所は老舗蒸留所でありながら、敷居を高くするようなことはせず、誰でも気軽に蒸留所を見学できるスタイルを取り、多くの人に知ってもらうための努力を怠らない。近くで見て、感じて、知ってもらうことで、ウイスキーの魅力を五感で感じてもらいたいという願いが込められているのだ。

見学は完全予約制ではあるが、気軽に立ち寄れるような配慮が随所に施されている。入場料金は無料で1人から予約できるのは有難い。予約受付も3カ月前から2日前までとなっているので、思い立ったら足を運ぶことができる貴重な蒸留所と言えるだろう。

三郎丸蒸留所のある若鶴酒造

三郎丸蒸留所は若鶴酒造の敷地内にあり、若鶴酒造は文久2年(1862年)創業の老舗酒造メーカーだ。若鶴酒造はウイスキーだけにこだわることなく、冬には日本酒を仕込み、夏になるとウイスキーの蒸留を行っている。

その中で製造されるウイスキーの年間生産量はわずか25樽ほどと限られている。長い歴史の中で受け継がれた、伝統のヘビーピーテッド麦芽を用い、小さなウイスキー蒸留所だからこそのこだわりを持ってウイスキーを作ってきたのだ。

三郎丸蒸留所のラインアップ

三郎丸蒸留所では、今回紹介する三郎丸以外にもいくつかのラインアップを製造・販売している。

若鶴酒造が初めてこの世に送り出したウイスキーであり、その名前を公募したことで話題にもなったサンシャインウイスキー。三郎丸蒸留所で初めてWWA2018のジャパニーズ ブレンデッド リミテッドリリース「12年以下の部ベストウイスキー」に選出されたMOON GLOW(選出されたのは「First Release」)。スモーキーな香りとドライな飲み口を堪能できる、クラフトハイボールHARRY CRANES Craft Highball

そして今回紹介するシングルモルト三郎丸だ。

シングルモルト三郎丸の特徴

三郎丸蒸留所のある若鶴酒造で製造されているモルトウイスキーの特徴といえばヘビーピーテッドタイプの力強い味わいがまずあげられる。

ヘビーピーテッドとはヘビリーピーテッドとも呼ばれているもので、ピートは日本語で泥炭を指している。ウイスキーの製造工程にある麦芽(モルト/Malt)を乾燥させるときにこのピートを使用する。ピートを使用することで特有のスモーキーさを含んだピーテッド麦芽が完成するからだ。

ピートの炊き方により、麦芽の燻香に強弱をつけることも可能だ。ヘビーピーテッドともなると、強いピートの香りのある麦芽を使って製造しているので、スモーキーなウイスキーができあがる。

若鶴酒造ではイギリス産の麦芽を使用し、古くからヘビーピーテッドの麦芽の実を使用している。つまり三郎丸はスモーキーなーウイスキーだということがおわかりいただけるだろう。

三郎丸のラインアップ

若鶴酒造の三郎丸蒸留所で製造されている、三郎丸の名を関するモルトは3種類。ラインアップは以下のようになっている。

  • ・三郎丸 1960 シングルモルト 55年
  • ・三郎丸 1994
  • ・三郎丸 1990

冒頭でも話しているように、これら3つのラインアップは全て完売しており今後の再販予定もなければ、新たなラインアップの登場の予定も現段階ではない。つまり、市場に出回っている物しかないことになるので、希少価値も高くなるのだ。

三郎丸1960 55年とは

ここからはシングルモルト三郎丸の三郎丸1960 55年にポイントを置いて話をしていこう。

幾度の困難を乗り越え熟成されたモルト

昭和14年(1939年)に起こった第二次世界大戦は酒造業界に激震を及ぼし、例に漏れることなく若鶴酒造も大きな痛手を負った。昭和20年(1945年)8月1日には富山大空襲のあおりを受け、若鶴酒造でも清酒の生産高が激減した。

それでも諦めることなく酒造りに情熱を傾けてきた若鶴酒造だが、三郎丸蒸留所の元となる蒸留酒部門へ力を入れようと取り組み始めた昭和28年(1953年)5月、蒸留所から出火した火災により、敷地内にある工場を含む約635坪の施設が全焼。一時は営業を続けることも危ぶまれたが、地域の人たちの支援のおかげで復興を果たし、出火から半年を待たず工場は再稼働した。

このような幾度の困難を乗り越え完成したウイスキーが三郎丸1960 55年だ。55年という長き歴史の中でおこなわれた熟成が、味や香りに彩りを添えている。

三郎丸1960 55年の特徴

三郎丸1960 55年は、1960年5月に蒸留されたシングルモルトだ。アルコール度数は47度、容量は700mlとなっている。2016年に155本限定で販売されていることから、コレクターにとっては価値のあるモルトとして有名だ。すでに完売となっている点から考えても、高額買取が期待できそうだ。

さらに高額買取が期待できる点をあげるとすれば、当時の販売価格だろう。2016年に販売されたときの価格は税抜きで55万円となっている。数が少ないプレミアを鑑みてもかなりの高値がつくことが期待できそうだ。

三郎丸1960 55年の味や香り

三郎丸1960 55年の見た目は、まるでメープルシロップのような美しく濃いこはく色で、ウイスキーの王道中の王道と言っていいだろう。

蓋を開けると鼻をつくのは黒砂糖やホワイトチョコレートのような甘い香り。そしてビネガーの心地よい香りだ。口に含むと長い期間をかけて熟成した甘みと深みが広がる。それはまるでラム酒のようだとも表現されている。そこに加えて穏やかに歳月を重ねたブランデーの流れるような味わいも持っているのだ。

まるでバタークッキーやタルトをゆっくりと大切に口の中に含んでいるような余韻は、至福の時間となりそうだ。

三郎丸1960 55年の買取相場は

三郎丸1960 55年は限定155本しか販売されなかったこともあり、買取相場をみるとかなりの高額となっている。ただし定価の55万円以上にはならないようだ。

それでも見た目の良しあしや、保管状態によってはかなりの高額買取も期待できる。この辺りは日本国内で巻き起こっているウイスキーブームが後押ししてくれている部分も大きい。希少価値があることから、海外からもコレクターが注目しているとう所もポイントが髙い。

三郎丸1960 55年はコレクターがのどから手が出るほど欲しい1本としても有名なため、流通している数の圧倒的な少なさは、価格に大きく影響を与えている。現在で買取相場価格は470,000円前後となっていて、定価までは及ばなかったが、それなりの高額買取をしてもらえるだろう。

三郎丸シリーズの中では今回紹介している三郎丸1960 55年がもっとも高い買取価格をたたき出しているが、他の2つの買取相場はどのようなものなのかも紹介しておこう。

三郎丸 1990 カスクストレングス

1990年蒸留でアルコール度数は59度。当時の販売価格は税抜25,000円となっている。現在の買取価格の相場は20,000円前後だ。

三郎丸1994

1994年蒸留でアルコール度数は50度と、三郎丸シーリーズの中では少しだけライトなモルトだ。当時の販売価格は税抜きで14,000円となっているが、三郎丸1994は他のラインアップと比較すると買取相場に少しだけ色がついている。おおよそ18,000円前後での買取価格が相場だろう。

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三郎丸1960 55年売却のためにおさえておきたい知識

販売数が少ないことや、限定販売ですでに完売していることを考えると、三郎丸1960 55年は高値で取引されていてもおかしくない。1円でも高く売るためには、それ相応の知識やコツが必要となる。そこで、三郎丸1960 55年を高く売るコツについて確認しておこう。

付属品をつける

三郎丸1960 55年に限らずウイスキー全般にいえることだが、ウイスキーが入っていた箱があれば、ウイスキー本体だけでなく箱もまとめて査定してもらうことが可能だ。箱があるだけで付加価値がつくと考えるとわかりやすいだろう。箱があるだけで査定時の価格が上昇する傾向にあるので見逃せない。

もちろん、付属品は箱だけではない。ウイスキーによっては、内容を紹介する冊子や、瓶を保護するための布などもある。三郎丸1960 55年の場合であれば、箱に封をするための結び紐がそれにあたる。

三郎丸1960 55年の結び紐は一般的な組紐(くみひも)ではなく、真田紐(さなだひも)と呼ばれている特別な紐を使用している。かの戦国武将である真田幸村と、その父である昌幸が武具甲冑(かっちゅう)に用いた丈夫な紐として名高い紐だ。

この紐がどのような付加価値を見いだすかは査定をしてもらわねばわからないが、あるものは全てできる限り良い状態で一緒に査定してもらうことをおすすめする。

ボトルの汚れを取り美しい状態にしておく

ウイスキーの銘柄によっては、中身の入っていない瓶だけでも買取してもらえることもある。希少価値が高いウイスキーというのは瓶だけでもそれほどの価値を持っているのだ。

しかし注意したいのは中身が入っていようが、入っていまいが、瓶の見た目の美しさは査定に大きく影響を及ぼすということだ。飲食品の類となることもあり、瓶の汚れは印象を悪くしかねない。査定に出す前には必ず瓶や箱のような付属品全ての汚れを確認し、少しでも汚れていれば必ず汚れを落としておこう。

箱は材質によって掃除の仕方が異なるので一概にはいえないが、瓶に関してはやわらかいクロスや布で、丁寧に表面を拭けばある程度の汚れは落とせるだろう。瓶の表面を掃除する際は、表面に貼られているラベルを破損させないように注意が必要だ。強くこするとせっかくのラベルに傷がついたり、はがれてしまう可能性もある。査定価格を下げないためにも、「焦らず丁寧に」を心がけたい。

品質の保持に努める

専門知識を持った鑑定士が査定を行う場合、わずかな品質の劣化などにも気づくことも珍しくはない。特にウイスキーは温度や湿度が品質に影響を及ぼすことがあるので、保管状態にも注意が必要だ。

保管場所は適切な温度で、適度な湿度を保つことが三郎丸1960 55年などのウイスキーの品質をキープする上で重要だ。

直射日光が当たるような場所や、家具の上などに飾るような保管はできるだけ避けてほしい。湿気や強い匂いがある場所も避けるようにしたい。また保管時は、瓶や箱を寝かすのではなく立てて保管するといいだろう。

直射日光が当たらず適度な温度と湿度というと、冷蔵庫を想像する人もいる。しかし、冷蔵庫の場合はウイスキーの他にも食料品や飲料が入っている可能性が高く、それらの匂いが移ってしまいかねない。保管温度もあまり適切ではなく、冷えすぎてしまうので冷蔵庫での保管は避けるようにしよう。

付属の箱が手元にある場合は、箱に入れたまま立てた状態で低い所に保管しておこう。

まとめ

世界にたった155本しか存在しない、貴重なシングルモルト三郎丸1960 55年。せっかくのプレミアウイスキーだからこそ、歴史を知り、価値を知ることが高価買取につながるのだろう。

もし手元に今後も飲む予定がない三郎丸1960 55年があれば、一度買取業者の査定をうけてみてはいかがだろう。査定に出すのであれば、1円でも高い査定額が出るように、今回の記事で紹介したポイントを参考にしてほしい。

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