新しい家に引っ越すことが決まったら、まず考えなければいけないのが今住んでいる家の売却だ。どうすればより良い条件で、高い値段で買い取ってもらえるのだろう。可能であれば、できるだけスピーディーに売りたいものだ。
そんな時におすすめなのが、買取業者を利用する方法。仲介業者と比べ短期間で買取が完了する上、不動産の次の買い手が現れるのを待つ必要もない。そして更に一括査定サイトを利用すれば、一気に複数の業者に見積もりを出してもらえる。ここでは、便利な一括査定サイトを利用する時の流れと注意点を説明していこう。
Couples in Real Estate Agent's Office / MarkMoz12
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
買取業者を利用するメリット
家を売却するときに買取業者を利用するメリットにはどのようなことがあるのか紹介していこう。
短期間で売却が完了する
買取業者を利用するメリットは、まず短期間で売却が完了することだ。仲介業者の場合には不動産の買主を見つけないことには、売却価格さえ決まらない。場合によっては、買主が見つかるまで長期間待たなくてはならないこともある。
瑕疵担保責任が免除される
買取業者のメリットはそれだけではない。仲介業者を利用する場合に負わなければならない「瑕疵担保責任」も免除になるのだ。瑕疵担保責任があると、新しい家主が住み始めてから物件に欠陥が見つかった場合、前の家主がその修復や改善を行わなければならない。買取業者を利用すると、それらの責任を負う必要がなくなるということだ。
買取業者を利用するデメリット
次に買取業者を利用する際のデメリットを紹介する。
買取価格が仲介業者利用より低くなる
一方で買取業者を利用するデメリットを挙げるなら、仲介業者を利用した時に比べ買取価格が低くなることだろう。物件の市場価格のおおよそ6~7割の値段となることが多いと言われている。
なぜ買取価格が低くなるのか
なぜ仲介業者に比べ、買取価格の値段が低くなるかというと、上述した瑕疵担保責任を担保するため、物件をリフォームしたりするための費用を買取業者が負担することになるからだ。
従って、少しでも買取価格を高くしたいならば、査定前の段階で物件を入念にクリーニングをしておきたい。ハウスクリーニングの専門業者に頼むことができれば、素人には分かりづらい部分の汚れもきれいにしてくれるので、おすすめしたい。
一括査定サイトって?
買取業者のメリット、デメリットがわかったところで、次に一括査定サイトの使い方を説明しよう。
複数の買取業者の見積もりをしてくれる
一括査定サイトとは、一つのサイトに物件情報を入力するだけで複数の買取業者から見積もりを出してもらえるサイトのことだ。一つひとつの業者HPを回っていちいち情報を入力し直す手間が省けるので、時間がない方や手っ取り早く買取価格の相場を知りたいという方には、かなり便利なサイトだ。
利用する時の流れ
では具体的にどのような流れで一括査定サイトを利用すればいいのだろう。だいたいの一括査定サイトは以下のような順に査定を進めていく。
Buying a Real Estate property in the Philippines by MyProperty.ph / nerissadelacruz01
1. WEB査定フォームに必要事項を入力する
情報を正確に漏れなく伝えるには、WEB査定フォームが便利だ。業者によって細かな項目は異なるが、だいたいの場合、物件の住所や種類、面積、間取りなどを入力する。
2.複数者から見積もりが送られてくる
WEB査定フォームを入力後、だいたい1週間以内には複数社から見積もりメールが届く。おそらく業者によって査定金額が異なるはずだ。その際、書かれた金額が最高買取額か、あるいは最低買取額などと書かれているかをチェックしておこう。最高買取額と書かれていたら、その値段以上になる可能性はとても低い。反対に最低買取額と書かれていたら、確実にそれ以上の値段はつくと考えていいだろう。ただし、まだこの時点で1社に絞り込む必要はない。
3.査定に来てもらう
買取業者の目星がついたら、物件の査定に来てもらおう。現状をつぶさに見てもらったうえで、より正確な査定金額を提示してくれるはずだ。いわゆる訪問査定と呼ばれる作業だ。その際、もし金額に納得できないようなら思い切って交渉してみよう。
周辺環境の良さや、駅が新設される、保育園ができるなどの数年後の物件周辺の状況を含め、実際に住んでみないと分からない物件のメリットをアピールすることができれば、金額交渉に応じてくれるかもしれない。
4.契約
最後はもっとも条件良く、高額に買い取ってくれる業者に買取をお願いすることになる。無用なトラブルを避けるためにも、契約内容は面倒臭がらずにしっかりと確認して欲しい。不明な点を見つけたら、恐れることなく担当者に質問し、しっかりと説明してもらおう。
サイトを利用する際の注意点
BEAK Promo House Pic 06 / Ben McShea
一括査定サイトを利用する際には、いくつか注意する点がある。
業者は常に競争させよう
まず、複数社から最初の見積もりが送られてきた時点で、業者を一つに絞り込まないことだ。送られてきた見積もりはあくまでWEBフォームの内容を元に出されたものであり、実際に物件を見たわけではない机上の査定に過ぎない。仮に最初の見積もりでA社、B社、C社を比べた時にA社の提示価格が一番高くても、実際に担当者が訪れて判断した訪問査定後の提示価格はB社のほうが高くなることも十分にありえる。独自の査定ポイントを使用して他社と差別化を図っている業者もある。業者の見極めは慎重に行うべきだ。
査定の根拠を分析しよう
二つ目は、物件査定の後に買取価格の根拠を確認することだ。なぜその価格をつけたかを知ることで、他の業者の査定額も改めて吟味することできる。物件に対して正当な価格がつけられているのか、自分の頭で判断しよう。
一括査定サイトを紹介
不動産の一括査定サイトを利用する際の流れや注意点を紹介してきたが、ここで代表的な一括査定サイトを紹介しておこう。自分が良いと思う一括査定サイトを使用し、いくつかの業者を比べ、より良い条件、より良い価格で物件を買い取ってもらおう。
HOME4U(ホームフォーユー)
HOME4U(ホームフォーユー)は2001年に国内で初めて開設された不動産一括査定サイト。NTTデータグループが運営する信頼性の高さが魅力。厳選された全国550社の中から、最大6社の査定価格を比較検討できる。
すまいValue
不動産会社6社が運営する一括査定サイトがすまいValue。参加する不動産会社は6社のみだが、どの会社も大変有名な大企業だけに、安心して売却相談をすることができる。トラブルを極力避けたい人にはおすすめの一括査定サイトだ。
一括査定なら「ヒカカク×イエウール」がおすすめ
ヒカカク×イエウールは仲介業者を探す手間を省き、手間をかけずに不動産売却をスムーズに進めたい方へオススメする。ヒカカク!内で査定をリクエストできるので、是非ともこのコラムに掲載されているフォームから不動産一括査定を依頼してみてほしい!
イエウールは、年間20万件以上の売却成立実績がある不動産売却一括査定のWebサービスだ。マンション、一戸建て、土地などの大切な不動産のオンライン査定依頼を可能にし、複数の不動産会社を訪れる手間を省いて一括査定を受けることが可能。全国の2300以上の不動産会社から最大6社と比較ができ、高額な売却価格を実現!
納得の不動産売却にするために
ここでは、買取業者のメリット、デメリット、便利な一括査定サイトの利用の流れとそのポイントを説明してきた。不動産取引で多くの人が尻込みしがちなのが、とにかく専門用語が多いこと。一括査定サイトで業者を絞り込み、いざ担当者の方にいろいろ聞いてみたところ、専門用語だらけで意味が曖昧なままなんとなく契約してしまい、後になって後悔するなどということがないようにしたいもの。
コラムの冒頭で買取業者のメリットとデメリットを説明したが、取り引きをするうえで意味が分からないこと、不明なことは、遠慮することなく担当者の方に質問し、自分が納得のいくまで説明してもらおう。
業者選びに行き詰まったら「売却エージェント」
一括査定サイトを利用しての業者選びにも行き詰まった際には、「売却エージェント」を利用するという方法もある。「売却エージェント」とは、顧客の最大限のメリットを追及する売主だけの“エージェント”としてオープンに物件情報を公開するので、結果として高く早く売却できる可能性が高まると言われている。
ソニー不動産では、このエージェント制を取り入れることで、顧客の“囲い込み”が起こりやすい「両手仲介」(売主、買主の双方を一つの会社が担当すること)を排除。売却と購入は別組織として動く「片手仲介」を実現している。対象地域は東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県に限られるが、個別の無料相談も行っており、興味がある方は問い合わせてみるといいだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まとめ
不動産一括査定サイトを利用すると、効率よく買取価格の比較ができるようになる。不動産取引に慣れていない人や、できるだけ手間を省きたいという人にはおすすめのサービスだ。
その中でもヒカカク!×イエウールは特におすすめと言える。厳選された不動産仲介業者の中から最適なものを選べるだろう。これから不動産の売却を検討している人はぜひ一度利用してみてほしい。