バイク・オートバイの買い替え時はいつなのだろうか。基準になるような目安があれば、知っておきたいと思う方もいるはずだ。また買い替えるときに、重視すべきポイントや注意点をあからじめ知っておけば安心だろう。ここでは、バイクの買い替えを検討している方にとって役立つ情報を紹介する。
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バイクの買い替え時はいつ?
通常バイクの買い替え時の目安は2つあり、個々の気分や好みで選ぶ場合と、バイクの寿命やメンテナンスをしてきているのかどうなのかによる劣化具合がある。
個々の気分や好み
やはり自分が買い替えたいと思ったら、それはその人にとっての良い買い替え時だと言えるだろう。形や色の好み、乗りやすさなど様々な要素があり、洋服と同じように自分の気分や好みで買い替える人も少なくはない。流行によって目移りすることもあるだろう。
また、友だちが新しいバイクを購入したときなどは、自分も欲しくなったりするだろう。ライフスタイルによっては、必要なオートバイが変わってきたりすることも考えられる。
メンテナンスや走行距離、寿命
バイクの買い替えに適切な時期として、一般的に言われているのが走行距離だ。10万kmを超えると買い替え時期だと言われているが、実際にそれだけ乗ったとしたら、下取りの値段はつかないことがほとんどだろう。
つまり、現在乗っているバイクを売却してその金額を元手に新しい物を購入しようと考えている場合は、もっと早く交換する必要があると言える。
しかし、それには徹底した手入れが必要になってくる。まったくメンテナンスをしないと、1万km持たないことも多いのだ。しっかり整備やメンテナンスをしていているバイクに関しては、チェーンやスプロケ交換を期に3~5万km程度で手放す方が多い傾向にある。逆にタイヤ交換すら行ってない場合は、1~2万kmくらいが買い替え目安になるだろう。
バイク自体の寿命は30~100万kmと言われているため、もし気にいったバイクを廃車まで乗りたいのならば、自分のメンテナンス次第で乗り続けることも可能だ。
しかし、乗ったぶんだけ修理や部品交換など頻繁な手入れや修理が必要になってくるので、そのような手間をかけないためにも、いい条件で買取できる時期に買い換えるべきだろう。
買取に出す前に修理に出したほうがいいのか
バイクを下取りしてもらう場合、キズやへこみなどがあると、間違いなく価格が落ちる。このような場合には、修理をしてから下取りに出した方がよいのか、そのままの状態で出した方がよいのか迷ってしまう人もいるだろう。
簡単に直せるところだけを修理する
このような場合には、自分でも簡単に直せる箇所のみ修理すればよいのだ。逆に業者へ修理の依頼をしてしまうと、買取してもらった料金よりも修理代の方が高くついてしまう可能性が高くなってしまうからだ。
これでは意味がないので、壊れた箇所を修繕するのにどれぐらいの費用が必要になるのか、壊れた箇所は自分で応急処置ができる状態なのかを確かめておく必要がある。無理に応急処置をしてしまうと、下取りに出したときに価格が下がってしまうこともあるので、できる限りお金がかからないで直せる範囲内に留めておいた方が、高い値段での買取を実現することができる。
もちろん最高の状態を保つのが最もよいのはいうまでもないだろう。
できる限り最高の状態にしておく
無理にバイクの修理を行ってしまうと、下取り価格よりも修理代の方が高くついてしまう場合があるので、自分で簡単に修理が可能な箇所だけに留めておくべきだ。
しかし、簡単に直せる箇所であっても、逆に修理箇所が目立ってしまうようでは意味がない。できるだけ最高の状態にしてバイクを高く買取してもらうためには、むやみにいじらないことも重要と言える。では、どのようなところであればいじっても問題ないのだろうか。
それはオイルの交換や洗車と言ったところだ。オイルの交換であれば誰でも簡単にできることだし、査定を行う際には見えない部分もしっかりと確認するようにしよう。
新しいオイルがしっかりと補充されている状態と、汚いオイルが入っている状態では、高く買取してもらうことはできない。通常オイルは予備に購入してある場合が多いので、無駄になることはないだろう。洗車も普段から行っていることであるし、見た目をよくすることにも繋がるので、必ず行うべきである。
改造パーツは元の状態に戻しておく
人によってはバイクを改造することもある。改造した場合には、下取りしてもらうときに価格が下がってしまうことが多いのだ。
そのため、売る前には純正のパーツに戻しておくようにしよう。例えばマフラーを改造したとしよう。マフラーは排気口でもあるので、汚れやすい上にキズが付いてしまうこともあるだろう。もし純正のマフラーをきちんと保管しておけば、新品同然の状態に戻して最高の状態にすることができるのだ。
そうすれば改造して値段が下がるのを防ぐだけではなく、見た目の悪さによって値段が下がってしまうのを防止することもできる。パーツの交換であれば、自分で行える人も多いですし、業者に行ってもらってもそれほどお金がかからない。
ただし、改造したことができるだけわからないように、周辺に傷痕などを付けないように注意が必要だ。
査定前に行うべき応急処置
大きなキズやへこみなどは、修理をすると逆に損をしてしまうことがある。
しかし、応急処置を行った方がよい場合もあるのだ。まずはタンクだが、金属素材を使用しているため、塗装の剥がれなどによって錆びついてしまうことがあるだろう。錆はどんどん広がっていくので、査定前に錆止めを行っておくとよいと言える。
また、キズの修理も爪が引っかからない程度であれば、コンパウンドで消えることが多いので、消しておくことをおすすめしたい。ただし、大きなキズを無理に消そうとすると、逆に目立ってしまうのでよくないため、ある程度技術を持っている人であれば修理しても良いと言えるだろう。
査定前にはブレーキの状態とエンジンのかかり具合もチェックしておきたいところだ。キャブ不調やバッテリーの上がりであればすぐ直せるに加え、ブレーキの状態も比較的簡単に調整が可能なのだ。
バイクの買い替え時に選ぶべき業者のポイント

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バイクを買い換える時の業者選びは、非常に重要だ。高く売るため、良いバイクを買うために重要なポイントをまとめたので確認してみて欲しい。
高く下取りしてもらえるお店を選ぼう
下取り費用を少しでも高くして、新しいバイクへの購入費用にしたいと考える方が多いはずなので、まずは高く下取りしてもらえるお店を選ぶことが大切なポイントだといえるだろう。
もしバイク自体が消耗している場合は、部品だけで買い取ってくれるところを選ぶと、まんべんなく下取りしてもらえる可能性が高まるのでオススメだ。
また、複数のお店で査定してもらうと、価格競争により高く買取してもらえる可能性が高まる。
査定金額を比べる際は、バイクブロスなどの比較サイトを利用するといいだろう。また、全国どこにいても出張での無料査定にきてくれるので、ネット査定ではなく実際の値段を知るためにも利用してみてほしい。
購入の際は評判のいいバイクショップ使う
当然のことかも知れないが、バイクを購入する際は評判の悪いバイクショップは避けよう。親切で評判の良いお店を選ぶことは、充実したバイクライフを送るためだけでなく、いいバイクへ買い替えるためにもかかせないのだ。中には、意図して悪い条件で売りつける悪徳ショップもあるので注意して欲しい。
また、中古のバイクを購入するのであれば状態の確認が必須だ。中級者〜上級者など、バイクを乗りこなせている方ならどの程度消耗しているのかを確認できるが、わからない方は絶対にお店のスタッフと相談しながら決めて欲しい。
そのためにも、「店員の対応が良い」といった評判のクチコミがある店舗を選ぶべきなのだ。メンテナンスなどでも、度々ショップを利用することになるので、店員とはある程度親しくなっておこう。
好みのバイクに買い替えよう

SR / halfrain
初心者は小さなバイクからはじめて、上級者になったら大きなもの…とステップを踏みながら替えていく人もいるが、基本的には初心者のうちから大きなバイクに乗っても問題ない。
要は、本人の好みと乗りこなせるのかという技術によって異なるので「初心者はこれ、上級者はこれ」と決めつける必要はないのだ。初心者でも乗り続けていれば、バイクに合わせて技術も上達していくので、はじめから大きなバイクでも問題ないと言う意見も多い。
ただし、購入して練習しても乗りこなせなくては意味がない。そういった意味では、初心者のみならず中級者や上級者でも、自分が乗りこなせるものを選ぶのが大切なのだ。以下ではバイクをジャンル別にわけてみたので、特徴を確認してみてほしい。購入時の参考になるだろう。
スクーター
人気があるので中古車も豊富。乗りやすいことからバイクデビューにおすすめ。初心者向きだと言える。
アメリカン系
ファッション性重視の傾向が強いバイク。常に一定の支持がある。
スーパースポーツ系
スピードを重視したい方にぴったり。レース出場を前提に設計されているものが多く、一般者が乗りこなせないタイプも一部あり。上級者向け。
ネイキッド・ストリート系
近年主流となっているバイク。カスタムを好むユーザーが多く、自分好みに仕上げて楽しむ人におすすめ。中古車では以前のユーザーによってカスタムが施されたものも多いので、仕様を確認する必要がある。
オフ・モタード系
もともとはオフロード仕様車なので、シートの高さがあるものが多い。モタードはレース用だが、使い勝手が向上して日常でも使いやすくなった。今は日常でも使えることから幅広く支持されている。バイクの軽さも魅力。
ニュージェネレーション系
新しい技術によってオートマ化されつつも、バイクが持っているスポーツ性を損なわないものがニュージェネレーション。操作はラクになりつつも、バイクが本来持っている味を残している。
中古バイクへ買い替えるときの注意点

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もし新車を買うのなら、予算以外は問題が発生しないだろう。しかし、中古バイクになる話は大きく違ってくるのだ。「以前のバイクはもっと性能がよかった…」と感じないように、買い替え時に注意すべき点をまとめたので確認して欲しい。
値段だけで判断しない
流行や人気車種になれば、それだけ値段は高くなる傾向がある。しかし、人気車種にもかかわらず安いものもあるので注意が必要だ。
安いのにはそれなりの理由があるので、購入前に「安くなってしまう理由・問題点」を確認してほしい。また、バイクを選ぶときは詳しい友人を連れて行くか、信頼できるショップで購入するのが安心だろう。
特にエンジンやミッション内部、排気やサスペンションなどのトラブルは外側からは見えないところだ。もし不具合があれば、安く売りに出されている可能性は十分にあるので注意しよう。また、事故車なども安く売られていることがあるので気をつけてほしい。
走行距離も大事な判断要素
もちろん、バイクの走行距離が少なければそのぶん長く乗れることは言うまでもない。しかし、走行距離が長いバイク=ダメというわけではないのだ。距離数が少なくてもメンテをしてこなかった車両と、距離が伸びていてもメンテをしてきているものでは断然状態が違うということも頭に入れておいて欲しい。
信頼のおけるショップが勧めてくれるのであれば、状態には問題ないだろう。しかし悪徳な場合だと、メーターを取り替えて走行距離を少なくしてしまう人もいるのだ。走行距離を1つの基準として、メンテナンス具合とのバランスを見て購入を検討すると良いだろう。
ヒカカク!掲載のバイク買い取り業者
最後に、ヒカカク!に掲載しているおすすめのバイク買い取り業者を紹介する。参考として確認してみると良いだろう。
バイク王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
業界トップクラスの実績を持つ「バイク王」は、買い取りの際に参考にすべき業者だ。高値買い取りにも定評があるので、相場観を確かめるためにも一度査定にかけてみるとよいだろう。
バイクワン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「バイクワン」は、どのような車種でも査定を行ってくれる。カスタムパーツ、純正パーツのそれぞれにプラスの査定金額がつくので、カスタムバイクを乗っている方でも安心して下取りに出せるだろう。
バイクの下取りは状態の良い時になるべく早く行うと高値がつきやすい
バイク・オートバイの買い替え時は個々に自由だが、ある程度の目安があるので参考にしよう。また新しく買い替えるときに重視したいポイントや注意点もあるのでしっかりチェックしておくといいだろう。
最終的には自分が満足できるバイクを選ぶことが一番だ。尚、バイク・オートバイの買取査定業者一覧から優良なバイクショップを探すことも出来るので、要チェック。また、一括査定サイトの利用も効果的だ。バイクに関してはカチエックスを利用することで、300社以上の業者から一度に査定を受けることができる。