十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、買取での評価が高いプレミアム日本酒である。江戸時代初期から酒造りを営む高木酒造が生み出しており、この日本酒のためだけに酒造好適米を開発するほど力を入れている品種だ。かつての日本酒と言えば、淡麗辛口が主流であったが、十四代ブランドはフルーティな甘味を感じられる風味で勝負をかけた。
ここでは日本酒ブームの一翼を担うブランドである十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の特徴や魅力、買取相場と買取する際に高く売るポイントなどを紹介する。
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十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の特徴や魅力とは
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は専用の酒造好適米「龍の落し子」を原料にしており、それが商品名の由来でもある。先代(14代目)醸主であった高木辰五郎によって18年の歳月をかけて開発、その元となったのが金紋錦と山田錦をかけ合わせた父系山酒4号、たかね錦に放射線処理をおこなって誕生させた美山錦である。酒造好適米として知られている父母系品種を掛け合わせることで、さらなる高品質な酒造好適米を作りだしたのだ。
3種類の味が楽しめる
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子には、生詰と雫酒、大極上生の3種類があり、いずれも日本酒愛好家や買取業者に注目されている。生詰と大極上生は火入れを一度しかおこなわないため、常に冷蔵保存しなければならないが、醪(もろみ)発酵が作りだした味わい深い風味を堪能できるため、刺し身や焼き魚、寿司といったさまざまな日本料理にあう。雫酒は醪の詰まった酒袋を吊りさげ、重力をつかって自然に滴り落ちる酒を集めている。
そのため一度の仕込みから取れる量も少ない。風味は、華やかで繊細な味が魅力である。十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、生詰と雫酒、そして大極上生の3種類を楽しめるのも注目される理由だ。
精米歩合へのこだわり
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、精米歩合にもこだわっている。
- 生詰:通常の大吟醸の精米歩合は50%だが、生詰は10%も少ない40%である。原料である龍の落とし子を玄米段階から60%も削ることで米の旨みや甘さ、香りがもっと強い心白部分のみを使用することでフルーティな甘みや心地よい香りに仕上げているのだ。
- 雫酒:精米歩合は、大吟醸基準である50%であるが、しずくのように一滴一滴によって作られているため、生詰と同等以上の風味を実現できる。
- 大極上生:なんと精米歩合35%となっており、まさに心白の中心部のみを使った贅沢な風味を味わえる。
元気な醪(もろみ)を厳選した発酵管理
日本酒の品質を決めるのが発酵である。米麹が発酵酵素の働きを助けて醪を生み出し、そこから酒は絞り出されるのだが、高木酒造では元気に発酵する米麹を厳選し高品質な醪を作りだしている。また、冬になると厳しい寒さに包まれる山形県村山市富並を拠点とすることも十四代 純米大吟醸 龍の落とし子のうまさの理由である。
発酵により生じる熱が冷たい気温によって抑制される最適な熟成環境が、安定した高品質につながっている。
プレゼントや贈答用にも向いている
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、その人気や品質の高さから贈答用にも利用されており、特に日本酒好きの友人や知人へのプレゼントや両親への贈り物にうってつけだ。贈られた方にとっても龍の落とし子ならば、歓迎してくれることだろう。手に入れる機会が少ないだけでなく、定価で購入することも難しい龍の落とし子ならば、日本酒好きの心をつかめるはずだ。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の相場
ここでは十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の買取相場について触れていきたい。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子生詰の相場
最も見かけるのが、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子生詰である。1,800ml入の一升瓶タイプは、たっぷりと楽しめるため人気を集めているのだ。気になる相場は約20,000~35,000円前後となっており、一般的な大吟醸酒と比較すると3~10倍ほどとなっており、買取に有利な日本酒であることがわかる。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子雫酒の相場
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の雫酒は、製造工程に時間がかかることから720ml入のコンパクトボトルタイプになっている。冷蔵庫で保管しやすいことや量が少なく消費されやすいため、メルカリやヤフオク、買取でもあまり見かけない。買取相場では3,800~10,000円前後が相場となっており、他の大吟醸酒720mlに比較すると2~3倍である。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子大極上生の相場
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子大極上生は、ワンランク上の約35,000~50,000円が相場となっている。通常の大吟醸基準の精米歩合50%を大きくこえる35%が高く評価される理由と考えられる。大極上生というだけあって買取業者も買取に力を入れており、メルカリやヤフオクなどをチェックすると50,000円をこえる値段で出品されることもある。
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の中で最も高く買い取ってもらえるのが、大極上生である。
高く買取してもらうためのポイント
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子を高く買い取ってもらうためにいくつかのポイントをおさえておきたい。有名ブランドであることから、買取に力を入れている業者も多いので自然と高く査定されやすい。しかしおさえるべきところをしっかりおさえておけば、もう少し高く買取できる可能性があるのだ。ここでは、そのための重要なポイントを紹介しよう。
付属品をチェックする
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子を購入したり、贈られた場合は付属品がついているはずだ。具体的には、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子本体、それを収納している化粧箱、また本体をラッピングしている透明のナイロンや固定金具などがそれである。買取する際にはこれらをまとめてだすと良いだろう。
買取業者は、新品に近い状態であるほど買取意欲を高めるため、査定もアップしやすくなる。
まとめて売る
手元にある酒類をまとめて売ると高く買取してくれる。例えば十四代 純米大吟醸 龍の落とし子1本の買取査定が20,000円であったとしても、2本まとめて買取すると43,000円までアップすることもある。このアップした3000円分はまとめて買取することで生じるマージンやプレミアムであり、いわば買取業者からのおまけと言ってもよいだろう。
まとめて買取すると安く買い叩かれてしまうのではないかと不安に思う方もいるが、実際は有利になることが多いのだ。
状態をチェックしておこう
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の状態をチェックしておきたい。化粧箱やボトルに汚れがあれば、繊維くずがつきにくいマイクロファイバークロスを使うと良い。状態をきれいにしておけば、査定担当者の心証が良くなるため高く買取してもらいやすくなる。
化粧箱に凹みがある場合は、状態が悪化しないようにしておく。素人判断で凹みを治そうとすると往々にして状態が悪くなることが多いのだ。またラベルが剥がれかけていてもそのままにしておいたほうが良いだろう。
気泡なくラベルを貼り直す技術がないのであれば、状態を悪化させないよう注意するに止めておきたい。
未開封状態を維持しておこう
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子を開封すると価値を大きく損なうため、未開封品状態を維持しよう。日本酒は飲みものであるため、高く買取したいのであれば開封してはいけない。また開封したけど、一滴も飲んでいないという場合も査定を下げる理由となる。
生詰や雫酒である十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、開封して空気に触れると風味が変化してしまうからだ。
オークションサイトで事前に相場をチェックしておく
十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の相場イメージをつける最も簡単な方法が、メルカリやヤフオクなどでの出品価格をチェックすることだ。これらのサイトにある検索窓で「龍の落とし子」と入力すれば見つけやすくなる。このオークションサイトのメリットは、実際に販売されている価格を知ることで相場観を養える点にある。
何も知らずに買取した後、メルカリやヤフオクの出品価格を見て後悔することも珍しくない。後悔しない買取をするならメルカリやヤフオクのチェックは欠かせないのだ。
酒類買取業者に買取を依頼する際のポイント
さまざまな特徴と魅力を持つ十四代 純米大吟醸 龍の落とし子は、酒類買取業者でも高く評価される高級日本酒ブランドの代表格である。そこで、買取を依頼する際のポイントをご紹介しよう。
買取業者を比較して選ぶ
買取業者によって査定額がかなり違ってくる。ある業者では20,000円でも別の業者でも30,000円ということもあるのだ。そのため複数の買取業者に無料査定を依頼して見積もりを比較検討しておきたい。
またネットには無料査定比較サイトもあるので、利用してみてはどうだろうか。十四代 純米大吟醸 龍の落とし子に関心を持つ買取業者が査定見積もりを出してくれるので店舗を訪れなくても比較検討できる。
買取強化月間を利用しよう
買取業者らは買取強化月間を設けている。特定のブランドや品種などを買取るためにいくらかのプレミアムをつけているため、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の査定がより有利になりやすい。これらの情報は、買取業者のサイトを定期的にチェックしておくと見つけられる。
買取業者の評判をチェックしよう
買取業者の信頼や利用経験のある方の口コミをチェックすることもポイントとなる。特に買取実績を自社サイトに掲載している買取業者を選びたい。また掲載している買取価格がメルカリやヤフオクでの販売価格とかけ離れていない、実店舗で営業している、SNSの口コミで評判が良いといったことなどもポイントとなる。
ブランド価値のある十四代 純米大吟醸 龍の落とし子だからこそ、信頼できる買取業者でしっかりした査定をしてもらおう。
買取業者紹介
酒類の買取をおこなっている業者をいくつかご紹介しよう。
買取プレミアム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取プレミアムでは、相談や出張、手数料などがすべて無料で利用可能。成約すれば、その場で現金買取もでき、安心できる買取専門店である。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取方法は店頭買取、宅配買取、出張買取の3種類。宅配キットの送料、査定料、キャンセル料、買取額の振込手数料などは、すべておたからやが負担してくれる。
まとめ
今回はプレミアム日本酒に目がない方におすすめの、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子の特徴や魅力、買取相場と買取する際に高く売るポイントを紹介した。本体、それを収納している化粧箱、また本体をラッピングしている透明のナイロンや固定金具などの付属品がそろっていると高値がつきやすいのできれいに保管しておこう。そして未開封品状態を必ず維持することも大切だ。
日本酒は年齢を重ねても長く楽しめる趣味なので、歴を重ねるごとにアイテムが増えていくもの。ぜひ買取をうまく利用しながら、コレクションを楽しんでいただきたい。