意外と長いリサイクルショップで買い取りを待つ時間。急いでいるときに買い取りの待ち時間があまりにも長いと焦ってしまうが、自分でできる対策は何かないのだろうか。お店側のスピードをせかすことはできないが、自分ができることであれば少しでも待ち時間を短くする方法を試してみたい。今回は買い取り待ち時間について見ていこう。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
1.買い取り待ち時間
リユースショップ、リサイクルショップ、古本屋さん、街に点在する貴金属買い取り専門店など今は不用品買取のお店が増えている。それだけ私たちの身近になった買い取りだが利用しようとしても、待ち時間はどのくらいかわからないと躊躇してしまう。そういった時にこの記事を参考にしてほしい。
買い取り待ち時間がかかってしまう品物をあげていく。
査定に時間が必要なもの
・高価なもの
高価なものというとそうでないものはいい加減に査定しているのかと言われそうだが、そういうことではない。しかしやはり一点一点の買い取り価格が高いものほど念入りに調べなければいけない。少しの年代ミスで大きな差額になってしまうビンテージもののスニーカーやジーンズは特に注意が必要だ。
高額な品物はフェイク商品も多く出回っている。買い取りスタッフは偽物をうっかり買い取ってしまわないように念入りに査定するので確認に時間がかかる場合が多い。
・どこのブランドのものかわからない商品
どこのブランドか把握しにくい海外製品やロゴが薄れて見えにくくなっているもの、汚れで元の状態を想像できないものなどは査定に時間がかかってしまっても仕方がない。事前にどこのブランドのものか自分で調べておき、できるなら保証書もつけると買い取りスタッフも査定がしやすいだろう。
この商品を購入したシチュエーションも説明すると査定がスムーズに進む場合もある。親に頼まれて売りに来たなど、その商品の情報が自分でわからない場合は事前に親にブランドや購入した国、地域などをメモに取っておくと便利だ。
・ゲーム機本体
プレイステーションポータブルなどのゲーム機類は動作確認をしてから買い取りをおこなう必要がある。いったん買い取りスタッフがカセットを入れ、ゲームを起動させ、実際にゲームができる状態にあるのかまで確認しているのだから時間がかかるのは無理もないだろう。
昔のあまり出回っていないマイナーゲーム機はマニュアルに査定参考額が載っていないこともあり、そうなるとスタッフは店長の判断を仰ぐこととなる。責任者が買い取り担当のお店もたくさんあるが、いつも都合よく手があいているわけではないことも考えておこう。
・スマートフォン
スマートフォンも一通りの動作確認が必要だ。実際に電源を入れ、初期化されているかチェックする必要がある。また、中のデータは一度消したら復活できないことを了承する書類を書かなければいけないこともあり、高額でもあるので時間がかかる。
スマホ自体が充電がカラだと、充電器をつなぎ充電から始めなければならないので余計に時間がかかってしまう。スマートフォンを売りに行くときは充電を満タンにし、充電器を売るつもりがなくても念のために持参しておくといい。古い機種では店舗に充電器がないものもあるからだ。
・数が多い
査定しなくてはいけないものの数が多いと単純に待ち時間は伸びる。また、買い取りスタッフはレジスタッフと兼用の場合もあるので、他のお客さんがレジに並んだら買い取りから離れて対応しなければならない。
何日かに分けられるのなら何日かにわけて売りに行った方が待ち時間は短縮できるだろう。また、一度に大量の買い取り商品が押し寄せてくるとスタッフのほうも気持ちに余裕がなくなる。そういった要因が査定ミスを招くこともあるので、高価な商品を売る時は特に小分けにして売るようにしよう。洋服などは小分けにしたほうが一点一点大切にしている印象を与えることができるので、査定額も上がる傾向がある。
逆に大きな段ボール箱にたたまずに汚れた洋服を大量に持っていくと査定額は下がる傾向にある。どんな商品であれ丁寧に扱おう。
・付属品の区別がつきにくい
買い取りまちの品物が複数あった場合、どの商品にどの付属品がついていたのか一目でわかるようになっていなければ査定時間が大幅に伸びるのは明白だろう。買い取りスタッフも膨大な数の商品をつねに扱ってるが、付属品まで一瞬で判別するのは厳しい。このかばんにはこのキーホルダーが付いていたなどメモ書きを残したり、セットにして袋に入れておくなどすると大変わかりやすい。
・使用済みなのか未使用品なのかわからないもの
化粧品や香水に多いのだが未使用品のように箱にきちんと収まっているがビニールは取れているものなど、一見して未使用品か使用済み商品か紛らわしいものがある。もちろん一点一点スタッフは確認するのだが、未使用品ならビニールははがさないでとっておこう。
未開封を示すシールなど、パッと見て判断がつきやすくなっていれば査定時間も短縮できる。使用品で箱も一緒に売りたいなら箱から出して買い取りスタッフに渡すとスタッフもわかりやすいだろう。
2.自分でできる待ち時間短縮方法
時間がかかる商品を把握したうえで今度は自分で待ち時間を短くする方法を考えてみよう。特別に費用をかけなくても試すことができる方法はたくさんある。
査定をしやすくすることが肝心
先ほどの査定に時間がかかる商品一覧を見ていてもわかるが、いかに買い取りスタッフが買い取りをしやすくするかがポイントになるようだ。自分が買い取りスタッフだった場合を考えて、他人の立場になって工夫してみよう。
・ネックレスは絡みを取っておく
査定をしようとした商品がごちゃごちゃに絡まっていたらどうだろうか。それをほどくだけでも時間を無駄にしてしまいそうだ。ネックレスは切れていないか確認が必要なため、きちんとほどいて渡すのがマナーだろう。
一本一本ほどいてジュエリーボックスにしまった状態でボックスごと持っていくのもいいが、ジュエリーボックスが家にない方はストローにチェーン部分を通して端をセロテープなどで止めるか、ストローに切れ込みを入れてそこに引っ掛けるように収納するとネックレスが絡まない。
もちろんネックスが破損しないように丁寧に扱ってほしい。
・種類ごとに整理しておく
買い取りスタッフが査定をするときにまず最初にすることは商品を種類別にまとめる作業だ。店舗のマニュアルにはタイトル順や作者順など査定額を載せている店舗もある。このマニュアルを参考にして買い取りを行う買い取り専門店では、種類別に商品が並んでいると待ち時間が格段に短くなる。
分けかたはブランドごとやアイテムごとが好ましく、洋服だと季節別に春夏物・秋冬物などの分け方が査定しやすい。また、大人服子供服という分け方でもいい。
・数をそろえておく
また小さなパーツが多いアクセサリーや、カードなどは数をそろえてまとめておこう。スタッフが買い取りの際にきちんと数え直すのだが、その時にも数がそろっている方が査定が間違いなく行われる。
買取同意書には商品の品数を記入する場合も多く、書類作成もスムーズに進むので数は数えておいた方がいいだろう。自分でも何点売ったかを把握することは正しく買い取りが行われているかチェックする意味でも大切なことだ。
・事前予約する
飛び込みで買い取りをしている店舗がほとんどだが事前に予約して来店できる店舗もある。事前に今のお店の込み具合を確認しておけば、すいている時間帯に無駄なく入ることができる。また、事前に持っていくアイテムの種類や点数を知らせておけばスタッフも査定作業を段取りよくこなすことができるので先に情報を伝えておくのが得策だ。
・時間帯に気を付ける
事前予約できないときは自分が来店する時間帯をなるべく買い取り専門店の空いている時間帯にしよう。平日午前中が一般的に空いているがその店舗の立地条件によって混む時間帯は変わってくる。
学校に近い場所なら平日でも夕方から混み出し、住宅街なら日曜日はやはり利用者が増えるだろう。各店舗の空いている時間帯を知りたいならグーグルマップが便利だ。グーグルマップを起動させ、店の名前を入力するとスマートフォンなら下にそのお店のデータが出てくる。そのデータの中に来店客数情報もあるので空いている時間帯を確認すればいい。
グーグルマップの情報で不安な方はやはりできれば事前に予約して来店をおすすめする。
・店内を見て回る
待ち時間の上手なつぶし方といえば、店内を見て回ることだろう。これは誰もが試している。しかし気を付けたいのが店内を見て回ると買おうと思っていなかったものまで購入してしまう点だ。
こういった時は査定が終了するまで商品をレジに持って行かないようにしよう。買い物かごに入れてそばに置いておくだけにしておくと、査定の手続きが終わった後でお会計を済ませる順番になる。少し時間を置くことで冷静さを取り戻し無駄な買い物をする確率は減るだろう。
・スマホを活用
店内にWi-Fiが通っている店舗なら待ち時間にスマートフォンのゲームをすることも可能だ。ブランド買い取り専門店のなんぼやでは、店内のインテリアにまでこだわった空間でゆっくりと待つことができる。買い物に疲れたら軽いカフェでひと休みする感覚で寄ってみるのもいいのではないだろうか。
その他にもスマートフォンを使ってブログを書いたりSNSをしたり、ちょっとした時間を有効に活用しよう。
- 「なんぼや」公式ホームページ:https://nanboya.com/shop/
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
・二人で行く
簡単で効果的な時間短縮法がある。それが荷物を二つに分けて二人で査定をお願いする方法だ。片方が先に終わるともう一人を待たなくてはいけないのだが、商品の数が半分になり、担当者が倍になるのでうまくいけばスピードはほぼ倍になる。
二人で行くとそれぞれの身分証明書が必要になるのだが待ち時間に話すこともできて体感時間も短く感じるだろう。時間感覚というのは実際の時間より自分で感じる時間を短くすることがストレスを減らすコツだ。そういった点でも話し相手がいるというのは心理的にも負担が軽くなる。
・査定中外出する
店員さんに許可を得て査定中に外出してもいいお店もある。この時間に他の用事をまとめて済ませれば効率が一気に上がり、時間短縮につながるだろう。外出するときは買い取りスタッフに知らせることと番号札をかならず受け取っておこう。
・系列店をチェックしておく
立ち寄った店舗があまりに混んでいる場合、二時間待っても査定が終わらないかもしれない。この時はまず買い取りスタッフに声をかけ、待ち時間の目安を聞き、あまり時間がかかるようなら近くの系列店にいくことも一つの手だ。
リユースショップのセカンドストリートは全国展開されており、近くに系列店がある可能性が高い。公式ホームページから店舗の場所が検索できるので、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
- 「セカンドストリート」公式ホームページ:https://www.2ndstreet.jp/static/index/purchase-shop
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
・買取同意書を先に記入しておく
自分でできる方法で少しでも待ち時間を短縮したいなら、各ホームページから買取同意書をダウンロードし、プリントアウトして記入しておくことをおすすめする。インク代がかかることや家にプリンターがない人は仕方がないのだが、最近ではコンビニエンスストアでもスマホに表示した内容をプリントアウトできるようになっており、印刷に出すことができたら家でゆっくり記入できるので便利だ。
また、このやり方は買取同意書にハンコが必要なときに家で押すことができ、持ち出さなくていいので防犯の面でも安心だ。買取同意書は買取契約に必須なので家で書けるものは書いていこう。査定が早く終われば、後は書類を提出して身分証明書をスタッフに確認してもらうだけなので早い。
3.自分が用意するもの
買い取りを利用するときに多くの店舗で必要になるのが次の確認事項だ。
- ・氏名
- ・住所
- ・職業
- ・年齢
そしてこれらを確認できる証明書。
- ・運転免許証
- ・パスポート
- ・年金手帳
など
待ち時間を短くしたいなら自分で持参しなければいけないものは確実に持っていこう。以上のものは提示できないと買い取り自体出来なくなるものなので、めんどうだからと省略しないようにするのが大切だ。査定前に店員が身分証明書を確認する店舗もあるので指示に従おう。
4.買い取り待ち時間はどのくらい
お店によって差はあるものの、扱う商品が古本で待っている人がいないのなら買い取りスタッフが商品を見た瞬間査定完了することもある。マニュアルに沿って査定しているところでも有名タイトルの査定額は頭に入っているスタッフが多いためだ。
しかし貴金属、時計の査定ではしっかり細かい部分までチェックすることが要求されるためプロである買い取りスタッフでも10分以上時間がかかることもざらだ。休日のリサイクルショップでは客足も多いため、買い取りカウンターに列ができることもある。こうなると一時間かかることもあるので、待ち時間に外出したり他の用事を済ませておこう。
どちらにせよ買い取りスタッフに時間を確認するのが一番早い。
5.まとめ
買い取り時間を短縮させる方法はいくつもあることがわかった。ポイントは
- ・時間帯に注意
- ・スタッフの作業をしやすくする
- ・暇つぶしを用意していく
この3つだ。
ここまで用意していても時間がかかることもある。買い取りスタッフも少ない数で細かい商品を連続で査定している。できるだけ落ち着いて待つことを心がけたい。