Amazonギフト券などのギフト券を高価で買取している買取サイトといえば、まず思い浮かぶのは買取ボブだろう。数多あるAmazonギフト券買取サイトのなかで、最も買取件数が多く口コミ数も多い優良店として有名な買取サイトだ。ただ、買取ボブには優良店といわれつつも、これまでいくつか買取のトラブルが発生しており、なかには警察へ通報されかねない状況になったケースもある。
そこで今回は、Amazonギフト券を買取してもらいたいと思っている人に向けて、買取ボブで実際に起きたトラブル情報を調査してみた。Amazonギフト券を売却する際のトラブル回避の策としてぜひ本コラムを活用してほしい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
買取ボブとは
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取ボブのトラブルに関してお伝えする前に、買取ボブとはどのような業者であるのか、会社情報や所在地、買取サイトの情報などをまずは確認しておこう。
買取ボブの詳細
- 社名
- お魚通販.com株式会社
- 所在地
- 東京都町田市原町田2-3-1 守屋ビル102
- 許可
- 東京公安委員会許可店第308841707262
- 事業内容
- 金券、チケット及び商品券の買取サービス
- 営業時間
- 年中無休24時間受付 電話での対応は9:00~19:00
- 最低買取金額
- 3,000円
- 買取上限金額
- なし
- 振込手数料
- 完全無料
- 買取率
- 日々変動するため、当日の買取率はホームページでリアルタイムで表示されている
買取ボブは、金融機関のモアタイムシステムを利用し、深夜でも24時間振込を可能にしている。また、買取サイトのなかには、古物商営業許可を取っていない業者もいるが、買取ボブでは、古物商許可証をサイト内でしっかりと明記している。嘘偽りのない情報をきちんと明記することで、利用者の信頼を得ているといえるだろう。
また、買取ボブは、Amazonギフト券をはじめとする金券やチケット、商品券を買取する業者だ。電話での対応は時間が限られているが、買取の受付や振込には24時間対応している。
Amazonギフト券はただ持っているだけでは、Amazonのサイト内で買い物する以外使いみちがない。だた、急に現金が必要になった場合には買取ボブのような買取サイトを利用すれば、即換金が可能なため利用者が増え続けているのだ。
買取にいたるまでのステップ
買取ボブでの、買取にいたるまでのステップは以下のとおりだ。たった4つのステップをふむだけという非常に明確で簡単な方法のため、利用者にはわかりやすいサービスとなっている。
- 1.買取ボブのサイトから買取依頼を申し込む
- 2.身分証明書や振込先口座の登録
- 3.買い取ってほしいギフト券情報を送付
- 4.振込完了
買取ボブが優良店だといわれる理由
その他にも、買取ボブが優良店だといわれる理由をいくつか挙げていこう。
買取率が明確
実はギフト券の買取率は、為替や金の価格のように毎日変化している。そのため、買取ボブではAmazonギフト券をはじめ、iTunesギフト券やGoogle Playギフト券の買取率など、最新の情報を常にリアルタイムで表示しているのだ。
しかしながら買取サイトによっては、最高買取率を大きく前面に打ち出して提示している場合が多い。勘違いしやすいのだが、最高買取率は、あらゆる条件がすべてそろった上での買取率だ。そのため、買取してほしいギフト券の額面が少なすぎたり、利用が2回目以降だったりすると、途端に買取率がガクンと下がってしまうのだ。
たとえば、買取サイトによくある表示だが、仮に最高93%と書かれていたとしよう。多くの利用客は、自分が持っているギフト券も93%で買取してもらえるものと思って依頼するのが普通だ。だが実際には、初回利用が条件だったり、額面が30万円以上のギフト券でなければ93%以上の買取率が適用できなかったりといったケースがほとんどなのだ。
買取ボブでは、初回買取の買取率を完全保障としているだけではなく、2回目以降の利用の場合や額面に応じた買取率を明確に提示している。そのため、自分の持っているギフト券の買取率がはっきりわかるため、安心して利用できるだろう。
振込手数料が無料
買取ボブでは、振込手数料やその他の利用手数料は一切発生しない。仮に買取ボブを初めて利用し10,000円のAmazonギフト券を88%で買い取ってもらったとしよう。口座に振り込まれる金額は、買取率88%の提示どおり、8,800円キッカリである。振込手数料が引かれることが一切ないのだ。
ギフト券の買取サイトのなかには、振込手数料が一律かかってしまうところもある。他にも、申込金額が低いと振込手数料が発生するところや、買取サイトが指定する金融機関では無料だが、その他の金融機関では有料と書かれている買取サイトもあるのだ。
仮に10,000円のAmazonギフト券を88%で買い取ってもらったが、振込手数料が税込み216円かかったとしよう。10,000円にかかる手数料が200円ならば、2%が差し引かれていることになる。すなわち、買取率は88%から86%と下がってしまうのだ。
手数料といってもたかが数百円だとあなどってはいけない。買取ボブを利用すれば手数料は完全無料だ。
振込されるまでの時間が明確
買取ボブは、買取してもらったギフト券の現金が、実際に口座へ振り込まれるまでの時間が明確に提示されている。他の買取サイトでは、実際に振り込まれるまでの時間ではなく、最短5分などという一番早く振り込まれる時間だけを記載しているサイトがほとんどである。最短ということは、それ以上待たされるケースが多いことがわかるだろう。
買取ボブも最短10分で振込完了とは書かれている。しかし、振込されるまでの時間が早い即日プランでは60分以内、少し遅いゆとりプランでも、120分以内には振込が完了する旨をしっかり明記している。
そして、一番注意しておかなければならない点は、振込対応時間だ。24時間営業を謳う買取サイトは多いが、それが意味するものとは、申込は24時間いつでもOKというだけで、実際の振込は翌営業日ということも少なくない。金曜日の夜に現金が必要になったので申込をしてみたら、振り込まれたのは月曜日の昼だったということにつながってしまうのだ。
ギフト券を買取してほしいなら、24時間振込可能と明記されている買取サイトを選べば問題はない。買取率が明確で、振込手数料も完全無料、振込されるまでの時間も明確に表示されているなど、買取ボブは、Amazonギフト券の買取サイトとしては、非の打ち所がないようにみえる。
Yahoo!知恵袋で見た買取ボブのトラブル
では、なぜ警察に通報される状況にまで発展するトラブルが発生してしまうのだろうか。買取ボブとのトラブルに発展した情報とYahoo!知恵袋で相談していた内容をピックアップして、どのようなトラブルがあったのかを調査してみた。
転売サイトで購入したAmazonギフト券が使用済みだった
買取ボブにAmazonギフト券を買取してもらい、無事に銀行口座への振込を確認できた。しかし、その後買取ボブから電話があり、該当のギフト券は使用済みのため返金を求められたというものだ。
このケースでは、売却した人にはAmazonギフト券を登録した覚えはない。しかし、Amazonギフト券を購入したのはAmazonのサイトではなく、他の転売サイトから購入したあと、買取ボブに売却したというのだ。
結局、返金にいたったのかどうかは定かでないが、Amazonから直接ギフト券を購入したのではなく、転売サイトからの購入というのが問題だったらしい。ギフト券は正規で購入したものでなければ売却できないと心得ておこう。
カード型のAmazonギフト券を売却してしまった
買取ボブにAmazonギフト券を売却したあと、しばらくしてから返金を求められたとの相談だ。確認してみると、Eメールタイプのギフト券ではなく、カード型のものを買取ボブに売却していたようだ。
買取ボブでは、3日以内に返金に応じなければ法的措置を取るといってきたらしく、慌てて知恵袋に相談していた。結局はEメールタイプでしか買取していないが、間違ってカードタイプを売却したため返金となった。
買取ボブでは、Amazonギフト券はEメールタイプのものしか買取をおこなっていない。もし手元にカードタイプのものがあるのなら、カードタイプでも買取をおこなっている業者に買い取ってもらえばトラブル回避につながるだろう。
警察へ通報?使用済みのAmazonギフト券
Amazonギフト券を買取ボブに売却すると、使用済みのため返金を指示されたが、適当に対応していると警察へ通報するといわれたという案件だ。3,000円くらいの少額で警察は動くのか、返金しなければならないのかといった相談内容だった。
相談者は本気で警察が動くことを心配しているだけではなく、個人情報がヤバイ組織に流されるのではないかと心配しているのだ。だが、この問題は3,000円くらいで警察が動くのかという金額の問題ではない。そもそも使用済みのAmazonギフト券は売却できないのだ。
振込時間が300分といわれメールもこない
買取ボブの振込時間が月初なので忙しく、300分といわれてしまった。サイトには最短10分と書かれているのに5時間もかかりメールも来ないため、買取ボブは詐欺ではないのかという相談内容だ。
買取ボブをはじめとする買取サイトは、月初での取引は時間がかかるものだ。いくら最短10分と書かれていても、月初に利用するならゆとりを持って申し込もう。結局、相談者の口座に振り込まれたかどうかはわからないが、相談者と同じような状況の回答者には、買取ボブからの振込があったということなので、無事に解決できたのだと思いたい。
買取ボブの返金、トラブル情報を調査してみたが、いずれもすでにアカウントに登録してしまったAmazonギフト券を売却していたり、買取できないタイプのカード型を誤って売却していたりといういう内容が多かった。
どうすればトラブルを回避できるのか
では、買取ボブをはじめとする買取サイトでAmazonギフト券を売却する際、どのような点に気をつければトラブルを回避できるのかを考えてみよう。
アカウント登録済みに注意
Amazonギフト券などのギフト券は、一度アカウントに登録してしまうと売却することはできない。買取ボブのトラブルのなかで最も多いトラブルが、アカウント登録済みというものである。
よく間違うのだが、アカウントにギフト券を登録すると、使用可能な金額が確認できるため、買取してもらえると勘違いしてしまうのだ。アカウントに登録した状況を使用済みというのであって、ギフト券を利用して買い物をして残高がゼロになるのを使用済みというのではないということだ。
JCBのギフトカードやクオカードなどのよくある紙の商品券は、利用して初めて使用済みとなる。だが、ネット上で利用するタイプのギフト券は、自分のアカウントに登録した時点で使用済みとなってしまうことに注意しよう。
詐欺サイトに注意
ギフト券を買取しているサイトのなかには、最初からお金をだまし取ることを目的とした詐欺サイトが存在しているのは確かだ。ギフト券の買取を申し込んだら、お金が口座に振り込まれることなくサイトが消えてしまっていた、必要のないクレジットカードの情報を聞き出そうとしてきたなど、詐欺サイトにはいくつか共通点がある。
買取サイトが安全かどうかは、口コミを見たり実際に利用したことのある人に確認したりしておこう。また、買取サイトに連絡する際には、電話だけではなくメールでも問い合わせてみて、その内容を保存しておくことが重要だ。
あまりにも高い買取率に注意
買取率が他の買取サイトより、頭一つ抜き出ているような高い買取率の場合は、詐欺サイトの可能性がある。買取率はサイトによって違っていて当たり前なのだが、他のサイトとはかけ離れた高い買取率を掲げている場合は注意しておこう。
まとめ
今回はYahoo!知恵袋内にあった、買取ボブの返金などのトラブル情報を調査してみた。トラブルの多くは、ギフト券の使用済みの見解の違いが原因だった。ギフト券は一度アカウントへ登録してしまうと、アカウント内に金額が残っていても、他のアカウントへ登録し直すことができなくなっている。
そのため、まだ利用できると勘違いをして買取サイトに買取を依頼し、現金が振り込まれたあとで使用済みだったことがわかるというものだ。買取ボブにしてみれば、当然返金を申し出るだろう。
トラブルを起こさないためにも、自分が所持しているギフト券がアカウントへ登録済みかどうかを確認してから買取を依頼しよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策