資格に合格すると、これまで使っていた参考書は不要になる。ただ、「もう使わないから」といってそのまま捨ててしまうのはもったいない。資格参考書は高値で売れる可能性もあるので、捨てるくらいなら売ってしまったほうがいい。
資格参考書を少しでも高値で売りたいなら、売る場所をしっかり選ぶ必要がある。自分が選んだ業者によって買取価格が大きく異なってくるため注意が必要だ。事前に高値で売る方法を知っておけば、後悔することもない。尚、人気の参考書であれば書き込みや汚れがあっても売れるため、古紙や燃えるゴミとして捨てて処分してしまうのではなく、出来るだけ買取を依頼しよう。次に買ってくれる人の手に渡ることでリユースされ、地球に必要な資源の再利用に貢献できる。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
どんな資格参考書が売れるのか
人気の資格の参考書ほど高く売れると思ってしまう人が多いかもしれないが、こういった本は流通も多いため、買取価格は安くなりやすい。以下に挙げるような資格の中でも少しニッチだが一定の需要があるといった資格ほど高く売れやすい。
- 心理カウンセラー
- 調剤事務
- キャリアコンサルタント
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 精神保健福祉士
- 登録販売者
- 保育士
- リンパドレナージュ(マッサージ)
- CAD
- 司書・司書補
- 産業カウンセリング
- 税理士
- リフレクソロジー
- 動物介護士
- トリマー
- 動物看護師
- 着付け
- ベビーマッサージ
- アロマテラピー
- ネイル
- 介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)
- 簿記
- 実務者研修(介護福祉士養成)
- 医療事務
- 宅建士(宅地建物取引士)
- 小学校教諭・幼稚園教諭・日本語教師
- 社会福祉士
- 地方公務員上級
- 登録販売者
- 建築士
- 公認会計士
- Excel(エクセル)
- ペン字・ボールペン字・筆ペン
- 中小企業診断士
- 土木施工管理技士
- 弁護士・裁判官・法務
宅配買取を利用する
「参考書を買取してくれるお店が近くにない」「仕事が忙しくてお店の営業時間内に間に合わない」という人に便利なのが、宅配買取サービスだ。宅配買取なら全国どこからでも申し込むことができるため、自宅近くに買取業者がいない場合に役立つ。
最近はホームページで宅配買取を受け付けている業者が多いので、パソコンやスマホから簡単に申し込むことができる。宅配買取なら、要らなくなった参考書をダンボールに詰めて送るだけで現金化できるため、手間がかからない。
また、わざわざお店に持ち込まなくても手軽に売却できるため、時間をかけたくない人に最適な方法だ。ネットから申し込めば、宅配業者が自宅まで本を引き取りに来てくれるため、大量の参考書を一度にまとめて売りたい時に役立つ。
現在は様々な業者が宅配買取を行っているが、業者によって送料が発生する場合とそうでない場合があるので注意が必要だ。「10冊以上で送料無料」というように、事前に冊数が指定されている場合もあるので、利用前によく確認しておく必要がある。
売っ得ドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
売っ得ドットコムは本も買取している宅配専門の買取サービス。資格参考書はもちろん、その他の書籍やDVD、CD、ゲームなどの不用品も高値で買い取ってくれる。申し込み前に1秒で結果がわかるオンライン査定が利用できるので、買取前の参考になる。
宅配買取の方法は、申し込み後自宅にある段ボールに品物をつめて、集荷に来る配送業者に渡すだけでOK。めんどうな自宅からの持ち出しや宛名書きはすべて任せることができるので、わずらわしい作業は不要だ。配送料や手数料も無料で利用できるので、自宅に不要な資格本があるなら一度試してみよう。
ネットオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ネットオフなら送料無料の宅配便で買取してくれるため、無駄なコストがかからない。参考書だけでなく、DVDやゲームソフト、ブランドバッグやデジタルカメラなど、様々なジャンルの商品を宅配買取できるため、参考書と一緒に不用品を一度にまとめて売却できる。
申し込む際に依頼すれば、集荷の前に宅配買取キットを無料で送ってもらうことができるので、自宅にダンボールがない場合でも安心だ。
さらに、最近は店舗を持たずに宅配買取を専門にしている業者もあるので、そのような業者に依頼すれば高額査定が期待できる。店舗を持たない業者は、人件費など余分なコストがかからないため、その分査定額UPしてもらえる可能性がある。
古本買取業者に依頼する
資格参考書の一般的な売却方法は、古本買取業者に依頼することだろう。語学資格の参考書や宅建参考書は需要が高いため、業者に依頼すれば高値で買取してもらえる可能性がある。電験や電気工事士など発行冊数が少ないニッチな資格も値崩れが起きにくいため、高額買取を期待できるだろう。
大手チェーン店のブックオフや古本市場、ゲオ
また、ブックオフや古本市場など大型チェーン店なら、サービス内容が充実している上に全国各地に店舗があるため、不要になったらすぐに売りに出しやすい。大型チェーン店は幅広いジャンルの古本に対応しているため、資格参考書と一緒にいらなくなった本をまとめて売ることができる。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大型チェーン店なら名前も有名なので、初めての人も安心して利用できるだろう。定期的にキャンペーンなども行っているため、タイミングがよければ、通常時よりも高値で買取してもらえる可能性がある。
ただし、大型チェーン店だと買取価格がマニュアル化され、どの本も一律料金で買取される場合が多いので、高値がつきにくいデメリットもある。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オークションのヤフオク・フリマアプリのメルカリ等に出品する
あまりに古い資格参考書だと、専門業者でも買い取りしてもらえない場合がある。その場合はオークションサイトのヤフオクやフリマアプリのメルカリに出品してみるといいだろう。業者に買い取りしてもらう場合と違って、オークションやフリマは個人取引になるため、思わぬ高値がつく可能性もある。
欲しい人がいれば、相場よりも高い価格で売却することも可能だ。実際に、買取業者に依頼するよりもオークションやフリマに出品したほうが高値で売れたケースは多々あるため、試してみる価値はある。
ただし、オークションやフリマに出品するとなると、出品作業や発送などすべて自分で手続きしなければならず、手間がかかる。最近は出品作業に手間のかからないフリマアプリなどもあるため、出品作業が面倒な人はこのようなサービスを利用するのも一つの方法だ。
ただし、オークションやフリマに出品したからといって、必ずしも高値で売れる保証はない。高値で売れるまで時間もかかるため、「今すぐ現金化したい」という人には不向きだ。また、オークションやフリマは個人との取引になるため、落札者からクレームをつけられる可能性もある。
オークションやフリマに不慣れな人だと、利用者からの質問に苦慮することもあるだろう。そのようなデメリットもきちんと考慮し、利用すべきかどうか慎重に判断する必要がある。
普段オークションやフリマを使い慣れている人なら、この方法が一番だが、出品作業をする時間がない人や、すぐに現金がほしいという人には向かない。手間暇かけずにすぐに売却したいなら、最初から買取業者に依頼した方がいいだろう。尚、フリマサイトのようなテイストで無料で譲渡したり、貰うことができるジモティーというサイトも多くの人に使われている。
高額買取のコツ
少しでも査定価格を上げたい人に向けて高額買取のコツについて紹介しよう。
綺麗な状態で売る
1円でも高く買取してもらいたいなら、綺麗な状態で売ることが鉄則だ。当然ながら、使用感のない新品が一番高値で売れる。資格参考書を高値で売りたいなら、できるだけ新品の状態に近づけることが大事だ。書き込みがないだけでも、高値で買取してもらえる可能性がある。
日焼けや汚れがなく、新品のように綺麗な状態であれば、高額査定を期待できるだろう。逆に、匂いや欠損などがあると減額対象となるため、日頃から参考書の取り扱いには十分注意しなければならない。参考書を保管するときは、日の当たる場所を避けて、風通しのいい場所に保管しよう。
まとめ売り
また、参考書は1冊ごとバラバラに売るよりも、まとめて売った方が査定額が上がる。まとめて売ると査定額がアップしたり、送料無料になるキャンペーンを行っているところもあるので、バラで売るよりお得だ。特にシリーズものの参考書の場合、全部まとめて売れば査定額も大きくアップする。
早めに売る
さらに、本は時間がたつにつれて需要が下がってしまうため、要らなくなったら早めに売りに出す必要がある。特に資格参考書は改訂されることが多いため、改定前の参考書だとほとんど売れず、査定額も大きく下がってしまう。
資格試験は年によって出題範囲が大きく変更されることがあるため、相場が変わりやすい。発売してから1年しかたっていない本でも買取価格に大きな差が出てしまうため、要らなくなったら1日でも早く売りに出した方がいい。
「売却するのが面倒だから」といって自宅に保管したままだと、いつの間にか値段が下がってしまい、高値で売れなくなってしまう可能性があるので要注意だ。
付属品をそろえて売る
CDやDVDなどの付属品がある資格参考書は、全部揃えてから売却しよう。一つでも付属品が欠けていると、それだけで大きな減額になってしまう。問題集であれば、別冊の解答もきちんと付けて売りに出そう。
付属品の有り無しで査定額が大きく変わってしまうので、普段から無くさないようにしっかり管理しておかなければならない。付属品が全部揃っていても、汚れがあると減額される場合があるので注意が必要だ。CDやDVDなどの付属品がある場合は、ディスク表面の汚れを拭き取ってから売りに出そう。
売るタイミング
売るタイミングによって査定額が変わる場合もある。資格試験が近づいてくると参考書の需要が高まってくるため、古い本でも高値で買取してもらえる可能性がある。
逆に、試験が終わってしまうと需要が減るため、人気の高い資格参考書でも安値で買取されてしまうことがある。少しでも高値で売りたいのであれば、タイミングを見計らって、チャンスを逃さないようにすべきだ。
その他にも、買取業者では期間限定でキャンペーンを行うことが多いため、うまく活用すれば査定額が大幅に上がることもある。ホームページなどでキャンペーン情報が紹介されていれば、積極的に活用しよう。
専門店を利用すると間違いなし
資格参考書を少しでも高値で売りたいなら、一般的な古本買取業者に依頼するよりも、資格参考書買取専門の業者に依頼するのがいい。専門業者であれば、専門スタッフが1点1点丁寧に査定してくれるため、高値がつきやすくなる。
本屋で販売されている資格参考書だけでなく、通信教育の教材なども幅広く買取してくれるため、使い終わった教材の処分に悩んでいる人の役に立つだろう。
資格参考書を売る際、普通の古本屋は利用しないほうがいい。漫画や雑誌などしか扱っていない古本屋に売りに出しても、適正価格で買取してもらえないことが多い。本来高値で売れたはずの参考書が数十円といった低い価格で買取されたり、値段さえつけてもらえなかったりすることもあるので注意が必要だ。
「近所の古本屋だから」といった安易な理由で業者選びをするのは避けるべきだ。大損したくないなら、参考書の価値がわかる専門業者に買取を依頼しよう。
書き込みやマーカー線、折れ跡があっても売れる可能性がある
資格参考書にマーカー線などの書き込みがあると、買取してもらえない場合がある。書き込みが一箇所しかなくても、減額されたり買取してもらえなかったりする場合があるので要注意だ。
買取業者の中には、書き込みのある本でも積極的に買い取りしてくれるところもあるが、このあたりの対応は業者によって大きく異なるため、事前によく確認しておく必要がある。鉛筆などで書き込んだ部分があるなら、事前に消してから査定に出そう。
資格参考書は書き込みの有り無しで査定額が大きく変わるため、「あとで売りに出そう」と決めているなら、書き込みをせずに丁寧に使う必要がある。どうしても書き込みしたい部分があるなら、付箋などを使って直接参考書に書き込まないように注意しよう。
ただし、裁断した本やページ破れのある本、過度な水濡れや傷みの激しい本は、どの業者でも買取してもらえないので注意が必要だ。
また、資格参考書を売却する際は、業者選定を慎重に行う必要がある。名前の知られた大手業者なら大丈夫だが、あまり知られてない業者に買取を依頼すると、対応が雑だったりトラブルに発展したりする可能性がある。
そのような事態を避ける為にも、事前にインターネットなどで業者の口コミをチェックして、悪い評判のある業者は利用を避けよう。
まとめ
古本買取業者やオークション・フリマに出品する、宅配買取を利用するなど、資格覚参考書を売る方法は様々ある。古本買取業者に依頼する際は資格参考買取専門の業者に依頼することをオススメする。専門業者であれば高値が付きやすく、安心感がある。
オークションやフリマは高値で売りやすいが、個人間での取引なのでトラブルが起きやすく、時間もかかる。宅配買取は自宅にいながら買取ができ、査定額をアップしてくれる可能性もある。時間をかけたくない人にもオススメできる。
買取に出す際は綺麗な状態で出し、付属品をそろえて出すなど少しでも高く売却したい人は様々な工夫をすることで高額買取を実現することができる。今回の記事を参考により高額で買い取ってもらおう。