アクセスチケットや甲南チケット、大黒屋といった有名な金券ショップは、図書券や商品券、グルメ券などの金券を購入するだけの場所ではなく、買取をしてもらうといった利用法もある。とはいえ、初めて金券を買取して貰う際にどのくらいの買取還元率なのか、どうすれば高く売れるのかなどわからないもの。このコラムでは買取で金券ショップを利用する場合の注意点やポイントについてお伝えしよう。

Gift Cards / 401(K) 2013
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
人気の商品券の買取はレートをしっかりと比較する
商品券は、お中元やお歳暮、キャッシュバック、景品などとして受け取ることがある。しかし、すぐに利用する機会があるわけでもなかったりする。そのような場合は金券をいつでも使えるように現金に交換しておきたいところだ。そんな時、金券買取サービスを検討することになる。金券ショップへ行く、またはネット買取をする場合であっても必ず買取レートは決まっている。
買取レートはほぼ下回る
買取レートは100%を割ることが多く、例えば97%だとすると、1,000円の商品券を970円で買い取ってもらうことになる。額面以上で売れるということは無いと考えたほうが良い。
例えば、その商品券を980円で買ってもいいという人が現れればその人は1,000円分の商品券を使えるのでメリットがあり、他方買取業者にとっても買取値以上の価格で売れるため利益が出ることになる。
買取りレートは商品券の種類や金券ショップによっても違う
レートは商品券の種類や金券ショップによって違い、基本的にはその金券がどれだけ人気なのか、言い換えれば流動性が高いかどうかが分かれ目のポイントである。とはいえ、だいたいは同じような買取レートの水準に落ち着くので、全体的にレートより高い金券ショップに買い取ってもらえばいいだろう。
ある金券の買取レートが高いチケット屋は他の金券も高く買い取りしてくれる場合が多い。チケットによって得意不得意が出るというケースはやや少なそうだと言える。ライブのチケットなどは少し例外的であり、取扱いの無いお店も多い。
利用機会のない金券はレートが低くても換金するべき

図書カード春の新作 / miki7500
デパートの商品券なら買い物で使用することも多いと思うが、あまり利用しないような商品券を手に入れてしまった場合もある。例えば、図書カードやCDギフト券は全く利用しないという人もいる。使用する場所が限られている金券は別の誰かに利用してもらったほうがいい。下手に根気よく持ち続けるのでなく適切な売り時で売るようにしよう。
有効期限がある金券は早急に売る
案外、いざ使ってみて元を取ろうなどと考えているとあまり欲しくないものを買ってしまうし、得てしてそういう場合は欲しいものがドンピシャで売られていなかったりするものである。特に有効期限があるような金券の場合は買取レートが低くなる。早く換金することで価値がゼロになるのを防ぐことができる。
ネット業者や宅配買取など買取業者はいろいろ
金券ショップは店舗だけでなくネットや宅配買取サービスもあり遠方でも買取してくれる。ネットであればより高く買い取ってくれる業者をじっくりと選ぶことができるわけだ。
実店舗をいくつか回るのは相当骨の折れる仕事だし、密集している地域なんて東京では新宿や池袋、渋谷といった中心街に限られる。また、アマゾンギフト券なども多くの人が手にして使っていることもあり、多くの買取サービスが立ち上げられ専門買取業者の高額査定がつくようになっている。

株主優待を金券ショップで買取してもらう
株式投資を行っている人は決算期ごとに、配当金や株主優待でお金や商品、金券をもらうことがある。株主優待券でも買取ができるものとできないものがあるようだ。株主優待の種類と買取価格が公式ウェブサイト上に別々できちんと掲載されている金券ショップを選ぶといいだろう。
株主優待は使用期限の3ヵ月前までに売る
株主優待の買取で注意することは使用期限があるものがほとんどだということ。その場合、できれば3か月前には売り払っておきたい。上記とも重なる話であるが、売り時を逃さないこと、これに尽きる。
交通機関、テーマパークは休暇前に売る
鉄道や航空系、テーマパークは休暇前に買取してもらうといいだろう。使わない商品券や食事券は買取レートを考えてよりレートの高い金券で受け取る手配をし、株主優待が送られてきた後早々と買い取ってもらうのがいいだろう。金券は貯めて持っていてもあまりメリットは生まれない。ササッと売ってしまおう。
おたからやでは株主優待券も扱っている
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品や金券の買取を行っているおたからやでは、株主優待券の買取も可能だ。有効期限残が少ない物については買取りが難しい場合もあるが、基本的には1か月以上有効期限が残っていれば買い取ってくれるようだ。株主優待券は有効期限残が3か月以上ないとなかなか取扱してくれない業者が多いが、おたからやであれば駆け込み買取にも柔軟に対応してくれそうだ。
とはいえ、早めに買取してもらう方が高額買取になるのは確実なので、使う予定のなさそうな優待券があるなら早急に売ることをオススメする。
利用しないならもらったすぐあとに買取に出そう
今回は金券ショップで買い取ってもらう際のポイントや注意点についてまとめた。人気の商品券は買取レートに気を使い、利用しない金券はレートが低くても早々と買い取ってもらうほうがいいだろう。株主優待も、利用しないならもらった後すぐに買取してもらえば無駄になることはない。
amazonなど電子ギフトを売るならギフティッシュ(Giftissue)といった個人売買サイトもおすすめだ。個人売買サイトであれば中抜きされることが無く、非常に高い価格で売れる可能性が高い。もちろん買い手がつくまで待たなければいけない面倒さはあるものの、定価に近い値段で売れるに越したことはない。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
金券をあと5%高く買い取ってもらうためには
金券を少しでも高く買ってもらうためにはどうすればいいか、ポイントを紹介したい。いくつかポイントに分けて詳細な説明をする。
地域や店舗によって買取額に差がある
同じ大黒屋であっても、地域によって高額買取してもらえるかどうかが変わってくる。インターネットで調べると、店舗によって何を買い取りたいか、を明記している場合がある。また、高級バックなら○○支店!というように書かれている場合も。それは、在庫が足りなかったり、地域別に年齢層など人気の商品が変わってくることにある。
足りないものは揃えたいので高く買い取られやすいし、その地域でニーズの高いものが高く買い取られる傾向にあるのは当然だ。可能である限り近い店舗での買取が好ましいが、少しでも高く買い取ってもらえるのであれば調べる価値はあるだろう。
事前に電話して買取率を確認する
事前に電話で買取率を確かめるのも得策だ。基本的には、ホームページ上の情報や店頭に書かれている情報を参考にすれば良い。飛び込みで行くと足元を見られる場合もあるので注意が必要だ。
現金に早く還元したいと見られると通常の買取率よりも低い率で買い取られる場合がある。例えば、金券を95%で買い取っている場合でも、売る側の焦りが見えると、94%に下げて提示された例もある。
通常よりも安く買い取られる事態を防ぐには、事前に電話して確かめておくのが良い。あらかじめ電話で聞いた事実を作っておくと、先ほど電話した○○ですが、というように伝えられるため、足元を見られることはないだろう。
買取率もそこで聞いているため、店頭で変更されるといったことはまずない。ひと手間かかるが、すぐに確認できるのでやっておきたい。
また、事前の確認は、複数の店舗の比較ができるという意味でもチェックしておくと良い。さらに、在庫の状況などで買取価格は変わるため、在庫の状況を聞く意味でも電話での問い合わせは有効だろう。電話でなら、複数件に問い合わせたとしてもそんなに労力はかからない。在庫状況は特に価格を左右するので聞くポイントとして抑えたい。
店頭で見積書をもらう
また、買取の際に見積書をもらうのも重要である。事前に電話で買取率を確かめられなくても店頭で見積書をもらうのも手段である。見積書で買取率をその場で確認すれば、安く買い取られているかどうかに気づけるはずだ。特に、1万円以上など、高価なものを売る場合は、買取率によって、受け取る額に差が出てしまうため、見積書をもらうことをお勧めする。どういった内訳かを確認した上で納得できる取引をしよう。
高く買い取ってもらうには保管状態も重要
保管状態が悪いと、同じ効力を発揮する金券でも、査定額は下がってしまう。紙の券の場合は、敗れていたり、汚れていたりすると金券ショップも売りにくいため査定額は下がるだろう。
株主優待券などは、使わないとわかった瞬間に早めに売ることをお勧めする。綺麗な状態で保つということのほか、有効期限がある場合に、それを過ぎてしまうともったいないことになってしまう。有効期限を過ぎないうちに、不要と思ったものについてはすぐに売ろう。保管状態を良くしておくというよりは、早く売るのが良い。これは、何を売る場合にも共通して言えることである。
まとめ
少しでも高く買い取ってもらうための秘訣を抑えた上で、金券ショップに足を運ぼう。単価が高いものであればあるほど、これらの策が有効に働くこと間違いなしだ。また、季節ものであったり、期限のあるものについては、持っていてもメリットはないので、すぐに売りに行くべきだ。