香木の鑑定は非常に難しい。木の見た目がどんなに良くても香りによっては価値が出ないこともあり、専門知識が求められるジャンルだ。香木の取り引きはプロに依頼するようにしよう。

引用:日本香堂
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熟練の鑑定士が査定!おすすめの高価買取専門店
香木の査定は、熟練の鑑定士が在籍する専門店に依頼するのが安心。おすすめの買取店をいくつか紹介するので、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
【PR】日晃堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
香木の買取なら日晃堂(にっこうどう)と言われる程、香木に精通している骨董買取店。香木の買取も強化しており、その中でもとりわけ「伽羅」と「沈香」を絶賛買取強化中とのことだ。香木に精通した査定士が査定を行うため、相見積もりにも自信がある。
絵画や掛け軸といった美術品の買取にも力を入れており、その豊富な知識や目利きの良さに信頼できると評判だ。
繊細な香木は梱包や持ち運びに注意が必要だが、同社は自宅で査定してもらえる「出張買取」があるので安心。出張費用は全国どこでも無料とのことだ。1点のみの査定もOKなので、ぜひ気軽に利用してみてはいかがだろうか。
福和堂
福和堂(ふくわどう)は美術品や古書、遺品などを専門的に買い取っている。香木の買取も強化している。合わせて香道具の査定も可能なので、お持ちの方はまとめてみてもらうといいだろう。関東を中心に出張買取をおこなっているが、相談内容によっては遠方でも出張してもらえることがある。小さめの香木は、ていねいに梱包して宅配買取を利用するのがおすすめだ。
麻布 香雅堂
麻布 香雅堂(こうがどう)は、香道具や香木、お線香といった和の香りの専門店。買取・販売どちらもおこなっており、その幅広い知識でファンを獲得している。基本的に鑑定料は無料だが、オークションなどで購入を検討している香木の鑑定、もしくは企業としての業務目的における鑑定を希望する場合には、鑑定費用がかかることもあるそうだ。
買取は店頭買取をメインとしており、店舗は麻布十番駅から徒歩1分とアクセス抜群。宅配買取にも対応しているので、遠方の方は一度相談してみることをおすすめする。
「香木かも」と思ったら専門家へ相談しよう
素人目には分かりづらいが、「香木」は希少価値のある高級品。知らずに処分してしまうと、大きな損をしてしまうこともあるのだ。床の間の飾り木や、インテリアの木々から" いい香り " がしたら、それは「香木」のサインかもしれない。
香木とはどんな植物なのか
香木とは、芳香をもつ樹木のこと。香木を焚いて香りを楽しむ香道に用いられるほか、仏像や数珠、線香に焼香といった仏具に、櫛や扇子などの小細工物などにも使用されている。
香木には種類があるが、骨董品の買取業者が買取する香木の種類は主に「伽羅(きゃら)」「沈香(じんこう)」「白檀(びゃくだん)」の3種類。現在は天然の原木が手に入りづらく希少価値が上がっているため、ここ数年買取価格が高騰し続けているようだ。
香木かどうかを見分けるポイント
最近では、タイやベトナム、ミャンマーなどで人工的に栽培した香木も販売されている。比較的安価なものは模造品である場合が多く、木にドリルで人工沈香油を注入するための穴を開けた跡があれば、なおさら人工物の可能性が高い。
ただ、穴を開けていない箇所のみを「天然」と称して販売していることもあるので、素人が本物か偽物かを見極めることはほぼ不可能。熟練の鑑定士でないと判断が難しいため、まずは気軽に査定に出してみることをおすすめする。
香木はいくらで売れるのか
香木は産地や銘柄、品質によって買取価格に大きな差が出る。金のように質と重量で価値が決められ、品種では値段の低い方から白檀、沈香、伽羅の順となるようだ。
伽羅はベトナムの一部の地域のみでしか産出されないほどの希少種であり、その気品溢れる香りは「至上の宝」として珍重されている。白檀と沈香は1gあたり数百円〜数千円程度の価値となるが、伽羅になると、1g数千円〜数万円、ものによっては10万円以上もの値がつくこともあるようだ。
香木査定時の注意ポイント
前述の通り、香木の鑑定は非常に難しい。骨董に精通しているプロの中でも香木を正確に鑑定できるのは極わずか。では、香木を査定に出すにあたり、注意すべき点について説明していこう。
割れてしまってもむやみに捨てない
実は香木は、割れてしまったり、ポロポロと破片になってしまったものでも買取対象となる。ひと塊りで大きなものに比べると多少価値が下がってしまうが、本来の価値がなくなってしまったわけではない。破片も含めて査定されるので、粉々になってしまったからと自己判断で捨ててしまわないように注意していただきたい。
保管方法に注意
せっかく見つけた香木を売却前に傷ませることがないよう、保管方法にも注意が必要だ。まずは直射日光や高温多湿の場所を避けること。日光の熱によって香りが変わってしまったり、湿度によってカビが生えて腐ってしまうことがあるからだ。
また、香木は他の香りを吸収しやすいので、香りの強いものと一緒に保管しないこと。剥き出しのまま放置せず、チャック式の袋などに入れたり、蓋付きの金属容器や桐箱などに入れて保管しておくと安心だ。
まとめ
今回は、「香木」の特徴や買取価格の決め方、おすすめの買取専門店などについて紹介した。良質な香木は貴金属に匹敵するほどの金額になることもあり、その価値は年々高まっている。自宅で眠っている香木があれば、迷うことなく一度査定に出してみるのがいいだろう。その際にはぜひ、今回紹介した買取専門店を利用してみてはいかがだろうか。