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アメリカで日本の古本を買取してくれるお店まとめ

読了目安:9分
更新日:2022/11/15
公開日:2018/02/02
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本を読むならやはり紙媒体で読みたいという方は多いかもしれないが、困るのが読んだ後の処理だ。日本であれば古書店に持ち込めば済むことだが、海外にいるとそうはいかない。特に完全帰国となると困ってしまうのではないだろうか。日本で簡単に手に入れられるものをわざわざ持って帰りたくない。

アメリカは海外在住日本人が多く住む国だけに、日本語の古本も買取してくれるお店が各地に見られる。そんなお店をまとめてみた。

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日本語書籍の専門店

アメリカでも、昔から日本人が多く住んでいる大都市には日本語の書籍を扱っている書店がある。そういった書店の中でも、特に古書店は古書の買取を行っていることが多い。

個人経営のお店の中にはインターネットの検索では出てこない所もあるので、タウン誌や地元の日本人コミュニティなどにアンテナを張っておくことをおすすめする。本を売りたいと思ったら、まずは近くにある日本語書籍扱いのお店にきいてみたい

シアトルにある「AI Video」

アメリカ合衆国の首都があるワシントン州の最大都市であるシアトルには、アマゾンやマイクロソフトといった巨大企業の本社がある。実は、スターバックスが誕生した街でもある。産業の中心であるとともにアメリカの政治の中枢にも近く、ワシントン大学を始めとして大学も多い。在留邦人が多い街の1つだ。そんなシアトルにあるのが「AI Video」だ。

「AI Video」というだけに、ゲームを含めたCDやビデオといったコンテンツの扱いが多い。以前は、「AI Books」という名前で書籍をメインに扱う古書店だったので、書籍の扱いもあり、買取もあった。シアトルの日本語情報サイト「YOUmaga.com」にも記載がある。ただし、状況は変わりえるので電話などで確認してほしい。

住所
606 Maynard Ave S, #103, Seattle, WA 98104
行き方
Maynard Avenue とWeller Street の交差点の近く
電話番号
+1(206)621-9573
YOUmaga.comリンク
www.youmaga.com/

郵送での買取もしてくれる「正直屋」

日本領事館があり、アメリカ最大の日本人街「リトルトーキョー」がある街ロサンゼルス。観光地としても人気が高いロサンゼルスには、4万2千人ほどの日本人が暮らす。日本の小規模な市町村に当たる規模を誇る。大学も多く、留学生も多い。そんなロサンゼルスにあるのが、「正直屋(Shojikiya)」だ。

正直屋はリトルトーキョーのアーツディストリクト寄りの端っこにあった。平屋でコンクリート打ちっぱなしの倉庫のような外装が逆にオシャレに感じられるお店だったが、店舗はゲーセンバーになっているという報告もある。

しかし、正直屋には充実したネットショップがあり、こちらでは販売も買取も継続している。全米どこにでも送ってもらえ、正直屋のサイトは、90近いカテゴリー別に分かれており、欲しい書籍を見つけやすい。推理小説だけでも2000冊以上が掲載されており、書籍数も充実している。本の状態についてもカバーなし、汚れアリなど本当に『正直に』記載されている。

価格も古本屋さんらしい価格で手に入れやすくなっている。詳細情報を開けると、本の内容に関する説明もあるので、立ち読み気分になれるのも楽しい。

買取については、ロサンゼルス市内だけでなくビバリーヒルズやサンタモニカを含むロサンゼルス郡やオレンジカウンティ郡、バレー地区などには無料の出張買取サービスがある。郵送での買取サービスも行っている。郵便局が扱っているMediaMailを使うと郵送料の半額をお店側が負担してくれる。本の種類によっては買取不可能なものもあるようなので、事前連絡は必須だ。

正直屋サイト
www.shojikiya-furuhon.com/
問い合わせメールアドレス
info@shojikiya-furuhon.com
問い合わせ電話番号
+1(213)300 6580

全米各地にチェーン展開しているお店

アメリカは広い。日本人街があるほど、歴史的にも日本人が多い地域ならともかくほとんどの街に日本語の古書店はないかもしれない。日本人があまり住んでいない街にもあって、なおかつ日本語の古書籍を扱っているのは、全米にチェーン展開しているお店だ。

全米に展開する古書店「ハーフ・プライス・ブックス(Half Price Books)」

ハーフ・プライス・ブックスは、ダラスに本部を置くアメリカ最大規模の書店だ。全米で120以上の店舗展開をしている。

創業は1972年、ケン・ギュムレとパット・アンダーソンがテキサス州の州都ダラスにあった元はコインランドリーだった場所にオープンした古本屋が始まりだった。40年以上が経過して、120以上の店舗に加えてウェブサイト上の売買も行う、アメリカでも最大規模の書籍販売チェーンとなっている。古書だけでなく、新書の扱いもある。書籍に加えて、レコード屋CD、パンフレットやポスター類なども扱っている。

創業時から続いているモットーは、「印刷されているもの、記録されているものなら何でも売る!昨日の新聞以外なら。」これは単純に何でも扱うということを指しているのではない。扱うものを検閲しないという意味がこめられている。

古書店に入ると、そのお店のカラーのようなものが感じられて、それがいいという人も多いのではないだろうか。古書店の多くは専門分野があり、そのカラーに合わない本は扱っていなかったりする。数多くの古書店がある所であれば、そういった特徴のある古書店をあちこち回ってみるのも楽しいものだ。

ハーフ・プライス・ブックスはというと、そのカラーは多色だ。ジャンルを問わず、様々な本が並んでいる。例え売る側のポリシーに合わないものだったとしても、店頭に置かれている。

ホームページによると、「その本のタイトルを笑うかもしれないけれど店頭に置く」と書かれている。販売されているのは、書籍だけでなくレコードやパンフレット、ポスターなども含まれ、これらにもそのモットーが適用される。

各店舗には、英語以外の書籍も並んでいる。アジア各国の言葉の中には日本語も含まれ、日本語の小説やコミックス、語学本などもある。

ハーフ・プライス・ブックスは、識字率を高める運動や環境保護のための活動も行っている。これは、古書を扱う業者としての使命と責任を果たす活動と位置付けられている。古書店は、本がそのままの形でリサイクルされるのを助ける組織であると考えると、古書店は環境のためになる活動をしているといえる。

ハーフ・プライス・ブックスは、世界中にあるNGOや組織に本を寄付している。創業44周年を迎えた2016年には100万66冊の本を寄贈した。ガール・スカウト、独立系の教育組織、ジュニアリーグなど、「子供を養う」団体を中心に様々な所に寄付している。多くの書籍を扱うだけに、在庫も膨大なものになるが、このように寄付することによって、返品することなく書籍が読まれるのを支えている。NGOや学校側が寄付を依頼することもできる。

ハーフ・プライス・ブックスは、創業当時から書籍の買取を行っている。英語以外の書籍の販売もしているので、日本語の書籍の買取もしてもらえる。ただし、買取価格は日本の古書店並みと思っておいた方がよい。高い価格では売れないとしても、日本から遠く離れたアメリカで、他の人に読んでもらえると考えると、それでも良いかと思えるかもしれない。

ハーフ・プライス・ブックス:URL
https://www.hpb.com
ハーフ・プライス・ブックス:Twitter
https://twitter.com/halfpricebooks
ハーフ・プライス・ブックス:Facebook
https://www.facebook.com/halfpricebooks/

おなじみの「ブックオフ(Book Off)」がアメリカにもある!

アメリカには、1999年の10月に設立されたブックオフ・USAがある。2000年から店舗展開していて、ロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイに9店舗ある。

日本のブックオフと同じような雰囲気で書籍が並ぶ。歴史、雑学・ハウツー、小説、宗教、語学といったカテゴリーも同様だ。コミックスは、かなり充実している。セット売りのマンガも数多くあり、一冊途中が抜けているとイライラすることなく読み切ることができる。日本と同様に、フィギュアやゲーム類、CDや映画のDVDなども扱っている。

日本のブックオフとの違いは、英語の本が日本語の本と同じくらい置かれていることだろうか。店舗によって、日本語と英語の比率は異なっているとか。

買取に関しても日本のブックオフと似ている。持ち込みの際に予約は不要で直接持ち込める。本の状態によっては買い取ってもらえない場合もあるようだ。本の買取をしてもらう際には、公的な身分証明書が必要、18歳未満の場合、保護者が同伴する必要がある。買取の決済は店長が行うことになっている。

書籍だけでなく、音楽CDや映画のDVDなど扱いがあるものは、買い取り対象になる。ミュージカルや映画のパンフレットなども買取してもらえる可能性がある。ファッション誌などは3か月以内のものであれば、買取してもらえる可能性がある。コミック誌やビジネス誌などは、買い取ってもらえない可能性が高い。

店舗によっては、コンピューターやタブレット、テレビやホームシアター、カメラやビデオカメラ、オーディオシステムやヘッドホン、時計、車載の電化製品やGPS、楽器類なども扱いがあり、買取もしてもらえる。バッグやフィギュア類も買取してもらえる。ただし、これらは扱い店舗が限られているので、問い合わせが必要だ。

ブックオフ・USA:URL
www.bookoffusa.com/

まとめ

アメリカには、日本語の書籍の売買ができる古書店がある。日本でもおなじみのブックオフと、アメリカ最大規模の新古書店チェーンであるハーフ・プライス・ブックスは、全米各地に展開している。日本人が多く住んでいる街には、日本人が経営している古書店もあり、買取も行っている。

日本人街もあるロサンゼルスにある正直屋は、オンラインショップが充実しており、書籍類の販売も買取も行っている。ロサンゼルス近郊であれば出張買取もある。アメリカの別の地域の場合、郵送での買取も行っているので、メールか電話で連絡してみることをおすすめする。

日本国内の古本買取サービスをおこなう買取店については、下記のコラムも参考にしていただきたい。

2役に立った
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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