エルメス（HERMES）といえば、多くの人が憧れる高級ブランドで一度は手にしたい商品がそろっているブランドだ。フランスを出発点とし、今では世界各国で愛されている。エルメスはバッグが有名だが、若い世代を中心に時計も人気だ。
もしエルメスの時計であるメドールが手元にあり、使用していないのなら買取を検討してみてはいかがだろうか。というのも、現在では生産停止となっているにもかかわらず需要が高いシリーズであるため、高価買取が期待できるからだ。今回は、エルメス・メドールの買取相場や査定情報をお伝えする。
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エルメス・メドールの歴史や特徴
まずは、エルメスの歴史やメドールの特徴などについて見ておこう。
エルメスの歴史
エルメスは、1837年に馬具工房として始まったブランドだ。現在ではバッグや皮靴などが特に人気のアイテムとなっているが、その技術は馬具技術として発展したのがきっかけである。
当時のフランスの輸送手段といえば馬であり、その装着具を売るブランドとして有名となった。しかし時代は移り変わり、自動車が登場する。馬具産業は衰退するだろうという見通しをたて、その後革製品にシフトチェンジをおこなったのだ。これが現在あるエルメスの第一歩だったといえるかもしれない。
革製品のヒット後、1927年にジャガールクルトとコラボレーションした腕時計を発表する。その後も装飾品やアパレル、香水などにも手を伸ばし今の名高いエルメスへと成長していった。1890年以降には、帽子やシャツなどのブランドの買収をおこない、さらなる発展を遂げている。
エルメスの特徴
エルメスの特徴は、馬車のロゴとオレンジ色というのは皆さんご存知だろう。高級感のあるロゴは、多くの人の憧れの的だ。シャネルなどは新しい時代を築くブランドとして、クラシカルな印象だけでなくトレンディな印象も併せ持つブランドだが、エルメスは少し異なる。
変わりゆく情勢に合わせつつも、洗練された伝統を守り続ける大人のブランドであるためだ。エルメスの代表的な商品としては、バーキンやケリーバッグが有名だ。有名女優の名前をつけたこのバッグは多くセレブの間で親しまれている。
数百万円するこのバッグは、富と名声の象徴でもある。もっとも、有名なのは車一台買えそうな高級バッグだけではない。エルメスの高級感は残したまま比較的リーズナブルに作られたフールトゥなども人気だ。カジュアルラインも作ることで、幅広い世代に受け入れられている。
日本にエルメス
エルメスが日本にやってきたのは、1960年代だ。銀座の輸入業者が販売を始めたのをきっかけに、富裕層の人気に火がついた。1978年には、丸の内に直営店が誕生し、現在では全国の百貨店などで取り扱いがある。
エルメスが広めたものはたくさんありその中でも、ファスナーの存在は大きかったといえるだろう。現在ではさまざまなアイテムに使われているファスナーだが、これを最初に取り入れたのがエルメスだ。時代の先頭に立ち、アパレル業界をリードしてきた証拠ともいえる出来事だ。
エルメスは革製品に職人のこだわりがある。革製品といえば、男性的なイメージがあるがそれを女性向けのバッグに取り入れ、マニッシュなイメージを女性が取り入れるというスタイルを確立した。エルメスを一点取り入れるだけで、洗練された存在感を演出できるのが特徴だ。
このように、エルメスのブランドイメージは多くの時間をかけて築き上げたものだ。今でも変わらない職人の手による技術と洗練されたデザインが今の私たちを魅了し続けている。
エルメスのカジュアル腕時計 メドール
エルメスといえばバッグが有名だが、隠れた人気を博しているのが小物だ。比較的安価で手に入るので、若い世代でも手に取りやすい。高級感や質はそのままに、カジュアルなテイストを取り入れている。
その中でも注目すべきは時計だろう。一点取り入れるだけで、気品を醸し出せるのがエルメスの時計である。カジュアルなデザインかつ少しロックなテイストが光るのがメドールだ。スタッズが施されたデザインでブレスレットのように見え、一見すると時計だとは気づかないこともある。
腕時計のメドールは、猟犬の首輪をイメージしてデザインしたといわれている。縦に並ぶピラミッド型のスタッズは少し近寄りがたいまさに猟犬の首輪を連想させるものだ。
時計の文字盤はスタッズの下に隠れており、サイドに配置されたリューズを押すと蓋が開閉する仕組みだ。文字盤は、正方形であり数字はない。小さなスタッズが四方に配置されており、スタッズで大まかな時間を把握することになる。
腕時計のバンドの部分はケリーバッグなどに使うレザーがあしらわれている。経年劣化を楽しめるので、使えば使うほど味の出る腕時計に仕上がった。現在メドールは生産が終了しているため、エルメスの実店舗では入手することができない。しかし、未だに人気が高く中古買取業者から買う若い世代も多い時計だ。
エルメス・メドールの豊富なデザイン
メドールはカジュアルラインとして作られたシリーズのため、デザインも豊富だ。まず、大きくわけて2つのタイプがある。古いデザインのものは文字盤上部に蓋の蝶番があり、蓋が上に向かって開くようにデザインされている。新しくデザインされたものは、蝶番がサイドにあり、横開きになる仕様となっている。
文字盤の蓋の開き方によってイメージが変わるため、購入を検討している方はしっかりとチェックすべきだろう。どちらのタイプも人気だが、横開きの方が新しいデザインのため、買取価格や購入価格は少し高い印象がある。
カラーバリエーションも豊富だ。定番のブラックやブラウンなどに加え、若い世代でも親しみやすいレッドやイエローなどがある。牛革を使ったアイテムが多いが高級感のあるカーフスキンやクロコダイル、リザードなどさまざまな素材を使っている。
ちなみにクロコダイルは、最高級素材のためその分値段もあがるのが特徴だ。カジュアルながら、大人の雰囲気は壊さないのがメドールの魅力である。
人気に火がついたゴシップガール
メドールが一躍人気になったのは海外ドラマのゴシップガールに使われたのが所以だろう。このドラマはニューヨークを舞台に若手のセレブのラブコメディが繰り広げられるが、劇中で人気だったのが俳優たちの着る衣装だ。
日本でも有名なスタイリストが全てのファッションディレクターとなり、多くの女性の注目の的となった。主人公セリーナの衣装は、すぐに完売するほどの人気だったようだ。
メドールにおいては、セリーナの母リリーが着用していたことに目をつけた人が多かったようだ。シンプルなファッションに身を包みつつ、さりげなくエルメスのメドールを身につけている。そんな洗練されたおしゃれさに惹かれ、メドールを手に入れたい女性が急増した。ドラマで取り上げられたことは、若い世代だけでなく大人世代にも人気が高い理由となっている。
どんなファッションに合う？
エルメスのメドールは、シンプルな大人ファッションを好む女性に人気だ。手首に一点だけ華奢で目立つスタッズ時計を身につけると、コーディネートのアクセントになる。
シンプルなスタイルにもおすすめだが、フェミニンなファッションにも合わせやすいだろう。いわゆる甘辛スタイルとしてピリッとコーディネートを引き締めることができるアイテムとして使える。
逆に、レザージャケットなどと合わせるとマニッシュな印象を高めることができるだろう。スタッズは個性的に見えがちだが、ベルト自体が華奢であることや文字盤が正方形であることから大人っぽい印象に見える腕時計だ。
腕時計以外にもバングルやベルト、イヤリングなど同じシリーズを展開しているので、そろえてコーディネートしてみるのも楽しい。このように、メドールはエルメスの中でも非常にファッション性の高い腕時計だ。コーディネート次第で印象は変わるが、大人が身につけても浮かず、アクセントになってくれるのが魅力的である。
高価買取査定のコツ
次にエルメス・メドールの高価買取査定のコツをお伝えしたい。
事前の市場調査が大切
どんなブランドを買い取ってもらう場合にもいえることだが、事前の市場調査は大切だ。先に市場価格を知っておくことで相場を知ることができる。これに加え、エルメスの腕時計を買い取ってもらう場合の注意点をあげておきたい。
買取実績より値段は下がる
市場調査をするときに、業者ごとの買取実績を確認する方も多いだろう。しかし、買取実績に表示されている価格は、多くがほぼ新品の状態、Aランクのものであると考えてほしい。
業者もできるだけ高い価格を表示したいため、買取実績は高い価格を表示しているのが通常だ。買取相場としては、買取実績より20％程度下がることを頭に入れておいたほうが良いだろう。
下手に修理しないこと
時計が壊れているときは、修理に出してから買い取ってもらうほうが買取価格は高くなる。しかし、エルメスの時計は高級時計だ。下手に直すと、純正品以外のものを取り付けられることになり、買取評価も下がってしまう。
また、エルメスの正規修理店に修理を頼むと、高額な修理費用がかかることもある。特にベルトの交換はそれなりの価格になってしまう。先に見積もりをだしてもらい、それから修理を決定するようにすべきだろう。電池交換だけの場合でも、文字盤などに傷をつけられないよう信頼できる修理屋に依頼するべきだ。
高価査定のポイント
次に高価査定のポイントをお伝えしたい。事前に以下のポイントを理解しておこう。
状態の良いものほど高い
当たり前だが、状態の良いものほど高価で買い取ってもらえる。傷があるものや、時計が壊れているものはその分評価も落ちてしまう。ベルトが破れているなどの問題がないか事前にチェックしておこう。ちなみに時計に関しては、年式が新しいものほど高価で買い取ってもらえるものが多いようだ。
手入れする
査定に出す前に手入れは必ずするべきだ。文字盤を専用クリーナーでキレイにしておくなどの簡単な手入れはおこなっておこう。専用クリーナーがない場合でも、ティッシュなど乾いた布で汚れを落とせる。細かい部分は爪楊枝などを使ってホコリを落としておこう。革ベルトは水濡れがあるとダメージが大きいので乾燥した場所での保管をおすすめする。
付属品も一緒に
付属品がある場合は一緒に査定に出そう。付属品や証明書がある場合は、査定額アップを明示している業者も多い。オーバーホールをおこなった経歴がある場合は、その明細書もあれば添付して提出すべきだろう。
エルメスの時計買取実績が多い業者を利用する
エルメスは革製品が主流だ。そのため、業者によってはエルメスの時計は評価が低くなることもある。そのため、価値を理解してくれるエルメスの買取実績が豊富な業者を選ぼう。時計買取業者よりもエルメスの買取実績が多い業者のほうが良い買取価格を提示してくれることもある。
複数の業者に査定出そう
買取価格は業者によって異なるのが通常だ。それぞれ販売に強みのある分野が異なるため、これは仕方がない。事前に複数の業者の買取実績などを調べたあとに査定にだそう。
そうすることで本当の相場がわかり、できる限り高価で買い取ってもらうことができる。このように、高価で買い取ってもらうためには幾つかのポイントがある。
買取相場とおすすめの買取業者
次に、メドールの買取相場とおすすめの買取業者3社をご紹介する。
メドールの買取相場
エルメスの時計の買取相場は、バッグなどに比べると低めに感じる方が多いだろう。具体的には、定価を20％程度下回るのが相場である。メドール自体は中古品として10万円以上で売られていることが多いため、これよりは下回る価格になるだろう。
メドールのデザインによっても、買取価格は異なるはずだ。というのも、高価なレザーアイテムやシェル文字盤などは稀少性が高いため、買取価格も高くなっている可能性がある。限定モデルなども市場に出回ることが少ないため、高価買取が期待できるアイテムだろう。
メドールの人気カラーは、ブラックやブラウンなどベーシックなレザーが多い。多くの人に好まれるもので販売しやすいものは、やはり高値で売れるといえるだろう。
メドールは廃盤になっているモデルであり、需要もあるためヴィンテージ品として価値が上がる可能性もある。相場が変動する可能性もあるため、複数の業者に査定を出すのは必須だ。
おすすめの買取業者
最後にエルメス・メドールを高価で買い取ってもらうために、おすすめの買取業者3社をご紹介したい。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
最初にご紹介するのが買取実績83万点以上、時計買取に力を入れているなんぼやだ。時計を中心として取り扱っているが、取扱範囲は広く高級ブランドからノーブランドまでさまざまなものを買い取ってくれる。
時計の場合は、特に高く買い取ってくれるようだ。壊れている場合であっても自社の専属技師が修理をするため、できる限り査定に影響しないシステムを構築している。また販売ルートも幅広く常に相場も把握しているため、高額な査定額を提示できるようにしている。
他社よりも1円でも高く買い取ってほしいなら、一度は相談し見るべき買取業社だ。他にも買い取ってほしい時計やブランド品があるなら、一緒に査定に出してみるのも良いだろう。1千万円以上の買取価格でも即日で支払ってくれる。
なんぼやでの査定、手数料は全て無料だ。店舗買取、出張買取、宅配買取を主におこなっており、実店舗ではプライバシーに最大限配慮している。時計は高価なものが多いため、安全の観点からもできるだけ内密に買取をおこなってほしいという要望もあるだろう。
顧客スペースは個室のため、他の客の目を気にせず商談ができる。出張買取、宅配買取なら複数を査定に出すときも便利だ。ライン査定もおこなっており、10％買取額アップキャンペーンなどもしているため、ホームページをチェックして査定に出してほしい。
retro
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
次にご紹介するのが、年間買取実績15000件突破のretroだ。中古ブランドの委託買取サービスをおこなっている業者である。自社の販売サイトを所有しており、そこで販売をしているためコストをできる限り下げて運営している。
日本だけでなく海外の販売サイトでの出店もおこなっているため、幅広い販売ルートを確保している業者だ。中国やタイ、インドネシア、ドバイ、ヨーロッパ、アメリカなどにも販売ルートがあり、相場にとらわれない高価買取を実施している。委託販売もおこなっているため、高値での販売も期待できる。売れなかった場合でも買取保証があるため安心して利用できるだろう。
こちらでの査定は無料で送料や手数料もかからない。買取方法については、実店舗での買取、出張買取、宅配買取をおこなっているが、基本的には宅配買取が多い会社だ。宅配買取を中心とすることで徹底したコストダウンをしている。
宅配買取は専用キットをインターネットで注文し、それに時計などのアイテムを梱包し、送り返し査定してもらうシステムだ。時間がない人には便利な買取方法となるだろう。これら以外にも、ライン買取もおこなっているので、手軽に利用したい人におすすめだ。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
最後にご紹介するのが、買取実績150万件以上のブランド買取で有名な大黒屋だ。全国に200店舗の実店舗を持っているのが強みの買取業者である。高く買い取って安く売るをモットーにした会社だ。
査定員は100名以上在籍しており、入社以降常にしっかりとした研修を受けている専門家だ。知識不足で安い査定額を提示されることはないだろう。こちらでは、香港にも支店があり海外に多くのネットワークを築いている。
そのため、相場は日本だけでなく世界基準で判断している。日本で人気がないアイテムでも海外で人気があれば査定価格は上がるということだ。実店舗が全国にあるため、ネットでの販売に不安がある方にもうってつけの業者だ。
大黒屋での査定は全て無料である。宅配買取などでも送料や手数料は一切かからない。買取方法としては宅配買取や店舗買取、出張買取、ライン査定をおこなっており、顧客のニーズに合わせた買取スタイルを提案している。ブランド品に限らずさまざまなアイテムの買取をおこなっているため、引越しのときに複数点買い取ってもらいたいものがある場合でも、利用しやすい業者といえるだろう。
まとめ
エルメスのメドールは生産停止となっているため、中古でしか手に入れられないアイテムだ。ということは、中古の需要が高いアイテムということができる。もしクローゼットの中にしまってあるなら、今すぐ査定をおこなうべきだろう。
複数の業者に査定に出すのはマストだが、これを面倒に感じる人も多い。そんなときは、複数の業者への査定を一括でできるシステムを利用してほしい。1度の手続きで相場が判断できるので魅力的なサービスだ。できるだけ高価で買い取ってもらい、次のショッピングの足しにしよう。
