コーチ(COACH)というブランドを知らない人は珍しい。1941年にブランドが始まって以来すでに70年以上が経過している。これだけ長い年月の間人々に支持され続けているのは、COACHが時代に合わせて幾多の変革を行ってきたからではないだろうか。
その変革の中で様々なコレクションが生まれてきた。Cのロゴでおなじみのシグネチャーコレクションがコーチの代表格だが、ギャラリーコレクションもその一つだ。こちらではコーチの歴史や代表的なコレクションに触れつつ、ギャラリーコレクションに焦点を当てて買取実績、高額買取のコツ、おすすめの買取業者などをご紹介していく。
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コーチの歴史
それではコーチの歴史を簡単に振り返ってみよう。コーチの草創期
コーチは1941年ニューヨーク・マンハッタンで誕生した。6人の職人が皮革製品を扱う工房としてスタートさせたのだった。創業当時の名前はマンハッタン・レザー・バッグズだ。
ある日職人たちは野球のグローブに目を止めた。使えば使うほど味が増すグローブに着目すると、その革と技術をバッグにも採用した。それにより革の美しさと丈夫さを併せ持った製品を生み出すことができた。もともとは富裕層をターゲットとしたブランドだった。
コーチの転換期
この方針が大きく変わったのは90年代に入ってからだ。高級品が中心だったコーチは、より手に取りやすい価格のアイテムを数多く展開し始めたのだった。その結果、若年層を含むより多くの年代支持されるブランドへと成長。この当時から徐々に今の万人に愛されるコーチのイメージが構築され始めたと言える。
コーチの更なる変革
2013年にはロエベのクリエイティブディレクターも務めたスチュアート・ヴィヴァースがコーチの同ポジションに就き、それまで見ることのなかったシンプルかつ繊細なデザインや、深みのある色の商品を打ち出したのだ。コーチは現状に甘んじることなく、常に変革し続けるブランドと言えるだろう。
コーチの日本進出
コーチは1988年に三越と提携して日本に進出した。そんな日本でコーチの人気が高まったのは、2001年に発表されたシグネチャーコレクションがきっかけとされている。コーチと言えば思い浮かべる人が多い、あのCのロゴをモノグラムとしているデザインだ。
シグネチャーラインは日本のみならず、世界で大ヒットした。同年に住友商事と手を結び、コーチ・ジャパンが設立されている。
2003年には渋谷にフラッグシップ店をオープンした。現在国内には約200の店舗を構えている。
コーチに存在する2つのライン
コーチには2つのラインが存在する。すなわちブティックラインとアウトレットラインだ。アウトレット品というと、品質に多少の問題がある商品や売れ残りものというイメージを持つ人もいるが、COACHの場合はそうではない。アウトレット用の商品ラインが別途整備されているのだ。
コーチの由来
一説には、コーチの由来はハンガリーの町の名前であるKocs(コチ)であるとされている。この町はサスペンション付きの4輪馬車を世界で初めて製造したことで有名になった。品質と乗り心地も素晴らしかったため、ヨーロッパで評判の馬車だった。
そのため、コチという言葉自体が馬車を意味するようにさえなっていた。次第にこのサスペンション付きの4輪馬車は貴族な大切な物を運ぶときのみ使用されるようになった。そのことを起因として、コーチ=大事な人物や物を運ぶという意味をもつようになっていったのだ。
大切なものを運ぶときに使ってほしいという思いが込められて、コーチという名のブランドが生まれた。実際にロゴマークの上部に馬車が描かれているのがお分かりだろう。
コーチの商品カテゴリー
性別年齢問わず愛されているコーチが取り扱う商品カテゴリーは多岐にわたる。バッグ、財布、革小物、ファッション小物、ウェア、シューズ、ラグジュアリーなどがその中心だ。
コーチの代表的なコレクション
コーチはこれまでたくさんのコレクションを世に送り出してきたが、その中でも代表的なコレクションを紹介する。
シグネチャー
コーチの歴史の中でも触れたが、コーチの中でも特に人気があるコレクションが、シグネチャーだ。一目みただけでコーチであることがわかるインパクトのあるデザインに仕上がっている。同コレクションからはトートバッグ、ショルダーバッグ、財布など、様々な商品が取り扱いされている。色やサイズも豊富なため、多彩なバリエーションから選べるのも魅力の一つだ。
マディソン
シグネチャーコレクションが発表された2年後の1993年に登場したのが、マディソンだ。コーチの中でも最高品質のコレクションとなっている。グラブタンレザーやサフィアーノレザーなどの贅沢な素材が使用されていて、ブランドシンボルである馬車の絵柄があしらわれているのが特徴だ。
マディソンからもCのモノグラムデザインの入った商品が出ているのをご存知だろうか。オプアートというラインだ。シグネチャーよりもかっちりとしたCのデザインになっている。
コーチのオプアートは、同じ名前の絵画のジャンルからインスピレーションを受けたとされている。絵画ジャンルのオプアートとは、目の錯覚を利用して楽しむ芸術だ。
スワッガー
2015年に登場したのがスワッガーだ。ボニー・カシン発案の留め具、ターンロックを採用したデザインが特徴で、エレガントな雰囲気を漂わせながら、遊び心も感じさせてくれるコレクションだ。多彩な色のラインアップがあるが、ビビッドカラーのバッグを選べば、コーディネートのアクセントにもなる。
コーチ ギャラリーとは
この記事で買取金額実績や査定に出す際のおすすめの買取業者を紹介したいのが、コーチのギャラリーコレクションだ。コーチの中でも色味がシンプルで、容量もたっぷりなのが特徴。機能性もしっかりして、バッグにはサイドポケットや内部のポケットが充実しているものが多い。そのため、普段使いに向いていて、通勤バッグとしてもおすすめできる。
コーチギャラリーの買取実績
広く愛されているコーチ ギャラリーコレクションのアイテムがどれくらいの金額で買取されているかは気になるところではないだろうか。ヤフオク!にて多数の買取実績が確認できたため、その一例を紹介する。
- ・COACHギャラリー シグネチャー キャンバス&レザー トート バッグ(未使用品): 13,050円(税込)
- ・COACH ギャラリー シグネチャー イーストウエスト トート バッグ: 12,010円(税込)
- ・COACHギャラリー レザー トートバッグ ショルダーバッグ ダークブラウン系: 7,938円(税込)
- ・COACH トートバッグ ホリデー パッチワーク ギャラリーベージュ ブラウン マルチカラー: 8,800円(税込)
この他4,000円~5,000円で買取されているものも多数あった。相場として覚えておいてほしい。(2019年4月時点)
コーチ ギャラリーを高く売るコツ
コーチギャラリーは普段使いにも適していて、使用者が多いのも事実。買取に出回る数も多いため、他の高級ブランドに比べると買取金額は抑えめである。そんな中、少しでも査定金額を上げるにはどうしたらよいだろうか。そのコツをご紹介しよう。
相場を知る
先ほどヤフオク!での買取実績をご紹介したが、このように買取に出す前には相場を知っておきたい。コーチギャラリーにも様々な商品があるため、自分が買取に出したいアイテムと同じ型の買取実績を確認しておくと尚良い。実際に買取業者から査定額を聞いたときにそれが高いのか低いのかを判断する基準になるからだ。
もし低いと感じたときにもこの相場は役に立つ。単にもう少し高くしてほしいと交渉するのと、オークションサイト上の実績を紹介するのでは相手への伝わり方も違うからだ。
複数の買取業者に査定してもらう
一つ目の査定額に満足しなかったときはもちろんのこと、十分な査定額に思えたときも複数の買取業者に査定依頼をするのをおすすめする。そうする分だけ高額買取の可能性は広がるからだ。
セルフクリーニングをする
落とせる汚れやホコリがついたまま査定に出すのはもったいない。それだけで買取金額は下がってしまうからだ。特にホコリがたまりやすい箇所としては、バッグ底の隅、ポケットの中、持ち手の縫い目なのが挙げられる。
買取業者がチェックするポイントでもあるからご自身のバッグもよく見てほしい。また、ニオイ対策も行っておくべきだ。それぞれ具体的な手入れの仕方をご紹介していく。
ホコリを取り除く
ホコリを取り除くにはセロハンテープや柔らかい毛のブラシなどを使うのがよい。品物を傷つけない程度にテープに付着させたり、ブラシでなでたりして取り除いてしまおう。逆に粘着力の強いテープや毛が硬いブラシはかえって傷つけてしまう恐れがあるため控えたい。
汚れを落とす
簡単な汚れを落とすには、革の場合は専用のクロス、そうでない場合は柔らかい布を使おう。気づかぬうちに汚れは付着しているものだから、表面を拭いてあげるだけで見た目の印象が変わることもよくある。では、簡単には落ちないシミはどうしたらよいだろうか。
結論としては無理やり自分で落とそうとする必要はない。もちろん査定額に影響は出てしまうだろうが、これも品物を傷つけてしまう原因ともなる。専門のクリーニングに出すことはおすすめできるかというと、そうとも限らない。それによって数万円も査定金額が上がるならば考えたいところだが、コーチギャラリーの場合はその可能性は低いとみてよいからだ。
ニオイを落とす
売りたい品物にニオイが染みついてしまっていると査定金額は抑えられてしまう。そのためタバコ、香水、アロマなどのニオイには注意したい。一度付いてしまったとしても諦めるにはまだ早い。
例えば、風通しの良い場所で1日ほど陰干しすればある程度のニオイは取れるはずだ。逆に消臭スプレーはシミの原因になることも考えられるから避けるようにしよう。
コーチ ギャラリー おすすめ買取業者
最後にコーチ ギャラリーアイテムを買取に出す際のおすすめの買取業者をご紹介しよう。買取エージェント
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取エージェントの特徴は、業界トップクラスの取り扱い実績だ。年間取扱実績は100億円にものぼる。また、国内だけじゃなく、海外にも流通ルートを持っているのも特徴だ。
その独自ルートのおかげで高価買取が期待できる。買取エージェントは宅配買取、店舗買取、出張買取など、豊富に用意されている買取方法も魅力だ。さらに友達登録をしておけば、LINE上で写真を送るだけで査定をしてもらうこともできる。
その際、写真査定ならではのポイントに注意が必要である。次のような写真を選ぶとよい。
- ・明るい場所で撮影した写真
- ・付属品も含めた品物全体を撮影した写真
- ・商品のコンディションがわかりやすい写真(汚れや破損など)
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者を利用したことがなくとも、大黒屋の名前を知っている人は多いはずだ。あるいは、オレンジの看板と言えば大黒屋を思い浮かべる人もいるだろう。それもそのはず。
なぜなら大黒屋は、全国に200店舗以上を構える、買取業界最大手企業だからだ。名の知れた業者で買取をしてもらうほうが安心できるという方には特におすすめだ。
査定をする人の目利きが気になる方もいるだろう。事実、査定員の査定基準が違えば、査定金額も変動してしまう。この点も大黒屋は信頼できる。
その理由は大黒屋では、独自の難関試験をクリアした社員のみが査定をするという基準が設けられているからだ。逆に他の買取業者によっては、アルバイトスタッフが査定するということも起こりうるから注意したい。大黒屋の買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取から選べる。買取エージェント同様LINEで簡単査定も対応している。
ブランディア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
最後におすすめしたのが宅配買取専門のブランディアだ。宅配買取は以下のような手順で行われる。
- ・スマホ、パソコン、タブレットなどから買取の申し込みを行う
- ・申し込み時に登録した住所に宅配キットが届く
- ・査定してもらいたい品物を宅配キットに詰める
- ・宅配業者が品物を詰めたダンボールを自宅まで取りにくる
- ・品物到着後1~3日を目安にブランディアから査定額の提示がある
- ・提示額に応じる場合、買取が成立し、その分の金額が銀行口座に振り込まれる
もし満足しない場合は利用者の送料負担なしで、品物を返却してもらうことができる。
尚、2019年4月現在、ブランディア はバッグの買取キャンペーンを行なっている。期間中はバッグの査定額が10%アップするからコーチ ギャラリーを通常よりも高く売却するチャンスだ。(キャンペーン期間は2019年4月12日(金)~2019年5月25日(土))
まとめ
コーチ ギャラリーコレクションはシンプルな色味が中心で、収納力があり、ポケットの数も豊富なデザイン性も機能性も優れたバッグだ。コンディションにも寄るが、買取やオークションに出されたアイテムは10,000円以上の高額取引がされているケースも見られる。もし売却を考えているアイテムがあればぜひコンディションを整えてから複数の買取業者に査定を依頼してみるのがおすすめだ。
こちらでも紹介した通り、限定期間で買取額アップなどのキャンペーンの実施している買取業者もいる。そういった情報も参考にしながら買取業者を選択すると。高額買取のチャンスは広がる。