創業期から次々と新しい技術を取り入れ、革新的な万年筆を世に送り出してきたシェーファー。シンプルながらも細部に拘っている設計は、多くの万年筆ファンを虜にしてきた。
そんなシェーファーの万年筆を、高額で査定してもらうポイントはどのような部分なのだろうか。実は高級万年筆というのはある程度の査定基準があるのだ。ここでは、シェーファーの万年筆の参考買取相場をはじめ、高額査定のポイントについてまとめてみた。
Sheaffer Crest / John-Morgan
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付属品を揃えておくのが高額査定のポイント
高額査定において、保証書、保存袋、替えインク、コンバーター、ブランドタグ、化粧箱…など、万年筆を購入したときについてきた付属品を全て揃えておくことはポイントとして重要である。
シェーファーの万年筆を購入した時になるべく近い、つまり新品の状態に近いほど高額査定が期待できるので、できる限り揃えておこう。
もし今日買取に出そうと思っていて揃っていないのであれば一度探して見てから買取に向かう方が良いかもしれない。なぜなら中古で万年筆を購入される人は、付属品など全て揃ったものを求める人が多く、揃ってないと売ることが難しいからである。
また、購入時の時点で後に売ることを考えているのなら、付属品は捨てずに保管しておき、査定時に提出するのが高く買い取られるためには大切だ。
万年筆は掃除をしておこう
また、査定に出す前に手あかやペン先のほこりつまりなどは、キレイに拭いたり取り除いたりして掃除しておこう。
もちろん普段から手入れしているのがベストだが、そうでない場合は査定に出す前に最低限の掃除をしてから出すようにして欲しい。手あかやほこりなどはやわらかい布を使って、やさしくふき取るようにするといいだろう。
ただし、ここで注意して欲しいのが、万年筆の汚れが落ちないからといって薬品をつけたり硬いブラシなどでゴシゴシこすったりすると傷をつけてしまったり、素材が劣化してしまったりするので避けるべきだ。
せっかく元の品質がよく、高額査定が見込めるシェーファーというブランド品であっても、劣化してしまえば査定はもちろん下がってしまう。掃除することが本末転倒となってしまうだろう。是非そうならないために、注意して欲しいポイントだ。
万年筆のインク汚れやつまりは自分でお手入れしよう
掃除する上で、インクの汚れやつまりは気になってくるだろう。しかし、通常の汚れとは違い、インク汚れは特にガンコだ。掃除のしかたを間違えてしまうと、シェーファーの万年筆の質を落としかねないので注意したいところだろう。
こちらも下手に掃除をしてしまえば本末転倒となってしまい査定額が下がってしまう。インク汚れは、水、またはぬるま湯に一晩つけて落とすという方法がベストだ。
汚れだけでなく、万年筆のつまりの改善にも役立つ方法なので、説明書などに記載されているお手入れ方法を守って正しいメンテナンスを心がけて欲しい。
故障や汚れがあっても査定に出してみよう
どんなにボロボロでも捨ててしまうことや、リサイクルショップに出してしまうことはせず、まずは買取査定に出してみて欲しい。
ペンの先が曲がってしまっている、ペン先が変色してしまっていても店舗によって対応が異なってくる。実際に電話、できれば店舗の人に見てもらうと買取可能かが明らかになるだろう。
諦めてしまう前に、まずは複数の買取業社に査定に出してみよう。
使わなくなったらシェーファーの売り時
もし使わなくなったら、早めに売るようにするのが万年筆における高額査定のポイントだ。シェーファーの万年筆はブランド品であり、ブランド品の中古市場は市場相場によって決まってくる。
市場相場は新作であるか否かや、人気によって変化し、新しい人気があるものほど高く買い取られる傾向があるのだ。よって、早く売れば売るほど高く買い取られると考えていだろう。
シェーファーの万年筆の参考買取相場
ここでは万年筆の買い取りで役立つよう、参考買取相場についてまとめてみたのでご参考いただきたい。
- ○バランス 8000円
- ○レガシー 6000円~20000円
- ○タルガ 2000円~33000円
- ○VLR 8500円
- ○インペリアル 4500円~13000円
- ○クレスト 10000円
- ○コノソアール 9000円
- ○ニューコノソアール 10000円~17000円
- ○プレリュード 4000円
- ○ローリング 19000円
- ○フェラーリ 3000円
- ○コメモラティブ 16000円
万年筆は専門業者に売却するのが高額査定のポイント
いかがだっただろうか。万年筆を売却する際は、リサイクルショップではなく、できる限り筆記用具や万年筆の専門業者を利用しよう。そうすることで高額査定が期待できるだろう。リサイクルショップで売却してしまうと、商品の価値が正しく鑑定されずに安く買い叩かれる可能性が高い。
一方、専門業者では専門の鑑定士がしっかりと商品の価値を見出し、その価値に見合った高い買取価格で買い取ってくれるだろう。
ヒカカク!掲載の万年筆買取業者
最後に、「ヒカカク!」で掲載している万年筆買取業者を幾つか紹介する。高額査定のためにも、たくさんの業者・店舗を比較するのは非常に大切なのでその際の参考にして欲しい。
キングダムノート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高級筆記用具を専門で買い取っている「キングダムノート」は、万年筆やボールペンなどに精通した専門家が正確な査定を行なってくれるため安心して売りに出せる。配送での買取となるが、すべて無料なので気軽に利用して欲しい。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルショップに近いが、ブランド品の買い取りも行っている「マクサス」では、万年筆をブランド品として査定してもらうことによって高値での売却が見込めるかもしれない。万年筆以外の商品と合わせて売る時にぜひ使ってみるといいだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
また、マクサスは新しいオンライン査定システム「SEL-LIVE(セルライブ)」を導入した。セルライブはビデオチャットによる査定で、セルライブホームページのボタン一つで査定を開始することができる。
通常であれば必要となるメールアドレスの登録や、そのほか面倒な登録が一切必要なく、簡単かつ早く査定を始めることができる。また、ビデオチャットによる査定により、商品を映しながら査定を行っていくため、その場で出た査定額が、実際の買取金額となる。
メール査定やそのほかライン査定などオンライン査定では、査定額と買取額が異なってしまうこともあっただろうが、ビデオチャット査定によりその心配が不要になったのだ。
さらに、最短30分で商品引き取りが可能で、引き取った後は当日マクサスに配送され、検品出来次第即入金となり、かなりスピーディに査定から買取、入金が行われる。今すぐにお金が必要な人や、働く時間にばらつきがある人などにおすすめなサービスだ。
複数の買取業者を比較しよう
では、どこに査定を出すのがいいのだろうと決められない人がほとんどだろう。買取査定に出すのには、一つに絞る必要はない。
また、一つに絞るとかえって高額買取してもらえず損をしてしまう可能性の方が高い。必ず複数の買取業者に査定に出すようにしよう。買取査定はほとんどの場合無料で行ってくれる。無料で査定してもらい、納得が行けば商談成立だ。
また、店舗に行って査定をしてもらうのは非常に手間も時間も交通費もかかる。まずはメール査定やオンライン査定で査定をしてもらうと効率が良く、手軽に複数の業者に査定をしてもらうことができるだろう。
複数の業者に査定に出せば、比較をするだけでなく、他社の比較材料があるので金額交渉にも非常に役立つ。
買取に出す場合は必ず複数の業者、少なくとも3〜5社に査定に出して査定額を比較すると高額査定が見込めるだろう。
まとめ
シェーファーの万年筆の高額査定のポイントは付属品を揃えること・汚れやインクを落とすこと・使わなくなったらなるべく早く売ることが大切だろう。
また、正直買い取り価格は業者によってかなり違ってくる。買取金額は買取業社をどこにするかでかなり決まってくると言っても過言ではないだろう。必ず複数の業者に査定に出し、一番高く買い取ってくれる業者に決めるようにしよう。
ここでの参考買取相場をはじめシェーファーの万年筆を高く売るポイントをまとめたものを是非参考にしていただきたい。