単体で少なくとも100kg以上のピアノの売却となると、ネットオークションの活用など、個人売買の範疇で無事完了することは極めて困難であり、専門業者の利用が不可欠だ。
より高額査定を約束してくれる相手先への売却に、ついつい意識が向いてしまって当然だが、ここで見落としてはならないのが、対象となるピアノの搬出運搬から再搬入作業なのだ。これらに要する費用面を誰が負担するのか、具体的にどの程度の金額となるのかなど、十分な事前確認が必要なポイントを見過ごしてはならない。
ここで、以下に紹介する関連知識はいずれも、ピアノの売却で後々後悔することのないよう、ぜひお役立ていただきたい内容である。
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ピアノという楽器の特徴を知る
昨今は住宅事情などから、その市場を電子ピアノに奪われる傾向が顕著なアップライトピアノ(以下「ピアノ」)は、必要な手入れと調整を施せば、その耐久性は百年単位の頑丈な楽器だ。
実際には国内中古市場でも根強い人気を保ち続けており、また海外へ輸出する業者の台頭や、ディスプレイアイテムへの転用など、簡単に廃棄処分するのはもったいなさ過ぎる製品である。
だからこそ、まずは自身が現金化したいピアノが中古市場でどのような位置づけなのか、より正確な見極め作業からの着手が望まれるのだ。
さまざまな視点から判断する買取依頼先
ピアノの買取相場に関しては、一昔前までは業界内に暗黙の了解的な相場価格情報が共有されていたことは、当時の関係者であればご記憶の通りの事実である。営業担当者は毎年更新されるデータを基準に、査定対象のピアノの美観度や内部の状態などをチェックし、最終的な査定額を提示するスタイルが主流だった。
ただし、これは専門店の店頭もしくは訪問セールスの営業マンを通じてなど、ピアノの購入方法が限られていた時代の話である。マーケットの自由化と拡張が進んだ今日では、ほとんど意味をなさなくなってしまっているのが現状だ。
そこで、ポイントとなるのがメーカーと年式である。国内外で認識されるメーカーの製品であれば、刻印された製造番号から製造年が割り出せるため、この確認作業は取扱業者にとって難しくはなく、必須の作業となっているのだ。より新しく綺麗な状態であれば、査定金額がアップするのは、ほかの幅広いジャンルの中古品と共通する傾向だ。
一方で、購入から数十年が経過したピアノの場合、内部構造の劣化が査定に大きく影響する現実が見過せない。劣化した外観は専門的な技術を用いることで、新品同様に復元が可能だが、内部の大がかりな修復となると、相応の費用負担が避けられず、状態次第では買取対象とならない、業者側にとって採算が合わないケースも想定される。
ただし、こうした場面ですぐに諦めてしまう必要はなく、視点を柔軟に変えて売却先を探す姿勢が大切だ。それは、ピアノを楽器としてではなく木工工芸品という観点から評価してくれる業者への売却にほかならない。杢目を活かし、猫足や彫刻が施された豪華な家具調デザインのピアノであれば、ディスプレイや調度品としての再利用が視野に入るため、楽器としての査定とは別の、独自の査定額に期待が持てるケースが期待できるからだ。
形状から推察する運搬費用の問題
最低でもその重量が100kg以上のピアノは、素人が持ち上げて運搬するのが極めて困難な製品であり、専門の運搬技術を用いた搬入出と移動が必要だ。
とりわけ一戸建て住宅の上階への搬入出に際しては、階段が使用できず、クレーン車で吊り上げて窓からというケースも珍しくない。搬出が極めて難しいと判断できる場合、搬入時の記憶を冷静にたどり、果たして作業に対してどれだけの費用負担が生じるのか、早い段階でより冷静に推察しておく準備作業が不可欠である。
こうした作業に際しては、インターネットを駆使して関連情報を集める以外にも、買取査定依頼先候補となる業者に、問い合わせ段階で相談すべきだ。間取りや周辺の立地条件、集合住宅であれば共用部の施設面など、必要な内容を伝えることで、概算見積額やどちらがどれだけ負担するのかなど、要確認事項のチェックが可能である。
こうした質疑応答時の対応もまた、この先に必要となる売却先の最終的な見極めに際し、重要なポイントとなるため、十分にコミュニケーションを重ねるべきだろう。
さまざまな買取査定依頼先
不要になったピアノの代表的な売却先として、以下に紹介する業者や相手先が想定される。事前交渉段階で確認した、相手先からの対応に関する内容などを総合的に検討の上、最終候補先を決定する流れが、後悔しないピアノ売却の鍵と言えるのだ。
中古ピアノ取扱店
不要になったピアノ買取対応を謳う店舗や専門業者、あるいは中古商品を店頭販売している楽器店全般は、売却先候補の最有力候補先である。
ピアノに特化した買取専門業者や、全国展開中の大手総合楽器店の鍵盤楽器部門であれば、買取に際しての一連の流れを、ホームページ上で配信している。電話やメールでの事前相談にも対応しているので、まずは概算見積を取り、疑問点をクリアにする目的で、直接コンタクトを取ってみることをおすすめしたい。
鍵盤楽器売場のあるリサイクルショップ
中古ピアノの店頭販売コーナーを設置しているリサイクルショップも、楽器店に準じた買取査定依頼先候補の1つである。スタッフの商品知識や自店販売製品に対する独自のアフターサービスなど、しっかりとした販売をおこなっている店舗であれば、視野に入れて相談してみるのも一案だ。
地域密着スタイルのリサイクル業者
いわゆる「なんでも買います」的な業者は、エンドユーザーの目には直接触れない、独自の商品流通のネットワークを持っているものだ。ピアノのバックオーダーを抱えているなど、タイミングが合えばスムーズに話が進む可能性が見過せない売却先だ。
深い商品知識や楽器業界の市場相場は二の次の、独自の商圏での取引の場合、楽器店では査定対象外の商品の買取が期待できる場合もゼロとは言えず、要チェックである。
ただしネックとなるのが該当品の搬出作業であり、相手先と担当者の経験不足が、搬出作業時の近隣住民や通行の方々とのトラブルにならないよう、査定金額と同様に、徹底した事前確認と念押しが重要だ。
音楽教室
多くの方々が見落としがちな売却先が音楽教室である。大手楽器メーカーがバックの全国展開の教室の場合、自社の最新製品の販売が最優先だが、独自経営の教室の場合、相談する価値は十分である。
中古ピアノを探している在籍生宅があれば、教室側が間に入る(媒介)形で、一般的な買取査定相場よりも好条件での現金化につながる場合も想定されるのだ。
ポイントはあくまで金銭の取引は音楽教室が相手先となる商談であること、運送の手配や費用面に関する確認など、後々のトラブル回避だ。キチンとした交渉を通じ、相互信頼関係を築いた上での譲渡が完了できればベストである。
その他
バンドの練習に用いられる貸しスタジオ、あるいはより広い用途で使用されるレンタルスペース、その他各種商業施設などが、中古のピアノを求めている旨の告知を掲出する場合も散見される。
相手先が法人組織あるいは個人経営を問わず、業者への買取相談の範疇だが、あくまでイレギュラーなケースだと踏まえておくべきだ。個人売買に準ずる部分が大きな交渉となり、条件面や手順に関する詳細など、注意深く折衝と確認を進めねばならない売却方法である。
大阪のおすすめピアノ買取業者
買取査定依頼先として中古ピアノ取扱店やリサイクルショップなどを紹介してきたが、業者は多数ある。どの業者に売ればいいかわからない人もいるだろう。
そこで、ここからはピアノ買取業者を紹介していく。業者選びの参考にしてほしい。
タケモトピアノ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
CMでも有名なタケモトピアノは、ピアノ買取を専門におこなっている業者だ。1979年創業の老舗業者で、多くのピアノを買取している。自社でピアノを修理しているので、多少の傷や汚れがあっても買取可能だ。
出張買取では査定から運送費用まで無料となっている。買取したピアノは世界中の子どもたちに届けられているとのこと。査定の際に、ブランド・機種名・製造番号・ペダルの本数・ピアノの設置状況などが尋ねられるので調べておこう。
- 住所
- 大阪府堺市堺区神南辺町3丁107-16
- アクセス
- 新大阪駅から車で40分
- 電話番号
- 072-232-2274
三木楽器
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
三木楽器は創業190年を超える老舗の楽器買取専門店。ピアノだけでなく、ギターやドラムなども買取している。自社にピアノ工房で修理から傷直しまでおこなっているので、多少状態が悪くても買取してもらえるだろう。
ピアノの査定は無料。土日の引取りも可能だ。大阪内に複数の店舗があるが、ピアノ買取は本町開成館がおこなっている。買取したピアノは再生・リサイクルされているので、大切なピアノも気持ちよく手放せるだろう。
三木楽器 本町開成館
ヤマハ・ピアノのショールーム。本町駅から徒歩ですぐの場所にある。
大阪ピアノ買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大阪ピアノ買取センターはピアノ専門の運送店。直接工場に引き取るので、高値買取が可能となっている。ヤマハやカワイのピアノはもちろん、他社では処分料が必要になるような古いピアノでも買取できることもある。
査定は無料なので、まずは気軽に相談してみよう。9~21時営業で年中無休のため、日中は忙しい人でも相談しやすいのではないだろうか。引取り当日に減額されることはないので、安心して利用できる。
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西宮原淀川区8 1-8-24新大阪第3ドイビル6階
- アクセス
- 新大阪駅から徒歩8分
- 電話番号
- 0120-96-0680
ピアノ工房関西
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ピアノ工房関西はピアノの販売や修理、買取などをおこなっているピアノ専門業者。自社で修理やメンテナンスをおこなっているので、傷や汚れ、不具合があるピアノでも買取できる可能性が高い。
出張買取の債に運搬費は取られないので、安心して利用できる。査定の際に提示した金額のまま買取してくれるので、あとから値引き交渉される心配もない。代金は引取り当日に現金で渡してもらえる。買取したピアノはリフレッシュし、リフレッシュピアノとしてリサイクルされる。
- 住所
- 兵庫県尼崎市長洲本通2丁目9番48号(出張買取にて大阪エリアも対応)
- アクセス
- 尼崎駅から徒歩10分
- 電話番号
- 0120-329-505
大東楽器
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大東楽器は地域密着型の楽器店。ヤマハのアップライトピアノとグランドピアノの買取をおこなっている。大東楽器はヤマハ特約店なので、安心査定で高値買取が可能だ。
出張買取の対象地域は枚方・寝屋川・大東・交野・守口・門真となっている。買取だけでなく下取りもできるので、新しいピアノの購入を考えている人にもおすすめだ。大阪に複数店舗あるので、近くの店舗に相談してみよう。
大東楽器 主な店舗
枚方市駅から徒歩5分の場所にある。枚方市役所の近くだ。
枚方市駅の近くにある店舗。三和ビルの6階に位置する。
寝屋川の近くにある店舗。駅から徒歩1分とアクセスしやすい。
住道駅前にある店舗。不定休となっているので、営業カレンダーを確認しておこう。
大日駅から徒歩3分の場所にある。90分間無料の駐車場完備。
ヤマハピアノサービス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ヤマハピアノサービスはヤマハの中古ピアノを扱っている業者。査定をすれば、あとから価格が下がることがないので安心だ。引取りの前に買受契約書を交わすので、信頼の置ける業者である。
買取に対応しているのは、アップライトピアノとグランドピアノ。査定は無料なので、気軽に相談してみよう。査定額は運搬費用込みの金額となっているので、実際に受け取りできる金額がわかりやすい。ピアノ搬出の際に家具移動が必要になった場合も、業者がすべておこなってくれる。
ヤマハピアノサービス 大阪センター
寝屋川市駅から徒歩約20分。見学は可能だが、事前予約が必要である。
YK楽器社
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
YK楽器社は、創業1986年の長年の実績と経験がある老舗のピアノ買取専門店。ヤマハとカワイのピアノの買取強化をしているが、ブランドによっては買取できないこともあるので、まずは査定からしてもらおう。どこよりも高値を目標にしているとのことなので、買取価格に期待できる。
ピアノの査定は無料でできる。引取りしたピアノはリサイクルしているとのことだ。運送費用が無料なのも嬉しい。20~50年前の古いピアノでも買取できることがある。
- 住所
- 大阪府茨木市並木町13-6
- アクセス
- 茨木市駅から徒歩18分
- 電話番号
- 072-632-4107
楽器買取専門店マルカート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
楽器買取専門店マルカートはピアノや弦楽器など幅広く楽器を買取している業者だ。楽器製作の専門学校卒業者が在籍しており、プロ目線で査定をしてくれる。最短当日に引取りしてくれるので、急ぎの人でも利用できる業者だ。
査定の際には、実際の買取金額を教えてもらえるので、後から減額される心配はない。買取の際に納得できないことがあれば、キャンセルもできるので安心だ。出張費はかからないので、気軽に相談してみよう。
楽器買取専門店マルカート 大阪本店
蛍池駅から徒歩5分の場所にある店舗。駐車場もあるので、車でも行きやすい。
より高額査定につなげるポイントと要注意点
楽器であり木工工芸品でもある、ピアノの買取査定依頼に際しては、対象商品をよりベストな状態にしておく準備がポイントだ。
それと同時に、良かれとの判断から施した作業が結果、マイナスとなってしまう要注意点も見過ごせず、正しい知識に基づいたセットアップが重要である。
付属品はそろえて査定に出す
取扱説明書、保証書、メトロノームやピアノカバーなど、関連する付属品一式を可能な限り添えた上で買取査定を依頼すべきだ。生産販売終了機種であれば、当時のカタログや商品を紹介する記事が掲載された切り抜きなども、査定額にプラスする資料となる場合が想定されるので、手元にあれば一緒に提示するといい。
汚れ落とし作業時の注意点
長年弾き続けていた、あるいは放置していたピアノの外観は、汚れが付着し、細かい部分にホコリが堆積していて当然だ。少しでも綺麗にしておく対処自体は間違いではないが、ここで注意したいのが、誤った清掃作業のリスクである。
その外観からタンスなどの家具と同様に捉えてしまいがちだが、ピアノは精密な部品が内蔵された繊細な機械であり、頑丈と目に映るその外装も、決して強度面に長けた仕上げであるとは限らない。
例えば、磨き上げる目的で不要に市販の汚れ落としやワックスなどを用いてしまい、塗装を溶解させ剥がし落としてしまう、悪しき事例は数えきれない。とりわけ、木目調の艶消し仕上げの表面に艶だし用の市販品を用いてしまえば、色ムラを生じさせ兼ねず細心の注意が必要だ。シールの剥がし液もまた、同様のトラブルに直結するリスクが高い要注意のアイテムの1つである。
さらには、鍵盤の汚れを落とす作業時に、水分や液体を隙間から混入させてしまえば、故障という最悪のケースにつながり兼ねないのも、ピアノの繊細な部分であり要注意点だ。ほかにも、小さな打痕などを誤魔化すべく、素人作業で色を塗った結果むしろ目立たせてしまうなども、すべてマイナス査定が避けられない誤った査定前の対応だ。
ピアノの買取業者は、買取後に自社商品として再販すべく、プロのスタッフが外観面の修復を含めたチェック作業を施している。マナーとして対象品を綺麗にしておく配慮は間違いではないが、誤った過ぎたる加手は逆効果となるのが、ピアノという精密楽器の特性だ。限度を正しく見極めた清掃作業にとどめておく判断もまた、高額査定につなげるコツの1つなのだ。
重要な相手先との事前のコミュニケーション
買取査定担当者が現地まで足を運び、その場で査定定時から現金決済し、その足で搬出する買取サービスを利用する場合、事前により正確な情報を伝える姿勢が重要だ。
高額査定を画策するあまり、商品の状態が実際よりも遥かに良好であると伝える、搬出が困難なロケーションである事実を伏せるなど、いずれもトラブルを自ら招く行為にほかならない。満足できる査定額でのピアノ売却には、相手側との相互信頼関係の構築が不可欠である。
対象品の添付画像を送信する
インターネットを用いた買取サービスを実施している、査定依頼先業者への事前情報提供として、買取を希望するピアノの画像の添付送信がおすすめだ。気になる傷など、マイナス査定の要因となるポイントを、正直に事前に伝えておけば、より正確な概算査定額を提示が期待できる。
その他付属品一式の写真など、事前に伝えられる情報は出し惜しみせず、早い段階で伝えておく姿勢が、後々のトラブル回避につながる売り手側に望まれる配慮である。
小さな疑問点も臆せず質問からの確認を
搬出作業がともなうピアノの売却に際しては、自身で持ち込む、あるいは宅配便を利用した買取とは違ういくつもの要確認点をスルーしてはならず、わずかな疑問点に対しても遠慮は無用だ。納得できるまで相手先の担当者に質問と確認を重ね、一連の流れを納得した上で、当日を迎える慎重な交渉が望まれる。
例えば、外部の引取り業者が先に商品を搬出し、後日査定となる場合、査定金額に納得できず交渉不成立となれば、返品に要する費用面の問題が生じてしまう。相手先業者によっては、こうした細かい部分にいたる明記配信がなされていない場合もあり、勝手な思い込みだけで話を進めてしまってはならないのだ。
確認不十分から回収費用が自己負担となれば収支が合わず、不本意ながら提示金額で手を打たざるをえない状況となってしまっては、それこそ「後悔先に立たず」の状態だ。こうした残念な展開の当事者とならないためにも、事前の確認を徹底する、相手先に虚偽の内容を伝えないなど、信用取引上必要不可欠なポイント踏まえた、誠実かつ毅然とした対処が不可欠となる。
まとめ
ピアノを売却する方法はさまざまあるが、個人で運ぶのが困難な楽器なので、専門の業者に売るのがおすすめだ。ピアノを買取できる業者は多数あるため、自分に合った業者を見つけよう。
ピアノを高値で売るには、付属品をまとめておいたり、手入れをしておいたりと事前準備が必要だ。また、査定額を正確に出してもらうためにも、売却するピアノの情報はきちんと伝えるのが大切である。