フォクシー(foxey)は海外ブランドのように思われがちだが実は日本人デザイナーが日本人向けに販売を開始したブランドである。フォクシーと言えばフォーマルワンピースが定番だがチンチラやミンクの毛皮を使ったリアルファーのマフラーも人気のアイテムだ。
動物愛護運動により近年ではリアルファーの生流通が少なくなっているが、やはりリアルファーを求めるユーザーは多くいることからフォクシーのマフラーは中古市場でも人気がある。そんなフォクシーのマフラーの買取相場や高額買取のために気を付けたいことを調査した結果をまとめていくので、フォクシーのマフラーをお持ちの方にはぜひチェックしてもらいたい。
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フォクシーとは
先述したように実はフォクシーは日本発のブランドである。現在は銀座6丁目の本店を中心に青山や梅田などの一等地に店舗を構え、全国の高島屋などのデパートでの展開もしている。オンラインでの販売はおこなっていないので購入するには店舗まで出向くか中古市場での購入となる。
フォクシーについて
フォクシーは1980年にデザイナーの前田義子氏によって創設されたアパレルブランドである。もともとフォクシーは毛皮のブランドとして誕生したため、創設以来ミンクやチンチラなど毛皮のアイテムを多く発信してきた。いま定番のワンピースの発売を開始したのはブランド設立から4年がたった1984年のことだった。
フォクシーは高度経済成長期、いわゆるバブルの波に乗り一流ブランドとして成長していくことになる。バブル期の日本では毛皮のコートや高級ワンピースは非常に人気の高いアイテムであったことからフォクシーの人気はうなぎのぼりであった。
1991年に開店したフォクシー神戸店をはじめ1年に1店舗のペースで全国展開を続け、現在の本店である銀座店を出店したのは1998年のことだった。展開は国内のみにとどまらず、アメリカとミラノにも店舗を構え、今後も世界展開が続いていくだろう。
フォクシーの特徴
フォクシーのアイテムは創設者である前田義子氏の生き方そのものを体現しており、知性と品位を兼ね合わせ、女性や強く美しく生きていけるための洋服がブランドコンセプトとなっている。
ブランドコンセプトに基づき、高級ブランドでありながらいやらしさはなくフォクシーのアイテムを身に着けている女性はどこか知的で美しいイメージを思わせる。元宝塚トップスターの紫吹淳さんや檀れいさんも愛用しており、強い女性のイメージのある女優とフォクシーは相性がぴったりといえるだろう。
フォクシーは他にもカジュアルラインでかわいらしいアイテムが多いフォクシーニューヨーク(Foxey NewYork)や、デザインや素材にこだわったデイジーリン(DAISY LIN) などのブランドも展開している。どれもラインは違うがフォクシーのブランドコンセプトに沿ったエレガントなアイテムになっている。
フォクシーのマフラーについて
フォクシーのマフラーは主に3種類の展開がされている。そのうち2つはミンクとチンチラのリアルファーで、もうひとつはカシミヤを使ったカジュアルなマフラーである。リアルファーのマフラーは新品だと10万円越え、中古でも数万円するがカシミヤのマフラーであれば1万円~2万円ほどの手軽な価格で入手できるものもある。だが、フォクシーと言えばやはり毛皮というイメージからリアルファーのマフラーの方が人気である。
フォクシーのマフラーを高く売るには?
ではフォクシーのマフラーを高く売るには何に気を付けて使用すればいいのか注意点を見ていこう。フォクシーのマフラーに限った注意点ではないので、ブランドアイテムを持つうえでの最低限の知識として覚えておくといいだろう。
保存状態を良く保つ
中古品を売却するときに一番大切なポイントは保存状態を良く保っておくことだ。この後紹介する2つのポイントも十分大切なのだが商品の保管状態が悪いとどうしても高額買取は難しい。マフラーは人の顔付近で直接肌に触れることもあるアイテムなので保存状態によって買取価格は大きく変わってくる。
リアルファーの特性上、何のお手入れもしないでオフシーズンを迎えると害虫やカビが生じることや、においを吸収しやすいことから防虫剤を使用してもそのにおいが付着してしまうこともある。
リアルファーのお手入れを自宅でおこなう方法はインターネットで多くヒットするが、一歩間違うと製品をだめにしてしまうこともあるので基本的にお手入れは自分でおこなわずクリーニングに出すことをおすすめする。もし自宅で洗濯する場合は必ず手洗いでおこない、しっかりと陰干ししよう。
買取業者を比較する
次に大切なのが買取業者を比較することだ。インターネットで買取をおこなっている業者は多く存在するが買取後の販路の幅広さによって買取価格は大きく変わってくる。バッグをメインに扱っている業者とファーコートをメインに取り扱っている業者だともちろん買取価格は異なる。高額買取を希望するのであれば多少手間がかかったとしても複数の業者に査定を依頼したい。
ネットで査定を依頼する方法は3つある。店舗に商品を持ち込み査定を依頼する店頭買取、自宅までスタッフを呼んで査定をおこなう出張買取、商品を業者まで郵送して査定してもらう宅配買取の3種類だ。それぞれメリットとデメリットがあるのでそれはこの後詳しく紹介していく。
最近ではラインで写真を送ることで気軽に査定を依頼できるサービスをおこなっている業者も増えてきているので複数の業者を比較するハードルは下がってきている。買取を依頼する他にもメルカリやヤフオクでの個人売買も含めて検討したい。
買取依頼前に商品をきれいにする
最後に買取の依頼前に商品をきれいにすることも重要である。ほこりをかぶっている状態の商品よりもきれいに手入れされている商品の方が印象がいいのは言うまでもないだろう。これから先は人工知能を使った買取が出てくる可能性はないとはいえないが、現在はスタッフが1つ1つ商品状態を確認して買取料金を提示している。
なので買取を依頼する前にはブラシを通すなど簡単にできることはやっておきたい。ただ、きれいにしようと自分のできること以上のお手入れをしようとするとかえって商品状態が悪くなることもあるのでやりすぎには注意したい。
フォクシーのマフラーの買取方法
フォクシーのマフラーの売却をするには2種類ある。買取業者に依頼する方法と先ほど少し触れたメルカリやヤフオクでの個人売買だ。より高額での売却が可能で自分にあった売却方法をよく考えて選んでほしい。
買取業者に依頼
まずは商品を売却するうえでスタンダードとなるのが買取業者に依頼する方法だ。プロの鑑定士が正しい買取価格を提示してくれて、必ず売却できるのが特徴だ。個人売買と違い自身でおこなう必要のある手順が少なく済むので売却までの時間が少なく済むのも特徴だろう。すぐに現金が必要な場合はこちらをおすすめする。
ただし悪徳業者と呼ばれる正しい査定価格を提示せず商品を買取する業者も世の中には存在するのでこういった面でも複数社に査定を依頼するのは必須とい言える。
フリマアプリでの個人売買
2つ目はフリマアプリのメルカリやネットオークションのヤフオクを利用した個人間で売買をおこなう方法だ。近年メルカリが大ブームを起こしているので何度か利用したことある方もいるのではないだろうか。個人売買の特徴は出品者であるあなた自身の希望した料金で売却が可能という点だろう。いわゆる言い値での売却だ。ヤマト運輸や郵便局と連携しているため購入者に名前や住所を知られることなく商品を発送することができる匿名配送という機能も存在する。
ただしメルカリやヤフオクなどの個人間売買ではトラブルがつきものだ。2012年度は170件程度だった消費者相談センターへの相談件数は2017年度には200倍近い3330件ほどまで増え、現在も件数は伸び続けている。予期せぬトラブルを避けたいのであれば個人売買は利用しないのが無難だろう。
買取方法別のメリット・デメリット
では今あげた2つの買取方法をもっと細かく分類し、メリットとデメリットを見ていこう。メリットだけではなくデメリットも考慮して売却方法を決定してもらいたい。
店頭買取
まずは買取業者に依頼する方法の1つである店頭買取を紹介していく。店頭買取は店舗名で商品を持ち込みしその場で査定をおこなってもらうことができる。提示された料金に納得すればその場で現金を受け取ることができるので商品を現金化するまでの時間は最も短いのが最大のメリットだろう。
来店の予約も不要なことが多いので売却したいと思ったときにすぐ持ち込んで売却ができるのもうれしいポイントだろう。もちろん査定金額に納得できない場合は無理に売却する必要はない。
デメリットとしては直接店舗まで足を運ぶ必要があるので近くに店舗がない場合には利用することが難しい場合や交通費をかけなければいけない場合もある。なので店頭買取を利用するのは街の中心部に住んでいるかすぐに現金が欲しい場合に限られてくるだろう。
宅配買取
続いて商品を業者まで郵送して査定をおこなってもらう宅配買取を紹介していく。宅配買取は店頭買取の移動にかかる手間を省いた形といえる。日中は仕事で家を空けている方も自分のタイミングで発送が可能だ。
商品の送料も業者が負担してくれる場合が多いので着払いで発送できるのも見逃せないポイントである。買取料金は銀行口座に振り込みされるので銀行口座を持っていることが利用の条件である。
デメリットとしては返送の送料は自己負担の場合が多いことや発送という手間をかけた分、買取料金に納得できていなくてもそのまま売却を決めてしまうことがある点だろう。そうならないためにも、あらかじめ電話やラインでの簡易査定をおこなって相場観を持っておくことが重要となってくる。
出張買取
買取業者に依頼する方法でもっとも手間を省いた形が出張買取である。自宅に買取業者を呼んで査定してもらうので自分で何かをおこなう必要は全くない。強いてあげるとすれば買取を依頼するのみである。買取料金に納得すればその場で料金を受け取ることができるのもうれしいポイントだ。
デメリットとしてはどうしても繁忙期には出張買取の予約を取ることが難しい点や出張スタッフの交通費や人件費がかかってしまうことから他の買取方法よりもすこし買取料金が低くなってしまうことがある点だ。買取業者の拠点から離れれば離れるほど買取金額は低くなる傾向にあるので、地方に住んでいる方には宅配買取をおすすめする。
メルカリ
続いて個人売買についてのメリットとデメリットを見ていく。まずはメルカリだ。メルカリは出品の手軽さと購入されるまでが短いのが特徴で、学生から大人まで毎月1,000万人が利用している。男女比率が公式から発表されているわけではないが女性ユーザーの方が多いとされており、特にマフラーのようなファッション小物はヤフオクよりもメルカリで出品したほうが利用者層のニーズに合っているといえる。
デメリットとして出品から梱包(こんぽう)、発送まですべて自分でおこなう必要があるため売却までの手間は非常に多いといえる。また、購入されるまでの時間が短いといったが、フォクシーのマフラーのような高額商品になると気軽に購入できるユーザーは大幅に減ることからすぐに購入されるとも限らない。現金化までの時間も長く、購入後に発送し購入者が受け取り評価をするまでは売上金として自分の元に入ってこない。購入代金はメルカリのシステムで管理されているので商品を発送したのに売上金が入ってこないというようなことは発生しない。
出品の際に写真を掲載するのが必須なのだが、業者とは違い写真を撮る技術も低く、高額で売却したいという気持ちから汚れやダメージ部分を記載せずに出品する出品者もいることからトラブルが起きることがよくある。出品の際は都合の悪い点もしっかりと撮影し、明記することを心掛けてほしい。
ヤフオク
続いてヤフオクを見ていこう。ヤフオクは1999年からYahoo!Japanが提供しているネットオークションの定番だ。ネットオークション市場はヤフオクが独占していることから他のネットオークションサービスはほとんど存在しない。オークションという特性上、1円からのオークションスタートしたとしても複数人による入札で競われるので相場の料金で落札されるケースが多い。また、レアな商品の場合は入札者同士でヒートアップし相場以上の料金で落札されることも多々ある。
デメリットとしては落札したにもかかわらず一切連絡が取れず、入金もしてこない落札者がいる。ヤフオクのシステム上、落札後にキャンセルされても手数料が一部発生してしまうので一方的に損してしまうことがある。そして再び出品してオークション終了の日時まで待つ必要があるので、評価の悪い入札者はオークション終了までに削除するのが賢明といえる。ヤフオクもメルカリと同じく出品から発送まで自分でおこなう必要があるのでかかる手間は多い。
フォクシー マフラーの買取価格
では最後にフォクシー マフラーの買取価格を調査した結果をまとめていく。やはり高額買取されている商品はリアルファーのマフラーで、カシミヤのみのマフラーは人気と販売価格が低いことから高額買取は難しいようだ。なるべく高額で売却するために以下の料金相場をチェックしておくといいだろう。
エコスタイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコスタイルではフォクシー ショールの買取実績が公開されている。
- ・買取価格:50,000円
- ・商品名:フォックス×カシミヤショール
- ・状態:通常程度
- ・型番:35979
ブランディア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランディアではフォクシー マフラーの買取実績が公開されている。
- ・買取価格:32,000円
- ・商品名:ファー×ティペット
- ・状態:通常
- ・買取価格:22,000円
- ・商品名:フォックス×カシミヤ フーディーストール
- ・状態:通常
retro
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
retroではフォクシー マフラーの買取実績が公開されている。
- ・買取価格:8,000円
- ・商品名:フォックスファー×カシミヤマフラー
- ・状態:通常程度
メルカリ
メルカリでの料金相場も調査した。フォクシー マフラーと検索し、購入済みになっているものを紹介していく。
- ・最終 お値下げ FOXEYフォクシー チンチラ ファー シナモン →130,000円
- ・フォクシー ファーストール →95,000円
- ・FOXEY フォクシー チンチラタイ ストール ブラウン →79,000円
- ・フォクシー フォクス フード マフラー 美品 →67,000円
- ・FOXEY チンチラ ティペット →28,500円
ヤフオク
ヤフオクでは直近3ヶ月に落札された商品のデータしか残らないため、ここ3ヶ月で落札された商品のみを紹介していく。
- ・新品同様 FOXEY フォクシー ロシアンセーブル マフラー ファーストール エスプレッソ 廃盤 人気完売 毛皮 定価37万 →100,000円
- ・新品 フォクシー FOXEY 最高級 セーブルタイ Sable Tie ゴールド 6本テール ロングストール 115×12 毛皮 ファー マフラー 本物 正規 →95,000円
- ・フォクシーブティック マフラー チンチラファー F →73,889円
- ・本物 フォクシー FOXEY チンチラ マフラー ファー ティペット ストール スヌード 毛 レディース 小物 服飾 冬用 防寒 →55,100円
- ・美品◎正規品 2015年 フォクシー 34526 FOXファー・フード付き カシミヤ100% ショール/マフラー ブラック 毛皮 定価136080円 →36,800円
まとめ
フォクシー マフラーの買取相場を調査した結果を簡単にまとめていく。まずは買取業者に依頼したときの料金相場から見ていく。リアルファーのマフラーは通常程度の商品状態であれば3万円~5万円が料金相場といえるだろう。毛皮を専門的に扱っている買取業者に依頼したほうが高額買取してもらえる可能性は高いのでよく業者を探してから買取を依頼したい。
続いてメルカリやヤフオクなど個人売買での料金相場だ。やはり買取業者よりも個人売買の方が高額での売却が可能で、5万円~9万円が相場といえるだろう。状態のいいリアルファーのマフラーであれば10万円を超す料金での売却も可能だ。ただし紹介したように個人間での売買をおこなう場合はトラブルに十分注意していただきたい。
フォクシー マフラーは大人の女性に人気であることから高額での売却が可能である。マフラーはモデルチェンジされることが少ないので古い商品でも高額売却が可能なケースが多くあるので、持っているが使用していないのであればぜひ買取に出してみてはいかがだろうか。思わぬ高額での売却ができるかもしれない。