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メルカリで腕時計を売買する場合のトラブル事例まとめ

読了目安:9分
更新日:2021/01/14
公開日:2019/01/07
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腕時計の寿命は長いもので20年以上にもなり、そのためかメルカリで出品されているのをよく目にする。定価よりも安い値段で腕時計を買うことができるというのは得な話だ。中古でもいいから腕時計が欲しい購入者側にとっても、その腕時計が必要なくなった出品者側にとってもだ。

だが良い話ばかりではない。それだけ多く出品されている腕時計は、時にトラブルの原因となりうるのだ。

ここではメルカリで実際にあった、腕時計をめぐるトラブルを紹介する。

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腕時計が故障していた事例

腕時計と聞くと、その精巧な作りを連想する人もいるのではないだろうか。確かに腕時計は精巧な作りであるが、それ故に扱い方によっては簡単に故障してしまう。

また、クォーツ時計なら電池が切れることも考えられる。ここではそんな事例をあげていく。

腕時計故障の事例1

Aさんはメルカリで腕時計を購入した。商品の説明には「1度だけ使用」「電池切れ」と書いてあり、Aさんは「電池切れではあるが美品なら良い」と思い購入を決めた。商品は無事に届き、相手への評価を済ませると、その日のうちに電池交換のため時計店へと持ち込んだ。

しかし時計店で、「水のようなもので故障している、修理には1万円ほどかかる」と言われてしまった。出品者に問い合わせると、保管はきちんとされていたとだけ返ってきた。

これは、届いた商品が故障していた事例だ。とくにこの事例の場合、受取評価を済ましてしまっている。メルカリでは受取評価をすると取引が完了してしまい、返品や返金が難しくなってしまう。Aさんは1万円を諦めるしかなさそうである。

その他にも、購入前に確認をしなかったためにトラブルとなったこともある。

腕時計故障の事例2

腕時計を購入したBさんは、届いた商品が止まって動かない状態であることに気づいた。すぐに出品者に問い合わせると、「電池切れだから交換すれば使える」と言われた。商品の説明欄には「電池切れ」と記載はなかったのだが、Bは他の購入希望者から横取りをするような形で購入をしたので、文句が言いづらいという。

これは明らかに出品者に非がある事例だ。確かに購入者は、購入前出品者に確認をしなかった。これは不注意である。

しかし、商品の状態を明確に記載せずに販売をするというのは、購入者を騙しているのとなんら変わらず、それは不注意という言葉では片付けられないことなのだ。幸いにもBさんはまだ受取評価をしていないようなので、出品者にはぜひ返品に応じてほしいものだ。

偽物の腕時計をめぐる事例

腕時計の値段は物によって変わり、その幅が広い。そして高額なブランド物ともなると、その偽物が出回ることもある。

偽物時計の事例1

Cさんはメルカリで購入した時計が、偽物であることに気づいた。すぐに出品者に返品の申請をしたのだが、相手はどうやら日本の人間では無いようで、なにを言ってもうまく伝わらない。事務局の協力によりなんとか返品まではこぎつけたが、住所名前を聞いてもマンションの部屋番号がない、名前に数字が入っているなど信憑性の無い答えが返ってくる。

早く返品をしたいCさんだが、質問をしても同じような信憑性の無い答えしか返ってこないという。

この事例は出品者が日本人ではなく、偽物が届いても連絡をすることが困難であるというものだ。相手が外国人なら仕方のないところもあるが、それでも出品の際は注意してほしい。

そもそもメルカリでは、偽物の販売は禁止事項なので十分注意したい。特に偽物と気づかずに販売することは避けなければならない。

偽物時計の事例2

Dさんはメルカリでブランド物の時計を出品した。購入者が現れ購入をしてくれたのだが、購入者は商品が届くとすぐに「商品が偽物である、警察に行く」と主張した。どうやらDさんは偽物と気づかずに販売していたらしい。

返品と返金を購入者に伝えると、「返金はしろ、この時計は慰謝料として貰っておく」と言われてしまい、とにかく取引を終わらせたかったDさんは、その時計をあげてしまった。

しかしその後、購入者が「やはり貴方のやったことは犯罪だ、警察に通報することを考えている」と言いだした。Dさんはどうしても警察沙汰にしたくなかったので、メルカリにあった4000円も相手に渡してしまった。

これは偽物と知らずに出品してしまった事例だ。偽物の販売は犯罪だが、それは偽物であることを知っていたらである。Dさんは偽物と知らずに売っている。つまり、返品義務はあっても罪には問われないということだ。

それに対して購入者は、警察や裁判所を通さずに慰謝料として金品のやり取りをしている。これは立派な恐喝罪で、こちらのほうがよっぽど犯罪と言えるだろう。出品する際に不注意だったDさんにも非はあるが、購入者のほうが罪は重いということだ。

実際にあった詐欺のような事例

ここでは、特に悪質な、詐欺のような事例を紹介していく。

詐欺に関する事例1

Eさんはメルカリで機械式腕時計を購入した。しかし届いた商品はクォーツ式のものだった。すぐに出品者に問い合わせたのだが、出品者からは返事が返ってこない。

また匿名配達であったため、住所や電話番号がわからず直接連絡も出来ない。その上受取評価をしてしまっているため、メルカリ事務局側も介入が難しいという。

出品者には明らかな悪意がある。機械式腕時計は高額であることが多く、量産的なクォーツ時計と比べると値段にはかなり差ができる。それがわかっているから、意図的にクォーツ時計を送りつけたのだ。それも直接連絡を取ることができないよう匿名配送にして。

また、Eさんは受取評価を済ませているため事務局側の介入もない。かなり悪質な手口と言えよう。同じような事例は他にもある。

詐欺に関する事例2

「目立った傷汚れなしの美品でオーバーホール済み」と説明された腕時計が出品されており、Fさんはそれを370,000円で購入した。

しかし後日届いた商品は、風防ガラスのいたるところに傷があり、ベルトの裏が黒くなって緩んだひどく状態の悪いものであった。さらに、されていると説明にあったオーバーホールがされていなかったのだ。

説明とは全く違う商品が届いたので、Fさんは何度も返品を依頼した。しかし、依頼は無視され続け、事務局の協力でようやくきた返信の内容は「こちらに落ち度はないので返品はできない」というものであった。

Fさんはその後、なんとか返送承諾を得ることができたのだが、「商品確認後、問題がなければキャンセルする」という言葉を最後に、出品者からの連絡はないという。

この出品者もかなり悪質な者である。虚偽の説明で商品を売りけるだけでも相当悪質なものだ。この出品者はそれだけではなく、返品に応じないことで370,000円をFさんから騙し取っている。これは立派な詐欺である。このような詐欺には十分注意し、絶対に遭遇してはならない。

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トラブルを避けるためには

では、トラブルをできるだけ避けるにはどうすれば良いのだろうか。トラブルに巻き込まれないために必要な、取引の際の注意点をいくつかあげていく。

(1)取引相手の評価は良し悪しだけで判断しない

取引相手の評価は「良い」の数や「悪い」の数だけで判断してはならない。もちろん「悪い」があるならなるべく避けたほうがいい。

しかし、「良い」という評価だけだからといって完全に相手を信用しきるのはやめたほうがいい。というのも、「良い」という評価は商品に対してのものであり、出品者を評価していないことが考えられるからだ。なので仮に良い評価がついていたとしても、「対応が悪い」「返事がこない」というような内容があるなら、取引は避けた方が良いだろう。出品者の質が悪い可能性が高く、良い取引相手とならないかもしれない。

評価の内容から取引相手を見定め、相手がどんな人間であるかを見定めなければならないということだ。そのためにも、評価は内容までしっかりと見ておきたい。

(2)商品の説明文や画像は明確にする

商品の説明や画像が明確でないと、トラブルに発展することは事例からもわかるだろう。説明文に明確な記載がなければ、購入者から文句を言われトラブルになる恐れがある。説明文が明確でない商品を購入すれば、勘違いや食い違いから出品者に不満を持ち、それがトラブルに発展することもありえる。商品の説明はできるだけ明確にし、また曖昧な説明文で説明されている商品には手を出さないことが賢明である。

これは画像にも言えることだ。画像はその商品の状態が視覚的にわかるようにするためのものだ。つまり、細かなところまでしっかり写せば、取引後トラブルとなる可能性を大幅に抑えることができる。メルカリの売買では、説明文だけでなく画像も商品と取引相手を判断する重要な要素となるのだ。

ただその前段階として、相手に伝えるべき傷や故障のような商品の状態を見誤ってはいけない。出品者がここで見落としてしまうと、説明文で書いたり写真に写したりができず、結果購入者に伝えることができないからだ。不注意では済まされないので絶対に注意したい点である。

(3)よくわからないことがあるなら質問をする

説明が曖昧で画像が少ないので購入は不安だが、どうしてもほしい商品がある。そういうときは、買うか諦めるのかを決める前に、まずは質問をするべきだ。質問をすれば、その商品についての情報が増えるだけではなく、文面から相手がどのような取引相手かを判断することができるからだ。

特に、ブランド品など高額商品の売買などは、商品と取引相手のどちらの情報も重要なものとなってくる。それらの情報を引き出すためにも、質問というのはできるだけしたほうが良い。

また、ブランド品を購入する際は、保証書のような本物を証明できるものを提示してもらうべきである。事例にもあった通り、本物かどうか確認していなかったためにトラブルに巻き込まれるというケースは多々ある。

逆に出品者の立場であるときも、本物とわかるものが提示できるのであれば必ず提示するべきだ。

まとめ

メルカリで腕時計を売買する場合のトラブル事例と注意点についてまとめた。多くの人が利用するフリマアプリは簡単に売買できるのがメリットではあるが、その一方で故障品や偽物を平然と販売する悪質な人も存在する。そのような悪質なトラブルに遭遇しないためには、商品が届いた後すぐに受取評価をせず、商品の状態をしっかりチェックすることを徹底してほしい。腕時計のような高額商品であれば尚更だ。

あなたが出品する立場でも購入する立場でも、相手の人柄と商品の状態にはしっかりと目を光らせ、トラブルのない気持ちのいい取引をしてもらいたい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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