世界の中でもその品質の良さが認められているジャパニーズウイスキー。国際的なコンテストでも常に日本のウイスキーは上位に入っている。この記事で紹介する商品はジャパーズウイスキーの中でもNO.1の価値がついているといっても過言ではないものだ。
軽井沢 能は国内だけでなく、海外からも非常に高い評価を受けているウイスキーだ。今ではもう販売が終了しているこのウイスキーには数多くのファンがいる。軽井沢 能の基本情報や査定情報、買取相場を詳しくみていこう。
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軽井沢 能とはどんなウイスキーか?
軽井沢 能とはどのようなウイスキーだろうか。売却を検討しているならしっかりとウイスキーの情報仕入れてからの方が、納得いく買取価格に辿り着きやすい。まずはウイスキーの特徴や歴史について調べたのでご覧いただきたい。
ラベルに能が描かれている特徴的なデザイン
軽井沢シリーズはラベルに特徴がある。他のラベルデザインと一線をかいているため、すぐに軽井沢シリーズだと判断できる。ご紹介している軽井沢 能シリーズのラベルには全て「能面」が描かれている。その独特な雰囲気から国内でなく海外からの評価が高い。
世界的に人気の軽井沢 能シリーズ
軽井沢 能は国際的なコンペンションで数々の賞を受賞しており、世界的にも人気がある。軽井沢はウイスキーを作るのに非常に優れた土地で、そのクオリティはウイスキー通をもうならせる。
日本には多くの有名なウイスキーがあるが、総合的にみてこのシリーズが最も世界に知られているウイスキーといっても過言ではない。
軽井沢 能シリーズは今はなき軽井沢蒸留所で作られた
軽井沢蒸留所は1955年に作られ、翌年の1956年に本格的にウイスキーを生産。2012年に閉所することになったが、実際にウイスキーを生産していたのは2000年までである。2000年以降はそれまでに作られた原酒を販売していた。2012年に閉所となったため、今では軽井沢蒸留所でつくられた原酒には高い価値がついている。
「軽井沢」というブランド名で販売されたのは1976年であり、これが国産初の100%モルトウイスキーとなった。当時の販売価格は異例の15000円。発売当初から高級品だったことで知られている。発売当初から人気があり、販売を行われていない今でもファンが多い。
世界で最も価値のあるウイスキー
イギリスで発行され世界各国で読まれているウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」という雑誌がある。その雑誌には毎年、ウイスキーの価値を図るオークション指標が発表される。2015年に軽井沢 能が「ザ・マッカラン」を抜いて世界一になったのだ。
ちなみにこのザ・マッカランは軽井沢 能が1位を取るまで8年間もの間首位をキープしていた。それを聞くと軽井沢 能がいかに価値のあるウイスキーかがわかると思う。
空ボトルにも高額な価格がつく可能性がある
「軽井沢 能シリーズを自宅に持っているけど飲みかけの状態だ」と、いう方もいるかもしれない。しかしその状態でも買取対象になる。正確にいうと、飲んだ後の空ボトルに価値があるのだ。
これだけ貴重なウイスキーになると空ボトルを買い取る業者やコレクターがいる。軽井沢 能を集めているウイスキーコレクターは多く、空ボトルだとしても非常に喜ばれる。ラベルに描かれている能面にはインパクトがあり、そのデザインも人気の秘密だ。
軽井沢 能の査定情報
ここからは軽井沢 能の査定情報をご紹介していこう。軽井沢 能の種類も合わせて記載していく。
軽井沢 能の種類
軽井沢 能はシリーズになっておりいくつかの種類が存在する。調査した結果、9種類が確認できたため一覧でご紹介する。
- 1.軽井沢 能28年
- 2.軽井沢 能32年
- 3.軽井沢 能31年
- 4.軽井沢 能22年
- 5.軽井沢 能30年
- 6.軽井沢 能15年
- 7.軽井沢 能マルチヴィンティージ
- 8.軽井沢 能41年
- 9.軽井沢 能23年
もしかするとこれ以外にも存在する可能性がある。どちらにしても軽井沢 能シリーズは全てにおいて希少価値が高いウイスキーだ。
買取業者やネットオークションで売却可能
軽井沢 能をどこに売ろうか考えた時にまず候補にあがるのはウイスキー買取業者だ。ネットで検索すればいくつかの業者がヒットする。
買取業者以外にはネットオークションやネットフリマも利用できるだろう。この3つの選択肢にはそれぞれ一長一短がある。実際に売却する前にそれぞれの特徴を是非確認してほしい。
買取業者のメリット・デメリット
買取業者のメリットは2つある。1つ目は買取価格が適正であるということ。市場などの状況をみて、価値のあるものにはしっかりと高価買取をしてくれる。
もう1つはすぐに買取ってくれるという点だ。査定を行い、満足できる金額なら買取を依頼し、比較的すぐに現金に変えられるという点も魅力だろう。
しかし、デメリットが1つある。それは業者によって査定額が変わってくるということだ。買取価格は市場の状況と業者が保有している在庫などにも左右される。そのため満足いく買取をしたい場合は複数の業者に査定を依頼する必要があるだろう。
ネットオークションのメリット・デメリット
続いてネットオークションのメリットをご紹介する。メリットは買取業者よりも高い金額で売却できる可能性があることだ。ネットオークションは個人間のやり取りのため、その人がいくら払っても欲しいと思えば、適正価格は関係なく高額な取り引きになることもある。
しかし、この逆のパターンもある。買取業者よりも低い価格で落札されてしまうケースだ。良くも悪くもギャンブル性があるため、安定した落札価格にはなりづらい。これがデメリットだ。
ネットフリマのメリット・デメリット
ネットフリマのメリットは自分自身で出品価格を決められる点だ。自分が売りたい金額で相手に売ることができる。最初から値段が決まっているため、低い価格で落札されることはない。
デメリットとしては、高い金額を提示してしまうと、購入希望者が現れるまで長い時間がかかってしまうことだ。ある程度の金額で売ろうとした場合、長期戦の覚悟が必要になってくる。
軽井沢 能の買取金額相場
軽井沢 能シリーズの買取相場を見ていこう。確認できる限りでは9種類存在するので一覧でご覧頂きたい。
- 能28年
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- 能32年
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- 能31年
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- 能22年
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- 能30年
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- 能15年
- 20万円
- 能マルチヴィンテージ
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- 能41年
- 116万
- 23年
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以上の結果をみてもわかるように軽井沢 能の全種類の買取相場を見つけることはできなかった。数があまりにも少ない為、ほとんどの場合「要相談」となっている。それほどまでに希少性が高いウイスキーなのだ。確認できたのは能15年と能41年である。能41年は116万円と非常に高額な取引がされている。年式が古くなるほど、価格も上昇してくるようである。
また、付属品の有無でも買取価格は変動してくる。付属品がある場合はしっかりと保管することをおすすめする。
まとめ
軽井沢 能シリーズの買取情報についてまとめていこう。
ネットオークションやネットフリマを利用する前にまずは複数の業者に一括で見積もりをだそう。一括で出す理由は査定額を比較するためだ。先ほども書いたように、業者によって保有している在庫などの状況が違うため、査定金額にも多少の差がでてくる。
せっかく売却するなら比較検討し一番納得いく業者を探す必要がある。
買取業者に査定を出し、満足しなかったらネットオークションなどに出品するようにしよう。タイミングによっては高い価格で売却できる可能性もあるし、大体の相場もわかっているので価格も決めやすい。しかし、出品してもなかなか買い手がつかないケースや思っているよりも下の金額で落札されることもある。注意をしながら出品しよう。
軽井沢 能は非常に希少なウイスキーなので、しっかりと情報収集した上で売却することをおすすめする。