時代の流行がわかる女性誌やコミック雑誌などは高額査定されやすい本の1つだが、お店によってはこういった雑誌を買い取りの対象外としている場合がある。発行された時期や雑誌のジャンルなどを限定している買取店もあるため、査定に出すときには対応してもらえるかどうかをしっかりと確認しておきたい。
ここでは、雑誌の買取を行っているおすすめのお店をご紹介していく。長年集めてきたコレクションがあるときには、ぜひ信頼できそうな買取店に相談してみよう。
Japanese Magazines / Danny Choo
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現代の雑誌を中心に買い取りする「もったいない本舗」
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もったいない本舗は、比較的新しい雑誌を買い取りしているお店だ。Amazon(アマゾン)のサイトでは、このもったいない本舗の本が1年間に300万冊以上販売されており、古本の取引では一定の実績を上げている。DVDやCD、ゲームソフトなども買取中だ。
2009年以降に出版された雑誌が買取の対象
もったいない本舗が買い取りしているのは、2009年以降に発行された雑誌だ。買い取りしている雑誌のジャンルは幅広く、女性誌から生活情報誌、ビジネス系の雑誌までさまざまな雑誌を取り扱っている。
この買取店で雑誌を売る場合、査定価格に影響を与えるのは本の状態と言える。実際、もったいない本舗では、破れや折れなどがある雑誌は買い取りをしていない。Amazonなどの通販サイトですぐに売れるかどうかが1つのチェックポイントになるため、高く売りたい雑誌があるときには保管場所や保管の仕方に気を付けておこう。
例えば、湿気が多い場所などは、雑誌の保管には向かない。また、無造作に積み上げて保管していると、破れや折れが生じやすくなるため、買い取りしてもらえなくなる可能性がある。また、付録がそろっていない雑誌も買取の対象外だ。
厚みが2センチ以内の雑誌であれば買取が可能
こちらの買取店では、厚さが2センチ以内の雑誌を買い取りしている。一般的な女性誌やビジネス雑誌などは、厚さが1センチ前後のものが多いため、ほとんどは買取の対象になる。
ただ、コミック雑誌などは厚みが2センチ以上になることもあり、買い取りしてもらえないケースもでてくるだろう。付録がついている雑誌は、付録の厚みも含めて2センチ以内におさまっていれば買取の対象だ。
送料や段ボールの料金は無料
もったいない本舗の場合、古本は30点前後から買取を受け付けている。宅配買取を専門にしているこちらのお店を利用する際には、送料はかからない。
また、段ボールを用意できないときには、もったいない本舗オリジナルの梱包キットを申し込めるため、自分で用意する必要はない。送付してもらう段ボールは、新品と中古品から選ぶことが可能だが、どちらも無料で提供されることから、査定額から箱の金額が減額されてしまうといったことはないのだ。
買取強化中の雑誌がある「古本買取書房.com」
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一部の雑誌を強化買取しているのが、古本買取書房.comだ。この買取店は、お店側が指定した雑誌を専門に買い取っているのが特徴だ。古本買取書房.comの公式サイトでは、買取中の雑誌の種類が紹介されている。
「文藝春秋」や「芸術新潮」など、さまざまな雑誌を買取強化中
古本買取書房.comが買取強化している雑誌の種類は、決して少なくない。例えば、ファンが多い「美しいキモノ」や「芸術新潮」などは、買取強化の対象になっている雑誌の1つだ。
また、このお店では「ダ・ヴィンチ」、「an・an(アンアン)」などの若い世代から人気がある雑誌や、建築やアート、コンピューター関係の雑誌も売ることができる。ちなみに、こういった買取強化中以外の雑誌は、出版されてから半年以内の号であることが買取の条件になっている。
査定額アップのキャンペーンがある
こちらのお店では、時期によって査定額をアップするキャンペーンが開催されている。キャンペーンの時期を利用すると、10パーセント前後査定額が上がる可能性がある。
同じ品物を売るなら、やはりキャンペーンが行われている時期を狙った方がお得と言えるだろう。まとまった量の雑誌を売る際には、売り時を見極められるかどうかによって買取金額に大きな開きがでる。
買取強化される雑誌の種類はその都度変わるため、売り時をチェックしたいときには買取強化中の雑誌のリストにも忘れずに目を通しておきたい。
着払いの宅配買取を実施
古本買取書房.comは、無料で利用ができる宅配買取のサービスが好評を得ている。このお店では、古本やCD、DVDなどを30点から買い取りしているが、品物はすべて着払いで送れるため、送料はかからない。買取の対象になるかどうかさえしっかりとチェックしておけば、無料で宅配買取してもらえるのがいい点だ。
古い雑誌も高価買取「カルチャーステーション」
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カルチャーステーションは、新しい雑誌、古い雑誌のいずれにも対応している。昔読んでいた雑誌を大切にしまっている人は、こういった買取店に相談してみると、予想以上の高額査定が受けられることもあるだろう。
1970年代の雑誌も高く買取
カルチャーステーションでは、1970年代に発売された「プレイボーイ」や「TVガイド」なども高価買取している。公式サイトでも紹介されているように、こういった古い雑誌は1冊の査定額が高額だ。
数カ月分、数年分のストックがある場合は、査定額もかなり上がることが予想される。かつての人気アイドルやタレントの特集号などは、特にプレミア的な価値がつく可能性が高い。
ただ、こちらの買取店の場合も、状態が悪い品や、ページの一部分を切り取った雑誌は買い取りをしていない。査定を受ける前には、念のため状態をチェックしておこう。
事前査定が利用できる
カルチャーステーションに宅配買取を依頼する場合、事前査定のサービスが利用できる。公式サイトに用意されている「買取査定お申込フォーム」やメールで簡単に申し込みができるため、売却を考えているときにはぜひ利用してみよう。
雑誌のタイトルや冊数などを伝えれば、おおよその金額を教えてもらうことが可能だ。古い雑誌の買取は、骨董店や街の古書店などでも行っていることがあるため、売る前に他店と査定額を比べておくのがおすすめだ。プレミア的な価値がある雑誌は、査定額を比較して慎重に売るのがベストと言える。
写真集やポスター、グッズも買い取りしている
グラビア写真を査定のポイントにしているカルチャーステーションは、アイドルや女優、モデルなどの写真集も買取中だ。ポスターやグッズも買い取りしており、大切にしていたコレクションなども高く売れる可能性がある。
古いグラビア雑誌やポスター、グッズなどの中には現代では入手が困難なものが多い。カルチャーステーションでは、こういった品を積極的に買い取りしている。
おもちゃやホビーグッズも売れる「駿河屋」
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おもちゃやゲームソフト、ホビーグッズなどを買い取りしている駿河屋でも、雑誌を取り扱っている。色々な品物を一緒に売りたい場合は、こういった買取店を利用するという方法もある。
幅広いジャンルの雑誌を買取
駿河屋が買取の対象にしている雑誌の種類は、かなり幅広い。新しい雑誌はもちろんだが、駿河屋では古い雑誌も売ることができる。
例えば、駿河屋は「週刊少年チャンピオン」や「UHOと宇宙」など、1980年代に発売された雑誌を数多く買い取りした実績がある。号によっては、1冊で数百円の金額がつくケースもあり、まとめて売れば買取金額も高額になるかもしれない。
サイトから査定額の検索ができる
駿河屋のサイトには、売りたい品物の査定額を検索できる「あんしん買取検索」のサービスが設けられている。このサービスを利用すると、高価買取中の商品や買取金額などを把握することが可能だ。
発売された時期やタイトル、ISBNコードなどからも検索できるため、売りたい品物の相場をチェックしやすい。利用するお店がまだ決まっていない場合にも、こちらのサービスを利用すれば買取店を選びやすくなる。ヤフオクなどのオークションサイトと合わせて利用すれば、相場もある程度正確にチェックできるだろう。
2種類の買取方法がある
こちらの駿河屋には、「かんたん買取」と「あんしん買取」の2種類の買取方法がある。かんたん買取は、売りたい品物を送るだけでスピーディーに査定、代金の振り込みが行われるのが特徴だ。
あんしん買取は、1点ずつ丁寧に査定が行われ、査定額を事前に確認できるのがメリットになっている。かんたん買取は30点以上買取にだした場合、あんしん買取は査定額が3,000円以上になった場合に送料が無料になる。
月刊誌や週刊誌も売れる「くじら堂」
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雑誌を買い取りしているお店の中には、雑誌の形態で取り扱いを変えているところもある。くじら堂は、月刊誌から週刊誌まで買い取りしている買取店だ。出張専門のこの買取店は、関東エリアを中心にサービスを提供している。
市場価値を考慮して雑誌を査定
くじら堂では、市場のニーズを考慮して雑誌の査定を行っている。古い雑誌でも市場価値が高いものは、査定額もアップする。バックナンバーがそろっている人気の雑誌は、こういったお店に相談するのも高く売るためのコツになるだろう。
例えば、くじら堂では「平凡」や「近代映画」などの芸能関係の雑誌を高く評価している。この手の雑誌を売るときには、付録なども一緒に査定にだそう。くじら堂では付録がない雑誌も買い取りしているが、付属品をきちんとそろえておけば減額されない可能性がある。
遺品整理や古本の寄付にも対応
遺品整理士の資格を持つスタッフがいるくじら堂では、故人の遺品の整理や生前整理についても相談ができる。大量の雑誌があるときでも、出張買取を専門にしているくじら堂であれば、自宅まで引取りにきてもらえる。値段がつかない場合は、寄付という形でリサイクルができるところも他店と少し異なる点だ。
写真があれば事前の査定も可能
出張してもらう前におおよその金額を知りたいときは、スマホなどで雑誌の写真を撮影してメールで送るという方法がある。くじら堂のサイトのフォームを利用すれば、画像を添付してすぐに問い合わせができるだろう。
まとめ
今回は雑誌を売る際の買取業者5選について紹介した。買取業者によって送料がかからなかったり、キャンペーンや事前査定ができたりするなど特徴が大きく違う。そのため、自分が買取してほしい雑誌がより高額になるためには業者を比較することが大切である。
また、商品の状態も重要である。保管の仕方や付属品をそろえる、商品のほこりなどを拭くなど綺麗な状態で買取に出すことで、査定額を減額されることもない。記事を参考に、自分に合った買取業者を見つけてほしい。