一度は、アイデアを売り、それが商品化、サービス化され新たなビジネスとなって、大きなお金を得たいと一攫千金を企む人はいるだろう。また、こういった話は一般的に有名で誰でも、発明やアイデアが売れるなんてことは知っている人も多い。
だが、実際にそのようなアイデアを思いついても、売るまでに至らなかったり、そもそも具体的に売る方法がわからない場合が多いだろう。では、どのようにして、自分が思いついたアイデアを売ることができるのだろうか。今回は「アイデアの買取」について紹介する。あなたのアイデアをそのままにしないで、ビジネスにしていく方法はないのか、ここで調べてまとめておこう。自分のアイデアを売りたいと思っている人は、参考にするといいだろう。
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まず、そもそもアイデアってなぜ売れるのか?
ここでは、アイデアの買取について述べていくわけだが、そもそもアイデアが、なんで売れるのかについて述べていく。
モノの価値について考えてみると、アイデアがなぜ売れるのかが見えてくる
まず、アイデアがなぜ売れるのかを考えるとき、モノの価値が理解できていないと、アイデアの価値は理解できないだろう。現代では、このアイデアは大変重宝されるモノだといっていいだろう。アイデアはビジネスにおいて財産と言われているモノでもある。
ニーズに応える製品やサービスは売れるため、そのアイデアは売れる
では、なぜ、アイデアは重宝されるのかという理由について述べていこう。まず、何かが売れるとき、必ずそこにはニーズが存在している。そのニーズに応え、満足するに値する製品やサービスが提供されているときに、その製品やサービスに需要が生まれる。そして、ニーズに応える製品やサービスが注目されれば、さらに売れるということに繋がる。
つまり、その製品やサービスでしか解決ができないようなモノ、また体験ができないようなモノが売れるというわけだ。とても、当たり前のことではあるが、こういった点を見落としがちでもある。
アイデアは計り知れないチカラを持っているモノ
アイデアというのは、思いつき、新奇の工夫などという意味がある。良いアイデアは何か抱える問題や気づけなかった潜在的な問題を浮かび上がらせ、その問題を解決するチカラがある。そんなアイデアには、当然、価値があるだろう。それはビジネスにおいて、製品やサービスの強みとなる。
そのため、誰もが気づけていたが解決策がなかったモノ、その問題にすら気づけていなかったニーズに応えるアイデアというのは、ビジネスシーンで重宝されるモノである。さらにアイデア一つで、全世界のライフスタイルや考えなどを変えてしまうほどの計り知れないチカラを持っているモノでもあるのだ。
今後、アイデアはもっと売れるものとなっていく
上記では、アイデアがなぜ、売れるのかについて、少し大げさな比喩表現ではあったが説明してきた。だが、それだけアイデアというモノには可能性が潜んでいるのだ。また、今後アイデアはもっと売れる時代になってくるだろう、次はその点について触れていこう。
現代のビジネスシーンでは、アイデアは昔にも増して重宝されるものに
現代のテクノロジーの進化は急激に変わってきている。とくにパソコンなどのIT業界の進化が顕著だ。そのIT業界のテクノロジーの進化によって、ビジネスシーンは大きく変わった。仕事効率や新しいサービスなど、ビジネス自体も急激に変わってきており、それによって、ニーズも生まれ便利になり、利便性からまた新たなニーズが生まれ新しい市場が生まれる…といったように、めまぐるしく変わっていくものとなった。そういった状況のなかアイデアはさらに重宝される時代になっているのだ。
テクノロジーの進化は、アイデアをカタチにしやすくした
上記でも記述したが、テクノロジーの進化に伴って、私たち人類はいろいろなことが出来るようになっている。ビジネスにおいて、昔は何時間もかかっていた作業がものの数十分で終わるようになったり、またそのようなノウハウを教えるのではなく、インターネットで調べていくというように、ビジネスシーンで無駄だとされていた工数が全くかからくなった時代でもあるのだろう。
そういったテクノロジーの進化によって、昔では容易に出来なかったことが、今では簡単に出来るようにもなった。それは、アイデアにおいても一緒である。どういうことかというと、今まであなたの中で考えづだけで終わっていたことを具現化しやすい時代になっているということだ。昔ならばコストの問題や費用の問題で出来ず、アイデアを思いついたとしても、なかなか具現化していかないものでも、今は違う。そういったアイデアの賛同を集うシステムやそれを容易にするアプリであったりと、テクノロジーの進化によって、誰かの頭のなかにあるモノをカタチにしやすい時代になっているのだ。
テクノロジーが進化すればするほど、アイデアは売れるものになる
では、なぜアイデアが今後、もっと売れるのかということだが、それはテクノロジーの進化が止まらないからだ。テクノロジーの進化は、今まで以上に頭の中のアイデアを具現化しやすいものにする、また、テクノロジーの進化がもたらす利便性がさらに新たなニーズをもたらすことになる。この利便性という考えは生きていくなかで止まることはないモノだ。どうしても便利していきたいという、人間の欲求は止まることはないだろう。
つまり、いくら便利になってもニーズは消えないものなのだ。また、テクノロジーの進化によって従来、人間が行っていた作業行程もなくなっていくだろう。わかりやすいのがロボット産業だ。ロボット産業はもっと進化をしていく産業で、非常に高い注目度となっている。そうなると、体を動かして作業をするという仕事自体がなくなっていくだろう。そのうち人間の仕事は、アイデアだけを考えるような仕事がメインとなる時代が来るなんてこともあるだろう。そういったテクノロジーの進化に比例して、アイデアの切り売りはもっと活発になってくるだろう。
アイデアが売れるところはあるのか?
ここまで、アイデアは売れるということは理解してもらえたと思うが、次に、アイデアが売れるところはどういったところなのかについて触れていこう。
企業へ売ることが主流
では、アイデアがどこで売れるのかについてたが、いろいろとパターンあるだろう。もっと言えば、そのアイデアの特許権、商標権、意匠権などの申請を行っているかどうかでも、大きく変わってくるのである。まずは、特許や商標権などを取って、試作品やビジネスモデルの資料などが出来てる場合、企業へ直接持ち込んで交渉するなんてこともある。また、特許や商標の買取交渉を行ってくる企業というのもあるだろう。これまでのやり方だとこのようなやり方が主流であっただろう。
現代では、ネットでアイデアの募集や買取を行っている企業も
だが、現代ではインターネットで簡単にアイデアの募集が掛けられるため、メーカーの企業がアイデアの募集を掛けていたり、アイデアを買取サイトなどいった事業もはじまっている。そのため、簡単にアイデアを売ることが可能となった。
アイデアの募集を行っているサイトを紹介
ここまで、アイデアが売れるところはどういったところなのかについて触れた。そのなかで、現代ではネットでも募集も多く行われていると述べたので、ここでアイデアの募集を行っているサイトを一部紹介。
株式会社 発明ラボックス
https://www.hatsumeilabox.com/
下村企販 株式会社
https://www.simomura-kihan.co.jp/
アイデアステーション
まとめ
ここまで、アイデアの買取について紹介してきた。厳密にはアイデアの買取というのはなかなかない。すぐ買取を行われるアイデアは、かなり事業として成功できるモデル、あるいは、すぐにでも売れる製品である。そうでないと買取になることはないだろう。
それだけ、アイデアの買取は難しい。というよりも、そのような優れたアイデアなら企業が行ったほうがいいということもあるだろう。しかし、アイデアの買取でなく募集をかけているサイトは多いので、アイデアはあるが商品化・サービス化まで出来ないという人は、このようなサイトを利用するのも一つのいい手段だ。アイデアが今までにない良いモノだった場合、かなり高額な金額での買取となるだろう。
あなたが思いついたアイデアは、もしかしたら一攫千金を狙えるモノかもしれない。思いたったらすぐに行動に移せるよう、基本的なことは押さえておくといいだろう。
