バッグやアクセサリー、お揃いのエルメスのカップといった定番の品から美顔器、化粧品、指輪といった物まで、「元カレから貰ったプレゼント」と一言で言ってもその内容はピンキリである。
だが、元カレからのプレゼントを「思い出の品」としてずっと手元に置いておきたがる女性は少ないだろう。とはいえ、元カレから貰ったプレゼントをどうすべきか、迷う女性も多いはず。手放す場合は大きく分けて、売るか捨てるか、の2択である。それぞれのメリット・デメリットを比較し、売るのと捨てるのと、どちらが賢い選択かを考えてみよう。
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元カレから貰ったプレゼントは処分すべし
恋が終わってするべきことは、気持ちの整理とモノの整理。思い出の品といえば聞こえはいいが、過去を引きずっていても良いことはない。例えば、新しい彼氏ができたとして、元カレから貰ったプレゼントをいつまでもとっておく彼女に、相手はいい顔をするだろうか?大切にしているのが「モノ」なのか「元カレとの思い出」なのかというのは、案外簡単にバレてしまうものだ。今後の恋愛で足枷になるようなモノや思い出は、手放してしまうのが一番だと心得ておこう。
必要な物はそのまま使う
なにも、元カレから貰ったプレゼント全てを処分してしまう必要はない。「思い出の品」としてではなく「気に入ったもの」「必要なもの」として使うのは個人の自由であるし、その方がモノの有効活用になり、元カレの気持ちも浮かばれるというものだ。貰った以上は自分のものだと割り切って、お気に入りのハンカチやハンドクリーム、コーヒーメーカーなど、必要な物・使える物はしっかり使おう。
要らない物は処分する
ただし、遊園地キャラクターのぬいぐるみや「元カレから貰って一度もつけてないネックレス」などは、典型的な「思い出の品」だ。新しい彼氏に見つかりでもしたら「まだ元カレに未練があるのかな?」などと思われかねない。
もちろん、元カレとの別れ方によっては「思い出の品の一つくらい手元に置いておきたい」と考える女性もいるかもしれない。そう思える気持ちや関係は立派だが、過去ばかり見つめて思い出に浸っても仕方がないのもまた事実。これからの自分にとって不要なものは、思い切って手放そう。
捨てるのと売るのはどちらが賢い?
元カレに貰ったプレゼントを手放す、処分すると簡単にいってもその方法は大きく分けて2つある。捨てるか、売るかである。それぞれにメリットとデメリットがあるので、詳しく掘り下げて見ていこう。
捨てる場合のメリット
とにかく楽である。分別し、ゴミ袋にまとめてゴミ捨て場に出せばOKなので、なにも難しいことはない。また、「捨てた」という達成感から、元カレとの決別を実感できる。
捨てる場合のデメリット
モノによっては分別や廃棄が面倒な場合がある。また、せっかく貰った物・まだ使える物を捨てるため、もったいないと感じたり、罪悪感を覚えたりしてしまう。そして、得はできない。元々プレゼントなので損をするわけではないが、どんな高価なブランド品であっても捨てれば0円である。それどころか、ちょっとしたインテリア雑貨など、粗大ゴミに分別される物だった場合は捨てるのにさえお金がかかってしまう。
売る場合のメリット
自分以外の誰かに使ってもらえるので物が無駄にならない。また、貰った物が多少なりとも現金になるため、結果的に得をしたことになる。例えば定価1万円のバッグが3千円で売れた場合、自分で買ったバッグではないので、自分自身は損をせずに3千円の現金が手に入ったことになる。
売る場合のデメリット
大なり小なり時間と手間がかかる。どこで誰に買い取ってもらうにしても、持ち込むか送るかをしなければならないため、ただ捨てるだけよりは手間がかかると思っておいた方がいいだろう。また、大抵の場合、定価では売れない。例えば定価1万円のバッグを売ろうとした場合、1万円で売れることはほぼ無いと思っておこう。
売るのがおすすめ
捨てる場合と売る場合、それぞれにこれだけのメリットとデメリットがあることが分かってもらえたと思う。やはり、捨てるのはもったいない、罪悪感があるという人は多いだろう。モノには罪はないのだから。であれば、モノを捨てるよりも売る方が賢い選択といえる。
昔は中古品を現金化するとなると質屋が主流で、質屋というとなんとなく入りにくいイメージがあった。しかし、今ではフリマアプリやリサイクルショップなどの出現により「中古品を売る」ことのハードルが一気に下がり、だれでも簡単に物を売れる時代になった。それだけ、使わない物は捨てるよりも売りたいと考える人がいる、ということだろう。これらのことからも、やはり元カレから貰ったプレゼントを処分するなら売るのがおすすめといえる。
高く売れるプレゼント
- エルメスやルイヴィトンのネックレス
- スタージュエリーやティファニーのピアス・イヤリング
- プラダやシャネルのブランドバッグやブランド財布
- レペットやダイアナ、UGG、トリーバーチの靴
- 美顔器・美容機器やブランド化粧品
- コーチやカルティエなどのブランド腕時計
- イニシャルなど刻印入りの指輪・ペアリング
- お酒が飲めないにもかかわらず貰ったシャンパンやワイン
特に、ブランド品のネックレスやバッグは高く売ることが出来る。靴は未使用品であれば高く売ることが出来る。また、指輪は刻印が入っていても売ることが出来る。
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フリマアプリやネットオークション
今ではメルカリなどのフリマアプリやネットオークションなどを活用すれば、誰でも簡単に出品、販売ができる。便利になったのはとても良いことだ。クリスマス後など、貰ったばかりのアクセサリーを容赦なく出品する猛者もいるようだが、それだけフリマアプリやネットオークションが浸透してきた証拠ともいえる。

フリマアプリやネットオークションの特徴は自分で売値をつけられる点である。査定による買取り金額に不満を感じることもなく、自分の納得した値段で物を売れる。ただし、買い手側から値下げ交渉や返品依頼などの対応が求められることもしばしば。これが面倒だと感じる人も少なくない。必ずしもあるとは限らないが、そういうこともあり得ると心得ておこう。
あるいは、いつまでもモノが部屋に残っていることもあり得る。というのも、買い手がつくまではフリマアプリやネットオークション商品を自分で管理する必要があるからだ。また、配送準備も自分で行うため、面倒くさがりな人には向いていないかもしれない。
こだわりが強い人、自分のことは自分でしたい人、あるいは普段からフリマアプリやネットオークションを利用している人にはこのやり方が向いている。ただ、これらのサービスを利用すると、出品した物から元カレにアカウントがバレる可能性がごくわずかだが有る。ネットでの販売は手軽な反面、注意すべき点があることを覚えておこう。

リサイクルショップ
手軽さでは負けていない、リサイクルショップの利用も一つの手。ネットオークションなどとは違い、買い手がいなくても店がすぐにモノを買い上げてくれる。ただ、買取り金額は二束三文程度になる場合が多い。そのため、「捨てるよりはマシ」くらいの心づもりでいかないと「やっぱり売るのはやめよう」となり、捨てられない女に逆戻りである。この売り方は、すぐに物を片づけたい人や一刻も早く元カレを忘れたい人、ブランド品以外の物が多い人におすすめだ。


ネットなどのブランド買い取り業者・サイト
登録して現品を送るだけ、あるいは写真を送るだけでプロに査定してもらえるブランド買い取り業者やサイトは、やりとりも楽な上に比較的良い値段で買い取ってくれる。また、一括査定サイトなどを活用し、複数の業者に査定してもらって買取り金額を比較することもできる。元カレから貰ったプレゼントとはいえ、せっかくのブランド品。売るからにはそれに見合った金額で売りたいと考えるのは当然のことである。そのため、元カレからのプレゼントにブランド品が多い人、できるだけ高値で売りたいという人にはおすすめといえる。

捨てる、売る以外の選択肢
捨てるのはもったいないが、売るのは色々と面倒。言葉だけ聞くと我儘に聞こえるかもしれないが、大多数の意見がこれだろう。あるいは、元カレとはいえ人の好意を無下にしたりお金に換えたりすることに心が痛む、という人もいるだろう。捨てられない、売ることもできない…その結果モノが残り、元カレに未練が残ったり今カレとの関係に亀裂が入ったりする。化粧品やお酒等であれば使い切ってしまう・消費し切ってしまう手もあるだろう。だがそうでないモノは残ってしまうのだ。客観的に見ると、悪循環でしかないことがわかるだろう。ではどうすれば良いのか。
第3の選択肢「人に譲る」
捨てる、売る以外の第3の選択肢は「人に譲ること」である。未使用品や美品なら、使ってくれそうな友人・知人に「貰い物だけど、良かったら使わない?」といって譲ってしまおう。あるいは、支援センターなどに寄付するのも一つの手である。ここで勘違いしないでほしいのは「寄付」とは「不要品を押し付けることではない」ということだ。寄付をする際には使える物、きれいなものを持っていこう。その際、どんなものなら迷惑にならないか、電話などで事前に確認しておくと、お互いに嫌な思いをしなくてすむ。

リメイクすれば使える!ハンドメイド品として売る手も
人に譲ったり寄付したりできるのは新品・美品のみ。では何度か使った物や、あげる相手のいない物はどうすればいいのか?ものによっては、リメイクして使ったり、人に譲ったりすることもできる。例えば、アクセサリー類などはリメイクがしやすい。ネックレスをブレスレットに、ペンダントをストラップに…ハンドメイドが好きな人なら、趣味も楽しめて一石二鳥。それをハンドメイドマーケットで売るもよし、人に譲るもよし。元カレから貰ったものそのままを人に譲るのはちょっと…という人も、リメイク品なら気楽に譲れるのではないだろうか。

まとめ
元カレから貰ったプレゼントをどうすればいいか、迷っている女性は少なからずいるだろう。一方で、別れたら元カレ関係のものは全て捨てるというサッパリとした意見の女性もいるだろう。しかし前述したように、捨てるよりも売る方が賢い選択といえる。多少は面倒かもしれないが物が無駄にならず、かつお金も手に入る。フリマアプリやネットオークションでも、リサイクルショップでも、買取業者でも、地域のフリーマーケットでもいい。今の社会、物を売る方法なんていくらでもある。何度も言うが、物には罪はないのだ。使える物は使い、捨てるというのは最終手段にしてほしい。