もう読まなくなってしまった本は、そのままにしておくと部屋の中で山積みになって、足の踏み場もなくなってしまう事もあるだろう。しかし、それらの本を捨ててしまうのはもったいない。
なぜなら、必要のなくなった本は売って現金化することが出来るのである。その時に便利なのが、中古本の売買が出来る全国チェーンでおなじみの「ブックオフ」だ。
だが、いざ店頭で本やDVDなどを売るとなると、どのような手続きや、証明書等が必要になるのだろうか。
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ブックオフで本を売る時必要なものは「身分証明書」だけ
ブックオフで本を売ることを決めたら、まずは、売る予定の本を店頭まで持って行く作業が必要になる。本の冊数にもよるが、あまりにも大量になると査定にそれなりの時間がかかるので注意が必要である。
ブックオフの店内に入店したら、買取専用の買取カウンターという所に行き、そこに家から持ってきた本なりDVDなりを提出する。買取を経験したことのない人は、1冊だけの買取の場合は対応してくれるのか不安になることもあるだろう。しかし、ブックオフでは1点からの買取にも対応しているので心配には及ばない。
そして、買取を依頼する際に店頭でしなければいけないことは、「身分証明書」の提示である。この時、身分証明書はどのようなものなら良いかというと、運転免許証はもちろんのこと、各種健康保険証やパスポート、学生証などでも良い。基本的には氏名や年齢、住所が確認出来て、なおかつ、その証明書が有効期限内のものであれば大丈夫である。
また、提出する証明書には、顔写真が添付されていなくても特に問題はない。ただし、買取を依頼する人が18歳未満の場合は保護者の同伴、および保護者の本人確認書類が必要になるので注意しよう。
このように、店頭での手続きは身分証明書を提出するだけなので、面倒な手続き等はまったく必要ないのである。その後、本の買取の値段を決める「査定」に入るわけだが、査定をしてもらっている間は店内で本でも読みながら待っているのも良いだろう。
その後、店内放送で査定終了の呼び出しがあったら店頭に行き、査定の値段を聞くことになる。納得のいく値段であれば、買取成立となり査定金額を受け取って終了だ。その時、もし納得のいかない査定金額であるならば、買取をやめる事ももちろん出来るので安心である。
マイナンバーカードも使えるようになった
提出する書類は、主に氏名や年齢、住所が確認出来ればそれで良い。しかし、最近になって顔写真入りの「マイナンバーカード」も使えるようになったので便利だ。マイナンバーカードには氏名、年齢、住所がきちんと記載されているので問題なく身分証明書になるのだ。
ちなみに、マイナンバーカードができた初期にはブックオフでは証明書として、使用出来なかったが、最近になり使用可能になったのである。
ただし、一つ注意するべき点は、マイナンバーカードの場合は「顔写真付きのみ」が受付可能であるということである。他の証明書の場合は氏名、年齢、住所が記載されていれば、顔写真は必要ない。しかし、マイナンバーカードをブックオフで買取の際に証明書として使う場合には、必ず、顔写真付きのマイナンバーカードの提出が必要になるので注意しなければならない。
買い取ってもらえない商品もあるので注意
ブックオフでは、本やDVD、CDなど多岐にわたって買い取ってくれる便利な店であるが、中には買い取ってもらえない商品もあるので注意が必要だ。以下の商品がそれに当たるので参照してもらいたい。
週刊誌等
週刊誌は基本的にブックオフでの買取はNGである。少年誌、青年誌などのジャンルを問わず週刊誌類はブックオフでは買取できないので注意した方が良い。
赤線が引いてあるなどの書き込みがあるもの
よく、ビジネス書などを読む際に大事な部分に油性のボールペン等で線を引いてしまう人もいるだろう。そういった類の本はブックオフでの買取は不可となる。そのため、もし本を購入して読み終わったら、ゆくゆくはブックオフで売ってしまおうと思っているのであれば、本には線などを引かないほうが良いだろう。
破れや切り取られた跡がある
ブックオフで買い取られた本は、基本的にクリーニング作業を得て、再びその店の店頭に並ぶことになる。そのため、売る本が破れていたり、切り取られたような跡があったりする本の場合だと買取不可になる。
かびや日焼けがひどい本もダメ
本は、太陽やライトなどにずっと照らされ続けると、特に本の上部の部分が黄色もしくは茶色く変色してしまうという特徴がある。そういった日焼けがひどいものはブックオフでは買い取ってもらえない。
その他にも、古い本でよくありがちなのが「かび」や「シミ」である。湿った場所などに長時間保管しておくと、かびやしみがだんだん目立つようになってくる。そのような本もブックオフでは買い取ってもらえないので、注意が必要である。
その他にも同人誌など
その他に、同人誌や非売品のもの百科事典などは買取不可なので、ブックオフに持っていく前に確認をした方が良いだろう。
このように、買取不可となる本があることを知っておくことが大切だ。買取に便利なブックオフであるが、全ての本を買い取ってくれるわけではないということである。そのため、ブックオフに買取をお願いするときは、家で1冊ずつ目視によるチェックをしてから持ち込むことにした方が良いのである。
買取不可の商品でも無料で引き取ってもらえる
ブックオフで本を買い取ってもらう前に、家で買取予定の本の状態をきちんとチェックしたのにもかかわらず、買取不可になってしまうという事もある。こういった時は買取不可の本を、家に持ち帰らなくてはならないので、面倒だと感じる人もいることだろう。しかし、ブックオフではそういった時便利なシステムがあるのだ。それは、買取不可の商品をそのまま無料で引き取ってくれることである。
これなら、初めて買取を依頼する初心者の場合であっても不安なく申し込みが出来るのが安心だ。買取初心者の場合は、どの本が買取可能で、どの本が買取不可なのか、細かい所まではわからない事が多いので、無料で引き取ってもらえるのは良いシステムと言えるだろう。また、初心者でなくても便利なサービスである。
ブックオフのその他の魅力とは
本を買取してもらいたいときは、ブックオフ以外にも数々の業者が存在する。ではブックオフは他の業者とどういった違いがあるのだろうか。
ブックオフの査定の一番の魅力は「速さ」
数多くある中古本の買取店の中でも、ブックオフの魅力の一つは「買取査定の速さ」と言われている。大量の本を持ち込む場合は、何時間もかかってしまうのではないかと不安になることもあるだろう。しかし、客の込み具合によって差は出るだろうが、五十冊程度の持ち込みの場合は数十分程度、百冊程度なら一時間程度で査定してもらえる事がほとんどであるという。
もし、時間が気になるようであれば、行く予定のブックオフの電話番号をネットで調べて、持っていく冊数を伝え、どれくらいの査定時間がかかるのか聞いてから、行動した方が無難だろう。
別の古本屋で買った本も売ることが出来る
新刊で購入した本をブックオフで売ることはもちろん出来るが、実は中古書店で購入した本も売ることが出来るという利点がある。中古書店はブックオフであろうがなかろうが関係ない。ただし新刊で購入した本より査定金額は多少安くなることは言うまでもない。
ブックオフはコミックに力を入れている
全国チェーンのブックオフは、客のニーズに答えるために、色々な年齢層に対応した数多くのコミックを買取してくれる傾向がある。したがって、他の中古本買い取り業者で、買取不可になったような古いコミックでも買取してくれる可能性が高いということだ。
ただし、古いコミックの場合は前にも書いたように、カビやシミなどの汚れが出来るだけない「美品」であることが好ましい。そういった類のコミックの場合、稀に「プレミア」がついている高価な商品も存在するので、そのような本ならより高く買い取ってくれる可能性もある。
このように、様々なコミックを買い取ってくれるのが他の業者にはないブックオフのメリットの一つなのである。
店舗に行くのが面倒なら出張買取というサービスもある
ブックオフに買取をお願いしたい時でもその店舗まで遠くて行くのが面倒なこともあるだろう。そんな時に便利なのが、「出張買取」を利用するということだ。
この出張買取というのは、インターネットから申し込みが出来るだけでなく、申し込みの時に買取本を引き取りに来る日にちや時間を指定できるので便利なのだ。
出張買取の流れとしてはまず、売りたい本を決めたら、それを入れる段ボール箱を探すことが必要になる。ここでの注意点としては、段ボール箱は大きすぎても小さすぎても良くなく、売りたい本が全部入る大きさよりやや大きめの箱を選ぶのがベストである。
もし適度な大きさの段ボール箱が見つからなかった場合には、ブックオフの出張買取のホームページ上で段ボール箱を一箱二百円で取り寄せることも出来るのでそれを利用するのが良いだろう。
そして、箱に買取してもらうものを全部詰めたら、インターネット上からダウンロードした書類や身分証明書のコピーなどを入れて、ガムテープ等で箱を閉じておこう。あとは、引き取り業者にその箱を手渡して完了である。
ちなみに、店舗まで行かなくていいので大変便利な「出張買取」であるが、デメリットもあるので注意が必要だ。それは、荷物を引き渡してから、査定の結果がメールで届くまでに1週間ほどかかるということである。そのため、早く現金化したいと思っている場合には向いていないだろう。その場合には、出張買取ではなく、店頭買取をお勧めしたい。
このように、ブックオフの買取には二種類あるが、店頭買取の場合はとにかく「査定が速い」のが特徴である。いらなくなった本を店舗に持ち込むだけで、あっという間に現金化できるのが魅力である。そんなブックオフの店頭買取を利用すれば、不要になった本を処分して部屋をすっきりすることができ、さらに「現金」も手に入るという二重の喜びが味わえるだろう。
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