出番のない財布を処分したい場合は買取店に出す人も多いだろう。ブランド財布なら値が付きやすく現金化もしやすい。しかし問題なのはノーブランドの財布を売る場合だ。著名なブランドではないという理由だけで価値が下がってしまう傾向が強く、0円査定あるいは顕著な安値で買い叩かれてしまうことも少なくない。リセールバリューが低い存在ゆえに手放す時には困るだろう。
しかし、ノーブランド財布でも工夫次第ではお得に売れる可能性もある。どんな売り方がポイントなのか見ていこう。
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そもそもなぜ売りにくいのか
ノーブランドの財布の多くは買取価格が低めになりがちだが、ニーズの少なさにひとつの原因があると言えるだろう。買取サービスというのはニーズの影響を大きく受けるものであり、著名なブランドで売れやすい物ほど良い価格が付きやすい。
したがって買取店からもブランド物は人気が高く、ノーブランドの場合は査定すら行ってくれないこともあるほどだ。それだけ世の中のブランド志向が強い表れで、言わば必然とも言える買取サービスの実情だろう。
もうひとつ品質の面でも売れにくい理由がある。ブランド物は、こだわりの製造がされている物が多いだけあって品質の良い物が多い。丈夫で長く使える物は消費者にも人気が高く、それもあって査定の際にも有利だ。
かたやノーブランドの物はそうではない物が少なくない。品質はピンキリでチープさを感じさせる物も目立つ。そうした財布はニーズが少ないのはもちろんのこと、買取店としても扱いにくい存在で価値を付けづらいのだ。
買取店では本当に売れないのか
ノーブランドの財布は買取店では本当に売ることは難しいのだろうか。もしかしたら売れるところもあるのではないかと気になる人も少なくないはずだ。では次の買取店ではどのような扱いになるのか紹介してみよう。
おたからやでは売れない可能性が大
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ウイルス
対策
ブランド品の買取で有名なおたからやの場合、ノーブランドの財布は売れる可能性が低い。基本的にはエルメスやルイ・ヴィトン、プラダなどの一流ブランドの物がメインであり、ノーブランドはもちろんのこと、安価なブランドすら積極的にターゲットにはしていない。
ネットオフでも売却は厳しい
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ポリシー
ウイルス
対策
様々なアイテムの買取をしているネットオフだが、こちらでもノーブランドのアイテムの場合は査定が厳しいと言える。ジュエリーに関しては必ずしもブランド物でなければいけないということはないようだが、その他のアイテムに関しては0円査定になる可能性が高いだろう。
これらの買取店では買取をしてもらうことは厳しいようだ。やはり売れにくいノーブランドアイテムは人気が低く売却においては圧倒的に不利と言える。なお、その他の買取店でも同様の扱いになることが多く、売却に関してあまり期待することはできないだろう。
ノーブランドでもOKな買取店もある
確かにブランド物ではないゆえに買取を拒否するところは多い。しかし、他で売れない物を買取することを売りにしている業者も存在する。そのような買取店ならばノーブランドの財布でも売れるチャンスがあるだろう。可能性があると思われる買取店をここでいくつか紹介してみよう。
リサイクルショップティファナ
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対策
このリサイクルショップはファッションアイテムをはじめ、化粧品や酒、家電家具などを幅広く対象にしている総合買取店だ。特徴的なのはノーブランドの財布でも積極的に鑑定を行ってくれる姿勢を持っているところ。名が売れていない財布だろうと歓迎してくれる姿勢を示し気軽に査定の申し込みができる。財布以外のアイテムも対象にしているため、ブランドではないバッグや洋服などを売りたい時にも良いだろう。
買取のたくみや(金のアヒル)
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対策
こちらも総合的な買取を行うリサイクルショップだが、ノーブランドの財布でも査定及び買取を行ってくれる。高価買取をうたうほどで査定を受けてみる価値は高いだろう。ユーザーからの評判も上々で、売却の際のひとつの候補として取り入れてみるのもおすすめと言える。
エコリング
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対策
他社で断られたようなアイテムも積極的に査定をしてくれるエコリングも検討する価値がある。ブランド物の買取に力を入れているものの、ノーブランドの財布に関しても査定をしてもらうことが可能だ。あらゆるアイテムを買取品目に持ち、まとめて不要品を処分したい時にも良いだろう。
このようにノーブランドの財布でも買取をしてくれる業者は存在する。数としては多くはないものの、しかしながら売れるチャンスがあるのはユーザーからすればありがたいものだろう。
なお、ここで紹介した買取業者は、出張買取や宅配買取のサービスに対応している。全国展開をしているわけではないゆえに利用しにくいユーザーもいると思われるが、これらのサービスを利用すれば遠方に住む場合でも査定を頼むことが可能だ。
少しでも高く売るためのテクニック
ノーブランドの財布でも買取をしてくれるのなら嬉しい限りだが、ただ売れるだけでは満足ができない人も多いはずだ。二束三文での買取なら喜びも小さく、むしろ売って後悔してしまう可能性すらある。
しかし元々価値が付きにくい存在ゆえに、その可能性も往々にしてあるのだが、そこで少しでもお得な売り方をするために実践したいテクニックもある。
キレイな状態で査定に出す
鑑定の際のひとつのチェックポイントはコンディションの良し悪しだ。当然、キレイな方が印象が良く買取額にも期待しやすいだろう。したがって、できるだけ汚れやほこりなどのマイナス点になり得る要素を取り除いておくのがベターだ。いかに未使用に近い状態にできるかがカギともなるため、汚れなどがある場合は事前に手入れをしておくのが望ましい。
付属品もセットにしておく
購入した際に付いてきた箱や袋、保証書など、こういった付属品をセットにしておくのもポイントだ。これらの付属品があることで販売をする時にも見映えが良くなり売りやすくなるため、買取業者も付属品の有無を気にすることが多い。ただでさえ価値が低く見られがちなノーブランドの財布にとって余計に重要な存在だ。もし保管してあるようなら忘れずに査定に出した方が良いだろう。
キャンペーンを意識してみる
買取店の中には時折、お得に売れやすくなるキャンペーンを開催するところも少なくない。そういったタイミングの時は通常よりも価値が付きやすいため、売却の際の狙い目と言えるだろう。したがって小まめに情報をチェックし、ベストなタイミングで売れるよう工夫を凝らすのがおすすめだ。
まとめ売りを心掛ける
ノーブランドの財布は基本的に価値が付きにくいわけだが、特に単品で売ろうとすると失敗をしやすい。元々価値が低くなりがちな上に単品だけでの査定依頼では、買取業者としても魅力を感じにくくなるのは当然だろう。
そこで心掛けたいのができるだけまとめ売りをすることだ。複数のアイテムを売ることで全体的な価値を底上げすることができ、バラバラで売るよりも高価格に期待することができる。無論、財布だけでまとめる必要はない。ノーブランドのバッグや洋服、ジュエリーなど、ジャンルの異なるアイテムでもまとめ売りで評価が上がる可能性があるため、売れる物がないか探してから査定を受けるのが良いだろう。
買取業者の比較をしてみる
比較作業は特に重要なポイントだ。買取業者ごとで査定価格が異なるケースは多く、時には倍以上も違った金額を提示されることもある。どこで売るのが良いのか、その見極めをしないと失敗する可能性が高まるため、できるだけ多くの買取業者に査定を依頼して比較をしてみた方が良いだろう。
できれば店頭まで持って行く
出張買取や宅配買取を利用することで簡便に売却することができる。積極的に利用したいサービスと言えるが、近くに店舗があり足を運べるようなら直接持って行くようにした方が良いこともあるのだ。というのも、出張や宅配の場合はコストが掛かるゆえに、査定価格からも差し引かれてしまう可能性があるからだ。
殆どの買取業者は出張も宅配も無料で利用できるようになっているが、実は査定価格にコストを反映させ、結果的に安値での買取になることもある。利益になりにくいノーブランドの財布ならば、コストと相殺されることで査定価格が著しく低くなる可能性も否めないだろう。そうした可能性も考慮すると、できれば店頭で査定を受けるのが望ましいのだ。
個人間取引で売ってしまうのも選択肢
買取業者を利用して売却を目指すのも良いが、いかんせんノーブランドの財布は価値が付きにくい。これは避けらない現実で仕方のない面もあるだろう。もし、買取業者では満足のいく金額を付けてもらえない場合、いっそのこと個人間取引での売却を目指すのもひとつの選択肢と言える。どんな市場があるのか紹介しよう。
ネットオークションでお馴染みのヤフオク
ヤフオクは日本のネットオークションの中でも最大級の規模をほこり、圧倒的にユーザーが多いのが特徴だ。日々、様々なアイテムの売買がされ、中にはどこに価値があるのか素人目には分からないような物まで落札されていることもある。ノーブランドの財布でも売れるチャンスは十分にあるだろう。世の中はブランド志向が強いとは言え、そうではない人たちも少なくない。魅力的な財布ならブランド問わず欲しがる人も多く、高値で売れるチャンスもあるはずだ。
フリマアプリの雄でもあるメルカリ
ネットオークションはハードルが高く感じる場合、メルカリを利用してみるのもおすすめと言える。スマートフォンでの利用に特化したフリマアプリのサービスで、個人間取引には慣れていないユーザーでも気軽に利用できる。匿名での取引も可能なため、個人情報を明かすのは抵抗があるという場合でも利用しやすいだろう。また売買が成立しない限りは手数料も掛からず気軽に利用できるのも魅力と言える。
肝心の売れやすさも抜群だ。基本的には即決購入であり、出品をしてから1分以内に売れるようなケースも少なくない。過去の売買履歴を確認するとノーブランドの財布でも売れているケースが多く、チャンスは大いにあると言えるだろう。