ヤフオクは、日本でも一番の規模を誇るオークションサイトだ。ネット上でほしい品物を見つけたら、入札して競り落としていく。どのくらいの値段をつければ競り落とせるか、スリルを楽しんでいる人もいるだろう。
多くの場合は順調に売買されているが、トラブルの発生も報告されている。値の張るブランド品の売買でトラブルが起きると、深刻な問題に発展することもあるから、注意したい。ヤフオクでのブランド品の売買で起きがちなトラブルの事例をみてみよう。

yahoo / Neon Tommy
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ヤフオクとは
ヤフオクは、利用者数が多く幅広い品物が取引される、日本でも有数のネットオークションサイトである。Yahoo! JAPANが運営しており、不要になった品を出品すると買いたい人が見つけて値をつけ、オークション形式で値段を上げていく仕組みである。
最初から値段を決めて、買いたい人が現われればすぐに売ることもできる。ノーブランド品もブランド品も、多数の品物が出品されているのが特徴である。
ほしい物を探すには
何かの品物を探すときは、ヤフオクのサイトを漫然と眺めるより、「キーワード検索」に品物の名前を入れて検索するとよい。たとえば「コーチバッグ」のように、探している商品を打ち込んでみよう。
すると、出品された商品の情報が出てくるので、気になるものをクリックする。「新品」「メンズ」など関連するワードで絞り込むことも可能だ。買いたい品物が漠然としているなら「カテゴリ検索」が便利だろう。
出品するには
ヤフオクに出品するには、事前に「Yahoo! JAPANID」に登録し、モバイル確認か本人確認を受けておく必要がある。ヤフオクアプリを利用せずにパソコンなどから出品するには「Yahooプレミアム会員」に登録しておかなければいけない。
出品する際は、商品に高値がつくように「美品」「まるで新品」などと、実際よりよく思わせる商品説明をしたくなるが、それはトラブルの原因である。傷やシミなどがあれば、ありのままに書いておこう。
トラブルを防ぐためには、スムーズな連絡を心がけ、自分でできる範囲で商品をキレイにして箱やタグなどと一緒に送るようにすれば、買った相手もこちらの気持ちを感じて、感謝してくれることが多い。
ヤフオクでのトラブル
ヤフオクではリサイクルショップと違って、商品の現物を見ながら売買するわけではない。商品は写真と文字の「情報」だけであり、売る人と買う人はメールなどで連絡を取り合うことになる。そのため、一部の取引では問題が発生することがある。
連絡が取れなくなった
落札した人と、あるいは品物を出品した人と連絡が取れなくなることもある。気軽に入札したものの、あとで冷静になって「買えない」と思い直した人もいるだろうし、出品したが気が変わって売りたくなくなった人もいるだろう。きちんと説明をすればいいのに、決まり悪くて連絡を絶ったのかもしれない。
ただ、何らかの理由で通信できない状態になっているケースも考えられるので、すぐに「ダマされた」と騒ぐのではなく、複数回、ネット上のシステムでメールを送ってみよう。
買った品物の状態が悪い
届けられた品物が汚れていた、写真より古びているなど、商品の質に満足できないこともあるかもしれない。そのようなときのために、ヤフーでは「商品満足サポート」という制度を設けている。審査を受けて条件を満たせば、落札代金をTポイントで付与してくれる。ただし、上限は1万円までだから、高額な商品を購入した場合は足りないだろう。
品物が届かない、代金が振り込まれない
ネットオークションでは、代金を送ったのに品物が届かない、逆に、品物を送ったのに代金が振り込まれないというトラブルが発生しがちだ。そういうトラブルを予防するため、ヤフーは代金の支払い方法として「Yahooかんたん決済」という専用の決済方法を利用することにしている。
落札者が支払った代金をYahoo! JAPANが一時的に預かり、落札者から品物を受け取ったという連絡があったときだけ、出品者へ代金が支払われるというシステムである。
しかし、出品者が「ヤフーかんたん決済が利用できなくなったから銀行振り込みにしてほしい」などと言葉巧みに誘って銀行口座に振り込ませて、そのまま商品を発送しないケースが見られる。
銀行振り込みの利用は明らかなガイドライン違反であるから、商品未着や代金未払いのときにヤフーが利用者を救済してくれる「お見舞い制度」の適用外になる。銀行に振り込むように言われても、絶対に言われるままに振り込んではいけない。
ブランド品ならではの問題
ブランド品の売買の場合は、高価な商品も含まれるため、より深刻なトラブルが発生することがある。
ヤフオクで売られているブランド品とは
ヤフオクに出品されているブランド品の中には、きちんとしたルートで販売された正規の商品もあるが、「コピー商品」「偽ブランド品」も含まれていることを知っておこう。「偽ブランド品」にも、だれでもはっきりと偽物とわかるいい加減なコピー商品と、詐欺の目的で限りなく本物に似せて巧妙に作られた商品の2種類がある。
いい加減なコピー商品とは、たとえば、ブランド衣類ではロゴ刺繍が本物に似せてあるが、よく見ればすぐに「違う」とわかるような品物である。バッグなどの皮製品では明らかに質感が違ったり、縫い目が粗かったりする。
このような場合、出品者もコピー商品だとわかって出品しているといえるだろう。もちろん、あからさまに「偽物です」「コピー商品です」などとは書いていない。
しかし、商品の説明に、「〇〇風」「〇〇の雰囲気」などと記載されていれば、ほぼこのタイプの商品といってよいだろう。「神経質な方は、落札をご遠慮ください」という記述が見られるときも多い。落札価格もブランド品にしては大変に安く、買った人の多くは「こんなものだろう」とあきらめてしまう。
本物と見分けがつきにくい商品、詐欺のために作られた商品もある。このときは、いかにも本物であると思わせるような商品説明が書いてあることも多く、落札者は本物だと信じて入札する。
もしかすると、商品を受け取っても見分けられずに、本物と思い込んで使い続けている人もいるかもしれない。ヤフオクなどのネットオークションサイトにも、正規のブランド品は出品されている。
しかし、プロの鑑定士が丁寧に鑑定して値をつける「おたからや」などのリサイクルショップと違って、オークションサイトやメルカリのようなフリマアプリでは、偽物のブランド品も多く出品されているのが実情である。そのような危険性を認識してオークションサイトを見るべきだ。
買取価格
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対策
本物だと思って買ったのに
「パリで購入した本物」などともっともらしい記述があり写真も細部まで細かく見せているから、正真正銘の本物だと信じて高額で落札したが、届いた品物がどこかおかしい。試しにリサイクルショップに持ち込むと、鑑定士が「偽物ですね」と断言した。このように、落札した品が実は偽物だったというケースはどうしたらいいのだろうか。
ヤフーでは「届いた商品が商品説明と異なる」ときは、出品者に状況を説明して相談するようにすすめている。良心的な出品者ならば返品と返金に応じるだろう。
しかし、悪質な出品者なら「絶対に本物です」「偽物だという証拠を出してください」などと居直る場合もある。落札者は、偽物をつかまされたショックだけでなく、自分が悪者にされたという精神的な負担を感じてしまうだろう。
届いてすぐに偽物だと気づけばまだいいが、使っているうちに偽物ではないかと気づいた場合は、特に困る。「使用しているから返品はお断わりします」と言われてしまう可能性が高いからだ。
本物を出品したはずなのに
自分が出品者になったときも、心配のタネは尽きない。本物を出品したのに落札者から「偽物でした」と言われることもあるのだ。自分が正規の店で購入したならそのことを主張できるだろうが、相手から「それも作り話だろう」と言われては返答に困る。
もしも、知人からもらった商品であったりオークションやフリマなどで買った商品であったりすると、「自分が気づかなかっただけで、実は偽物だったのかもしれない」と考えて自分を責めてしまうだろう。
ブランド品の偽造品は巧妙に作ってあるだけに、本物のつもりで偽物を出品してしまうこともあり得るから恐ろしいのだ。心の優しい人であればあるほど、オークションやフリマにブランド品を出品する際のストレスは大きいといえるだろう。
深刻な問題に発展することも
たとえ、正規のブランド品を出品したとしても、悪意ある落札者に関わってしまったらとんでもない事態になることもある。たとえば、「偽物だったから返品する」と言われて返品と返金に応じたあと、送り返されてきた品物を見ると、自分が送った商品とは違う品物になっていたらどうだろうか。
自分が送った本物の商品が、落札者によって偽物の商品とすり替えられたのだ。こうなると、いくら自分の正しさを主張しても、相手は聞く耳を持たない。こうして、大切なブランド品が奪い取られてしまう。
偽ブランド品をめぐっては、勇気を出して警察に訴える人もいるが、より面倒な事態に巻き込まれるのを避けて泣き寝入りしてしまう人も多いだろう。オークションやフリマアプリで高額のブランド品を出品したり購入したりする危険性は大きいといえそうだ。
まとめ
ヤフオクでブランド品の売買をめぐってトラブルに巻き込まれないためには、出品者や購入者の「評価」に気をつけておこう。低い評価の人には注意を払う必要がある。
しかし、高い評価であったとしても、あらかじめ低価格の商品を出品して自分で購入してよい評価をたくさんつけたあとで、高額の商品を出品するような、詐欺を目的とした人物も存在する。評価さえも信じられないこともあるといえよう。
入札時には商品の説明をよく見ておこう。少しでも疑わしい表現があれば、「偽物かも」と思っておく方がよい。偽ブランド品だと思って落札しているのであれば、送られてきた商品にショックを受けることは少なくてすむからだ。
また、高額なブランド品を購入したときは、リサイクルショップなどで鑑定を受けてから「受け取り」の通知を出すようにすればいいだろう。ただし、それが偽物だとわかったときは出品者との面倒なやりとりが必要になるから、ストレスの新たなタネを持ったことになるのだが。
ヤフオクやメルカリなどでブランド品を売買するときには、トラブルもあることを十分に知っておくべきだ。複雑な問題を抱えたくなければ、「おたからや」などの信頼できるリサイクルショップでの買取りや、宅配買取などを検討してはどうだろうか。
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