カメラのキタムラのトクトク交換は、カメラの買い替えに伴い不要となった機種の処分に悩む方々の間で注目度の高い話題の下取りサービスだ。トクトク交換には、他社の買取や下取りサービスと比べてお客様にとってメリットの高いポイントが非常にたくさんある。
またこれまで愛用していたカメラを効率の良い方法で処分するには、キタムラのトクトク交換を含めた下取りサービスの仕組みや特徴についても目を向けておくのが理想となるだろう。今回はカメラのキタムラの人気サービスであるトクトク交換のシステムを徹底解説する。
また、買い替えに伴い不要となった古いカメラやレンズの処分をする上でおすすめ度の高い方法や選択肢について皆さんと一緒に考えていきたい。
CONTENTS
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カメラのキタムラのトクトク交換とは?
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トクトク交換とは、お客様が対象商品をキタムラで買うタイミングでこれまで所有していた商品を売却すると普通の買取よりも多くのメリットが得られる話題の直送限定サービスだ。カメラに限らず中古車市場などでもおこなわれている下取りをトクトク交換という形でシステム化した近年のキタムラには、買い替えに伴い要らなくなったカメラの扱いに悩む多くのお客様から注目が集まっている。
トクトク交換の利用条件
このサービスは、お客様の購入希望商品とこれから手放す予定の下取り品の両方がトクトク交換対象の場合にのみ利用できるシステムだ。そのため例えば、中古市場で人気の高い最新モデルのカメラを買うときに未だに高い需要のある1年前に買ったシリーズを売るとなれば、両方がトクトク交換対象になる可能性は非常に高いと考えられる。
これに対して購入希望商品が最新の一眼レフカメラであるのに対して、下取り品が故人から遺産相続で譲り受けた非常に古いヴィンテージ品の場合は、後者が交換対象から外れることによりこのサービス自体が使えなくなる場合もあるようだ。
特別価格で下取りできる
トクトク交換を使う最大のメリットは、通常買取価格の10%アップで下取り品を買い取ってもらえることだ。そのため例えば、キタムラの買取上限金額が40,000円と設定された商品をトクトク交換で手放せば、実質44,000円で売却ができる形となる。
こうした形であらかじめ特別価格のパーセントが設定されているトクトク交換を使う場合、中古市場で需要の下がった古いカメラよりも、未だに高い買取相場で取引されている比較的新しい機種を下取り品にするのがおすすめとなりそうだ。
差額分のみの支払い
トクトク交換を使ったカメラの買い替えには、購入品と下取り品の差額のみをキタムラ側に支払えば良いという大きなメリットもある。この方法を選択すれば、お客様は差額分のお金だけを用意すれば新機種などへの買い替えがスムーズにおこなえる形となる。
これに対して金銭的にそう余裕のないお客様が下取りではなく売却処分をしたお金を新機種購入費用に充てる際には、古いカメラの現金化手続きをしているうちに欲しい商品が売り切れてしまうリスクもある程度捉えた方が良いかもしれない。
先に届く購入商品
下取り品の発送より先に新しい購入商品が届くトクトク交換には、新旧カメラの比較やSNS投稿をしたい方々にも利用しやすい特徴がある。そのため例えば、同メーカーの同シリーズ内での買い替えにトクトク交換を使った場合、新旧モデルを同時に動かしながら購入品の操作方法を確認していくことも可能となるだろう。
またトクトク交換で購入品が先に届けば、今まで愛用してきた古いカメラを手放す前に新しいカメラで最後の記念撮影などもおこなえる。
手間やコストがかからない
カメラ買い替えや下取りの流れがシステム化しているトクトク交換には、新しいカメラの購入先と売却先が異なる場合と比べて手間をかけずに簡単に手続きが進められる利点もある。そのため例えば、カメラの買い替えを初めておこなうときに理想的なショップを選ぶ余裕がないといった方々にもトクトク交換を選択するメリットは大きいことだろう。
またカメラの買取販売業者の中には、品物を送る際にかかる送料や査定料、キャンセル料、返送料などを売り手側に請求するところもある。したがって愛機の買い替えや売却処分にかかる余計なコストを抑えるためにも、ひとつの業者内で全ての手続きができるキタムラのトクトク交換は安心度の高い初心者向けのサービスである。
カメラのキタムラ トクトク交換の流れ
購入品と下取り品の双方を直送でおこなうトクトク交換は、下記のように非常にシンプルな流れで利用可能なシステムとなっている。
トクトク交換対象品を選ぶ
まずキタムラのネットショップでトクトク交換対象という赤いアイコンのついた購入希望商品を探し、買い物かごに入れる。その後に表示された画面で、トクトク交換サービスを利用するのボタンを押す。
トクトク交換サービスを利用するの下にある購入手続きへのボタンを押した場合、不要なカメラやレンズの下取りをしない、通常のショッピング手続きが進んでしまう。したがってトクトク交換の特別価格でカメラ購入をするときには、慎重にボタンや商品の選択をおこなうようにしてほしい。
下取り品の選択と申込み
次の画面では、商品分類やメーカー、キーワードなどから下取り品の検索をおこなう形となる。この方法で絞り込まれた商品一覧には、トクトク交換対象の赤いアイコンとともに現時点での査定額が表示される。
この金額への納得ができたら追加→決定するのボタンを押し、トクトク交換の同意や配送先などの指定をおこなう流れとなる。この流れで申込み手続きとクレジットカードでのお支払いが完了すると、梱包キットや購入商品が発送される。
下取り品の発送と支払い額の確定
注文した梱包キットもしくは売り手自身が用意をした段ボールに下取り品と身分証明書のコピーを入れ、着払いで発送する。キタムラ側に到着した品物は、現物を見て査定がおこなわれる形となる。
このときに、前述の下取り品の検索画面に表示された金額よりも高いと判断された場合は、メールで確認した口座に差額分が振り込まれる。したがって、商品注文時に決済したクレジットカード決済の金額は、送った下取り品の査定額がどんなに高くても後で変わることはないと捉えて良いだろう。
カメラのキタムラのなんでも下取り
ちなみにキタムラには、ここまでご紹介してきたトクトク交換の他に、なんでも下取りという良心的なサービスも用意されている。
なんでも下取りとトクトク交換の違い
なんでも下取りは、キタムラで買い物をする際に不要なカメラを持ち込むことで、会計時に割引が入るというシステムだ。このサービスとトクトク交換における大きな違いは、前者は全国に750以上あるキタムラの実店舗でも利用可能なところである。
また非常に需要の高い最新モデルなどの場合は、トクトク交換となんでも下取りから自分に合ったサービスを選択することも可能となっている。したがって、2〜3年ほど前に購入した人気モデルを売るときにはトクトク交換、中古市場に出しても二束三文の価値しかないカメラはなんでも下取りという形で選択をしても良いだろう。
下取り可能な商品も幅広い
購入商品に対して一律の割引を適用するなんでも下取りの場合、下記のように非常に多彩な商品を対象としている。
- ・デジタル一眼レフカメラ
- ・コンパクトデジタルカメラ
- ・フィルム一眼レフカメラ
- ・フィルムコンパクトカメラ
- ・交換レンズ
- ・ビデオカメラ
またあらかじめ定めた値引きをするだけとなるこのサービスでは、壊れたカメラも下取り対象となる。したがって、キタムラでカメラやレンズの買い替えをするときには、トクトク交換の対象にはならない古い商品やジャンク品扱いとなってしまうカメラであっても、なんでも下取りを選択することで購入希望商品の割引に繋げられる可能性もあると捉えて良いだろう。
複数のカメラを送ったら下取り額もアップする?
なんでも下取りでは、1回の注文で購入可能な台数を1台までと定めている。したがって例えば、下取り値引き額が2,000円と書かれた商品を買うときに、3台の下取り品を店舗に持ち込んだところで6,000円の割引になることはない。
また値引きを目的としたなんでも下取りは、買取上限金額の10%アップとするトクトク交換とは大きく異なるシステムであることから、高い割引を狙って人気商品を複数送るといったことはやめた方が良いと捉えてほしい。
なんでも下取りの宅配サービス利用時の注意点
なんでも下取りは基本的に、購入商品と下取り品を交換するイメージで手続きがおこなわれる。したがって、宅配サービスで下取り品を出すときには、宅配業者より購入商品が届くまでの間に梱包作業を終えておかなければならない。
またなんでも下取りの場合、不要なカメラやレンズを梱包する段ボールはお客様側で用意をするシステムとなっている。そのため、このサービスを使って購入希望商品の割引を受けるときには、自宅に来た配達員との間で同時引取りができるように、あらかじめ準備を進めておく必要があるといえるだろう。
カメラのキタムラの下取り価格は低い?高い?
ここまでご紹介したとおり、カメラのキタムラではトクトク交換の対象となるカメラやレンズを通常査定額の10%アップという特別価格で下取りをおこなっている。この下取り額が中古市場の買取相場と比べてどのようなレベルなのかを確認する際には、カメラの売却時と同じように相見積もりを取るのが理想となってくる。
そこでここでは、中古カメラの買取市場で相見積もりに加えられることの多い3業者の公開する買取相場とトクトク交換下取り額の比較をおこなってみたい。
【キヤノン EOS 5Ds ボディ】
- ・カメラのキタムラ(買取上限金額)→ 142,830円
- ・カメラのキタムラ(トクトク交換による下取り価格)→ 158,700円
- ・マップカメラ(買取上限金額)→ 155,000円
- ・じゃんぱら(中古上限金額)→ 150,000円
- ・カメラの総合買取ネット(中古参考買取価格) → 165,000円
【フジフィルム X-T30 ボディ ブラック】
- ・カメラのキタムラ(買取上限金額)→ 75,510円
- ・カメラのキタムラ(トクトク交換による下取り価格)→ 83,900円
- ・マップカメラ(買取上限金額)→ 74,000円
- ・じゃんぱら(中古上限金額)→ 78,000円
【ニコン D750】
- ・カメラのキタムラ(買取上限金額)→ 71,640円
- ・カメラのキタムラ(トクトク交換による下取り価格)→ 79,400円
- ・マップカメラ(買取上限金額)→ 70,000円
- ・じゃんぱら(中古上限金額)→ 74,000円
- ・カメラの総合買取ネット(中古参考買取価格) → 68,000円
【ソニー α6500】
- ・カメラのキタムラ(買取上限金額)→ 65,070円
- ・カメラのキタムラ(トクトク交換による下取り価格)→ 72,300円
- ・マップカメラ(買取上限金額)→ 63,730円
- ・じゃんぱら(中古上限金額)→ 74,000円
- ・カメラの総合買取ネット(中古参考買取価格) → 63,000円
こうして2019年5月24日現在の中古市場で人気の高いモデルの買取額を並べてみると、キタムラにおけるトクトク交換の価格が必ずしも最高値というわけではない実態に気付かされる。また需要の高いカメラを積極的に買い取りたいと考える業者の中には、他店の見積書の提示で価格対抗するところもあるようだ。比較検討したマップカメラの評判は以下の通り。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
したがって、カメラの買い替えをする際に購入先や売却先を比較する時間的余裕のある人は、なるべく多くのショップに買取相談をおこない、相見積もりを取るのも高価買取につながる理想的な方法のひとつとなるだろう。
前述の調査の中でキタムラの買取価格と下取り額の両方を並べてみると、トクトク交換のように査定額を通常より10%アップするだけで、一般の買取店と比べて大きな開きが出てしまう実態に気付かされる。そのため、1商品あたりの金額が大きいカメラの中古市場で売却や下取りをする際には、各業者が用意するトクトク交換のようなサービスや、買取額アップのキャンペーンに目を向ける心掛けも必要不可欠となる。以下ではマップカメラの買取アップキャンペーンやリピーターの仕組みについて紹介している。


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まとめ
ひとつの業者の中で新機種購入から売却処分まで一気に完結できるトクトク交換は、スムーズな取引や不要なカメラの高価買取を狙う方々にとってもおすすめ度の高いサービスであると考えられる。しかしながら多くの専門店が競争し続ける中古のカメラ市場では、各社の買取相場が毎日のように変動し続けている実情もある。
そのため、未だに需要の高い人気モデルのカメラやレンズに1円でも高い価値をつけたいという人は、キタムラのトクトク交換などの下取りサービスにこだわるのではなく、新機種の購入と古いカメラの売却それぞれで情報収集や業者比較にチャレンジするものおすすめの売り方である。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策