エアコンを稼働させ、電源がつかない、異音がする、異臭がするなどの症状が出たら故障が疑われる。高性能なエアコンが増えているが、家電である以上故障のリスクはつきまとう。
エアコンが故障したら、修理するのか買い替えるのか悩むところである。エアコンが故障する原因も含めて紹介する。尚、本コラムに記載する価格は2019年12月現在のものであり、変動する可能性があるので十分注意しよう。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
今なら、最新のエアコンが格安で手に入る!?
長く使い続けるといろいろと不満はたまってくる。せっかく買った商品だからこそ、長く使い続けて元をとりたいものだ。ただ、今お使いのエアコンを高額買取してもらって、最新製品に買い替えてみるという手もある。ヒカカク!なら1分の簡単入力で、エアコンの高額買取業者が簡単に探せる。
エアコン修理にかかる費用
点検にかかるお金
エアコンが故障したからと言って、すぐに業者を呼んで点検してもらうかは慎重に考えたほうがよい。点検してもらうだけでも、高い費用がかかることがある。故障内容では、自分で直せる場合もある。余分なお金を払わないように注意しよう。
エアコン修理の点検依頼をするなら、事前にかかる費用の確認が必要である。点検費用は業者によって異なり、修理をすれば無料になる業者もある。確実に修理が必要なことが分かっているなら、修理を依頼したい業者に点検してもらうとよいだろう。
部品交換にかかるお金
エアコン修理は、部品交換が必要になることが多い。一般的に、一つの部品交換なら5,000円~15,000円が相場だ。古い機種になると部品の在庫がないので、取り寄せになる。取り寄せに余分なコストがかかることもある。
業者の出張費用
エアコン修理を業者に依頼するなら、業者に自宅に来てもらう必要がある。多くの修理業者は、点検だけでも出張費用がかかる。出張費用の相場は2,000円~5,000円程度だが、自分で直せる故障なら勿体ない。
業者の出張費用は、エリアによって異なるのも特徴だ。業者の数が相対的に多いと低価格競争になるので、出張費用を安く設定しているところもある。また大手チェーンと比較して、個人業者の方が出張費用は安い傾向にある。
こんな症状は修理の対象に
ブレーカーが落ちてしまう
エアコンは消費電力が多い家電である。他に電気を使用していると、使用できる電力のキャパを超えてブレーカーが落ちることがある。単純に電力の消費が大きくなってブレーカーが落ちるのは故障ではない。使用電力が低いにも関わらず、ブレーカーが落ちるときは故障の可能性がある。
ブレーカーが落ちるのはエアコンが故障したことで漏電しているためである。漏電しているエアコンを使用するのは危険だ。エアコンを使用するためには、漏電の修理が必要になる。漏電の修理には数万円の費用がかかるので、買い替えた方がいい場合もある。
冷房で冷たい風が出ない
冷房は設定温度と室温が近づくと冷たい風が出なくなる。部屋が設定温度以上に冷えてしまうのを防ぐからだ。他にも室外機の周辺に物を置いていたり、部屋の広さにエアコンが合ってなかったりすると冷たい風が出なくなる。冷たい風が出ないからと言って、故障しているとは限らない。
部屋の広さにエアコンが合っており設定温度を大幅に下げても冷たい風が出ないと故障が疑われる。冷風が出ない故障の多くは、エアコン本体のガス漏れによるものだ。霜が出ているとガス漏れのサインなので、修理業者に相談しよう。
暖房をつけても暖まらない
エアコンは冷房よりも暖房の方が効きにくい。暖かい空気は軽いので、部屋の上方に溜まるからだ。冷たい空気は重いので部屋の下方に溜まり冷房が効いていることを実感できる。以上の理由から、エアコンの機能が低いと暖房をつけても設定温度まで上がらないことがある。故障してないなら温風は出ているはずだ。
問題なのは暖房をつけているのに温風が出ていない場合である。ファンや熱交換器にゴミが溜まって、暖房が効かないのが原因だ。汚れやホコリが原因なら、清掃することで症状は改善する。
エアコン内で何か空回りする音が聞こえる
エアコンを稼働させてないときの空回り音は、換気扇や強風が原因なので故障ではない。エアコンを稼働させ、内部から空回りする音が聞こえたら故障の恐れがある。空回りの音は、ファンについているホコリがファンの回転と同時に当たることが主な原因である。
ファンのホコリを取り除いても、空回り音が消えないならエアコン内部が破損している可能性がある。エラーコードやランプの点滅などを確認し原因を調べよう。フィルターやファンの奥は、解体すると故障の恐れがある。業者に依頼して点検してもらうことをおすすめする。
水滴が室内に垂れる
エアコンの内部は、温度変化が大きい。空気が乾燥していても、急激な温度変化によって結露が発生しているのが普通だ。結露によって発生した水分は、ドレンホースを伝って屋外に排出される仕組みになっている。水滴が室内に垂れるのは、ドレンホースに原因がある場合がほとんどである。
ドレンホースは結露した水だけでなく、ホコリやチリも一緒に排出される。ドレンホースの内部は狭いため、ホコリやチリが詰まって水が逆流するのだ。逆流した水が、室内に垂れるのである。水の影響で機械が故障し、修理や買い替えが必要になることもある。
リモコン操作ができない
エアコンの設定は、リモコン操作でおこなうのが一般的である。リモコンが操作できないのも、エアコンの故障で多いケースだ。リモコン操作ができないのは、単純に電池が切れている場合もある。センサーが壊れていると、リモコンの買い替えが必要になる。
リモコン操作ができなくなったときは、リモコンの再起動をおすすめする。リセットボタンがあるリモコンならボタンを長押し、ボタンがないリモコンなら電池を抜いて10分程度待とう。再起動して改善しないようなら、メーカーに相談してみよう。
修理以外の対処方法
しばらく電源を切っておく
エアコンに異常が見られるなら、電源をいったん切って様子を見てみよう。一時的に機械的な問題が生じているなら、電源をリセットすることで異常が解除されることもある。
電源を切っても状態が改善しないなら、部品の破損や、ホコリなどの汚れが蓄積していることが考えられる。
エアコン内を清掃してみる
エアコンの故障の多くは、ホコリや汚れが蓄積することで起こる。最近のエアコンは、自動清掃機能がついているので、エアコン内を自分で清掃する機会が減っている。自動清掃しても、細かいホコリや汚れなどをキレイにすることはできない。小さなホコリや汚れが蓄積して、故障の原因になることもあるのだ。
エアコンの効きが悪い、異音、異臭がするなどの症状が見られる場合は、エアコン内の清掃をおすすめする。エアコン内を清掃し、それでも状態が改善しないなら修理や買い替えを検討しよう。
新たなエアコンに買い換える
エアコンの寿命が近づくと修理をしてもすぐに他の箇所の修理が必要になる。一回あたりの修理費用が安くても、何度も修理をすると高くつく。何より、エアコンが必要なときに、エアコンが使えないのはストレスだ。
エアコンの故障をきっかけに、新たなエアコンに買い替えるのも方法の一つである。エアコンの性能は年々上がっており、安くても節電効果が高いエアコンを買えば電気代の節約にもなる。
エアコンを買い換えるメリット
修理費用が発生しない
エアコンが故障したとき、修理ではなく買い替えを選ぶと修理費用は発生しない。修理そのものにかかる費用だけでなく、点検費用、出張費用も不要だ。エアコンの修理は、修理以外にかかる費用も多い。その点、買い替えは余分な費用がかからない。
修理費用が安くても、他にかかる費用と合算すると高くつく。修理しても、古いエアコンだとすぐに故障して、新たな修理が必要になる可能性がある。故障を買い替えのきっかけにするのも、一つの方法としてある。
修理部品が製造中止であっても影響がない
エアコンの修理は、時間がかかることも珍しくない。業者との調整だけでなく、修理するために必要な部品を取り寄せるのにも時間がかかるからだ。特に古い機種のエアコンだと、修理部品が製造中止になっているので、さらに時間がかかる。
エアコンを買い替えるなら、修理部品が製造中止であっても影響がない。販売されているエアコンは新しい機種である。買い替えてすぐに故障してもメーカー保証があり、修理部品が製造中止になっていることもないので安心だ。
いざというときに故障する心配がない
エアコンを買い替えるメリットは、故障する可能性が低いということだ。初期不良もあるが、最近のエアコンで購入時から問題を抱えていることは非常に稀である。
また、新品のエアコンは購入後のアフターケアも安心だ。万が一故障しても、メーカーがすぐに対応してくれる。これは、通常の修理と違い、買い替え直後の故障はメーカーに原因があるからだ。
新たな機能により電気代が節約できる
エアコンは、毎年のように新しい機種が販売されている。他のメーカーとの競争により、機能性の向上は著しい。エアコンを稼働させると、電気代が必要になる。一般家電の中では、消費電力が特に大きい家電である。エアコンを買い替えると、新しい機能による電気代節約の効果も期待できる。
エアコンの買い替えにはお金がかかるが、買い替えによって電気代が節約できることで長期的に見るとコストの回収はできる。故障したエアコンを修理するより、買い替えの方が節約効果は大きいのだ。
身体に優しい機能が付けられている
エアコンからはカビやホコリも出ている。エアコン内部は水分が多く、ホコリやカビが増えやすいことが原因である。カビやホコリを吸い込み続けると、アレルギーの症状が出ることもある。
新しいエアコンは、健康面に配慮し製造されているものが多い。自動清掃機能がついているものや、カビやホコリを送風に含まないようにする工夫がされている。身体に優しい機能がついているのも、エアコンを買い替えるメリットである。
音が静かで夜は安眠
エアコンの稼働音は機種が古くなるほど大きい傾向にある。エアコンを稼働したまま寝る人にとって、稼働音の大きさは無視できない。エアコンの機種が新しいほど、音も静かになっているものだ。エアコンの稼働音で睡眠が妨害されることもない。
睡眠が十分にとれないと、疲労感は抜けない。安眠できる環境を作るためにも、エアコンの買い替えをするメリットは大きいのである。
新たにエアコンを購入する際のポイント
エアコンを取り付ける部屋のサイズをチェック
エアコンを買い替えるときは、必ず部屋のサイズに適したエアコンを選ぶ必要がある。エアコンと部屋のサイズが合ってないと、暖房も冷房も本来の役割を果たすことができない。
将来的なことを考え、少し大きめのサイズを買っておくのもよいだろう。冷房に比べ暖房の方が効きにくいことから、暖房の使用も考えているならサイズに余裕を持たせることが大事だ。
自動清掃機能がついているものを選ぶ
新しくエアコンを購入するなら、自動清掃機能がついているものを選ぼう。自動清掃機能は、定期的にフィルターを含むエアコン内部の清掃をおこなってくれる機能である。自動清掃機能がついていることで、エアコン内部の清掃をする手間が省ける。
自動清掃機能のスペックは、エアコンの機種によって異なる。自動清掃をしても、すぐに手動で内部清掃が必要な機種もあるので気をつけよう。性能がいい自動清掃機能が付帯していると、費用は高くなりがちだ。しかしエアコンの使用年数や手間を考えると、自動清掃機能にはこだわりたいところである。
省エネタイプを選ぶ
エアコンを購入するときは、かかる電気代にも注目しよう。省エネタイプのエアコンであれば、毎月の電気代を大幅に節約することもできるのだ。エアコンは購入すると、次の買い替えまで数年以上ある。省エネによる電気代の節約効果は、長期的にみると非常に高いのだ。
エアコンの多くは、毎月の電気代の目安が紹介されている。電気代を比較して選んでいくのもよいだろう。
使用前には慣らし運転を
エアコンを購入して使用前には、慣らし運転をおこなうのが基本である。慣らし運転は、エアコンのウォーミングアップだ。問題なく動くかどうかを確認し、初期不良の有無を確かめる意味もある。
慣らし運転をするタイミングで、異音や異臭、エアコンの効きを確認しておこう。新しいエアコンでもシーズンオフで長期的に使用しないときは、使用前に慣らし運転をおこなう必要がある。
買取業者紹介
新しいエアコンに買い替えれば、快適な生活を再び送れるようになるだろう。しかし、以前使っていたエアコンがそのまま残っている場合は、早めに処分することをおすすめする。
とはいってもどの業者に頼めばいいのかも分からないことだろう。そこで本項では、残ったエアコンを引き取ってもらえる業者を選定した。ぜひ参考にしてほしい。
家電の買取屋さん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
家電の買取屋さんは、家電を専門に取り扱っている買取業者である。家電について豊富な知識を有したスタッフがさてをおこなう。
査定は宅配や出張を利用することにより、全国どこでも利用が可能となっている。買取に関しても、一見価値のなさそうなものの部品に値段をつけるなど、知識がないと叶わない買取を実現している。
エアコン買取王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エアコンに特化した買取をおこなっているエアコン買取王。エアコンに特化しているため、他の業者にはない視点からの査定が可能となっている。
そのため故障品であったとしても買取をしてもらえる可能性が非常に高いのだ。日本全国の買取のに対応しているので、引き取りてに困っているのならば、ぜひ試してみてほしい。
まとめ
エアコンが故障したとき、修理代が高くなるようなら、買い替えをおすすめする。修理代が安くても、長らく使っていると故障が増えるので、買い替えを検討するきっかけにするのもよいだろう。物を大事に使うことは大切だが、電気代や健康への影響なども合わせて考えることが大切だ。