皆さん、ラジカセを覚えているだろうか。

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ラジカセの普及と衰退
ラジカセとは、ラジオカセットレコーダーの略で、オーディオメーカーのパイオニアが一般に広めた略称と言われている。コンパクトカセットレコーダーにラジオチューナーが内蔵されているものを指し、折りたたみ式の取手が付いていて、乾電池でも駆動することが多い。
1960年代から国内で製造され、デジタルオーディオが当たり前となる2000年頃までは、どの家にもラジカセかオーディオコンポがあったものだ。しかし、パソコン・デジタルオーディオの普及や音楽関連ソフトの充実に伴い、CDからカセットに録音して聞くという文化そのものが消えていった。
続くラジカセの生産とリバイバルヒット
この流れに伴い、ラジカセも役目を終えたのだが、実は今でも細々とラジカセの製造が続いているのをご存知だろうか。
デジタル文化に乗り遅れた団塊以上の世代では、未だに一定の需要があるようだ。操作の慣れや、音質を大して問わない語学勉強での使用(例えば図書館にある語学教材は古いため、カセットが圧倒的に多い)、デジタルでは味わえない独特の操作感が、その需要につながっていると推測される。
しかし、ここにきてこの業界に嬉しい変化が起こってきている。ラジカセそのものを知らなかった若い世代を中心に、カセットテープの人気が高まっているのだ。
若者世代が注目している
アメリカに唯一存在するカセットテープ製造会社は、今の時代になって、過去最大のペースでカセットテープを製造しているらしい。カルフォルニアを中心にそのようなカセット文化のリバイバルが起き始めているようだが、遠く海を越えた日本でもその動きが出てきている。
渋谷の大手レコード店などでも、カセットテープの特設コーナーができ、反響がある。デジタル世代の若者には、カセットテープ独特のレトロな音質が新鮮に聞こえるのだろう。
ラジカセの中古業界も合わせて反響が出ている
このため、カセットテープを再生するラジカセの中古業界も活気が出てきている。皆さんのお宅にも古いラジカセは眠っていないだろうか。その眠っているラジカセは、ひょっとしたら価値あるものかもしれない。そんな「お宝」をお金に換えるべく、査定基準とあわせて、高額に買い取ってもらうための方法について考えてみたい。
ラジカセの査定の基準は?
買取りの基準となるのは、主なものとして、「型番」「在庫状況」「傷み度合い」といったところだろう。
型番
もちろん、一番重要なのが型番、つまりモデルだ。人気機種、希少価値の高い機種であれば、それだけで高額買取りにつながる可能性が高い。下記でも高額買取の機種について紹介するので参考にしてほしい。
在庫状況
一方で、在庫が大量にあるようなモデルは、残念ながら安値になってしまう、あるいは買取不可か引き取りになってしまう場合もある。 在庫の状況や市場の動向は、各業者や、時期によって変化することがあるので、諦めずにリサーチすることも必要だ。
痛み度合い
また、傷や故障の状態も大きく査定額に影響する。これらは自分で修復することは難しいが、どこに傷があり、どのような故障があるのか把握しておくと査定もスムーズに進むだろう。
どのようなラジカセが人気なのか?
一言でラジカセと言っても、その歴史ゆえにさまざまなタイプがある。それらの中でも人気があり、高額買取が期待できるラジカセを紹介していこう。
レトロラジカセ
現在、ラジカセで最も人気があると言われているのが、通称「レトロラジカセ」と言われる60年代~80年代を中心とした古いモデルである。この時代のラジカセは、CDが登場する前のもので、ラジオとカセットテープに特化した純然たるラジカセであり、四角い形が多いのが特徴で、日本で言えば昭和風のデザインが非常に人気となっている。
この時代のラジカセに関しては、専門業者が積極的に各家庭に眠っているものを買い取っている。目立った故障もなく、状態が良いものであれば、高額買取りが期待できるだろう。
CDラジカセ
ラジカセは、80年代を過ぎると、その多くがCDラジカセになる。文字通り、ラジカセにCDが付属したものだ。この時代は、CDチェンジャーやダブルラジカセが多くなるなど、ラジカセ自体が大型化しているのが大きな特徴で、レトロラジカセと比べてどこかデザインが曲線的だ。
時代を象徴するバブルラジカセ
時代背景としても、CDラジカセが家庭に広く浸透した時代であり、CDラジカセ自体に現存価値はあまりないものの、通称「バブルラジカセ」と言われるパナソニックの大型ラジカセは、時代を象徴するラジカセとして人気がある。
なお、90年代中盤から登場したMDラジカセは、全体的にはそれほど需要が多くないものの、MDLPやCD-Rに対応したモデルだと、その付加価値から買い取られる可能性が高い。
近年モデル
また、近年のモデルとなると、高年齢層向けのシンプルな操作感を重視したものが多く、海外で大量生産された安価なものがメインとなるが、中にはレトロラジカセを模したデザインのものもあり、このような趣向を凝らしたものであれば割と高値で買い取られるケースがある。
また、ラジカセと呼ぶべきか定かではないが、iPodドックやSDカードスロットを搭載したオーディオシステムなども一定の価値があるようだ。
海外メーカー
海外メーカーのラジカセも人気がある。例えば、LASONICはダンスやヒップホップ文化と強いつながりのあるオーディオメーカーで、世界中にファンがいる。また、デンマークのBang&Olufsenなどの高級オーディオブランドも、独特なデザインで非常に価値が高い。
ラジカセを高く買い取ってもらうには
ラジカセは、これまで述べたようなレトロなモデルを中心に需要が存在するため、つまるところ、いかに古くても綺麗な状態を保てているかが高額買取りの鍵となる。
外観は重要ポイント
特に注意したいのが、外観だ。傷、凹み、汚れだけではなく、スピーカーネットの状態やラジオアンテナの折れがないかが査定の重要なポイントになる。古いモデルでは、内部部品は他で代用できても、外観を構成する部品はどうしようもない。
査定に出す前に、ホコリや汚れなど、キレイにできるところは、徹底的にキレイにしておこう。但し、くれぐれも力を入れすぎて塗装が剥げてしまったり、薬品を使って変色してしまったりしないように、注意しよう。
付属品の有無
また、ラジカセの付属品(リモコン、AM・FMアンテナ、電源コード、その他ケーブル類、取扱説明書、箱など)が揃っているかも、買取りが高額になるかどうかの別れ道になる。揃えられるものは揃えてから、査定に持ち込みたい。
専門業者で買取を
その他、適切な買取業者を選ぶことも大切だ。ラジカセの買取りにおいて重要なのは、機種の性能ではなく、「ビンテージ感」と「デザイン性」だ。
専門性が問われる内容なので、何でも取り扱うような総合リサイクル業者よりも、オーディオ製品の買取りに特化した業者で買い取ってもらう方が望ましいだろう。
宅配買取業者「BuyKing」を利用する
専門業者を探して売りに行くのが面倒な方のために、高価買取を使命としている宅配買取業者を紹介する。
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対策
・査定料からキャンセル料金まで手数料が全て無料
・1点からでもOK
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BuyKingは、携帯・PC・家電・ゲーム機などを買取っており、宅配買取のためわざわざ重いラジカセを持ち運ぶ必要がないので便利である。買取査定料・送料・キャンセル料などの手数料や宅配キットをお店が負担してくれるので気軽に利用できるだろう。即日入金とスピーディに対応してくれるのも嬉しい。BuyKingも検討材料に入れてみてはいかがだろうか。