何かと話題になっている3Dプリンターだが、最近では一般の家庭にも普及するようになったのではないだろうか。いろいろな活用法ができる3Dプリンターだが、使うのは最初のうちだけという人も多く、どんどん最新の高性能の商品が発売されている。
3Dプリンターはかなり大きなものが多く、使わないとなると邪魔になってしまうものだ。家に置いておくにはスペースを消費してしまい、また、そうでない人も新しい商品が欲しいということで今持っている3Dプリンターを売りに出すという方も多いだろう。
ここでは、なかなか耳にしない3Dプリンターの買取について説明して行くので今後の参考にしてほしい。また、3Dプリンターの買取り形式には店頭買取、宅配買取、出張買取とあるが、重量が非常に大きいため、出張買取が一番おすすめの売り方となって来る。出張買取に対応しているタカガイなどの買取店を検討しよう。後ほどご紹介する。

MakerBot Industries Lobby / jabella
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
3Dプリンターとは
3Dプリンターとは、立体物を表すデータをもとに樹脂などを加工して立体物を製造する電子機器である。
数百万から数千万と言ったかなり高額な商品から、数万円で購入可能な商品まである幅広い価格帯の商品であり、モノづくり、医療、建築、教育と幅広い分野で活躍している。
個人や現場のニーズに合わせたモノを製造できるのが一番の特徴だ。ドバイでは3Dプリンターを使ってオフィスを作っちゃったなんていうニュースもあるほど。
現在は5万円以下の家庭用3Dプリンターも多く発売されていて、高性能なプラモデルを作りたいという人や、家庭で使うこまごまとしたものをつくりたいという人が買い求めている。
なかには離島やへき地のお土産品として簡単なストラップを製作した人もいるようだ。アイデア次第で何でも立体化できてしまうのが3Dプリンターなのだ。
モノづくりの現場
試作品を自社製造することで工程における問題点や、モノそのものの問題点を早期発見することができる。また、モノづくりの試作工程を自社工場で行うことにより、コストの削減にもつながっている。
医療分野
臓器や骨を3Dプリンターで製造することで、研修や、患者に対する疾患部分のよりわかりやすい説明に役立てられている。
特に研修においては、3Dプリンターで製造した臓器モデルを使うことで、より正確にシミュレーションを行うことができるようになる。より正確なシミュレーションが可能になることで医療ミスや事故を防ぎ、より安心して手術を行うことに役立てることができる。
義手やインプラントなど、オーダーメイドを要する医療機器の製造も担っている。医療の分野においては今後非常に需要が期待でき、今後の医療において非常に重要な存在になると考えられるだろう。
建築分野
建築で不可欠なCADデータをプリンターで読ませて可視化することができるため、構造上の問題や改善点がないかをチェックすることができ、より安全で低コストな建築物の設計に役立っている。
また、建築分野において3Dプリンターを利用することの大きな利点は建築費用が大幅に削減でき、廃棄物も減らすことができ、建築にかける時間が短くすることが可能な点と言える。
建築の分野では今後3Dプリンターの需要が2021年には2015年の倍になるであろうとさえ言われている。
教育現場
生き物や物体の構造を説明する際、映像や紙面で行っていたものを立体化することで、より理解しやすい授業をすることができる。
現在は主に大学への導入が進んでいる。特にイギリスでは導入にかなり力を入れている。大きさの比較やモノのかたちなど、立体化することで児童生徒の理解や興味も深まり、勉強意欲を引き出すことができる。
さらに、子供達が自分のアイデアをカタチにする技術を習得することができるようになる。そのような児童生徒が増えることで今後新たな事業がどんどん増えて行くことも期待できるだろう。
また、算数・数学においても、3Dプリンターにより問題を可視化することができ、より数式や計算方法の理解を深めることにも役立てられる。
参考買取相場
3Dプリンターの買取相場についてだが、物によってかなり金額の差があり、一概に言えない。というのも、一口に3Dプリンターといっても様々なメーカーの商品があり、大きさなどもかなり異なってくるの。ざっくりとした3Dプリンターの買取相場は、10,000円から100,000円といったところだろう。
もともとがかなり高額な商品になるため、買取の際もやはり高額になる傾向がある。あとは、それぞれの3Dプリンターの状態によるところだろう。
2社でLABISTS 3Dプリンター ET4の買取価格を比較
新品未開封で定価が26,800円のLABISTS 3Dプリンターについて2社で買取価格を比較してみた。
社名 | 買取価格 |
---|---|
モノ市場 宅配買取サービス | 10000円 |
タカガイ | 5000円 |

高く売れるメーカーまとめ
- ・3DSystems
- ・MakerBot
- ・OPEN CUBE
- ・XYZprinting
高く売るなら早めに売ること、新品に近い状態を維持すること

Make Magazine 3D Printer Shootout Weekend / jabella
3Dプリンターを高く売る方法ということだが、まず言えることは早い段階で査定に出すことである。新しい製品ほど高く買い取ってもらえる可能性が高い。
また、もし3Dプリンターを複数持っている場合には、まとめて査定に出したほうがより高額で買い取られる可能性が高くなる。ひとつを売るというのであれば、残りの3Dプリンターもまとめて出したほうがまとまったお金で返ってくるだろう。
そして、3Dプリンターの保管状態も重要になってくる。新品に近ければ近いほど、高く売ることができる。
取り扱い説明書や保証書、付属品なども査定に響いてくるため、このあたりもきちんと揃えておけばより高く売ることができるだろう。
3Dプリンター本体もできる限り綺麗なものが望ましい。
ただ、3Dプリンターの外側を綺麗にすることは簡単でも、内部までは綺麗にできないという方もいることだろう。実際に、3Dプリンターの内部の清掃というのは非常に難しいものである。素人が勝手にやってしまうと、逆に状態を悪くしてしまうこともある。
そのため、もし査定にあたって内部まで綺麗にしてきたいということであれば、専門の業者に依頼するべきである。
査定基準はどんなもの?

Make Magazine 3D Printer Shootout Weekend / jabella
3Dプリンターの査定基準について解説しよう。3Dプリンターというのは精密な機械である。そのため、見た目だけでなく、内部やそのほか様々な部分が査定に反映され、確認されると覚悟しておいたほうがいいだろう。
付属品がきちんと揃っているか
まずは付属品である。付属品が揃っている、また新しく購入した付属機器などもつけておくと査定金額がアップするだろう。
見た目がきれいか、パーツに不具合がないか
次に、3Dプリンター自体の状態についてである。本体の見た目が綺麗であるかどうか、中のパーツに不具合がないかどうか、ゴミがたまっていないかどうかなども見られることになる。
きちんと起動するか
そして、再販する上で当たり前のことだが、重要なのが起動するかどうかという部分である。3Dプリンターというのは、正常に作動しなければ意味がない。
仮に作動したとしても、歪んだフィギュアができあがってしまうのでは本末転倒である。正常に作動するのかどうか、きちんと電源がつくのかといったところはかなり細かくチェックされることになるだろう。
3Dプリンターの場合、調整や接続の面で問題がないかというところも重要になってくる。アプリが問題なく作動するかなども査定の際にはチェックされる。
基本的には問題なく作動するかという部分が重要にはなってくるのだが、精密機械になるためそれを確認するためのチェックポイントが多くなってくるのだ。
解像度が高いか
3Dプリンターにおいて最も性能において重要なのが解像度である。どれほど細かい部分まで、精密に造形物を作ることができるかが非常に重要だ。つまり、最新型のモデルであればあるほどその解像度は高いだろう。
カラー対応であればさらに高額買取の可能性が上がる
近年では解像度が高いだけでなく、カラーで造形物を創造できる3Dプリンターも増えている。色が付いた状態で造形物が出てくることによってその後色を塗る手間などが減り、便利で誰でも使いやすい商品となる。
今後はカラー対応の商品がどんどん主流になって行くので売りたい商品がカラー対応でないのであればなるべく早めに売りに出さないと価値がどんどんなくなってしまうだろう。
最適な売り時は?
3Dプリンターの売り時ということだが、売ろうと思ったときが売り時と考えればいいだろう。手放すのであれば、やはり早いほうが高額買取に期待が持てる。
最新機種ほど高額買取の可能性が上がり、特に3Dプリンターは最新技術の商品であるがゆえに、他の家電に比べ最新型と旧型とで製品の機能や技術が大きく変わってくる。
まだ3Dプリンターというカテゴリーの商品は始まったばかりだが、数年前の商品であるだけでも価値がなくなってしまうということもある。
おすすめ買取店5社で価格を比較しよう
当サイトでは3Dプリンターの買取相場をモデル毎に調べることができ、業者ごとの買取価格を比較することもできる。3Dプリンター買取価格比較ページにて確認してみよう。以下では評判の良い3Dプリンター買取店をまとめていく。
東京や大阪で出張買取を行う「タカガイ」
タカガイは家電や楽器などの買取に強く、非常に高い評判を得ている買取専門型のリサイクルショップだ。業界最高水準の査定額を期待できる。出張買取では近畿地方で兵庫・京都・滋賀・大阪・奈良・三重・和歌山、関東地方で埼玉・東京・神奈川・千葉に対応しており、エリア外であっても相談次第では来てもらうことができる。ブランド品や教材、ベビー用品なども買取して貰うことができるので、要らない商品や研究室、事務所の不用品をまとめて依頼するのにおすすめの買取店と言える。
買取価格
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手数料
許可番号
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対策
安心して依頼しやすい「マクサス」
東京城南地区を拠点とするマクサスは様々な商材を取り扱う総合買取業者だ。宅配買取をメインに、店頭買取(要予約)、東京城南地区(品川区、大田区、目黒区、港区、渋谷区)限定で出張買取など、ユーザーに合わせた買取方法を要してくれているのがとてもありがたい。
当サイト「ヒカカク!」での評価も高く、口コミを見てみると多くのユーザーが満足しているようだ。さらに査定は24時間365日受付体制が整っており、清潔感溢れるスタッフが素早い対応を実現してくれるので安心して依頼しやすい。まずは無料見積もりから試してみてはいかがだろう。
買取価格
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対策
宅配買取専門の「BuyKing」
3Dプリンターは家電の買取を行っている業者であれば、3Dプリンターの買取も行っていることが多い。
とは言っても、たくさんあってどこに行けばいいのかわからない。そんな人は、上記買取価格比較ページにて既に気になっているかもしれないが、全国で3Dプリンターの買取を行っている業者、バイキングを紹介するので是非チェックして欲しい。
宅配買取専門業者で、買取価格を比較する時間がない方、面倒な方はぜひ参考にしてほしい。
バイキングは面倒な書類等は 全てオンライン上で完結するので、自宅から一歩も出ずに買取サービスを利用することができる。査定料やキャンセル料などの手数料も全て無料、そして、1点からでも買い取ってくれるので、買取り初心者でも利用しやすい。
スピード入金してくれるので、急ぎで現金が必要な方も検討してみてはいかがだろうか。
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対策
店頭買取、出張買取も行っている「なんでん買取」
また、送るのがめんどくさい、その場で済ませたいなど、宅配買取希望でない人は「なんでん買取」であれば店頭買取、出張買取も行っている。
しかし、全国対応しているのは宅配買取であるのでそこは要注意だ。こちらではキャンペーンなど行っていて、その時に売りに出すとさらに高額で買い取ってもらえる可能性が上がる。
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対策
まず「トレジャーキング買取センター入間店」に相談!
トレジャーキング買取センター入間店は出張買取り、店頭買取地域No.1を目指している。 不要なものをお金に、まずは捨てずに相談してみるといいだろう。故障品、他店で買取り不可能と言われたものまで買い取りしてくれる。
買取価格
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対策
3Dプリンターの買取価格を上げるためには
定価の高い3Dプリンターをせっかく売却するのだから少しでも高値で買い取ってもらいたいもの。では、どうすれば高額査定につながるのだろうか。
綺麗に掃除しておくこと
3Dプリンターを売却する時は、綺麗に掃除しておくことをおすすめする。特にノズル詰まりが起こりやすいと言われているので、きちんとケアしてあげると良いだろう。とは言え、構造が複雑なので、しっかりと説明書を読み、傷をつけないように注意しながら丁寧にクリーンアップすることを心がけてほしい。
複数の買取業者を比較する
3Dプリンターの買取価格は業者ごとでかなり差がでる商材なので、損をしないためにも必ず複数業者に買取を依頼したほうが良い。複数業者に依頼する際は専門買取業者と総合買取業者どちらにも依頼してみると、高額買取を実現しやすくなるので試してみてほしい。
不要なら早めに売却する
器具や電化製品は最新モデルが頻繁に発売されている。3Dプリンタも例外ではなく、最新モデルほど高額で買い取られており、発売されてから時間が経てば経つほど買取価格は下がってしまう。そのため「もう使わない」「買い替えようかな」と思ったら早めに売ることをおすすめする。
壊れた故障品でも売れるのか
3Dプリンター買取店の売買コムズによれば3Dプリンターは故障している場合、比較的新しいモデルであれば買取して貰える可能性はあるものの、古い年式のものなどになって来るとまず売ることは難しいとのこと。
まとめ
最新技術を駆使した商品、3Dプリンターは、買うときはお金を出せば簡単に買うことができたが、売りに出すとなると最新技術の商品であるがゆえに商品の詳細まで確認が必要であらかじめある程度高く売る調査や準備をしておく必要があるようだ。
起動するか、きちんと作動するか、また古くなっていないか。売り時を逃さず、サイズが大きく売るのが面倒になってしまうかもしれないが、宅配買取などを駆使して早めに売るようにして欲しい。