炊飯器の性能が向上し、より美味しく炊けるものが増えてきた。買い替えを検討する人も多いが、古くなっていらなくなった炊飯器の処分方法は検討しなければならないだろう。家電量販店では買い替えの際に下取りを行っているが、どのような条件で下取りをしているのだろうか。家電量販店ごとに異なっている条件について理解すると共に、他の処分方法とも比較して良い方法を選び出せるようになろう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
下取りの実情
小型家電リサイクルが進められている影響で、炊飯器の下取りには費用がかかることが多くなった。リサイクルに出す場合にはどの家電量販店に下取りを依頼する場合でも条件は同じであり、事実上回収となる。壊れていても、型式が古くても問題はなく、付属品や箱、説明書などもなくなっていて問題はない。
メーカーについても限定されることはなく、既に倒産したり合併したりしてなくなってしまっているメーカーでも、海外メーカーでも問題なく回収してもらえる。
こちらが費用を支払い、下取り(回収)によってリサイクルをしてもらう場合には、店頭に持っていって下取り手数料を払えば良いというのが基本だ。下取り手数料は540円が相場になっているが、業者によっては無料で対応してくれる場合もある。現状として各家電量販店でどのように対応しているのかをまず確認しておこう。
下取り(回収)サービスを比較
ヤマダ電機
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ヤマダ電機では小型家電リサイクル法の対象商品になっている家電を回収している。ヤマダ電機の店舗に持参すると炊飯器は340円で回収してもらえる。他にも、小型家電リサイクル法の対象商品がある場合には、指定のダンボールに詰めるとまとめて1,500円で回収してもらえるサービスもある。また、自宅まで出張してもらうことも可能だが、別途料金が課されることになるので注意が必要だ。
ジョーシン
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ポリシー
ウイルス
対策
ジョーシンでは小型家電リサイクル法の対象となる中型家電1としてジャー炊飯器を取り扱っている。回収費用は540円となっていて店頭に持ち込むことで引き取ってもらえる。希望すれば店頭で手続きをして出張料金を払うことにより、自宅まで取りに来てもらうことも可能だ。
ビックカメラ
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ポリシー
ウイルス
対策
ビックカメラでは、1,780円と消費税で小型家電リサイクル法の対象家電をまとめて引き取るサービスを行っている。利用券をオンラインで購入して手元に届いたら、そこに記載されているホームページまたは電話で回収日時を決定し、自分で用意したダンボール箱に詰めて集荷に来てもらえば良いのだ。
佐川急便が対応する形になっていて、土日祝日も含めて希望の日時に集荷に来てもらえる。なお、箱については三辺合計が160cm以内、重さが30kg以下という制限があるので注意しよう。
また、ビックカメラでは店頭で下取りキャンペーンを行っているときがある。例えば、2018年9月の下取りサービスでは、炊飯器を購入したときに不要な炊飯器を無料で引き取りが可能というキャンペーンだ。これは、店頭での取引で15,000円以上のものを購入した場合が対象となっている。
ヨドバシカメラ
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ポリシー
ウイルス
対策
ヨドバシカメラでも小型家電リサイクル法の対象品を引き取っている。ダンボールに詰められるだけ小型家電を入れて宅配便で送れば良いというシステムになっていて、1,920円の費用がかかる。予めリサイクルのためのシリアルコードを購入しておいて手配することになるのだ。
箱は三辺の合計が160cm以内、重さが30kg以下というのが条件となっている。また、ヨドバシカメラでは下取りキャンペーンを行っていることもあり、2018年9月のキャンペーンでは100ヨドバシゴールドポイントで下取りをするサービスだ。1万円以上でキャンペーン対象となっている商品を購入すること、さらに、破損や故障がなくて通電し、使用可能な炊飯器であることが条件となっている。
エディオン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エディオンでは小型家電である炊飯ジャーを回収している。540円の料金を支払い、店頭に持ち込むことによって回収してもらえる。
ケーズデンキ
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ケーズデンキでは炊飯器の回収を行っており、小型品目として540円を申し受けている。買い替えで配送を依頼したときにはその場で引き取ってくれるが、別途引き取りを依頼するときには出張料が必要だ。
ノジマ
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手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
ノジマでは1,500円で炊飯器の下取り(回収)をしている。通販での購入時に該当する下取り費用を一緒に支払うと伝票が届くため、それを貼り付けた炊飯器を配送業者に引き渡すだけで良いシステムだ。
ジャパネットたかた
ジャパネットたかたでは通販での購入時に下取り手数料を支払うと炊飯器の回収が可能だ。手数料は540円で、1回の注文につき1台のみの対応となっている。
買取サービスを比較
家電量販店では中古家電の買取販売を行うようになってきた。炊飯器についても対象商品としていることがあり、買い替えの場合にはリサイクルに出さずに買い取ってくれる場合もある。この場合の条件は下取りとは異なり、再販できる程度の状態であることが求められる。
具体的に明記されている条件は家電量販店によって異なるが、基本的には個々に持っている査定基準に従って査定価格を出し、それが1円以上になっているのなら買い取ってもらえるという仕組みになっている。主要な家電量販店で行っている買取サービスについて確認しておこう。
ヤマダ電機
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ポリシー
ウイルス
対策
ヤマダ電機では小型家電買取キャンペーンを特に期日を定めずに実施している。2017年3月1日から始められたこのキャンペーンでは炊飯器の買取を促進しているのだ。まだ使える炊飯器で買取対象メーカーに入っているものであれば、細かな条件を満たすと最大で2,000円で買い取ってもらえる仕組みになっているのが特徴である。
条件
買取対象メーカーとなっているのは国内メーカーで、象印、タイガー、パナソニック、日立に加え、東芝、三菱、シャープである。買取対象として認めてもらうためには電源が入って炊飯を行えるだけでなく、細かな機能も全て正常に動作することが求められる。
液晶表示もはっきりとしていなければならない。また、付属品が完璧に揃っていることも必須で、電源コード、内釜、内蓋、スチームキャップ、圧力弁などに欠けているものがあってはならない。そして、本体と付属品の両方について色あせや変色、サビや破損などがないことも必要で、内釜のコーティングの剥がれがあるだけで対象外となる。
店頭への持ち込みによる回収のみを受け付けているため、自宅の近くに店舗がないと利用しにくいだろう。
ジョーシン
ジョーシンでは家電の買取を行っているが炊飯器は対象となっていない。
ビックカメラ
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ビックカメラでは家電としてパソコンなどの電子機器を主に買取対象としたサービスをしている。しかし、炊飯器は取り扱っていないので買取を依頼することはできない。
ヨドバシカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ヨドバシカメラではカメラやパソコンなどの買取サービスを行っているが、炊飯器は対象外となっている。
エディオン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エディオンでは買取を行っていないため、リサイクルサービスを利用しなければならない。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは炊飯器は下取りをしているだけで買取は行っていない。
ノジマ
ノジマでは中古家電を扱っているが炊飯器は対象になっていない。
ジャパネットたかた
ジャパネットたかたでは中古家電の買取を行っていないため、処分の依頼が必要なら下取りを申し込むことになる。
炊飯器の買取をしている家電量販店は少ない
このようにして大手家電量販店の状況を見ると、ほとんど炊飯器の買取を行っていないことがわかるだろう。キャンペーンなどで実施する可能性はあるが、基本的には大手家電量販店で買い取ってもらおうとするとヤマダ電機しか候補にならないのである。
オークションやフリマで売る
炊飯器を買い換えるときに古い炊飯器は別の方法で処分しても問題はない。小型家電リサイクルの対象となっているため、不燃ごみや粗大ごみとして廃棄することはできないが、売ることについては差し支えないのだ。
インターネットを使ってオークションに出し、個人に対して売ることもできるだろう。フリーマーケットやバザーで売るというのも個人に直接売れる方法である。家電量販店が考えるような買取基準を満たしていることは必要なく、処分したいと考えている炊飯器に価値を見出してくれる人がいれば売れるのがこの方法のメリットだ。
買い取れないから下取り手数料がかかると家電量販店で言われてしまったとしても、オークションやフリーマーケットなら売れる可能性があるだろう。また、買い取りしてくれるような炊飯器の場合にも、もっと高値で売れる可能性を秘めているのも魅力だ。
業者による中間マージンがないのでやや高めの値段を付けても売れると期待できるのである。しかし、個人に対して売るときには労力がかかることと、リスクを抱えざるを得ないことは覚えておかなければならない。間に立ってくれる業者はいないので、お金のやり取りや炊飯器の発送、到着確認などを全て自分で行わなければならないだろう。
また、買い手が見つからないときにどうするかも自分で考えなければならず、場合によってはいつまでも売れない可能性もある。さらに、入金が確認できないまま発送してしまい、とんずらされてしまうというトラブルもしばしば発生している。
他にも、送った炊飯器が壊れている、写真とは違うなどといったクレームを付けられるリスクもあり、トラブルへの対応に苦労する覚悟が必要な方法である。
リサイクルショップなどの買取業者
一方、売るときには買取業者を利用する方法もある。炊飯器を取り扱っている買取店に連絡すれば、製造年や型番などを伝えるだけで簡易見積りをしてもらえる。高く売れそうなものなら出張査定をしてくれるため、時間の都合の良いときを指定して来てもらえば良いのだ。
動作確認が取れて、比較的新しい炊飯器であることが求められる場合が多いが、多数の買取店に査定をしてもらうと高く売れる場所が見つかる可能性がある。買い取れる先さえ見つかってしまえばすぐに売れるという点でも優れている方法だろう。
まとめ
家電量販店の炊飯器下取り条件について紹介した。調べてみると、パソコンやデジタル機器に比べて炊飯器などの調理家電は下取りを行っていない店舗がほとんどであった。新たに家電を購入するからといって、安易にその店舗に下取りと名ばかりの費用がかかる回収に申し込みする前に、手持ちの炊飯器に売れる価値がないかを一度チェックするべきかもしれない。
リサイクルショップや調理器具や家電買取専門業者の無料査定をすることで、思わぬ臨時収入に繋がることがあるかもしれない。 また、個人の労力はかかるかもしれないが、オークションやフリマアプリ、そして機会さえあれば実際にバザーなどに出品してみることも一つの手だ。
これらの方法でも金額がつかなかった場合は、家電量販店の下取りサービスを利用してもいいかもしれない。その際、各店舗で細かな基準があるのでそちらの見極めもしっかりして、なるべく出費を抑えて炊飯器をお得に処分するようにしよう。


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