ご家庭で現在使っている冷蔵庫の型番やモデル名をご存知だろうか。普段、生活をする上では特に意識しない部分ではあるが、いざ冷蔵庫を購入しようとする時や、中古で冷蔵庫を売ろうと考えている時、修理に出す際などは型番やモデル名を正確に把握する必要がある。
そこで、今回は「冷蔵庫の型番・モデル名の調べ方」を詳しく紹介していく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
冷蔵庫の型番・モデル名とは
そもそも、型番・モデル名というのはどのようなものなのだろうか。
各社がつけた製品番号
型番とは、冷蔵庫を製造するメーカーが独自に定めている「製品番号」のようなもの。英数字を組み合わせた形で構成されており、型番をみればどのようなスペックなのかを把握することができるのだ。
家電店の店員などは、型番の頭文字をみるだけでどのブランドの冷蔵庫なのかを判断できるそうだ。
型番がそのままモデル名となっている傾向にある
冷蔵庫は、テレビなどとは異なり正式なブランド名が決まっていない。「朝どれ野菜室」「ワンダフルオープン」など、冷蔵庫の特徴を表したキャッチフレーズで呼ぶことも多いが正式な名称ではない。
実は、冷蔵庫は型番がそのまま製品名(モデル名)になっていることが多いのだ。「〇〇シリーズ」のように同ラインで複数の色やモデルが販売されていることもあるが、基本的には型番=モデル名と考えていいだろう。
冷蔵庫の型番を知るメリット
次に、冷蔵庫の型番やモデル名を知ることによるメリットや必要性を述べていこう。普段意識しない番号ではあるが、意外にも様々な場面で使えるのだ。
購入する際の情報収集とスペック比較
新しく冷蔵庫を購入する時には、Amazonやビックカメラ通販サイト、ヨドバシドットコム、価格.comなどでいくつかのモデルを比較するだろう。その際に、「モデル名」や「型番」を知らないと情報収集することができない。家電店で直接見比べるのであれば問題はないかもしれないが、インターネットで購入する人も多いだろう。また、家電店で見比べた後にインターネットなどでスペック比較したい場合もある。
このような時に、正確なモデル名や型番を知っておくと情報収集が非常にしやすくなり“お得”に冷蔵庫を購入することができるのだ。
現在の使用モデルと、買い替えようとしているモデルを比較する表などもあったりするが、それも基本的に型番やモデル名で書かれている。そういったときにわかっていると便利だろう。
中古で売却する際の基本情報として提示
現在使っている冷蔵庫を中古品として販売する場合、売却先に冷蔵庫の基本情報を提示する必要がある。リサイクルショップに買い取ってもらうのであれば、型番やモデル名を伝えることで見積額がわかるのだ。(もちろん、状態次第で見積金額よりも安い買取になることもある。)
フリマアプリを利用するとき
メルカリ、フリルに代表されるフリマアプリ。このフリマアプリは簡単に出品できることで人気となっている。大型の電化製品である冷蔵庫も出品があるので、非常に広い範囲をカバーしているといえる。
しかし、現在フリマアプリで問題となっているのが、取引の稚拙さと悪質な販売だ。
簡単に出品できるフリマアプリはその便利さから比較的年齢が低い世代が多く利用している。その影響か、取引においてきちんと礼儀が守られていないのではないかという指摘が多くある。取引の際のメッセージのやり取りがきちんと質問に答えていない、品物の説明が雑といったことで取引がスムーズにいかないということもあるようだ。
このような事態を避けるためにも、商品説明の欄にはきちんと詳しく商品について書き込む必要がある。
型番やモデル名が書かれていない商品を買おうと思うだろうか?自分が購入することを考えて商品説明欄は記入しよう。対個人の取引なので、自分がしてほしくない対応などをしなければ好意的に受け取ってもらえる可能性が高い。誠実な対応を心がけて、トラブルのない取引を行おう。
しかし、冷蔵庫の出品なら、そこまで低年齢なユーザーが買うことも少ないだろう。他のものよりは幾分か安心して利用できるのではないだろうか。
しかし油断はしてはいけない。年齢が上のユーザーでも非常識なことをする人はいるので、自分に落ち度はないといえるようにミスのない取引を行うことをこころがけてほしい。
オークションを利用するとき
オークションでの商品説明欄は非常に重要な役割を担っている。そこで出品者が判断されていると思っていい。型番・モデル名といった基本情報すら認識できていないなら、商品状態もよくないと判断されてしまう。家電用品の商品説明欄に型番・モデル名が書かれていない場合、入札されないと思っていいだろう。
特に冷蔵庫は大きな買い物だ。適当な対応をしてしまったら、双方にとってダメージが非常に大きくなるだろう。
オークションはフリマアプリよりもメッセージや説明が重視される。そのような環境下で基礎情報を知らないのは非常に印象が悪い。オークションに臨むなら、それだけ自分の出品したものに対して詳しく把握しておかなければならない。
オークションでは適当な対応をした時点で売れなくなると考えていいので、誠実な対応を行うためにも、メッセージのやり取りや質問への返しも丁寧に行うことを心がけよう。フリマアプリ同様、対個人の取引ということを忘れることなく、トラブルが発生しないように努めるのが賢い方法だ。
メーカーごとの型番・モデル名確認方法
以下では、代表的な冷蔵庫メーカー(ブランド)ごとの型番・モデル名の調べ方を紹介していく。ご自身の所有しているブランドや、これから購入を検討しているものの段落を確認してみてほしい。
AQUA
高品質の冷蔵庫を安く販売しているAQUAの冷蔵庫はドアを開けた部分に型番が記載されているようだ。画像の通り。

日立(HITACHI)
全体的なバランスが良く、使い勝手が良いと評判の冷蔵庫を多数販売する「日立(HITACHI)」。特に、冷蔵室の下部にある“真空チルド”は肉や魚などの生鮮食品を保存するのに適していると言われている。日立の冷蔵庫は、ドアを開いた部分に型番が記載されているモデルがほとんどのようだ。

パナソニック(Panasonic)
家電メーカーとして、圧倒的な知名度を誇る「パナソニック(Panasonic)」。冷蔵庫は、“美味しさ長持ち”のシステムや、女性でも上段に手が届きやすい構造が好評を得ている。メーカー側も、“常備菜を1週間後も美味しく食べたい人へ”と打ち出すなど、作りおきのメニューが多い家庭をターゲットにしているようだ。また、パナソニック独自の技術であるナノイーイオンのおかげで、消臭効果も高いといわれている。
そんな、パナソニックの冷蔵庫の型番はドア正面の小さな部分に書かれていることが多いようだ。また、現在パナソニックと合併したNationalの冷蔵庫の型番等は、以下のリンクを参考に探し出してみてほしい。

三菱(MITSUBISHI)
「三菱(MITSUBISHI)」の冷蔵庫の特徴といえば、大容量ということが挙げられる。大容量が入る割にスリムな設計になっているので、キッチンスペースを広々と活用できると評判がいい。また、「切れちゃう瞬冷」という解凍なしでも食材が切れてしまう、システムも好評だ。
そんな三菱の冷蔵庫も、ドアの内側に張ってあるシールに型番等の記載があるようなので確認してみるといいだろう。
型番の一覧を一部紹介する。
- センター開き 6ドア
WXシリーズ NEW
- WX70C
- WX60C
- WX52C
- WX47C
- WX47LC
- JXシリーズ NEW
- JX60C
- JX52C
- RXシリーズ
- RX46A
- 片開き 5ドア
Bシリーズ NEW
- B46C
- 片開き 3ドア
CXシリーズ NEW
- CX37C
- CX33C
- CX27C
- Cシリーズ NEW
- C37C
- C34C
- 片開き 2ドア
Pシリーズ NEW
- P17C
- P15C

東芝(TOSHIBA)
「ベジータシリーズ」というラインが大きく打ち出されているように、野菜室の性能に定評がある「東芝(TOSHIBA)」。摘みたてのような野菜の鮮度が保てることは、自社ホームページでも大きく取り上げているので自信があるのだろう。
東芝の冷蔵庫も、内ドアに張ってあるシールに型番が書いてある。“GR”から始まる英数字が型番なので、確認してみてほしい。

シャープ(SHARP)
冷凍室の性能に定評のある「シャープ(SHARP)」。津城の冷蔵庫よりも冷凍室の容量が多いことから、お弁当などで冷凍食品をよく使うご家庭などにオススメできる。保湿機能もしっかりとあり、野菜などの乾燥もしっかりと防いでくれる。また、シャープの独自システムであるプラズマクラスターのちからによりニオイ移りなどが少ないのも特徴だ。
そんな、シャープの冷蔵庫の型番は、全面のパネルやドアの内側のシールに記載してあることが多いので確認してみるといいだろう。

付属品で型番を確認
また、冷蔵庫を購入した時についてきた保証書や説明書などの付属品に型番やモデル名が書いてあるはずだ。正規ルートで購入したものであれば、確実に書いてあるはずなので、本体から探し出せないという人は保証書などで確認するといいだろう。
余談ではあるが、保証書、説明書は非常に重要な書類である。家電製品を購入するならばきちんと保管しておかなければならないものだ。一か所にまとめておくのが好ましく、またファイリングなどをしておくと必要になったときに取り出しやすいだろう。
面倒と思うかもしれないが、無くなってしまう方が面倒になることが多い。保管する習慣のない人はきちんと保管場所を作り、一か所にまとめる習慣をつけよう。
買取の際も保証書などの付属品の有無が問われる場合が多い。買取額アップのためにも付属品に対して気を配る必要がある。
簡単に見積もりが出してもらえるサイト
冷蔵庫を買い取ってもらうために型番が必要になってこのページを訪れた人も多いだろう。そんな人のために、冷蔵庫の買取見積もりをウェブや電話で無料で行ってくれる買取店を紹介する。紹介したものの他にもたくさんの買取サイトがあるので、比較検討してほしい。
家電高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ウェブ、電話のどちらでも買取申込をすることができる家電買い取りサービスの家電高く売れるドットコム。60秒で買取価格を調べられるサービスを行っている。
買取価格を調べるのに必要な情報は、商品名、商品の状態、型番、付属品だ。この情報を入力すると概算の見積もりを出してもらえる。個人情報を登録してそこに直接価格を連絡してくれる。
申し込んでから買取までの流れもスムーズだ。上記の情報をもとに事前査定が行われ、宅配・出張・店頭の買取方法の中から選んで商品を引き渡す。その後実際に商品を見ての査定が行われ、現金での支払いか振り込みで代金が支払われる。
宅配・出張買取のエリアは全国となっており、送料、出張費も無料という破格のサービスを行っている。宅配サービスは14時までの買取の約束で当日中に集荷に来てくれるというスピーディーな対応が人気だ。
このホームページで「ご依頼前にご確認」として挙げられていることがある。その中に「POINT1 家電製品の型番をチェックしてから査定依頼」とある。事前チェックをしておくようにと業者からもお願いがある項目なのだ。
ユーザーによると「査定が早い」、「急にお願いしたがスピーディーにやってくれた」といった、スピード感がいいという感想が見受けられた。すぐにお金に換えたい人は利用してほしいサービスだ。
家電の買取屋さん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ネットで専門的に買取を行っている業者。店舗を設けないことで経費を削減し、高額査定へとつなげている。
買取対象は全国だが、出張買取は東京を中心とした関東圏なので注意してほしい。 こちらもスピードを売りにしたサービスを行っており、大量査定でも迅速に対応することを掲げている。
即日入金、即払いが可能なので、売却者側にいいサービスといえるだろう。こちらもすぐにお金に換えたい人に利用してほしいサービスといえる。
独自のノウハウを活かし。電話での受付から最短30分で出張買取を行うという早さが売りだ。無駄な時間と手間を省くことによって、売却者側にプラスとなるだろう。
アキバ流通
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
家電の買取・販売を行っている業者。高額査定を売りとしたサービスで、無料査定やキャンセル料無し、振込手数料負担など、色々なことが売却側が無料となっている。
買取は店頭買取、宅配買取、出張買取を行っている。店頭買取は見積もりをメール、または電話で出してもらってから持ち込む。店頭で最終査定が行われ、現金支払いとなる。宅配買取は、電話かメールで見積もりを出してもらい、集荷サービスで発送する。品物が到着し次第査定が行われ、入金となる。
出張買取は、電話かメールで見積もりを出してもらったあと、出張日の日程を調節し、その日に担当者に来てもらう。その場で査定が行われ、現金支払いとなる。メールでの見積もりは、メーカー・ブランド名、商品名・型番、商品の状態、保証書の有無という情報が必要となる。事前にチェックしよう。高額査定もさることながら、対応もスピーディーなので、非常に人気の業者だ。

修理時の見積もりを出してもらう
冷蔵庫が故障してしまった場合、基本的には製造メーカーに修理を依頼することになる。メーカー側に、修理費用の見積もりを出してもらう際には型番やモデル名を伝える必要がある。これがわからないと、実際にメーカー側に郵送した後に実費を請求されてしまうこともあるのだ。
冷蔵庫の修理費用も安くはない。できることならば、見積もりを出してもらった後に納得した形で依頼したいところだろう。
まとめ
上記のように、冷蔵庫の型番はドアの内側に張ってあるシールに記載されていることが多い。普段は食材を入れていて見えない部分ではあるが、簡単に取り出すことができる場所にあるので、必要な際には確認してみてほしい。
それでもわからない場合は保証書や説明書、さらにわからない場合にはメーカーに問い合わせるといったように段階を踏んで調べていくのがいいだろう。