昔購入したけどあまり使っていないプラズマテレビを持っていないだろうか。近年は液晶テレビが当たり前になっており、プラズマテレビを使っている人はあまり多くいないだろう。発売当時は大きな話題を呼んだが、今ではほとんど話題に上がることはない。しかし、実は近年再びプラズマテレビの価値が高騰しているのをご存じだろうか。
そこで当コラムでは、中古のプラズマテレビの価値が高騰しているのかどうかについて解説していく。後半ではおすすめの買取業者まで紹介していくので、ぜひ参考にしていただきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
中古のプラズマテレビの価値は高騰している?
プラズマテレビは1997年に登場し、大きな話題を呼んだ。一般的には37型以上の大型テレビがプラズマテレビという認識となっており、画質や映像のクオリティが優れていることでも知られている。
しかし、プラズマテレビは発売から10年の2007年にピークを迎え、2010年以降には液晶テレビに敗北したといっても過言ではない。では、なぜ近年プラズマテレビの価値が高騰しているのだろうか。
欲しい人が増えるプラズマテレビ
プラズマテレビの価値が近年高騰しているのは事実だ。それはつまり、欲しい人が増えているということであり、需要が供給を上回っている状態だといえる。というのも、プラズマテレビは2022年現在ではすでに生産が終了しており、新品で購入するのが難しくなっている。そのため中古でも欲しい人が増え、需要が増しているのだ。
プラズマテレビの魅力は立体的な映像や画質のクオリティなど色々あるが、そうしたプラズマテレビだからこそ味わえる映像が好きなファンも多い。実際、ヤフオク!などのオークションを見ても、状態のいいものは高額で取引がおこなわれているのがわかるだろう。
プラズマテレビの相場については後述していくので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。
高価買取されやすいのは
プラズマテレビはさまざまなメーカーが発売していたが、その中でも人気があり高価買取されやすいメーカーも多い。たとえば、Panasonic(パナソニック)のVIERA、日立のWooo、SONY(ソニー)のWEGA、Pioneer(パイオニア)のKUROなどのメーカーは、業者でも高価買取がおこなわれている。
また、プラズマテレビは大きいほど高価買取される傾向があり、特に50型以外は需要が高く、状態が悪くても数万円での買取が期待できるだろう。もちろん、問題なく使用できることが前提だが、時代遅れだと言われているプラズマテレビは今でも十分高価買取が狙える製品だと言える。
プラズマテレビの買取相場は?
続いて、プラズマテレビの買取相場を紹介していく。リサイクルショップなどに行っても最近は液晶テレビばかり見かけるが、プラズマテレビはいったいどれぐらいの価格で売れるのだろうか。
以下で記載している価格は2022年5月のものだが、プラズマテレビを売ろうと思っている人はぜひ参考にしてみよう。さらに詳しくは、以下のコラムも読んでいただきたい。

業者での買取相場
まずは業者での買取相場を見ていこう。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
Panasonic VIERA TH-P65VT60 プラズマテレビ 65型 | 20000円 |
Panasonic VIERA スマートビエラ TH-P60GT5 プラズマテレビ | 7500円 |
Panasonic VIERA TH-P50ZT5 プラズマテレビ 50型 | 13000円 |
Panasonic VIERA プラズマテレビ 42V型 TH-P42RT2B | 13500円 |
Panasonic VIERA プラズマテレビ 42V型 TH-P42ST3 | 16000円 |
Panasonic VIERA プラズマテレビ 42V型 TH-P42V1 | 6000円 |
日立 Wooo P46-GP08 プラズマテレビ 46V型 | 5500円 |
日立 Wooo P50-XP07 プラズマテレビ 50V型 | 10000円 |
日立 Wooo P42-XP500CS プラズマテレビ 42V型 | 18000円 |
Pioneer プラズマテレビ クロ KRP-500A | 15000円 |
東芝 レグザ 42Z9000 42型 | 17000円 |

メルカリでの相場
次はメルカリでの相場を見ていこう。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
Panasonic VIERA TH-37 PX300 プラズマテレビ | 4980円 |
Panasonic VIERA G2 TH-P46G2 46型プラズマテレビ | 16100円 |
Panasonic VIERA V1 TH-P50V1 50型 | 26000円 |
日立 Wooo HP03 P42-HP03 42型 | 9500円 |
日立 プラズマテレビ P37-HR01 37型 | 12900円 |
日立 Wooo 42型プラズマテレビ P42-XP5 | 15000円 |
日立 プラズマテレビ PMT-5040XG 50型 | 29800円 |
パイオニア プラズマテレビ KURO 50インチ KRP-500A | 12500円 |
パイオニア プラズマテレビ KURO 50インチ PDP-505HDL | 40000円 |

ヤフオク!での相場
最後は、ヤフオク!での相場だ。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
Panasonic 37V型 プラズマテレビ TH-P37X1 | 2000円 |
Panasonic 42V型 プラズマテレビ TH-P42ST3 | 12000円 |
Panasonic 50V型 プラズマテレビ TH-P50VT3 | 18800円 |
Panasonic 50V型 プラズマテレビ TH-P50VT5 | 22500円 |
Panasonic 50V型 プラズマテレビ TH-50PX600 | 12000円 |
日立 プラズマテレビ P50-HR02 50型 | 7250円 |
日立 プラズマテレビ P46 XP05 46型 | 24500円 |
日立 プラズマテレビ P42 XP03 42型 | 7000円 |
Pioneer KURO プラズマテレビ フルハイビジョン PDP-5010P | 28500円 |
Pioneer KURO プラズマテレビ KPR-500A | 32500円 |

プラズマテレビの買取におすすめの業者
次に、プラズマテレビの買取におすすめの業者をいくつか紹介していこう。一見、プラズマテレビはどこの業者でも売れると思いがちだが、きちんと業者を選ばなければ買取拒否されることもある。
どこの業者で売ればいいのか知りたい人は、ぜひ以下の業者を参考にしてみよう。また、ほかの業者が知りたい人は、以下のコラムを参照。

神奈川のナンバーワン買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ナンバーワン買取センターは買取実績が豊富なリサイクル業者だ。主に不要品の買取をおこなっており、他店では売れないようなものまで高値で買取をおこなっている。買取ジャンルも幅広く、基本的には何でも売れると思っていいだろう。家電の買取にも力を入れている。
買取は宅配・店頭・出張の3種類で対応。出張買取は関東なら無料で対応してもらえる。対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、静岡、長野、山梨、群馬、栃木となっているので、該当地域の人はぜひ利用してみよう。
葛西のリサオク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサオクはリサイクルショップ&不要品買取業者だ。ありとあらゆる商品の買取をおこなっており、廃棄費用がかかるものでも5点まで無料で引取ってくれる。買取額がつくものは高額買取をおこない、値がつかないものは無料処分。利便性が高い業者として人気だ。
買取は宅配・店頭・出張の3つ。出張買取は場所によっては即日最短3時間での対応が可能となっている。また、オークション代行サービスも実施しており、価値があるものはオークションでの売却を検討してみるのもおすすめだ。
出張買取のパワーセラー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
パワーセラーは不要品回収業者として評判が高い。取り扱いジャンルは家電を中心にゲームや楽器、デジタル製品から健康器具まで幅広い。海外への販路を確保しているため、相場よりも高値での買取が可能となっている。
買取は出張買取専門だ。対応地域は東京、神奈川、千葉、埼玉となっており、年中無休で出張対応してもらえる。ただし、出張のキャンセルには費用がかかるので注意しておこう。プラズマテレビなどの大型家電を売るのに最適な業者である。
東京のアシスト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アシストは家具や家電、パソコンやオーディオなどを買取している業者だ。リサイクルできるものなら基本的には何でも買取しており、他店では値がつかないようなテレビでも買取が可能。買取実績も豊富で、利用者からの評判も高く安心して利用できるだろう。
買取は宅配・店頭・出張の3つから対応。出張買取は東京、神奈川、埼玉、その他隣接地域に対応している。宅配は一部送料がかかることもあるので、利用する場合は確認しておこう。
出張買取のハイスタンダード
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハイスタンダードはさまざまな商品の買取・処分をおこなっている業者だ。家電や家具、デジタル製品やオーディオ製品、暖房機器やカー用品まで何でも対応しており、粗大ごみの処分サービスも実施されている。不要なものはまず一度査定依頼してみよう。
買取は出張買取専門で、対応地域は東京、千葉、埼玉となっている。プラズマテレビなどの持ち運びしづらいものを処分するのに最適な業者だといえるだろう。
プラズマテレビを高く売るには
最後に、プラズマテレビを高く売る方法をいくつかまとめておく。プラズマテレビは普通の家電を売るときとは異なり、いくつか気をつけるべき点がある。適当に買取へ出せば後悔することも少なくない。
少しでも高値で売ろうと思っている人は、以下の点に気をつけて査定へ出してもらいたい。
状態を綺麗にするのは基本
買取へ出すのであれば、状態を綺麗にするのは基本だ。状態が悪ければ査定で減額され、思っていたような価格で売れなくなってしまう可能性が高い。テレビはそう簡単に壊れるものではないが、外観などを綺麗にしておくだけでも減額を避けられるだろう。
なお、以下のような状態は減額の対象となるので注意しておこう。
- ・開封済み
- ・傷や汚れがある
- ・付属品のパーツが欠損している
- ・シールなどを貼っている
また、リモコンなども正常に使用できるのが大事であり、付属品の状態も意識しておきたい。
できるだけ早く売る
プラズマテレビはジャンルでは家電に分類されるが、家電はできるだけ早く売るのが高価買取の秘訣でもある。たとえば、一般的な業者では家電の買取は製造から5年以内が基本となっており、5年以上経過しているものは買取価格が落ちるか、買取不可となっている。
家電製品はどうしても時間とともに劣化していくものなので、できる限り早く買取へ出すことで、査定額も高くできる。プラズマテレビを買取に出す場合は製造から10年経過しているものが多いが、売るタイミングが遅くなるほど買取拒否される可能性が増すことも頭に入れておこう。
付属品はそろっているか
プラズマテレビに限らず、家電製品には必ず付属品がある。そして業者では、付属品がそろっているかどうかは重要視され、付属品がないと大幅な減額となることがある。業者によっては買取不可となるケースも珍しくはないため、売るときは必ず付属品とセットで売るようにしておきたいところだ。
プラズマテレビの付属品には取扱説明書やリモコン、B-CASカードなどがある。この中でもB-CASカードは査定額に大きく変わることがあるのため、必ずつけて売るようにしよう。ただし、B-CASカードつきのテレビを売るときは、事前に登録者情報の削除を求められる場合もある。その場合は、B-CAS社へ電話すれば削除申請ができる。
リモコンなしのテレビ買取については、以下のコラムを参照。

家電買取強化店で売る
プラズマテレビはリサイクルショップなどで売るよりも、家電量販店で売るのがおすすめだ。というのも、プラズマテレビはリサイクルショップなどでは買取対象外となっていることも多く、売れたとしてもあまり高値がつかないケースが多い。一方、家電量販店であればしっかり価値に合った価格で買取してももらえる。
また、プラズマテレビは年式が古いものが多く、それによって買取拒否されることもある。リサイクルショップでは7~8年のテレビが限度であっても、家電量販店では10年以上のものでも買取してもらえるだろう。もちろんしっかりと業者選定する必要はあるが、プラズマテレビは専門店で売るのが一番売りやすく、高値もつきやすいことを覚えておこう。
まとめ
当コラムでは、中古のプラズマテレビの価値が高騰しているのかどうかについて解説し、買取相場からおすすめの買取業者まで紹介してきた。プラズマテレビはすでに生産が終了しているため、中古でも欲しい人が増えて需要が増している。業者でも大型サイズのプラズマテレビは積極的に高価買取されており、状態のいいものは高値で売れるだろう。
不要なプラズマテレビを持っている人は、今回の記事を参考にしてぜひ少しでも高い価格でプラズマテレビを売ってみよう。
参考サイト