miumiu(ミュウミュウ・MIUMIU)は、プラダの姉妹ブランドであり、明るいカラーと可憐なフォルムがたくさんの人から愛されているブランドだ。しかし、他の一流ブランドと同様に、miumiuの製品にも本物そっくりのコピー商品が出回っている。本物だと思って偽物を高い値段で買ってしまうのは避けたい。
また、偽物だと気づかずに自分が他の人に偽物を売ってしまう危険性もある。偽物と本物を見分ける方法はないのだろうか。miumiuの中でも特に人気を集める財布とバッグに関して、見分け方を紹介しよう。
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miumiuとは
miumiu(ミュウミュウ)は、バッグ、財布をはじめとして、シューズ、サングラス、フレグランスなどが発売されている人気のブランドだ。イタリアの高級ブランド、「PRADA(プラダ)」の創始者の孫娘であるミウチャ・プラダが1993年に発表したmiumiuは、プラダの姉妹ブランドだといえる。
ちなみに「ミュウミュウ」とは、ミウチャ・プラダの幼いころのニックネームに由来している。上質の素材を使いながらもピンクや赤などを多用し、少女のような甘い雰囲気を感じさせるデザインが特徴である。
若い女性にファンが多いが、派手すぎず、大人でも使用できる品の良さがあるので、幅広い年代の人に人気である。中古市場でも人気のブランドであり、購入希望者は多い。
miumiuの偽物の特徴
ブランド品の偽物にも、さまざまなタイプのものがある。いかにも偽物とわかる安っぽい品物もあれば、本物と見分けがつかないようなコピー品も存在する。偽物には特徴があるので、それぞれ見ていこう。
偽物にもランクがある
本物そっくりに精巧に作られたコピー品は、「スーパーコピー品」や「N品」などと呼ばれている。ネットオークションやフリマアプリなどを使って販売されているブランド品には、偽物が含まれているといわれている。
コピー品だと上手く暗示するケース
なかには「本物」とは書いておらず、「MIUMIUのデザインの財布(MIUMIUの財布だとは書いていない)」「苦情は受け付けません」などの文言で「コピー品ですよ」と暗示しているケースも見受けられる。そういう商品は、価格が格段に安いのが特徴だ。
本物だと嘘をつくケース
偽物なのに「本物」として売られており、価格もそれなりに高額な品もある。そのような品物を購入したときは、送られてきた商品をよく見て、本物かどうか確認しておく必要がある。
本物だというから高い価格で購入したのだから、もしそれが偽物だったら「受取」の通知を出さずに、すぐにサイトの運営事務局に連絡すべきだ。多くのオークションサイトやフリマサイトでは、偽のブランド品が本物として売られていた場合には、代金を相手に渡さずに返金に応じるシステムが設けられている。
偽物の共通の特徴
偽物には共通の特徴があるので、それらを細かく見ていこう。
縫い目
偽ブランド品は、本物に比べると「作りが雑」「丁寧ではない」という特徴がある。たとえば、縫い目が粗くて曲っているようなら、偽物だといえる。
特に、見えにくい内側の縫い目が大きく、雑になる傾向がある。金具の質も悪く、ファスナーを使った製品の場合、スムーズに動かしにくくて途中で引っかかってしまう。
金具
ガマ口タイプならば使用していくうちに口金の締まりが悪くなってくる。本物の金具の角は丁寧に処理されていてなめらかな触り心地だが、偽物の金具は処理がずさんで、手で触るとざらざらしたり痛く感じたりすることもある。メッキも不完全で、はげやすい。
ロゴマーク
ブランドの顔ともいえるロゴマークにも注意しておきたい。正規の商品は検品が厳しいので、少しでも不完全な部分があるものはロゴマークとして使用されないのだ。
たとえば、「MIUMIU」のロゴがはっきりと刻印されていない部分があるものや、文字がゆがんでいるようなものは、偽物だといえる。刻印の深さや文字の間隔なども本物では一定だが、偽物ではバラツキがある。
つまり、全体的な質感から細かい部分までを総合的に判断して、安っぽい感じがするものや不完全なところが見つかる商品は、偽物だと思ってよいだろう。
しかし、逆に「完全だから本物だ」とは断定できない点がブランド品の真贋の判定の難しいところだ。素人が判断できないほど巧妙に作られたコピー品もあるからだ。
miumiuの偽物の見分け方・財布
miumiuの財布は、見えにくいところに「工場番号」が刻印されている。この番号がない場合は偽物といえる。ただし、精巧な偽物にも同じような番号が打たれているので、この番号だけを判断の基準としてはいけない。
miumiuの財布は、柔らかい高級な素材で作られている。そのため、使用しているとだんだんと表面がいたんでくる。フリマアプリやネットオークションで「中古品」として売られているのであれば、使用年数を確認しておくべきだ。使用期間の割に表面がきれいすぎるようなら、偽物である可能性が高い。きれいだから本物だとはいえないことを忘れないでおきたい。
miumiuの偽物の見分け方・バッグ
バッグの底の部分に打ってある金具(スタッズ)の配置を見てみよう。本物のmiumiuのバッグは、バッグの底に金具が大きくきれいな長方形を作って並んでいる。
長方形の大きさがバッグの底よりもかなり小さいものや、金具を結んだ線がまっすぐでないものは、偽物であると思われる。
また、miumiuの財布は柔らかな素材を使用しているが、バッグは比較的固く丈夫な素材を使用している。バッグを触ったときにしっかりした素材の強さよりも柔らかさを感じるようであったら、偽物であるかもしれない。
ハンドル(持ち手)の付け根部分は、本物は芯が入っているので膨らんだようになっているが、偽物は折り曲げて縫っているだけなので平たくなっている。バッグのフチの部分は、本物は革で包まれて縫われているが、偽物はまるでゴムのような素材で覆われている。
本物であるかどうか迷ったら
どこか違和感があり「偽物かもしれない」と不安になったが、はっきりと偽物だとはわからないようなら、その商品をmiumiuの直営店に持ち込んで、そこにある商品と見比べてみるのがよい。ボタンの形状や、革の質感、縫い目などを確認すると、本物かそうでないかはわかる。
しかし、直営店が近くにない人もいるだろうし、たとえ直営店に行ったとしても、その商品が限定品であって店に置いていなければ比較できない。直営店で見分けられないような場合は、信頼できる買取店でプロの鑑定士の査定を受けることも良い方法だ。
ただし、どのようなリサイクルショップでもよいわけではない。日ごろから多数のブランド品を見慣れている専門家がいる店舗に持ち込む必要がある。プロがいれば、「このロゴのこの部分がゆがんでいるところが、偽物である証拠です」などと説明してくれるだろう。
コピー商品を買ったらどうなるのか
ネット上には、堂々と「スーパーコピー品」などと明示して通信販売を行っている業者がいる。コピー商品を販売する行為は「商標法」と「関税法」に違反しており、処罰の対象となる。れっきとした犯罪なのである。いけないことと知りながら、あるいはそんなこととは知らずに、「本物より割安だし、買ってしまおうか」と考える人がいるからこそ、そのようなコピー商品を販売する業者が出てくるのだろう。
自分で使用する目的で偽のブランド品を購入した場合は処罰はされないが、安易にコピー商品を購入することは、犯罪行為を助長することになる。価値あるブランド品をデザインして作っているメーカーや、正規の販売店に打撃を与えてしまい、ブランドの価値を破壊する行為だ。
また、本物と見分けられないだろうと思ってコピー商品を持ち歩いていても、だれかに気づかれて指摘され、恥ずかしい思いをするかも知れない。コピー商品を購入するのは、避けるべきだ。
ブランド品を売るときはどうすればいいのか
自分が購入したブランド品を使わなくなったから、または飽きたからなどといった理由で、売りたくなることもあるだろう。そのようなときに注意すべきことは何だろうか。
コピー品に注意
一般の消費者が一番注意しなければならないことは、自分がコピー品とわかって購入した商品を他の人に売ることである。インターネットオークションやフリマアプリを利用して誰かに売ろうとした場合には、もしも「本物です」と記載して販売したら、それは「詐欺」にあたる。購入した人から訴えられる危険性もあることを知っておこう。
またコピー品を多数販売していると、コピー品の販売で利益を得ようとする業者だと判断されるかもしれない。そのときは、法律に違反したとして処罰される可能性もある。気軽にコピー品を販売することは危険である。
鑑定してもらう
自分が持っているブランド品を売りたいときは、フリマやオークションで販売すると、あとで偽物だった、いや、本物だったなどとトラブルが起きやすい。リサイクルショップで、経験の豊富な鑑定士から本物かどうかを鑑定してもらって売ると、あとで問題になることもなく安心だ。
きれいな状態にする
ブランド品を売るときは、できるだけきれいな状態で見てもらうようにしよう。金具などは柔らかな布でそっと拭いておこう。
箱やタグなどの付属品もセットにして持ち込む方がよい。新品の方が高く売れるのは当然だが、miumiuのようなファッション性の高い商品には流行があるから、できるだけトレンドが変わらないうちに、早めに売る方がよい。
買取価格を比較して買取店を選ぶと、売ったあとで後悔せずにすむ。ネット上で価格を比較するサービスもあるので、利用すれば簡単に価格の比較ができる。複数の商品を持っているときは、まとめて売る方が高値で買取ってくれることが多い。
まとめ
本物のブランド品を手に入れるためには、正規の販売店から購入するのが確実だろう。miumiuは直営の路面店もあるし、デパートにも出店している。近くに実店舗がない人は、公式のオンラインストアで購入することもできる。売るときも買うときも、信頼できる店を選びたい。
もっとも、miumiuなどの高級ブランド品にあこがれているけれども、新品を買うのは高くて手が出ないという人も多いだろう。なるべく安くブランド品を手に入れたい人は、偽物を見分ける鑑定士のいるリサイクルショップで購入するのがよいといえる。
たとえば「おたからや」などは、信頼できるプロがきちんと鑑定した商品を販売している。
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対策
ブランド品を売るにしても買うにしても、安心できる評判の良いリサイクルショップを選んで賢く活用したいものだ。

