初めて海外旅行に行くことになったあなた。今手持ちのSIMロックがかかったスマホでも、海外でネットや電話を楽しめることはご存知だろうか。注意すべき点を抑えれば、何も恐れることはない。そこで、今回は夏休みに向けて海外でスマホを利用する方法をまとめてみた。
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海外の携帯電話会社のパケット定額も利用できる

IMG_0367 / Nicola since 1972
日本でもLTEやWi-Fiがあるように、海外でもスマホを同じように使うことができる。ソフトバンクやauなどの携帯キャリアは海外で現地の通信事業者と提携している。それにより日本のスマホをそのまま海外で利用できる「国際ローミングサービス」を行っている。
しかし、パケット代は高額となるデメリットがある。定額制になり、高額な請求はなくなったものの、依然として1日2000円から3000円の料金がかかるようだ。設定を間違えると、「パケ死」といって、数十万円といった高額の請求もあるので、事前に設定を確認しておこう。
海外用のWi-Fiルーターをレンタルするのがコスパ最強

e-mobile GL10P (Yahoo! Wi-Fi) / yto
データ通信を利用することが多いなら、専用のWi-Fiルーターをレンタルしておくのが今のところベストな選択だ。1日当たりでいうと、約700円からデータ通信ができる。スマホのアプリを利用することが多い人やアプリによる通話を利用する予定ならこの値段の安さには勝てないだろう。
Wi-Fiルーターが1台あれば、同時にスマホを複数台利用できる。家族やグループで旅行に行くなら、ワリカンにしても一日数百円で済む。移動中でも地図や翻訳のアプリを使いたいなら、いつでも使えるというわけだ。
現地のホテルや公共施設のWi-Fiスポットも利用できる

BT Openzone - Wi-Fi Zone - Temple Row West / ell brown
海外でも現地のホテルや駅、カフェなどで日本と同様に無料や有料のWi-Fiスポットが設置されている。その場所の多さは日本より遥かに多いと言われている。しかし、海外だけに日本よりもセキュリティーには十分に気をつけた方がよい。また、Wi-Fiスポットがあったとしても、なぜか使えなかったり、Wi-Fiルーターをレンタルするより高額だったりするので、注意が必要だ。
公共施設でのWi-Fiスポット利用は、あくまでも緊急時の利用に留めておきたい。
SIMフリー化し現地でプリペイドSIMを調達

Finally got a local SIM / kalleboo
SIMフリーの端末を使っていれば、現地で販売されるプリペイドSIMを差し込むことでスマホをそのまま現地で使うことができる。これはSIMフリー端末を持っている場合のみ使える方法だ。格安のSIMフリースマートフォンを探したい人は、以下のコラムを参考にしてほしい。
また、SIMロックを解除する方法については、以下が参考になるだろう。
- 参考:【保存版】iPhone5sをSIMロック解除する方法を調べてみた
- 参考:【検証】iPhone6・6PlusのSIMロック解除方法を調べてみた
- 参考:SIMカードの入れ替え方・交換方法・注意点を徹底解説
SIMフリー端末を買う!?
SIMフリーとして売られている端末を購入するのも手だ。購入を検討している人にオススメなのがスマホのマーケット(スママ)だ。こちらのサイトはスマホの売買に特化したフリマサイトで、中古から新品まで割安でお得に購入することができる。

さらに、スママでは動作保証サービスを提供しており、購入後万が一初期不良があった場合でも返金してもらうこともできるので安心だ。SIMフリースマホをお探しの際はぜひ参考にしてみてほしい。
海外でもネットを使いたい!
慣れない土地で不安を覚えるかもしれないが、これまで通り快適なスマホ生活を送ることは可能だ。国際ローミングサービスやルーターのレンタル、Wi-Fiスポットの利用、プリペイドSIMなど様々な手段がある。地図や翻訳アプリも十分利用できる。だが、常に安心というわけではないので、機内モードやデータローミング設定のオンオフなど無駄な利用は防ぐようにしよう。
また、SIMフリー端末に買い替えてSIMを入れ替えるというのも手段の一つだ。海外に滞在する日数や環境によっては、買い替えを検討してみてもいいかもしれない。