日本国内だけでも50前後の機種が存在するGALAXY(スマホ)は、他社と比べて型番・品番のルールや製品名の意味、命名規則などを調べやすいブランドだ。特にGalaxyシリーズに必ず付いているアルファベットには、その製品の仕様を上手くあらわす特徴がある。
また各キャリア会社ではモデル番号を設定する上で一定のルールを設けているため、Galaxyスマホは、自分の愛用品の型番から新機種の情報収集なども比較的行いやすいブランドと位置づけて良いだろう。
今回は、覚えておくと大変便利なGALAXY(スマホ)の品番・型番の調べ方や、命名規則に関する話を徹底解説していきたい。
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GALAXY(スマホ)の特徴とは?
Galaxyは、韓国のサムスン電子が展開するAndroidスマホやタブレット、デジタルカメラなどのブランドだ。この会社のデジタルカメラなどを多く取り扱わない日本では、Galaxyは海外製スマホを代表するブランドとして根付いている。
またGalaxyスマホは大手キャリアの社での取扱いもあるため、日本人にとってこのメーカーは馴染みのある存在と位置づけて良いだろう。
GALAXYにおける近年の動向
サムスン電子の国内シェアは、2016年まで3.4%と下落傾向にあった。しかし2017年8月8日に発表されたストラテジー・アナリティクスの調査結果によると、日本における4月〜6月期に70万台もの発売に成功したGalaxyのシェアは8.8%にまで一気に上がりつつあるようだ。
またauとドコモから登場のフラッグシップモデルGalaxy S8が期待以上に売れた近年では、日本国内でApple、SONYに次ぐ人気スマホメーカーとしてGalaxyが注目されるようになっている。
SIMフリー市場への姿勢
Galaxyでは2017年10月時点で、日本国内でSIMフリー端末の発売を行なっていない。しかしサムスン電子ジャパンのCEOは、IT mediaのインタビューに対して「きちんと見極めて、ベストなタイミングで考えていく」という話をしているようだ。こうした形で日本ユーザの要求にマッチさせる姿勢を見せるGalaxyは、MVNO利用が盛んになりつつある国内においても今後も新機種やサービス向上が期待できるメーカーと言えそうだ。
日本市場における主力シリーズ
日本国内での主力商品は、S・Note・Tabの3シリーズとなっている。しかしGalaxyスマホの販売に力を入れるドコモでは、このメーカーの商品の全てをフラッグシップモデルに位置づけている。また日本向けに特化した富士通製ARROWSシリーズと肩を並べる存在としているドコモでは、最後までdocomo with seriesでGalaxyスマホを発売することはなかったようだ。
GALAXY(スマホ)における製品名・アルファベットの意味
日本国内で販売中のGALAXY(スマホ)における製品名は、「Galaxy+カテゴリ+オプション」の3項目で構成されている。カテゴリとオプションを構成するアルファベットの意味がわかると、そのキーワードを使って自分のニーズに合うスマートフォンを探しやすくなる。また、これらの項目は大手キャリア3社に共通しているため、中古市場でのスマホ購入や他社乗り換えを考えている皆さんにも良き判断材料になると言えるだろう。
Galaxy S
GalaxyのSは、このブランドを代表するフラッグシップモデルだ。最先端CPUの搭載や最先端技術を採用したSには、世界的に見ても最高級クラスと言えるスペック的な特徴がある。このシリーズの製品名は、Galaxy S、Galaxy SⅡ、Galaxy SⅢ、Galaxy S4といった形で連番になることが多いようだ。
Galaxy Note
Sと並ぶもうひとつのフラッグシップモデルNoteには、内蔵式のペンと大型ディスプレイが搭載されている。大型といっても5.3〜5.6インチほどのモデルが多いGalaxy Noteは、PhoneとTabletの融合とも言えるファブレットというカテゴリを確立させたと言われている。ちなみに一般的なファブレットの定義は、画面サイズが5.5インチ以上7インチ未満のスマートフォンとなるようだ。
Galaxy Tab
Galaxy Tabと呼ばれるタブレット端末には、フラッグシップモデルのSとほとんど同等というスペック面の特徴がある。前述のNoteとTabの大きな違いは、後者には内臓ペンが搭載されていないことだ。しかし機種によってはエリアメールやワンセグ、指紋センサーといった多彩な機能のあるGALAXY Tabは、タブレット市場においても注目度の高い位置づけと捉えて良いだろう。
Galaxy J
製品名にJの付くGalaxyスマホは、学生やスマホ初心者向けのエントリーモデルとなっている。例えば、2016年に登場したグローバル版のGalaxy J1は、15,000円ほどで購入できるリーズナブルさで世界のメディアで話題になっていた。またGalaxyシリーズ初の日本市場特化モデルとなったGalaxy Jには、日本人ユーザの多くが重視するおサイフケータイ機能がついていたようだ。こうした形でニーズと価格のバランスが整ったGalaxy Jは、若い世代を中心に多くのユーザから注目されている。
Pro・Plus
Sなどの更に後につく英字のキーワードは、Galaxyのオプション的な機能をあらわしている。例えば、ProやPlusといったキーワードには、「画面サイズを一回り大きい」もしくは「既存モデルの改良機種」といった意味があるようだ。またGalaxyスマホの中には「+」という記号でオプションをあらわす機種も存在している。
Neo
Neoというオプションには、主にハイエンドモデルのデザインやサイズはそのままの状態で、若干スペックを下げているという特徴がある。しかしその分、価格のダウンを実現したこのモデルは、購入代金を含めてスマホにかかるコスト全般を下げたいユーザから高く注目されている。また前述のとおりGalaxyのハイエンドモデルには世界的に見ても最高クラスの性能が備わっているため、他社と比べてNeoのスペックは意外と高いと捉えて良いだろう。
Active
Activeのオプションが付いた機種には、既存モデルにMIL規格に準拠した耐衝撃性能や防水防塵性能が備わる形となる。アメリカ軍の武器システムなどにも使われるこの規格は、Galaxyスマホだけでなくノートパソコンや腕時計といった民生品のセールスポイントになることの多い存在となっている。こうした形で一般モデルと比べて頑丈にできたActiveは、屋外での作業やレジャーなどでスマホ利用の多い皆さんでも安心できる機種となりそうだ。
edge
局面ディスプレイが特徴的なedgeは、Galaxyの中で最も注目度の高いシリーズとなっている。NTTドコモでもこの機種の販売に力を入れる2017年には、「どんな君も、逃さない。」というフレーズで2つのテレビコマーシャルが流れている。また人気のNoteタイプも登場しているedgeは、自分のライフスタイルに合ったモデルを選びやすいシリーズと位置づけて良いだろう
GALAXY(スマホ)の型番・品番の付けられ方
GALAXYなどのスマートフォンの場合、取扱いキャリアによって型番・品番の命名ルールが異なる実態がある。
ドコモ
最も多くのGalaxyを発売するドコモの場合、下記のように「サムスン電子をあらわすSC+冬モデル以降の連番+発売年をあらわすアルファベット1文字」で型番・品番を付けている。
- Galaxy S7 edge → SC-02H
- Galaxy S8 → SC-02J
- Galaxy S8+ → SC-03J
- Galaxy Feel → SC-04J
こうした形で比較的新しいモデルを並べてみると、2016年製にH、2017年製にJのアルファベットが付いていることがわかる。基本的に製造年をあらわすアルファベットは連番のようだが、2017年においてはIではなくJが使われているようだ。
au
auについても、ドコモと同じように型番の頭にサムスン電子をあらわすSCの2文字が入る形となる。その後に続くVは、VoLTE対応を意味している。このキャリアの場合はドコモと違って、SAMSUNG製の端末であればスマートフォンでもNoteタイプでも下記のように連番で管理する実態があるようだ。
- Galaxy S8 → SCV36
- Galaxy S8+ → SCV35
- Galaxy Note8 → SCV37
ソフトバンク
SoftBank製のGalaxy端末は、2014年に発売されたタブレットと、2015年発売のスマートフォン2機種のみとなる。
- Galaxy Tab4 → 403SC
- Galaxy S6 edge → 404SC
こうした形で2モデルを並べてみると、SoftBankの型番にもサムスン電子をあらわすSCが入っていることに気付かされる。また発売年が違っても、このキャリアではGalaxy製品に403から404という形で連番を付けているようだ。
GALAXY(スマホ)の型番・品番の調べ方
Android搭載のGalaxyスマホやタブレット端末は、下記の方法で型番・品番の調査を行う形となる。
設定
サクサク動く完動品のスマホの場合、画面上にある設定メニューから型番に繋がる情報確認を行う。設定→端末情報とタップしていくと、その中に型番に該当するモデル番号が書かれている。また同じタブの中にある端末の状態を開くと、Galaxyのシリアル番号もわかる仕組みだ。
本体外側
本体裏側に製品名や型番の書かれた機種は、Galaxyシリーズの中で一部と考えた方が良い。例えば、2016年8月に発売されたGalaxy Note7の場合、この製品名が端末の背面カバーに書かれている。またドコモ製のSC-05Dについても、型番の本体記載があるようだ。しかしスマホの場合は多くの機種にSAMSUNGというロゴしか書いていない傾向があるため、注意をして欲しい。
本体内側
本体に入っているバッテリーがSAMSUNG純正品の場合は、その型番から対応モデルを調べることも可能だ。しかし中古市場で購入したスマホの中には、互換バッテリーが入っている時もある。またバッテリーの中には2〜3種類のモデルで同じ仕様になっている商品もあるため、正確な型番・品番を調べる際にはAndroidの設定から見ていくのが最も確実だと言えるだろう。
まとめ
ここまで紹介したとおり、製品名にカテゴリやオプションをあらわすアルファベットの入ったGalaxyは、日本人にとってその仕様の把握しやすいブランドと位置づけて良さそうだ。またドコモ、au、SoftBankの3社では全てのスマートフォンに共通する命名ルールも設けているため、愛用中のGalaxyスマホから新機種の型番を推測するのも可能と捉えて良いだろう。
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