家電量販店大手といえばどこを思い浮かべるだろうか。店舗の規模や売上高などから考えると、業界ダントツ首位のヤマダ電機をはじめ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、ケーズデンキなどが挙がるのではないだろうか。
そんな激しい競争の中で、ビックカメラグループの中古ショップ「ソフマップ」は規模も売上も新品中心の家電量販店には大きく引き離されてはいるかもしれないが、その知名度は高く、買取のリピーターも非常に多い。東京の秋葉原を中心に居城を構えているせいもあってか、どこかガジェット通が好みそうなテイストがある。
【2020年10月最新】ソフマップ 買取の341件のクチコミ・評判・体験談
先にあげた家電量販店大手は、総合的な商品販売に強みがあるが、ソフマップはその成り立ちや商圏からか、パソコンやスマホなど、わりとハイテク商品の売買に強みがあるような印象を受ける。
一般的に中古スマホを買う時に気になるのが買った後に使えなくなってしまうようなトラブル(電話できない、通信が繋がらない、LINE出来ないといったもの)が起きないか、である。そこで本記事ではソフマップがスマホを販売する際に行っている赤ロム保証のシステムついて詳しく解説して行こう。
Testing Corel AfterShot Pro 2.1.1.9 with 645Z PEF / fukapon
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
中古販売に早くから取り組んでいたソフマップ
リサイクルという言葉は1990年代にはすでに世に広まっていたが、市場に流れ込み、巨大な「中古市場」が確立したのは最近になってからのことだ。今では中古商品を取り扱う店もずいぶん増えた印象があるが、ソフマップは業界に先駆けてパソコンを中心に中古の買取や販売を始めていた。
歴史ある中古販売のノウハウを活かして、今ではさまざまな中古商品を取り扱っており、中でも「中古スマホ」は主力商品となっている。
ソフマップは中古スマホだけでなく、電子機器類の中古品販売に強い
ソフマップは、さすがに家電販売の戦場ともいえる秋葉原でブランドを構築してきたこともあり、パソコンやスマホなどのハイテク商品の取り扱いが強い。
取り扱いが強いといってもピンとこないかもしれないが、具体的に言い表すならば、価格がリーズナブル、在庫が豊富、商品紹介が具体的、商品知識が深い、そして保証がそれなりに充実しているといったところだろうか。
秋葉原電気街のパソコン買取業者27選!壊れたジャンク品もほとんど売れる?
新品のスマホと違い、消費者が中古を探しているということは、価格の安さは最も重要視されることだろう。また、中古スマホは新品と違い、在庫量がネックとなる。在庫の少ない店では、消費者は「選択」することができず、満足のいくものを見つけられないかもしれない。
さらに、中古スマホを使用するには、何かと知っておくべきことがあり、店員や担当者の知識量は豊富でなければ、あるいは商品説明は十分でなければ、消費者は安心して中古スマホを購入できない。近年普及しているLINEモバイルやIIJmioなどの格安SIM・MVNOとセット利用する目的で中古や新古品の端末を買いに来ている人にとっては、初めての知識が多く、店員に聞きたいことだらけなのだ。
ソフマップは、このあたりをまんべんなくカバーし、消費者の期待に応えているため、リピーターが多くいることもうなずける。
中古スマホを購入する時に気をつけたい「赤ロム」
中古スマホを購入するのに、ソフマップはおすすめできる。ひょっとしたらもっと安いところや、もっと多くの中古品から選べるところというのもあるかもしれない。とはいえ、先に挙げたとおり、ソフマップは中古スマホを購入するにあたってバランスが良いのだ。
自分は知識があるので、とにかく安い端末を欲しい・・と思うのなら、もちろんAmazon、通販サイト、楽天市場、ムスビーなどで最安の店を選ぶのが良いだろうが、中古スマホについてあまりよく知らない人であれば、ソフマップのようなオールラウンドなサービスを提供してくれるところを選ぶと良いだろう。
以下では、そんなソフマップをおすすめできる人向けに、中古スマホを購入するにあたって気を付けるべき「赤ロム」について簡単に説明しよう。
「赤ロム」とは?
「赤ロム」とは、キャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末のことだ。ここでのネットワークとは、通話や3G/4Gといった通信のためのネットワークのことで、この利用が制限されてしまうと、Wi-Fi以外の通信が全て不能になってしまう。
実質的に商品価値がほとんどなくなってしまうため、今では赤ロムをほとんど扱わないところも多いのだが、それでも厄介なことに白ロム(ネットワーク利用制限がない、正常に使用できる端末)が突然赤ロムになることがあるのだ。
なんで突然赤ロムになるのか?
端末が赤ロムになる主な原因は、元の持ち主が分割払いを全て支払わなかった(支払が滞った)ためだ。今日、市場に出回っているスマホ端末はどれも高額だ。人気のiPhoneなんかではすでに10万円の大台すら突破しており、「分割で購入するのが当たり前」のような風潮すら感じる。
一般的に、分割払いが終わっていないスマホ端末でも売ることはできるため、中古市場には(元の持ち主に)残債のある商品が並ぶというわけだ。この場合、通常、元の持ち主は売却する際に残債を完済するような誓約をしているが、それでも中には支払うことなく「ばっくれてしまう」人もいるのだ。
このような場合に、買い取られた端末は赤ロムになってしまう。不幸なことに、このような端末が消費者の手に渡っている場合、普段は問題なく使えていても、ある時急に赤ロムになってしまい、通話も3G/4G通信もできなくなって非常に困ってしまうのだ。
急に赤ロムになるのはとても厄介だ。仕事で使っているスマホであればダメージも大きいだろうし、急に音信不通になったのであれば「何かあったんじゃないか?」と周りもさぞ心配することだろう。
そのため、中古スマホを選ぶにあたっては赤ロムに、とりわけ白ロムが突然赤ロムになることに気を付けたいところだ。
赤ロムにどうやって気を付ける?
「白ロムであっても赤ロムになることがあるから気をつけろ」といわれても、どう気を付ければよいのか・・、きっとそう思われるのではないだろうか。
まずは確実な手段として、商品説明にあるネットワーク利用制限の判定を確認しよう。ネットワーク利用制限が「〇」判定であれば白ロムなので、基本的に赤ロムになることはないと考えられる。
一般的に、気を付けるべきは「△」、つまり一応白ロムだけど、赤ロムになる可能性がある場合(残債が完済していないなど)と、赤ロム判定の記載がない場合だ。
そして、もう一つの手段として、購入した端末に対する赤ロム保証を確認することだ。赤ロム保証とは、購入した端末が赤ロムになった際に、返品や交換など、どの程度受け付けてくれるかといったもので、中古スマホを取り扱う店によって割とバラつきがある。
ソフマップの赤ロム保証
以下ではソフマップの具体的な保証内容について触れるが、基本的にネットショッピングに関するものを取り上げたいと思う。
実地店舗が提供する保証と完全に一致するかどうかは問い合わせたところソフマップ側でもどうやら把握していないようなので、実地で購入する場合には、都度確認してもらいたく思う。なお、具体的な内容は執筆時点(2018年5月)のものだ。
さて、赤ロムを避けるためには、先ほど触れたとおり、まずはネットワーク利用制限の判定を確認するのがおすすめだ。
しかし、ソフマップの場合、特に「ソフマップドットコム」で中古スマホの詳細を確認してみると、ネットワーク利用制限について判定のあるものとないものがある。
判定がない場合には、直接問い合わせるのが確実な手段ではあるが、「〇」の記載がない以上、その端末は「△」と疑ってかかるのが無難だろう。
しかし、ソフマップドットコムでは、「〇」とあっても、ネットワーク利用制限の記載がなくても、ほとんど「万が一、ネットワーク利用制限(赤ロム)や遠隔ロックによる使用不能が発生した場合は、商品到着日より3年以内であれば返品(取引のキャンセル)を承ります」との案内があり、赤ロムに対して責任を持って対応してくれるようだ。
ソフマップの赤ロム保証期間は十分か?
白ロムが途中で赤ロムになるカラクリは、先にも説明したとおり、元の持ち主が分割払いを全て支払わなかったことによるものが主だ。キャリアで端末を購入する際、分割払いは従来24カ月(2年)がほとんどであったため、3年間の赤ロム保証であれば現状十分かもしれない。
しかし、最近になり、おそらく端末の値上がりを受けてか、48カ月払い(4年)というプランまで出てきたので、ゆくゆくは3年では足りなくなるのではないかと考えられる。
赤ロムに対しては、その他大手をはじめとして永久保証しているところも少なくない。そのため、この点に関して、今後ソフマップの赤ロム保証は延長されることが望まれるだろう。
ソフマップのその他中古品保証
ソフマップで中古スマホを購入すると、赤ロム保証以外にも、基本的な初期不良に対する保証が付いてくる。保証期間は1カ月で、その他大手と比べても遜色はない。
ジャンク品や「返品不可」等の案内がある商品は保証対象外だが、それ以外(ソフマップ中古品ランクS~D)は保証対象となる。
なお、ジャンク品とは「起動や作動しない、または作動確認のできない中古品」であって、そもそも通常の使用を目的として売られていないので、当然返品も交換もできない(スマホを通常に使用する人からは無縁なものだ)。
保証の具体的な方法は「返品」となる。その他の業者では「同等品に交換」といった方法がとられることもあるが、ソフマップでは返品オンリーだ。
また、基本的に初期不良の有無(返品可否)はソフマップ側が判断することになるので、具体的な症状について正確に説明するようにしよう。なお、返品依頼時にスマホにロックがかかっていると受け付けてもらえないので、事前にパスコードなどを解除することを忘れないようにしよう。
当然ではあるが、購入後に自らの過失により生じたキズや汚れ、不具合などは、まず初期不良に該当しないので、くれぐれも無茶な要求は控えよう。
まとめ
ソフマップで中古スマホを購入すると、3年間の赤ロム保証と1カ月間の初期不良に対する品質保証が付いてくる。特に赤ロム保証では、今後キャリアが端末販売に対して48カ月分割払いを展開するようであれば、3年保証では若干心細いところがあるのは否めないだろう。
しかし、これはあくまで現状の保証内容であるので、3年では不十分という風潮が強くなれば、ひょっとしたら保証期間が延長するなり、永久保証になるかもしれないので、随時最新情報をチェックしてみてほしいと思う。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
関連コラム
- ブックオフの赤ロム保証は充実している?その他のサポート情報もまとめてみた
- ゲオモバイルの赤ロム保証は充実している?その他のサポート情報もまとめてみた
- イオシスの赤ロム保証は充実している?その他のサポート情報もまとめてみた
- ソフマップの赤ロム保証は充実している?その他のサポート情報もまとめてみた
- じゃんぱらの赤ロム保証は充実している?その他のサポート情報もまとめてみた
- ムスビーの赤ロム保証はどうやって確認する?その他のサポート情報もまとめてみた
- らいぶshopの赤ロム保証は充実してる?その他サポート情報まとめ
- メルカリでiPadを購入するなら赤ロムやアクティーベーションロック端末に注意