もし売れるのであれば、どれくらいの金額で売れるか知りたいモノというのはないだろうか。今回は「オリンピックの金メダル」を取り上げるのだが、オリンピックがあれば金メダルを授与された選手を見ることが多くなる。そんなときにふと、もしもあの金メダルを売るならどれくらいの金額になるのか、気になる人もいるのではないだろうか。ということで、ここではオリンピックの金メダルを買取へ出すとどれくらいの金額になるのか調べて、その情報をまとめてみた。
尚、貴金属としての価値だけでなく、オリンピックという歴史あるイベントにおける歴史的価値が加味される場合もあり、最高で1億円での売買履歴が確認できた。どんな場合に高額取引されるのかということまで含め、徹底解説して行こう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
金メダルとはどんなモノなのか?
ここで、オリンピックの金メダルがどういったモノなのかについてまず説明していこう。買取においては買取金額を先に調べるよりも、これから売ろうとしているモノがどういったモノなのかを詳しく知っておくほうがいい。そういったモノの情報を押さえておくことで、買取サービスを利用したときの判断で役に立つのである。
金メダルは、ほぼ銀メダルという話は本当なのか?
金メダルの買取に出したときの金額を考える上で、金メダルがどんなモノなのかを調べたとき、オリンピックの金メダルは金で作られたメダルではなく、ほぼ銀メダルだという話がネットの中に多くある。このような話が本当なのかどうかを、まずリサーチしておいたほうがいいだろう。買取へ金メダルを出した場合、どういった素材で作られているのかはかなり重要なポイントとなる。では、本当に金メダルは金で作られてないのだろうか。
金メダルは規定で定められており、銀のメダルに金が貼られている
日本オリンピック委員会のサイト(http://www.joc.or.jp/)の金メダル規定だと、銀台金張り(またはメッキ)のメダルと賞状が授与される、という規約が取り決められている。その規約の詳細だが、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならず、1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならないとある。1位のメダルは純金で金張り(またはメッキ)がほどこされていなければならないと細かい規約があるのだ。
つまり、銀メダルの話は本当だということ
つまり、金メダルはすべて金ではなく、あくまで銀のメダルに金を貼っているものを金メダルとしているのである。このように日本オリンピック委員会のサイトで記述があるということから、やはり金メダルは金を使ったメダルではなく、銀のメダルに金を貼ったメダルであるということが言える。
金の価値について知っておこう
オリンピックの金メダルのほとんどが銀に金を貼ったメダルだということは上記で記述した。では、このオリンピックの金メダルの価値を考えたときに、金自体の価値はどのようになるかについて触れていこう。
金は世界的に見ても価値の高いモノである
とてもあたり前のことではあるが、金というのは世界的に見ても価値が高い。なぜこのように金の価値が高いのかということだが、それは鉱物という資源だからである。もちろん金の輝きや美しさが要因ともなってはいるだろう。だが、もっとも金額高騰の要因となっているのは、鉱物の資源には限りがあり、とくに鉱物になると、また新たに形成されることがないということだろう。そういった絶対的な希少価値がこの金の価値を高めているのである。
金の価値は日々変わっている
金はその価値が世界的だということもあり、日々価値が変わっている。つまり相場が株式のように変動しているのだ。そのため地金価格というのがあり、日ごとで金の相場が発表されている。具体例を挙げると、田中貴金属工業株式会社のサイト(http://gold.tanaka.co.jp/)では金の買取相場を日々確認できるようになっているので、目を通しておくのもいいだろう。ちなみに、金の相場が確認できるようなサイトやショップはたくさんあるので覚えておこう。
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では、金メダルの買取金額はどれくらいになるのか?
ここまで、金メダルについてや金の価値などの要点を、簡単ではあるが説明してきたので、その要点をしっかりと押さえておいてほしい。最後に、本題である金メダルの買取金額がどれくらいになるのかを説明していこう。
金メダルに含まれる金はどれくらいか?
上記で、オリンピックの金メダルは、銀のメダルに金を貼ったモノと説明した。では、その金メダルに含まれている金の割合はどれくらいなのか。1位のメダルには少なくとも6グラムの純金で金張り(またはメッキ)が、ほどこされていなければならないというように定められている。
金メダルの金額はどれくらいになるのか?
では最後に、この金メダルをもし買取に出した場合どれくらいの価値になるのかということを説明していく。まず、使われている金自体の金額は1グラムあたり平均的にみて4,700円くらいであるため、金自体の金額は6グラムで約28,000円になる。
そこに銀の価値が加わるわけだが、30㎏建ての1g当りの価格で大体69円くらいであるため、銀の金額は数千円にも満たない。かなり大まかな計算額となるが、そこにストラップなどを合わせて大体3万円〜4万円くらいの金額となるだろう。ということで、この金メダルはそこまで高価なモノではないのだ。だが、金メダルにはそういった価値ではない別の価値があることは間違いない。また、最近は金の価値も高騰しており、2021年の相場では以下のように10万円近い価値となっている。
尚、マイナビニュース(提供元:All About)では以下のような解説も見られた。
今回の東京大会ですが、同大会の公式サイトによれば、五輪の金メダルの総重量は556g。世間の関心度はほぼゼロだったと思いますが、夏季大会としては記録を更新いたしました。気になる金の含有量ですが「純銀に6g以上の金メッキ」と記されています。「以上」というやや曖昧な表現に「7gや8gもあり得るのですか!?」と質問もしたくなりますが、過去の大会の例からも、おそらく規定ギリギリの6gジャストと推測されます。
この原稿を書いている時点(2021年7月29日16時現在)で、日本の金メダルの獲得数は13個。ただし、そのうち団体競技のソフトボールは登録選手数が15名ですから、これだけで大量15枚をゲット。また、卓球のミックスダブルスも2枚になるので、金メダルの枚数で言えば「28枚」となります。
つまりは6g×28枚=168gの金を獲得したことになります。金の小売価格1g/7086円(同年7月29日現在)で換算すると、119万448円。パラ五輪もありますので、今後「何枚」のメダルを獲得するかはわかりませんが、仮に100枚とすれば、これまでの日本選手、コーチやスタッフ、関係団体等の努力の報酬を金で推し量ると、少なくとも2021年の金価格では400万円以上にはなるはずです。
参考までに、今回の金メダルを金属としての価格で見ると9万7,500円ほど。銀メダルは約5万5,000円。銅メダルは、当然ほぼ銅(95%、残り亜鉛)でできていますが、価格は100g/106円と大変リーズナブルなので、計算すると430円ほどということになります。
引用:マイナビニュース
メダルそのものの市場価格という観点。実は、自分が獲得した金メダルを売却した人は、わずかですがいるのです。アメリカの雑誌『TIME』は、そんなアスリートたち10人を取り上げています。
その中でとりわけ高額だったのは、1996年のアトランタ大会でボクシング男子スーパーヘビー級の金メダルを獲得したウクライナ代表ウラジミール・クリチコ氏。16年後の2012年、オークションに出品して100万米ドル(約1億円)で落札されました。そして、売却金はすべて自国の教育基金に寄附したとのこと。ただし、クリチコさんの価格は破格であって、よほどの有名選手でなければ、過去の例から見て、相場は500万~1,000万円といったところです。
引用:マイナビニュース
金メダルの買取なら「おたからや」がおすすめ
古銭や切手の買取を行っているおたからやでは、オリンピックの金メダルも買取している。遺品整理事業も展開しているので、故人の家の中から思わぬ金メダルが出てきて処分に困った、などというときには連絡してみると良いかもしれない。また、買取方法が店頭買取・出張買取・宅配買取の3つあり、店舗も全国展開である。さらに取扱い品目も骨董品やブランド品、おもちゃなど多岐にわたるため、引っ越しなどで大量の処分品を抱えている場合には利用してみたらいかがだろうか。
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国内最大級の一括査定サイト「ヒカカク!」では最大20社の貴金属買取店から査定結果を得ることが出来る。比較した上で高く売れるお店を手軽に探すなら一度検討してみてはいかがだろうか。
まとめ
ここまで、オリンピックの金メダルを売リに出した場合どれくらいの金額になるのかを説明してきた。まず、このオリンピックで獲得できる金メダルは、正確には金だけで製造されたものではなくベースは銀メダルとなっており、その銀メダルに金を貼ったモノであるということ。このことから、オリンピックの金メダル自体の金額はそこまで高いモノではないということが理解できただろう。これはあくまで貴金属の売り場でみたものであるので、それ以外の不可価値が付く可能性も多いにある。ただし、金メダル自体の買取金額として考えるのならば、そこまで高いモノではないといえるだろう。


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