美術品の売却で高価買取を狙うためには、近年のトレンドとも言える美術品作家からコレクションを行う方法がおすすめである。人気作家を中心に美術品収集を行えば、査定依頼時の説明もしやすくなる。また同じ系統の作家を集めることで、陶芸品や漆器に対するこだわりもアピールできるため、鑑定士とのコミュニケーションを図りやすい点でも多くのメリットが生まれることだろう。近年関心が高まっている美術品投資でも、こういった美術品の購入方法は多く見られる。
今回は、多くの買取業者で高額査定の対象となっている、話題の美術品作家を9人ピックアップして紹介していく。
Artist... / dacian dorca-street photographie
本記事のポイント
- 高額で売買されやすい作家や取引事例
- 売る際のポイントとは?
CONTENTS
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今泉今右衛門
佐賀県・鍋島焼の復興に尽力した今泉今右衛門の作品は、近代工芸としての価値によってさまざまな古美術品店で高価買取の対象となっている。特に皇室御用達品の製作を行なっていた11代や、国の無形重要文化財の認定を受けた12代の作品には美術品的価値の他に骨董品的価値もあるため、今泉今右衛門のコレクションをする際には年代にもこだわるべきだ。
実際の鑑定実績について相場を調べてみると、木綿針を用いて製作された11代の皿であれば200万円、最年少で人間国宝になったことで知られる14代の墨はじきのカップ&ソーサーは、小さい美術品ながら3万円~5万円ほどで買取られている。
今泉今右衛門の買取実績・買取相場・落札例
- 十四代「色絵雪花薄墨墨はじき四季花文花瓶」110万円(ミライカ美術)
- 十三代「色鍋島薄墨珠樹文花瓶」80万円(ミライカ美術)
- 十三代「色絵吹重ね珠樹文花瓶」50〜100万円予想(SHINWA AUCTION)
- 十二代「錦牡丹模様大鉢」46万円(SHINWA AUCTION)
- 十三代「色鍋島薄墨草花更紗文花瓶」30万円(ミライカ美術)
- 十三代「色絵薄墨唐花文花瓶」25〜35万円予想(SHINWA AUCTION)
- 十三代「色絵薄露草文花瓶」25〜35万円予想(SHINWA AUCTION)
- 十三代「色絵吹墨草花更紗文香炉」15〜20万円(アート買取協会)
- 十三代「色絵吹墨露草文花瓶」10万円(SHINWA AUCTION)
- 十三代「色絵吹墨薄墨草花文酒器揃」10万円(SHINWA AUCTION)
- 十四代「色絵薄墨吹墨墨はじき雪文皿」7.5万円(SHINWA AUCTION)
- 十三代「色絵薄墨草花文額皿」5万円(SHINWA AUCTION)
- 十四代「雪花墨はじき雪文皿」3万円(緑和堂)
河井寛次郎
学校という教育機関で陶芸を学んだ河井寛次郎は、デザイン、彫刻、詩、彫刻などの分野でも優れた作品を多数残している芸術家である。美しい発色の陶芸品を作る河井寛次郎は、1937年にグランプリを受賞した「鉄辰砂草花図壷」にて世界的に知られる陶芸作家へと成長を遂げた。銘や箱書きがあまり施されていない河井寛次郎の壺や花瓶は、類似のデザインのコピー品が多い傾向があるため、売却の際に損をしないためにも信頼できる鑑定士のもとで売買をするのが理想と言えるだろう。
50歳前後の陶芸品の中には200万円~300万円もの高額査定実績も多く見受けられるため、河井寛次郎は美術品投資をする人たちにもメリットの多い美術品作家と考えられる。
河井寛次郎の買取実績・買取相場・落札例
- 「白地筒描花手文陶板」250〜350万円予想(SHINWA AUCZTION)
- 「灰釉花鳥文扁壺」240万円(八光堂)
- 「青瓷?血桃子缸」210万円(SHINWA AUCTION)
- 「三色手壺」200万円(SHINWA AUCTION)
- 「呉洲草花扁壷」175万円(SHINWA AUCTION)
- 「花扁壺」90万円(八光堂)
- 「玉手陶板 火誓淨新」30〜50万円(SHINWA AUCTION)
- 「柿釉砂絵茶碗」12万円(緑和堂)
- 「草花文 皿」3万円(緑和堂)
伊東深水
大正から昭和にかけて美人画を書き続けた伊東深水は、掛け軸、日本画、色紙などで高価買取が期待できる人気美術品作家である。鑑定実績の中には、旅行先の即席で描いたスケッチに20万円近くの査定が付いたこともあるようだ。また彼の生きた時代の女性を描いた作品は、歴史的文化を象徴する上でも骨董品的価値が付いているため、丁寧な保管でコンディションさえ良ければ200万円~400万円もの高価買取も夢ではない作家と位置づけられる。伊東深水と同じように日本画家として活躍している次男・伊藤万燿の作品も、近代画としての美術品的価値がある。
伊東深水の買取実績・買取相場・落札例
- 「初雪」250万(緑和堂)
- 「菊薫る」100万円〜120万円(アート買取協会)
- 「初雪」60万円〜80万円(アート買取協会)
- 「蛍」40万円(八光堂)
- 「松竹梅」30万円(八光堂)
- 「新秋」15万円(八光堂)
- 「花」3万円(八光堂)
平山郁夫
第6代・第8代東京藝術大学学長、日本美術院理事長を務めたこともある平山郁夫は、文化勲章の受賞実績もある著名な画家である。「入涅槃幻想」や「仏教伝来」、「大唐西域壁画」などの代表作は、東京国立近代美術館をはじめとするさまざまな施設に展示されている。平山郁夫の落款が入った完成品は、1,000万円以上の高額査定が多く付いている。また人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」では、生涯で100回以上訪れたシルクロードをテーマとした作品に1,500万円もの評価額が付いているため、鑑賞する楽しみだけでなく売却のメリットも高い作家と考えられる。
平山郁夫の買取実績・買取相場・落札例
- 「薬師寺東塔四題 春夏秋冬」4200万円(SHINWA AUCTION)
- 「東大寺大仏殿」1200万円〜1800万円予想(SHINWA AUCTION)
- 「薬師寺の森」 700〜1000万円(アート買取協会)
- 「京都二条城城門」310万円(SHINWA AUCTION)
- 「交河故城トルファン」110万円(八光堂)
- 「絲綢之路天空」80〜100万円(アート買取協会)
- 「平和のキャラバン(東)太陽」50万円(ミライカ美術)
- 「皓月ブルーモスク イスタンブール」35〜50万円予想(SHINWA AUCTION)
- 「平和のキャラバン(西)月」30〜40万円(アート買取協会)
- 「紅衣の女性」16万円(SHINWA AUCTION)
- 「ブルーモスク」10〜15万円(獏)
- 「パルミラ遺跡を行く・夜」8〜10万円(獏)
- 「楼蘭遺跡を行く・日」8〜10万円(獏)
棟方志功
定番の絵画だけでなく、書、絵皿、屏風といった多彩な作品を残したことで知られる、世界的に人気の版画家である。日本人版画家として初めての国際版画大賞を受賞した棟方志功は、青森市の初代名誉市民賞や文化勲章によって国内でも高い評価を受けるようになった。富山県での疎開を通して浄土真宗に触れた棟方志功の作品の中には、阿弥陀如来や必至無上道、御二河白道之柵といった形で仏をテーマにしたものが多い特徴がある。また作家としての才能でも定評があるため、さまざまな美術品を描く棟方志功の世界に触れる機会は非常に多い。
そんな棟方志功の銘作「二菩薩釈迦十大弟子」は、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の講評では、セットで所有することで1億円近い評価額が付くとされている。また棟方志功と河井寛次郎のコラボとも言える詩集には200万円~250万円前後の高価買取実績があるため、どんなカテゴリでも所有者を納得させる査定が望める美術品作家と言える。
棟方志功の買取実績・買取相場・落札例
- 「二菩薩釈迦十大弟子」3700万円(SHINWA AUCTION)
- 「御慈妙図」880万円(SHINWA AUCTION)
- 「文殊菩薩の柵」400〜500万円(アート買取協会)
- 「釈迦十大弟子 迦旃延の柵」460万円(SHINWA AUCTIION)
- 「弘仁の柵」250〜350万円(アート買取協会)
- 「薔薇妃の柵」300万円(ミライカ美術)
- 「くちなし妃の柵」200〜300万円(アート買取協会)
- 「大顔の柵」230万円(ミライカ美術)
田邊竹雲斎
初代、二代、三代、四代と号が受け継がれている田邊竹雲斎は、近代工芸の歴史に大きな影響を与えた竹籠職人である。昭和20年~30年に作られた二代目田邊竹雲斎の竹細工の中には、80万円~100万円の高値がつくものも存在する。また初代~二代目までの作品は骨董品的価値も高いと言われているため、作家名だけでなく年代についても重視して売買をすべき存在だ。斬新な編み方によって芸術性と実用性を高めた二代目田邊竹雲斎の花籠は、高級料亭や割烹の床の間用として需要もある。また竹細工は紫外線による経年劣化もしやすい商材となるため、期待通りの高額査定に繋げるためには、保管方法にも注意すべきである。
田邊竹雲斎の買取実績・買取相場・落札例
- 初代「唐物写花籠」20万円(八光堂)
- 不詳「千集編花藍『濱風』」15万円(八光堂)
- 不詳「亀甲透し編長方形花藍」15万円(八光堂)
荒川豊蔵
昭和を代表する陶芸家・荒川豊蔵の作品には、実用性といった意味でも付加価値の高い茶碗が非常に多い傾向がある。また自ら筆をとって製作した掛け軸も多く残っているため、茶室を彩る茶碗と掛け軸をセットで買い求める茶道家やコレクターもたくさんいるようだ。出来の良い荒川豊蔵の茶碗の中には、300万円以上の鑑定額がつくものも珍しくない。またスタンダードな作品は10万円~80万円前後の査定となるため、出来栄えやコンディション、描かれているテーマによって金額が大きく変わる陶芸作家だ。そんな荒川豊蔵の買取実績を見ていると、60歳を超えた頃に銘作をたくさん作っていることがわかる。
荒川豊蔵の買取実績・買取相場・落札例
- 「志野茶垸」120万〜130万円(SHINWA AUCTION)
- 「瀬戸黒茶碗」80万円(古裂會)
- 「陶壷に椿之図 藝於遊併畫」17万円(SHINWA AUCTION)
- 「紅白梅 茶碗」10万円(エコリング)
- 「志野盃」9.8万円(古裂會)
海野勝珉
江戸~大正時代に活躍した、金属彫刻の有名作家である。さまざまな素材を組み合わせることで豊かな色彩を表現している海野勝珉の作品には、刀や煙草箱といった多彩なカテゴリがある。海野勝珉の勢いが最高潮に達する明治時代の美術品には、情景の素晴らしさによって300万円以上の査定が付く可能性もありそうだ。
また書の文字を上手く再現することで、外国人コレクターからの注目度も高まっているため、古美術品投資を行う人達にも嬉しい作家と言える。そんな海野勝珉の金属彫刻には指紋による劣化が生じやすい難点があるため、一般の美術品と比べて扱い方が難しい存在と言えそうだ。
海野勝珉の買取実績・買取相場・落札例
- 「『鍾馗』銅製 ブロンズ 黒塗螺鈿飾額 タトウ箱付」28万円(ヤフオク)
- 「波蒔絵千鳥板」5万円開始で落札なし(古裂會)
鑑定番組での評価額
- 「煙草箱」350万円(「開運!なんでも鑑定団」テレビ東京系)
- 「銀の蓑亀」200万円(海外)
高田博厚
福井市美術館や安曇野市豊科近代美術館、みしまプラザホテルなどにブロンズ像が展示されている、人気の高い彫刻家である。戦争で消失した中原中也のブロンズ像を再び作る高田博厚の作品は、内面から湧き出てくる強いエネルギーによって世界中のファンを魅了する存在となっている。また作家でもある高田博厚は、中原中也との交流を通して芸術性を高めていたとも言われているため、幅広い交友関係が彼の作品に良いパワーと刺激を与えていたと考えて良いだろう。そんな高田博厚が製作したブロンズ像は数万円台から20万円での査定が多い。人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」においては、信仰がある中原中也のブロンズ像が出品され、150万円の評価額がつけられた。
高田博厚の買取実績・買取相場・落札例
- 「女優のマスク」18〜23万円予想(毎日オークション)
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)での評価額
- 「中原中也のブロンズ像」150万円
- 「デッサン」20万円
美術品高価買取のためのコツ
少しでも高く売るためには、人気作家の品であるかどうかだけでなく、いくつかのポイントやコツがある。それを押さえておくことで、場合によっては数万円の差が出ることもある。ここではそのコツについても紹介しておこう。
保存状態を少しでも改善しておく
美術品の買取では古いものの取引になることが多いが、基本的には綺麗な状態の方が買取価格は高くなってくる。しかし、綺麗な方が高いからと言って、素人がなんの知識もなく、むやみやたらに磨いてしまうことは絶対に避けてほしい。
美術品のような繊細で、古い状態の物は傷に弱いものが多く、綺麗にしようと磨いたことで逆に傷がつき、価値が下がってしまうリスクがある。 では、綺麗にするために何ができるのかといえば、保存環境の改善だ。
長年しまわれていた蔵や倉庫、物置などには埃がたまり、湿気が強く、空気が非常に悪い状態になってしまっている。特に、絵画や掛軸等の「絵」は湿度に非常に弱く、陶器製品は吸水性が高い為、環境を改善することで価値の低下を防ぐことができる。
付属品もしっかり保存しておく
ブランドを売るときに付属品である箱や鑑定書、ギャランティカードを残しておく方が高く売れるという事はよく知られているが、美術品の買取においても同じことが言えるだろう。美術品においても、収納箱や収納袋、桐箱、鑑定書といった付属品とセットであれば買取価格は高くなる。このようなものがあれば是非一緒に査定に持っていくようにしよう。場合によっては数万円の差がついてしまうこともある。
できるだけ早めに売る
美術品は、正しく保存をしていてもどうしても劣化は進み続けてしまうものだ。保存状態の悪い場所では、劣化の速度は更に早くなってしまうだろう。その為、美術品は「不要と悩んだ時」や「価値を知りたい時」にすぐ査定や買取の依頼をしてしまうのが良い。作家が高騰する可能性もあり得るが、単に置いておくだけでは、場所も取り、価値も下がってしまう一方で良いことはないだろう。不要ではない場合にも、一度査定をしてもらって美術品の詳細明らかにしておくことも大切だ。
出張買取は傷をつけるリスクが小さい
美術品の高価買取には、出張買取の利用を視野に入れよう。なぜなら、現状の保存状態のままで美術品の査定を行うことが可能だからだ。美術品のような古い品物は、基本的に傷や破れに弱く、持ち運ぶことで破損してしまうリスクもあり、もしそうなってしまえばせっかくの品物の価値は台無しだろう。梱包して発送したり店頭へ持ち込んで査定を行ってもらう場合には、美術品に傷がついて価値が下がるリスクがあるが、出張買取であれば自宅で待っているだけでいいため、ベストな状態で査定を行う事ができる。
正しい目利きを持った信頼できる専門店に依頼する
美術品の買取は、美術品の買取を専門に扱っている業者に依頼する事がなによりも重要と言えるだろう。鑑定経験の浅い鑑定士が在籍しているお店では、贋作を買い取るリスクを恐れて査定価格を下げざるを得ない。また、作品を適正に評価できないこともある。特に美術品の世界においては真贋鑑定が必須になるため、目利きができない店では高く買い取ってもらうことは期待できない。つまり、美術品は鑑定眼の高さと買取価格の高さがある程度は比例するということになる。
美術品は種類が非常に多く、またそれぞれの作品ジャンルにおいて鑑定にはかなりの知識と経験が必要になってくる。リサイクルショップやオークション、フリマアプリといったところを利用しては、正しい品物の価値はわからないままになってしまう。信頼できる鑑定眼を持った、専門業者へ依頼して見てもらうことが望ましいと言える。
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【ヒカカクおすすめ店】総合美術買取センター
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創業40年の八光堂。骨董品、美術品の買取を行っている東証マザーズ上場の全国規模の会社。宮城県、富山県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、広島県、福岡県に店を展開している。八光堂で高額買取対象となる作家の一覧がホームページに記載があるが、かなり多岐にわたる。骨董品や美術品の買取を検討しているなら査定を依頼したい一社だ。
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まとめ
美術品としての価値で高価買取が期待できる作家について、買取実績を含めた情報を紹介してみた。美術品作家を軸としたコレクションを行うと、骨董品として欠かせない歴史的価値にも詳しくなる。またより良い美術品を収集するには知識も大事な要素となるため、ここで紹介した作家を軸に学びの機会を設けてみても良いだろう。所有している美術品の価値や歴史、背景などに疑問があるなら、早めに鑑定士に相談をすることをおすすめする。