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ThinkPad(シンクパッド)型番・品番の調べ方、命名規則解説

読了目安:10分
更新日:2024/11/12
公開日:2017/10/31
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2017年10月現在で100近くのラインナップを取扱うThinkPadは、型番・品番の把握をすることで自分に合ったノートパソコンの比較検討がしやすくなるブランドだ。欲しいパソコンだけでなく売却したい商品の型番・品番を知っておくと、その後に準備にさまざまな好循環が生まれやすくなる。

またパソコン市場に便利なWEBサービスやサイトが増える今の時代は、型番などを把握したユーザが納得の取引に繋げやすい環境になりつつあると言えるだろう。

今回は、多くのランキングでも上位に入るThinkPadというノートパソコンの特徴、命名規則、品番・型番の調べ方を皆さんに解説していきたい。

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ThinkPadとは?

キーボード中央の赤いトラックポイントが特徴的なThinkPadは、世界的に人気の高いノートパソコンのブランドだ。

ThinkPadという名前が最初に付いた商品は、1992年10月登場のThinkPad700ThinkPad700TThinkPad700Cの3モデルとなる。ちなみにこのブランドの頭についたThinkというキーワードは、トーマス・J・ワトソン・シニアによるIMBの世界的な社内標語となっているようだ。

レノボによる買収・移行

当初IBMから発売されていたThinkPadブランドは、2004年の戦略的提携によりレノボに買収される形となった。この出来事により、ThinkPad開発の主体を担っていた日本IBM所属の技術者の多くもレノボに移籍する形となったようだ。こうした形でメディアを賑わわせた買収後、最初に登場した申請ThinkPadは、ThinkPad X41というB5サイズタブレットだったようだ。

現行ThinkPadの特徴

堅牢性、パフォーマンスの高さ、使いやすさのバランスの良い現行ThinkPadは、ビジネス仕様の高性能ノートパソコンブランドになりつつある。携帯性に優れたモデルも多いThinkPadの中には、人気の高い高性能モバイルからプロフェッショナルユーザ向けのワークステーションまで幅広いラインナップが展開されている。

また大半のモデルがブラックを基調としたデザインとなっているため、シンプルなデザインのノートパソコンを求める皆さんにもおすすめ度の高い位置づけとなるだろう。

米沢生産モデルの人気と話題性

メーカー直販サイトのレノボ・ショッピングでは、徹底した品質管理で知られる米沢工場産のモデルを販売している。徹底した部品受け入れ検査を行うこの工場のモデルは、30年以上パソコンを作り続ける安定性と信頼性によりさまざまなメディアで話題になっている。また2017年10月現在4種類が発売されている米沢モデルは、WEB限定品でありながらも多彩なラインナップに対応中と捉えて良さそうだ。

25周年モデルの登場

登場から25年を迎えた2017年には、このブランドならではとも言える美学へのオマージュと現代のテクノロジーを融合したThinkPad の25周年記念モデルが登場した。過去のThinkPadの特徴を復刻したこのモデルは、エンターキーが青色でデザインされている。こうした形で最新技術と懐かしさを融合させた25周年記念モデルは、古い時代からThinkPadを愛用し続けるユーザの間で話題性を高めている。

総合ランキング10位以内に入るThinkPad

ThinkPadを中心としたレノボの製品は、さまざまな国内ランキングで10位以内に入っている。特に米沢モデルなどにより国産メーカーならではの信頼性を上手くアピールする近頃では、富士通や東芝などと並ぶブランドとして知名度を高めているようだ。また米沢モデルは、NECパーソナルコンピューター米沢工場で生産を行っているため、国産他社からの乗り換えが多いのも納得だと言えるだろう。

ThinkPadの商品名と型番・品番

ThinkPadでは、下記のようにさまざまなニーズに対応できる幅広いノートパソコン製品を取り扱っている。

  • ThinkPad X シリーズ:軽量、薄型ビジネスモバイル
  • ThinkPad T シリーズ:ハイパフォーマンスビジネスノート
  • ThinkPad 13 シリーズ:ビジネスモバイル
  • ThinkPad E シリーズ:スタンダードビジネスノート
  • ThinkPad P シリーズ:モバイルワークステーション
  • ThinkPad L シリーズ:メインストリーム ビジネスノート
  • ThinkPad A シリーズ:コストパフォーマンス ビジネスPC
  • ThinkPad Yoga:マルチモード ビジネスモバイル

またこの他に、米沢生産モデルにおいても、下記4つのシリーズが展開されている。

  • ・ThinkPad X1 Yoga
  • ・ThinkPad X1 Carbon
  • ・ThinkPad X270
  • ・ThinkPad T470s

ThinkPadにおける現行モデルの型番・品番の付けられ方

ThinkPadの場合は、上記で紹介したシリーズの中にモデルが存在する形となる。例えば、スタンダードなビジネスノートのEシリーズの中には、下記4製品がある。

  • ・ThinkPad E470
  • ・ThinkPad E570
  • ・ThinkPad E575
  • ・ThinkPad E560

こうした形で細かな商品設定が行われているThinkPadは、一般の海外メーカーと比べて型番・品番の調査がしやすいブランドと感じられるかもしれない。しかしそれぞれのノートパソコンのカスタマイズが可能となるThinkPadの場合、BTOパソコンと似た形で1モデルに複数の商品が存在している。

またプロセッサーやOfficeソフトウェアなどの選択はユーザが自ら画面上で行う流れとなるため、最初からパッケージ化している富士通などと比べて型番・品番のみで商品検索をするのは少し難しいブランドと言えるかもしれない。

ThinkPad の型番・品番の調べ方

ThinkPadなどのノートパソコンにおける品番・型番を調べる場合、「PCの電源もしくはOSが正常に立ち上がるのか?」という部分が最初の分岐点となる。普段から仕事などに使っているThinkPadの場合は、電源コードやLANケーブルなどを抜かずに画面上から型番・品番の調査ができる。

システム情報を開く

Windows10の画面左下にある検索フォームに「msinfo32」と入力するだけで開けるシステム情報は、自分の愛用するパソコンの型番・品番、技術仕様などを調べる上で欠かせないウィンドウとなる。画面左下に検索フォームのないWindows8.1以前のThinkPadについては、Windowsキー+Rのショートカットで開いたファイル名を指定して実行の画面で、msinfo32を入力する流れだ。このウィンドウが開けたら、システムモデルという項目から型番・品番の特定を行う形となる。

システム情報からわかる内容は他にもたくさんある

38種類もの項目の並ぶシステム情報を見ると、ThinkPadに搭載されているOSやプロセッサの種類、メモリ、システムディレクトリといった多くの内容を把握することができる。ThinkPadの技術仕様を他者に伝える上でも欠かせない位置づけとなるシステム情報の画面は、ヤフオクやメルカリの出品写真にも掲載されることが多い傾向があるようだ。

またThinkPadの中にはユーザ自身でメモリ交換可能な機種もあるため、増設などを検討する際にもシステム情報は役立つ存在になるだろう。

Lenovo Solution Centerを使う

このメーカーオリジナルのアプリ・LSC(Lenovo Solution Center)がインストールされているパソコンの場合は、起動したウィンドウの左下から容易に型番・品番の確認ができる。こうしたツールを使えば、余計な項目もたくさん掲載されているシステム情報を見るより簡単に型番・品番の調査が可能となる。

また大手国産メーカーの多くが、こうしたアプリケーションを用意している実態があるようだ。

BIOSを確認する

Windowsが正常に起動しない症状を抱えていても、ThinkPadのロゴマークまで立ち上がるパソコンの場合は、BIOSメニューから型番・品番の調査ができる。比較的新しいWindows88.110の場合は、デスクトップを通常通り起動した後、levonoのロゴマークが出てきたタイミングでF1キーを押す。そうすると、ビープ音が鳴った後にBIOS画面が立ち上がる仕組みだ。BIOS画面の中では、Machine Type Modelという項目に型番に位置づけられるアルファベットが書かれている。

本体裏側のシールを見る

BIOSすら立ち上がらないThinkPadの場合は、ノートパソコンの裏に貼られているシールを確認するしかない。実際にシールを確認してみると、項目の大半がアルファベットになっていて、富士通やNECといった純国産メーカーの商品と比べて型番が調べにくいことに気付かされる。

しかしこのブランドでは、型番・品番の前にTYPEという見出しを付けることで、商品情報収集を行いやすい配慮をしているようだ。表示場所については機種によって異なる実態があるため、まずはノートパソコンを裏返してTYPEの文字を探してみて欲しい。

レシートや付属品を確認する

本体が古すぎてシールが剥がれてしまっている場合は、ユーザーガイドと呼ばれる取扱説明書や保証書、請求書などをチェックするしかない。中古品についてくることの多い取扱説明書の表紙には、数種類のモデル名が記載されている。これに対してlenovo製品の保証書には、型番・品番に位置づけられるモデル名/番号だけでなく、シリアル番号も書かれているようだ。

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ThinkPadの品番・型番を調べるメリットと活用法

ここまで紹介した方法でThinkPadの型番・品番を調べると、単純な愛用だけでなく売買のシーンにおいても下記のようなメリットが得られやすくなる。

商品情報の検索

インターネットが普及した今の時代は、ThinkPadなどのノートパソコンの知識を深める上でも、型番や製品名を使った商品検索が欠かせなくなっている。例えば、米沢モデルの中でも人気の高いThinkPad X1 YogaというキーワードでGoogle検索してみると、さまざまなメディアによって紹介された商品レビューが表示される。また日経トレンディネットなどでは、ThinkPad X1 Yogaの中古市場に関する特集を組んでいるため、中古のノートパソコンを買いたい・売りたいといった皆さんにも、型番の把握は欠かせないことだと言えるだろう。

良いタイミングでの売却

ThinkPadの型番・品番がわかると、自分の愛用品を手放す売り時の把握や決断もスムーズに行えるようになる。また買取相場の把握や売却先選定が上手くできない場合は、簡単な方法で一括査定のできる当サイト・ヒカカク!も活用してみて欲しい。

売買トラブルの起こりにくさ

ネットを使って実店舗以外でThinkPadの売買をする際には、取引時のトラブルを防ぐためにも、必ず型番や製品名などを把握しておく必要がある。特にパソコンの素人同士が取引することも多いヤフオクやメルカリでは、買い物における失敗を防ぐ上でも出品者と入札者の双方が型番・品番・製品名を把握しておくのが理想となる。

また型番がわかれば買取業者への問い合わせもスムーズになるため、当ページの方法で調べた情報やさまざまなシーンで活用できると捉えて良いだろう。

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