貴重なお酒は価値が高く、オークションに出品された際には大いに盛り上がる。お酒にも種類があり、ワイン、日本酒、ウイスキーなどさまざまあるが、中国酒も高値がつくことがあるお酒だ。過去のオークションでは、1億円を超えたものもある。
当記事では、中国酒の高額ランキングを紹介していく。不要なお酒を持っている人向けに、お酒の売り方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。なお、ここで紹介する情報は2020年12月21日現在のものである。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
中国酒の世界高額ランキング
それではさっそく、中国酒の世界高額ランキングを発表していく。オークションで注目をあびた、年代物やレアな中国酒などがランクインした。10位から順番にまとめていくので、ぜひチェックしてみてほしい。
なお、ここで紹介する情報は2020年12月にヒカカク!で調査したものなので、ほかにも高額な中国酒が存在する可能性があることを留意していただきたい。また、このランキングに掲載されているものは、公式で確認できた情報のみとなっている。
10位 1960年代半ばに作られた五糧液:17,891,138円
2011年の西陵オークションにて落札された五糧液は、17,891,138円もの価値が付いた。西陵オークションは中国の大手オークション会社であり、高価な品物が多数取引されている。五糧液とは白酒の銘柄のひとつで、中国酒の中でもメジャーなものだ。五糧液は全体的に高値で買取される傾向にあるが、これは1960年代のものということで高値落札された。
9位 華茅:18,207,965円
2011年のポリーオークションで落札されたお酒でフアマオと読む。華茅は茅台酒の前進ともされるお酒で、ソース風味のワインである。中国がまだ中華民国であった時代、贈答用として作られた少量のワインだとされている。稀少なワインであり、18,207,965円での落札となった。
8位 1960年代につくられた茅台酒:20,939,855円
2011年のポリーオークションで落札された1960年代の茅台酒だ。茅台酒は中国の蒸留酒で、スコッチウイスキーとコニャックブランデーに並ぶ世界三大蒸留酒のひとつ。偽物が多く出回っており、本物は高値で買取される傾向にある。この茅台酒は状態のよい古い茅台酒ということで、20,939,855円の高値が付いたのだろう。
7位 1958年に作られた貴州茅台酒:21,915,045円
2019年の西陵オークションにて、21,915,045円で落札されたお酒。貴州省で作られているため貴州茅台酒と呼ばれる。茅台酒は6度の蒸留をおこなう、製造に手間のかかる酒で高級酒とされている。この1958年に作られたとされるお酒は、見積りの時点で2000万円超えとなっていたので、高値が期待されていたのだろう。
6位 陶器瓶の中の貴州茅台酒:23,120,610円
2010年の西陵オークションにて、23,120,610円で落札された。茅台酒の特徴として、陶器製の瓶に入っていることがあげられる。この品物は2本組で、少々かすれや汚れが見られるが陶器瓶もしっかり保存された状態で出品。見積りの時点では約8,000,000円という予想だったが、結果はそれを大幅に上回った。
5位 1956年につくられた茅台酒:31,419,915円
チャイナガーデンというオークションで、31,419,915円で落札された。五星ラベルの茅台酒は現在製造されておらず、1980年代に多く作られている。こちらは1956年の五星ラベルということで、希少価値が高い。見積りの時点では約5,700,000円となっており、結果が大きく上回る形となった。
4位 1940年代につくられた頼茅酒:31,419,915円
2018年の西陵オークションにて、31,419,915円で落札された。頼茅酒とは茅台酒の化石と言われることもある、古いお酒だ。茅台酒はもともと頼茅・華茅・王茅という3つのお酒メーカーが作っており、その中でも特に茅台酒を発展させたのが頼茅である。1951年に3つのメーカーが合併し貴州茅台酒となり、今の形となった。
3位 頼茅酒:41,878,294円
2011年のポリーオークションにて、41,878,294円で落札された。1951年頃の古いお酒ではあるが、保存状態がよい。現在は作られないお酒ということもあり、高値が付いたのだろう。見積りの時点では約4700万円。中国酒の中でも抜きん出た価格に見積もられており、競売が始まる前から期待されていたことがうかがえる。
2位 茅台酒:78,432,724円
2018年のチャイナガーデンオークションにて、78,432,724円で落札されたお酒。壺状の入れ物に入った珍しいタイプの茅台酒だ。この壺は蒸留所の初期に使われていた特別な容器であり、希少価値が高い。保存状態もよく、見積り額の約3100万円を大幅に超えた金額で落札された。
1位 漢帝茅台酒:141,840,396円
2012年のポリーオークションにて141,840,396円で落札された。このお酒は1992年に10本のみ生産されたものである。作られたのは1992年だが、原料は約100年前のものとのこと。証明書も本体も、ほぼ傷がない綺麗な状態で保存されており、高く評価された。ボトルの装飾は純金製で、通常の茅台酒とは異なる高級感のあるボトルとなっている。
不要なお酒は売却しよう
ここまで中国酒のランキングを紹介してきた。紹介した中国酒は非常に高価なものだが、一般的なお酒でも売却すれば価値がつくことがある。そのため、もしも自宅にお酒が眠っているのであれば、売却してみてはいかがだろうか。お酒を買取できる業者は多数あるので、意外にも気軽に売却できる。
ここからは、お酒を売却する際に役立つ情報をまとめていく。売却するならできる限り高値で売りたいと考える人が多いだろう。ここで紹介する情報を知っておくことで、高値買取されやすくなる。ぜひチェックしてみてほしい。
お酒を売る際におすすめの業者
まずはお酒を売る際におすすめしたい業者を紹介していこう。お酒を買取できる業者は多数あるが、それぞれ異なる特徴があるので、どこを選べばよいのか迷ってしまう人も多い。ここではそれぞれの業者の特徴やサービス内容を紹介していくので、業者選びの参考にしてほしい。気になる業者があれば、まずは査定してもらうとよいだろう。
横浜のお酒買取 リカージョイ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取 リカージョイはお酒を専門に買取している業者だ。オークションや業者・コレクターなど、幅広い販路を持っている。
価格交渉に対応しているのも魅力だ。他社より高い価格で買取することを掲げているので、積極的に相談してみよう。査定完了から当日中に振込してくれるスピード対応も強みだ。
買取方法は宅配・店頭・出張が可能。送料や出張料、キャンセル料などがかからないので安心して利用できる。査定額と同じ金額で買取してもらえることが多い。
東京のお酒買取コンシェルジュ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取コンシェルジュはさまざまなお酒を買取している業者だ。年間13,000本の買取実績がある、経験豊富さが魅力。大量の買取にも対応している。
ソムリエが在籍しているので、正確な査定が期待できる。コスト削減にも取り組んでいるので、高値買取が可能だ。15時までに取引が完了すると、当日にお金を振り込んでもらえる。
買取方法は店頭買取と出張買取、宅配買取に対応可能。宅配買取は送料無料で、自宅まで集荷に来てもらうこともできる。
大阪のお酒買取専門店リカスタ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取専門店リカスタは幅広いお酒を買取している業者で、貴州茅台酒の買取実績もある。お酒のプロが査定してくれるので、安く買い叩かれる心配もない。
固定費や人件費などのコスト削減を徹底しており、高値買取が可能。ボロボロの古いお酒でも買取してもらえるので、年代物も安心して査定を任せよう。
買取方法は宅配買取・店頭買取・出張買取に対応している。いずれの方法でも手数料はかからないので、利用しやすいだろう。
買取業者を選ぶときにチェックすること
おすすめの買取業者を紹介してきたが、ほかにもお酒の買取が可能な業者はたくさんある。自分で業者を選ぶときには、どのように選べばよいのだろうか。ここからは、買取業者を選ぶポイントを紹介していこう。ここで紹介するポイントを意識することで、自分に合った業者を選びやすくなる。事前に見ておくことをおすすめする。
お酒買取の専門業者である
業者ごとに買取している品目が異なる。お酒を買取できる業者は多数あるが、お酒を高値で買取してもらいたいのであればお酒を専門に買取している業者に売却するとよい。オールジャンルの買取をおこなっている業者もあり、そういった業者も高値買取していることがあるが、お酒専門の業者を優先的にチェックすることをおすすめする。
お酒専門の業者は、お酒の知識を豊富に有している。そのため、お酒の価値を正しく評価してくれる可能性が高い。安く買い叩かれ可能性が低くなるのだ。
また、リサイクルショップは避けたほうがよい。リサイクルショップには専門の鑑定士がいることが少ないのだ。アルバイトの店員が査定することも多く、正確に価値を評価できないことが多い。そのためリサイクルショップは買取価格が安くなる傾向にある。
以上の理由により、お酒を売却するなら、お酒を専門に扱っている買取業者を選ぶのがおすすめだ。
実績も見ていこう
実績が豊富な業者は安心して買取を任せられる。買取件数や運営歴を見ておこう。実績が多ければデータベースが充実しているので、査定の正確さやスピードが期待できる。
また、実績とともにクチコミも見ておこう。顧客からの率直な意見を見られるので、参考になる。買取価格は高いのか、スタッフの対応はよいのか、顧客目線の情報が得られるのだ。クチコミはヒカカク!でチェックできるので、ぜひ見てほしい。
オークションに精通している
高値買取が期待できるものを売るなら、オークションに精通している業者を選ぶのがおすすめだ。自社でオークションを開催していたり、国内外のオークションに出品していたりする業者は、高額商品の相場を把握している。相場に近い価格で買取してくれるだろう。
業者によっては、売却したものをオークションに代理出品してくれることがある。業者の買取価格に満足できなければ、そういったサービスを利用してみてもよいだろう。
買取方法の種類を確認
買取方法は大きく分けて3種類ある。スピーディに換金できる店舗買取、自宅で査定してもらう出張買取、宅配を使って全国どこでも買取してもらえる宅配買取だ。遠方にある業者なら出張買取か宅配買取を利用することになる。壊れやすいものや貴重なものであれば、出張買取を頼めば安心して査定してもらえるだろう。
ただ、業者によって対応している買取方法が異なる。どの方法に対応しているかをチェックして、自分に合った方法で買取してもらおう。
ヒカカク!で効率よく売却しよう
自分にぴったりな業者を選ぶには、実際に査定してもらうことがおすすめだ。査定は無料でできることが多いので、できる限り多くの業者に査定してもらい、買取価格や対応を比較してほしい。
しかし、複数の業者に査定してもらうのは面倒である。時間もかかってしまうので、なかなか買取まで進められない。そこで、ヒカカク!の活用をおすすめする。
ヒカカク!の一括査定フォームを使うと、一回の入力で複数の業者に査定依頼ができる。待っていれば査定結果が届くので、気になる業者とやりとりをして買取してもらおう。このシステムを使えば、業者比較が一気に楽になる。
また、ヒカカク!のサイト上には役に立つ情報が多数掲載されている。業者のクチコミや買取に関するコラムなどがあるので、ぜひチェックしてみてほしい。
まとめ
中国酒の中には非常にレアなものがある。世界の高額ランキングを見てみると、1992年に落札された漢帝茅台酒が1億円を超える価格で落札され、1位となっている。ほかにも数千万円と高額の中国酒があり、中国酒は可能性があるお酒と考えてもよいと言える。
不要なお酒は売却できる。中国酒に限らず、ウイスキーやワインなども売却できるので、自宅に眠っているものがあれば査定してもらおう。ヒカカク!を使えば効率よく業者選びができるので、ぜひ活用してみてほしい。
【情報ソース】
- 1位:ポリーオークション
- 2位:チャイナガーデン
- 3位:ポリーオークション
- 4位:西陵オークション
- 5位:チャイナガーデン
- 6位:西陵オークション
- 7位:西陵オークション
- 8位:ポリーオークション
- 9位:ポリーオークション
- 10位:西陵オークション