響17年 両面ゴールドラベルの買取相場・査定情報まとめ

ジャパニーズ・ウイスキーは、お歳暮などの贈答品としても選ばれることが多い。しかし、ウイスキーに馴染みのない人にとっては、使い道に困ってそのまま放置しているケースも少なくないようだ。

そんな使い道に困るウイスキーであるが、実は売って現金にかえるという方法がある。近年のジャパニーズ・ウイスキーブームで、銘柄によっては驚くような高額で売却できる場合もあるのだ。

そこで、ブレンデッド・ウイスキーの最高峰ともいわれる響17年 両面ゴールドラベルについて、買取相場や買取方法、査定に役立つ情報などをまとめた。

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響17年に関する基礎情報

ここでは、響ブランドの概要や、響17年 両面ゴールドラベルについて解説する。

響について

響とは、飲料メーカーのサントリーホールディングスが製造販売を手がけているウイスキーブランドのことだ。1989年に、サントリー創業者の次男によって生みだされた。

銘柄

響17年を皮切りに響21年、響30年、響12年といった酒齢があるタイプと響 BLENDER’S CHOICEのように酒齢のないタイプなど、さまざまなが銘柄が販売されている。

近年のジャパニーズ・ウイスキーブームの影響もあり、国内のみならず海外からの需要も急増しており、世界中にその名をとどろかせているのだ。

受賞歴

ブレンデッドウイスキーの特徴ともいえる複雑で繊細な香味は、サントリー伝統のブレンド技術によるものだ。サントリー響は、世界的なコンペティションで数々の賞を受賞している。

ロンドンで開催されているISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）をはじめ、米国最大の国際コンペティションSWSC（サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション）、歴史と権威のあるIWSC（インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション）において金賞を受賞した。

ISC、SWSC、IWSCの受賞結果は、世界中の酒類業界が毎年注目しているものでウイスキー界において響の地位を確固たるものとしたといっても過言ではない。

響17年 両面ゴールドラベルとは

響17年は、響の銘柄の中で最初に発売されたものであり、日本のブレンデッド・ウイスキーの最高峰であるという高い評価を得ている。

響17年の特徴

響17年の特徴は、甘くて華やかな熟成香と、まろやかで深みのあるコクだ。酒齢17年以上の厳選した長期熟成モルト原酒と、数種類のグレーン原酒をブレンドし、時間をかけて後熟させている。

ウイスキー愛好家を中心に高い人気を誇っているが、急増する需要に対して生産が追いつかなくなり、2018年9月から販売休止となってしまった。そのため、響17年の希少価値は、今後ますます高くなっていくものと考えられる。

両面ゴールドラベルは限定品

響17年 両面ゴールドラベルは、ギフト・贈答用に作られた限定品であり、主に進物用として選ばれることが多かった。中身のウイスキーそのものに関しては、通常ラベルの響17年現行品と違いはない。

ただし、内容量は異なっており、通常ラベルの響17年現行品が700mlであるのに対して、響17年 両面ゴールドラベルは750mlとなっている。

響17年を売る方法

響17年を売るとしたら、どのような方法があるのだろうか。ここでは、一般的に多くの人が利用している3つの方法を紹介する。

買取業者を利用する

売却方法としてポピュラーなのは、酒類の売買をおこなっている買取業者を利用することだろう。業者によって買取の方法は多少異なるが、店頭買取・宅配買取・出張買取の3種類が主流となっている。

店頭買取

店頭買取とは、買取業者がかまえる店舗まで品物を持っていき、その場で査定をしてもらう方法だ。実際に査定している様子を確認でき、店舗やスタッフの雰囲気を直に感じられる点がメリットといえる。

また、ほとんどの場合、その場で現金支払いしてもらえるので、取引がスピーディーなのも魅力だ。しかし、自宅の近辺に店舗が存在しない場合は、店頭買取を利用することは難しい。

宅配買取

宅配買取は、近年人気が上昇してきている買取方法で、査定を依頼したい品物を梱包して買取業者に配送する方法だ。居住している地域を問わず利用できる点がメリットである。

査定額が決まったらメールなどで連絡があり、その金額に納得して買取成立となると買取額が銀行の口座などに振り込まれるのが一般的だ。

査定額に納得できない場合はキャンセルできることがほとんどで、査定を依頼した品物はきちんと返送される。ただし、返送料は利用者側が負担するケースもあるため、査定を依頼する前にしっかり確認しておこう。

出張買取

出張買取とは、買取業者のスタッフが自宅や指定場所まで出張して査定をおこなう方法である。査定額に納得した場合は、その場で現金が手に入ることがほとんどなので、急いでいる人にとっては好ましいサービスだろう。

また、査定を依頼したい品物が複数あって自分で運ぶことが難しいときにも便利だ。重たい荷物を運ぶ手間が省けるため、約束した日時にスタッフが到着するのを待っているだけでよい。

ただし、買取業者によっては出張費用が別途発生するケースもあるため、事前に確認することをおすすめする。

ネットオークション

ネットオークションとは、インターネット上でおこなわれるオークション（競売）のことで、ヤフオク!などが代表的だ。出品されている商品を購入したい人が、現在の価格以上の値を指定して入札を試みるシステムとなっている。

ニーズの高い商品であれば、出品者があらかじめ設定していた金額よりも、はるかに高い金額で落札されることも珍しくない。ただし、オークションの知識が皆無という初心者にとっては、少々ハードルが高いともいえる。

フリマアプリ

10代～30代の女性を中心に利用されているのがフリマアプリだ。メルカリやラクマといったフリマアプリを1度は耳にしたことがあるだろう。フリマアプリは、ネットオークションとは異なり、出品者が提示している価格で売買をおこなう。

スマートフォンだけで簡単に利用できる手軽さが好評で、若い世代の間では定番のアプリとなっている。ただし、個人間でやりとりする必要がある点と、売買が成立したら品物を速やかに発送する作業が発生する点は、向き不向きがわかれるところだろう。

響17年 両面ゴールドラベルの買取相場

ここでは、響17年 両面ゴールドラベルの買取相場を紹介する。業者のほか、ネットオークションやフリマアプリの取引相場も調査しているので、実際に売る際の目安にしてほしい。

買取業者の買取相場

響17年自体は、定価12,000円ほどで販売されていたが、2018年9月に販売休止となってから価格は上昇傾向にあるようだ。実際、響17年 両面ゴールドラベルの買取相場を調査したところ、以下の通り、2019年調査時点からさらに高騰していることが分かった。

近年のジャパニーズウイスキーブームも影響しているのだろう。ちなみに、響17年現行品は、両面ゴールドラベルよりも若干安い価格で買取されているようだ。

なお、買取業者によって査定額には差があるが、状態によっても差が出てくるので、あくまでも参考程度に考えておこう。状態の良いものほど、高値で買取されやすいので、売却を検討しているなら保管状態に注意してほしい。

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ネットオークションの落札相場

ネットオークション・ヤフオク!で響17年 両面ゴールドラベルの落札価格を調査して、下記の表にまとめた。2019年2月時点に比べると、2023年4月2日時点の落札相場が高騰していることがわかる。

なお、2023年4月2日時点で響17年 両面ゴールドラベルは、過去180日の間に18件落札され、平均落札価格は67,608円、最高落札価格は86,900円となっていた。

響17年のボトルのみではなく、箱もきちんとついているもののほうが、高い金額で落札される傾向にある。もちろん、ラベルがはがれていないなどの状態の良さも落札価格には反映されるのだ。

フリマアプリの取引相場

フリマアプリ・メルカリにおける響17年 両面ゴールドラベルの取引価格を調査し、相場をまとめてみた。こちらも、ヤフオク!同様に高騰していることが見て取れる。

調査結果を見ると、響17年 両面ゴールドラベルに関しては、ヤフオク!よりメルカリの方が高額で取引される傾向が見られる。また、取引価格については、どちらも業者に売却するより高額で取引されているケースが多かった。

ウイスキー売却におすすめの買取業者

響17年 両面ゴールドラベルの売却方法は多岐に渡るが、買取業者を利用するなら、どこがいいだろうか。そこで、ウイスキーの売却におすすめの買取業者を紹介していく。

響17年 両面ゴールドラベルのほか、ほかのボトルの買取価格や買取実績を記載している業者もあるので、参考にしてほしい。なお、紹介している買取価格は2023年4月2日に調査したもので、時期や状態により変動することもある。

錦糸町のファイブニーズ

ファイブニーズは、お酒買取に特化した専門店だ。買取対象は、響をはじめとするウイスキーやブランデー、ワイン、焼酎、日本酒、マオタイ酒まで幅広いジャンルに及んでいる。

査定はお酒買取の専門家がおこなうため、安心だ。響のようなメジャーなお酒はもちろんのこと、価値がわからない古いお酒や希少なお酒でも適正に査定している。

また、中間業者を介さず販売することで中間マージンを削減するなど、徹底したコストカットによる高額買取も魅力だ。

買取は店頭、宅配、出張で対応。査定料や送料、出張料、キャンセル料は無料だが、買取キャンセル時の返送料は依頼者負担となるので、注意しよう。

買取価格

札幌の大黒屋

大黒屋は、幅広いジャンルの買取をおこなう業者だ。ブランド品や時計、貴金属、ジュエリー、家電、スマートフォン、お酒などを買取対象としていて、年間買取点数150万件以上を誇っている。

査定は、お酒専門の査定員がスピーディに対応。価値を適切に見抜いているため、高額買取が可能だ。また、大黒屋では人気銘柄の買取を強化していることが多いので、タイミング次第ではさらに高く売ることもできるだろう。

買取は店頭、宅配、出張の3つの方法から選択可能。買取にかかる費用は無料なので、気軽に依頼してみてはいかがだろうか。

買取価格

心斎橋のジョイラボ

ジョイラボは、さまざまなお酒の買取をおこなう専門業者だ。ワイン、シャンパン、ウイスキー、ブランデー、日本酒、焼酎など世界各国のお酒を買取している。

ジョイラボは東証プライム上場企業が運営しているため、万全の管理体制と適正価格での買取が魅力。初めて依頼する人でも、安心して利用できる体制が整っている業者だ。

また、市場価格をウオッチすることで、競合他社に比べても高い価格で買取している。なお、買取は店頭、宅配、出張の3種類から依頼可能。どの買取方法を選んでも、費用は無料だ。

買取価格

名古屋のリカーオフ

リカーオフは大手買取業者ハードオフのグループ業者で、お酒やお酒関連品を専門に買取している。ウイスキーやワイン、日本酒などのお酒のほか、バカラのグラスなど、酒器類の買取もおこなっているのが特徴だ。

依頼されたお酒は専門家が丁寧に査定をおこなっており、人気の銘柄は買取価格アップが期待できる。また、お酒は未開封、賞味期限内であれば、缶ビール1本からでも歓迎。ラベルに汚れや、はがれなどがあっても買取可能なので、気軽に依頼できるだろう。

買取方法は店頭、宅配、出張の3種類がある。査定料、送料、出張料は無料だ。買取価格は公表されていないので、気になったらリカーオフまで査定を依頼してみてほしい。

福岡にあるお酒買取の福ちゃん

着物などの買取で有名な福ちゃんは、実はお酒の買取も積極的におこなっている業者だ。ブランデー、ワイン、ウィスキー、シャンパンなどを買取対象としていて、響17年の買取実績も確認できる。

査定はお酒買取の経験豊富な査定士がしっかりおこなうため、どのような銘柄でも適正な価格での買取が可能。また、買取品を独自のルートを通して販売することでコストを削減できるため、その分高額での買取を実現している。

買取方法は店頭、宅配、出張に対応。査定料や送料、出張料は無料で利用可能だ。買取価格は公表されていないが買取実績は確認できるので、まずは査定を依頼してみよう。

横浜の大吉

大吉は金などの貴金属を中心にブランド品や切手、古銭、スマートフォン、お酒の買取をおこなう業者だ。ウイスキーに関しては、ジャパニーズをはじめ世界各国の銘柄を買取対象としている。

査定は大吉独自のノウハウを用いることで、正確な査定価格の提示が可能。また、どんな状態のウイスキーでも歓迎しているので、古い物や汚れ、傷があるような状態が悪いものでも、諦めずに大吉に相談してみよう。

買取方法は店頭と出張が利用可能。買取にかかる費用は、買取が不成立に終わっても無料なので安心だ。なお、買取価格は公表されていないが、響の買取には対応しているので、飲む予定がないなら相談してみよう。

少しでも高く売るためのポイント

響17年 両面ゴールドラベルであれば、すべてが高く査定されるとはかぎらない。ここでは、響17年を売るときに、買取業者に少しでも高く買い取ってもらうためのポイントを紹介していく。

1本だけではなく複数まとめて売る

響17年 両面ゴールドラベルを1本だけ売ることは、もちろん可能だ。しかし、買取業者によっては、複数本まとめて売ったほうが買取価格がアップするケースも少なくない。1度に査定する商品数が多ければ多いほど、買取業者にとっては作業効率が高く、コスト削減につながるからだ。

コスト削減できた分を査定額の合計金額に上乗せして還元してくれるというわけである。複数まとめて売ることは、買取業者にとっても売る側にとっても双方にメリットがあるのだ。

箱などの付属品を一緒につける

響17年 両面ゴールドラベルのボトル単体よりも、ギフトボックスに入っているもののほうが査定額は高くなる。贈答品としてもらって箱もついていたのであれば、その箱は捨てずに響17年と一緒に保管しておくことが望ましい。

また、高級感が漂うゴールドラベルではあるが、ラベルに汚れや傷がついていると減額される可能性が高い。未開封の品で中身のウイスキー自体にはまったく問題がないとしても、見た目の印象があまりよくないものは査定額に影響を与えてしまうので注意が必要だ。

買取業者を比較する

前述した買取相場からも明らかなように、買取業者によって査定額は異なる。まったく同じ響17年 両面ゴールドラベルであっても、10,000円と査定する業者もあれば、20,000円とする業者もあるだろう。

1社の査定結果だけで決めてしまうと、比較対象がないため損をしているのか得をしているのか判断しにくい。そのため、少しでも高く売りたいのであれば、最低でも3社以上の買取業者に査定を依頼して、1番高い金額をつけた業者に売るのが得策だ。

そこでおすすめなのが、買取価格比較サイトのヒカカク！である。ヒカカク！の一括査定サービスなら、一度の依頼で最大20社から査定結果を受け取ることが可能。無料で利用できるので、ぜひ活用してほしい。

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まとめ

ここまで、響17年 両面ゴールドラベルの買取相場・査定情報について紹介した。買取相場は需要や流行など、そのときの状況に応じて変動する。響17年は、販売休止となったプレミアムウイスキーであることから、その希少価値は今後ますます高くなっていくものと予想される。

新たに製造できない逸品なので、現在流通しているものは減る一方であり、さらに入手困難な状況になっていくのではないだろうか。したがって、希少価値が高まったタイミングを見計らって売れば、より高い査定額がつきやすいといえるだろう。

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以下のコラムでは別の響17年における買取相場などをまとめているので、こちらも参照してほしい。

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