まとめ
山形県の高木酒造が生み出す「十四代」は、単なる高級酒ではなく、入手困難なことから「幻の酒」と呼ばれる存在です。この記事では、「十四代」の希少性や価格高騰の理由について紹介しています。また、ヒカカク!の査定実績から、「十四代」の買取相場もまとめています。

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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
幻の日本酒「十四代」とは?
日本酒の中でもマニアを唸らせる特別な銘柄が存在します。その一つが山形県の高木酒造で作られている「十四代」です。「プレミア日本酒」として知られ、希少性が高く、買取市場において定価よりも高く取引されるケースもあります。

「十四代」はなぜ高い?
「十四代」の価格が高騰しやすい理由について、詳しくみていきましょう。
生産量が少ない
高木酒造では、機械に頼らず、一つ一つの工程を職人の手作業で丁寧におこなう伝統的な製法を大切にしています。職人の手により丁寧に作られているため、製造できる本数に限りがあります。「十四代」は国内外で人気が高く、需要が供給を上回った結果、価格高騰につながっています。
販売ルートが限定されている
高木酒造は公式サイトを持っておらず、一般客に販売をしていません。そのため、酒蔵から直接購入するということができません。「十四代」を購入するには、高木酒造が卸している”特約店”を探して購入する必要があります。
特約店は酒蔵から公式に発表されていないため、クチコミやネット検索、SNSなどで探し出す必要があります。特約店でも予約販売や抽選販売となるケースが多く、特約店を見つけても必ず購入できるというわけではありません。
購入方法が限定的な点も「十四代」のプレミア価格がついている要因となっています。
圧倒的な「ブランド力」
高木酒造は創業1615年、実に400年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵です。もともとは「朝日鷹」という地酒を製造し、地元で愛されてきましたが、その伝統と技術を基盤に「十四代」が生み出されました。
「十四代」のクオリティは非常に評価が高く、酒類総合研究所が主催する全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞しています。このような受賞歴は、十四代の全国的な知名度を飛躍的に向上させました。
ヒカカク!の買取実績
そんな希少性の高い「十四代」ですが、買取業者に売ると、どのくらいの金額がつくのでしょうか。当サイト・ヒカカク!での査定実績を紹介します。
ヒカカク!の買取実績(新品未開封の買取実績)※2025/7/31更新
銘柄 | 直近1年間の買取価格レンジ(円) | 直近1年間の平均額(円) | 過去の最高金額(円) |
---|---|---|---|
十四代 龍泉 純米大吟醸 | 100000〜270000 | 221916 | 375000 |
十四代 龍月 純米大吟醸 | 55000〜115000 | 81200 | 123000 |
十四代 純米大吟醸 白雲去来 | 70000〜100000 | 90000 | 262000 |
十四代 龍の落とし子 純米大吟醸 | 35000〜43000 | 38000 | 43000 |
十四代 極上諸白 純米大吟醸 | 22000〜28100 | 38366 | 50100 |
十四代 特別本醸造 本丸 秘伝玉返し | 30000〜35000 | 32000 | 35000 |
十四代 純米吟醸 中取り | 20000〜37000 | 26750 | 37000 |
十四代 純米大吟醸 七垂二十貫愛山 | 45000〜50000 | 47250 | 262000 |
十四代 純米大吟醸 超特撰 | 査定実績なし | 査定実績なし | 20000 |
十四代 純米大吟醸 酒未来 | 36000〜37000 | 36500 | 43000 |

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。箱など付属品の有無で、査定金額が異なる可能性があります。
最も高値が付く「十四代 龍泉 純米大吟醸」で、300,000円近くの金額で取引されています。「十四代 純米大吟醸 超特撰」のように直近で取引実績がないものの、記載の金額より高値で取引される可能性があります。


ヒカカク!の一括査定で日本酒を高く売ろう
「十四代」の買取相場をみてきましたが、同じ商品でも業者によって買取価格は異なります。そのため、少しでも高く売りたいのであれば、できるだけ多くの業者で価格比較することが大切です。
ヒカカク!の一括査定では、フォームに商品の情報を入力することで、最大20社の買取業者から査定結果をもらうことができます。高値を付けてくれる業者を簡単に見つけることができるため、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
