多くの企業がメイン商材として販売している「タブレット端末」。今では電子書籍として利用できるシンプルなモデルから、ビジネスシーンでの利用もできるハイスペックな端末まで、様々なモデルが発売されている。
これらタブレット端末には、それぞれ型番やモデル名がある。購入時や修理依頼をする際に必要となる番号なので、調べ方について理解しておこう。

CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
タブレットの型番・モデル名とは
まずは、タブレットの型番やモデル名というのがどのような物なのかについて説明していこう。
モデル名(端末名)とは
モデル名は、いわゆる機種名や端末名のことを指す。各社が販売しているタブレットのブランド名のことで、「iPad mini」や「ASUS ZenPad 10」といった名前のことである。
型番(モデル番号)とは
型番(モデル番号)は、そのタブレットを表す英数字のこと。同じ端末であれば同じ番号が表示される。インターネットなどでスペックの情報を収集する際や、中古の端末を購入する場合などには、型番を使うといいだろう。
その他の番号について
また、これ以外にもタブレットには様々な数字が割り振られている。メーカーやブランドによって表記方法や桁数は異なるが、「シリアルナンバー」と「IMEIナンバー」は全てのタブレットにある番号だろう。
シリアルナンバー
シリアルナンバーは、ブランド・メーカーごとに桁数や表示方法が異なるものの、全ての端末が持っている“マイナンバー”のようなものだ。メーカーサポートに端末の修理を依頼する際などには確実に提示する必要がある番号だということを覚えておこう。
IMEIナンバー
「IMEI(International Mobile Equipment Identity)」は、全ての携帯電話(スマートフォン・タブレットも含む)に与えられる識別番号。この番号に関しては、メーカー・ブランド関係なく統一した表記になっている。
主要タブレットの型番確認方法
以下では、日本で販売されている主要タブレットの型番確認方法をそれぞれ紹介していく。ご自身の持っているタブレットに該当する部分を見てみるといいだろう。
Kindle
Amazonが発売するKindleは、タブレット端末の中でも比較的安値で購入できることもあり、電子書籍用として人気のシリーズだ。
Kindleの型番は、本体裏側の下に「MODEL NO.」と書かれた部分を確認すれば簡単に把握することができる。この番号をネット上で検索することで、自分のKindleが「第何世代」なのかを調べることができる。Kindleは世代によって大きくスペックが異なるので、中古なので購入する際は注意して欲しい。
ASUS
ASUSが販売するタブレットでは、設定アプリを開くことで型番が確認できる。クイック設定のメニューから「設定」、「端末情報」と押していき、「モデル番号」と書かれている部分が型番になるので、確認してみよう。
SONY(Xperia)
SONYが販売するタブレットシリーズ「Xperia」は、スマートフォンシリーズと共に国内ユーザーにから支持を集めている。Xperiaシリーズのタブレットは、型番が本体に記入されているものがほとんどだ。多くのシリーズでは側面に記載があるようなので、確認してみて欲しい。
また、アプリからも確認することができる。ホーム画面にあるアプリから、「設定」をタップ、その後タブレット情報をタップして現れる「モデル番号」という英数字が型番になる。
Lenovo
Lenovoが販売する「ThinkPad」「ideaPad」の型番は、SDメモリーカードスロットとSIMカードスロットのカバーを開けたところにあるバーコードの部分や、本体背面のシールに書いてある。
Nexus
Nexusの型番(モデル番号)を調べる際は、アプリケーション一覧の「設定」をタップして画面を下までスクロールさせると、「タブレット情報」という部分があるのでタップしよう。OSのバージョンや、IDなどが表示されている中にある「モデル番号」という部分が型番になる。
東芝
東芝が販売するタブレットの型番は、端末の背面や側面に直接記入してあることが多い。もし、どこにも見当たらない場合は、インターフェイスカバー(SDカードなどを差し込む部分のカバー)の裏側に書いてあるはずだ。「PA」から始まる、11字の英数字が型番なので、確認してみよう。
HUAWEI
低価格ながら、高品質な商品を販売している「HUAWEI」。HUAWEIのタブレットの型番を調べるには、設定ページの「SYSTEM」内にある「About Phone」という部分をタップしよう。「Model number」と書かれた欄に表示されているのが、型番になる。
また、製品を購入する際の箱についているラベルなどにも型番が書かれているので、確認してみるといいだろう。
NEC
NECが販売するタブレットの型番は、端末本体の背面に張ってあるシールで確認することができる。シリアルナンバーなども、同じ部分に書いてあるのでシールを剥がさないように注意しよう。
全てに共通する確認方法
どのようなタブレットであっても、製品に付いてきた保証書や説明書には必ずタブレットの型番が記入してあるはずだ。上記のブランド(メーカー)以外のタブレットであってもそれは変わらないはずなので、確認してみてほしい。
Appleが発売するタブレット「iPad」について
たくさんのタブレットが販売されているが、アップル社が販売する「iPad」に関しては他社のタブレットと異なる部分が多い。
モデル名
iPadの「モデル名」は、どの時期に販売した商品なのかをアバウトに表す番号。そのため、色・容量・通信方式といった細かい部分に関しては判別できない仕様となっている。
型番
型番は、iPadの色・容量・通信方式に加えて販売された地域までも判別できる番号だ。ネット上で購入する際などは、この型番を確認した上でモデルを判断するといいだろう。
シリアルナンバー
また、個別に振り分けられるシリアルナンバーも存在する。これは、端末ごとにすべて異なるものなので、個人情報と同じように慎重に扱う必要があるといえるだろう。主に、Apple公式ショップへの修理依頼時や保険加入の際に提示を求められる。
各種ナンバーの調べ方
iPadの各種ナンバーの調べ方は、以下の通りとなっている。
モデル名
端末の背面カバー下部に小さく記入がある(A1779など)
型番・シリアルナンバー
設定アプリを開き「一般」を選択、「情報」の欄ブロックに書いてある基本情報のうち、「モデル」と表記されている部分が「型番」、「シリアル番号」と書かれている部分が「シリアルナンバー」となるので、確認しておこう。

まとめ
上記のように、タブレットには様々な番号が振り分けられている。「iPad」シリーズのように特殊なものもあるが、基本的には型番を検索することでどのようなスペックのタブレットなのかを知ることができる。
また、シリアルナンバーなどの個体番号は、メーカーサポートを受ける際や修理依頼の時に必ず必要となってくるので、確認しておくといいだろう。必要な時に必要な番号を提示できるよう、「自分のタブレットのどの部分に番号が書いてあるのか」を把握しておくといいだろう。



