現在トレカは子供たちが遊ぶカードゲームだけではなく、大人がカードコレクターとして楽しむ娯楽にもなりつつある。昔は子供たちが友達と対戦したりカードを交換し合って楽しんでいたものだが、近年はトレカの1枚1枚にプレミア価値がついていることも珍しくはない。トレカは大人が集めるコレクションのひとつになっているのだ。
そうした中で、2020年3月に遊戯王カード通販サイトとして「Clove」が誕生した。Cloveは遊戯王カードに特化したECサイトとして注目されており、主にレアカード扱うショップとして人気が高い。当コラムではCloveの評判や使い方などについて詳しくまとめていく。
引用:magi
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
不動の人気を誇る遊戯王カード
遊戯王カードは、出回っているトレカの中でもトップクラスの人気を誇るカードだ。日本でのトレカの火付け役はポケモンカードだといわれているが、遊戯王カードは1998年にバンダイから発売されてから長い間子供を中心に圧倒的な人気を獲得し続けているトレカである。
2009年には「世界でもっとも販売枚数が多いトレーディングカードゲーム」としてギネス・ワールド・レコードに認定されており、さらに2014年にも「2014年もっとも売れているカードゲーム」としてギネスブックにも認定されているほどの人気だ。
全世界での売り上げは2011年に新しく記録を更新し、累計250億枚以上という途方もない枚数になっている。現在、日本でのトレカ市場は1000億円以上といわれている。
トレカブームの背景には大人のユーザーの増加が大きく関係しており、昔と比べて大人がトレカをコレクションとして収集していることが影響している。遊戯王カードにおいても、入手困難なレアカードは1枚数百万で売買されることもあり、こうしたレアカード目当ての大人ユーザーも少なくない。
遊戯王カードの通販サイト「Clove」
遊戯王カードは全世界でも圧倒的な人気を持ち、大人がレアカードを収集していると述べた。しかし、レアカードの価値が高まると往々にしてニセモノが出回るのが常。
そうしたニセモノのカード対策として登場したのが、遊戯王カードの通販サイト「Clove」である。
Cloveは、2019年5月にTrustHubがつくったサイトであり、2020年3月にベータ版が公開された。遊戯王カードの中でも、レアカードに特化したサイトとして注目されており、誰でも簡単に利用できることからユーザーからも人気が高くなっている。
Cloveの評判は?
Cloveの大きな特徴は、本物のカードとニセモノのカードを見分ける「真贋鑑定」である。本物のレアカードを集めている人が安心して購入できるシステムが大きな魅力だ。
実際、遊戯王カードはフリマアプリでもオークションでもたくさん出品されているが、中にはコピー品やニセモノが多く紛れ込んでいる。こうしたカードは写真だけでは判断しづらく、本物と思い込んで購入してしまうユーザーが後を絶たない。
だが、Cloveは徹底した真贋鑑定をおこなっており、これまでの精度は100%。レアカードを直接コレクターから買取しているため、どこよりも本物のレアカード販売にこだわりを持っているサイトとしてコレクターから人気がある。
評判としても今のところ上々であり、今後はAIによる真贋鑑定の自動化なども視野にいれている。そうすればさらに多くのレアカードを鑑定できるようになり、Cloveは遊戯王カードのレアカード専門のショップとして注目を集めていくだろう。
Cloveの使い方
Cloveの使い方はいたって簡単で、サイトからログインするだけで誰でも簡単に利用できる。検索にはタグがいくつかついており、初期やシークレット、未開封など特定の条件で検索して欲しいカードを見つけることができる。
購入したい場合は、そのまま購入ボタンを押すだけでOKだ。実際にサイトを見てもわかるように、1枚数十万円するレアカードがゴロゴロしており、すでに大量のカードが売り切れている。ここからも遊戯王カードの人気とコレクターの本気度が伝わってくるだろう。
Cloveでの遊戯王カード買取価格表
Cloveは遊戯王カードの販売サイトとして知られているが、なにも販売だけをおこなっているわけではない。価値の高いレアカードや入手しにくいカードを直接コレクターから買い集めたり買取をおこなっていたりする。だからこそ、Cloveには本物のレアカードが多数出品されているのだ。
遊戯王カードの中には1枚数百万円するカードがあり、さらには数千万円するカードも存在する。そうしたレアカードはしかるべき場所で売ることができれば、かなりの高額買取が期待できるだろう。もちろん、Cloveはそのひとつである。
以下では、Cloveでの遊戯王カードの買取価格を紹介していく。レアカードを所有している人はぜひチェックしてみてほしい。
高額プロモ品
まずは高額プロモーションカードの買取価格を見ていこう。プロモーションカードは入手が困難なため、買取価格も非常に高くなっている。
- ・エビルナイト・ドラゴン(ウルトラレア):4,000,000円
- ・ブラック・マジシャン・ガール(シークレットレア):2,400,000円
- ・青眼の白龍(純金製):1,700,000円
- ・女剣士カナン(ウルトラシークレットレア):2,000,000円
- ・エルフの剣士(ウルトラシークレットレア):1,000,000円
初期系
続いて初期の遊戯王カードの買取価格だ。初期は今では販売されていないので、こちらもプロモ品には及ばないものの、高額での買取がおこなわれている。
- ・究極竜騎士(GB7ウルトラレア):180,000円
- ・青眼の白龍(初期ウルトラ):80,000円
- ・トライホーン・ドラゴン(ウルトラレア):80,000円
- ・真紅眼の黒竜(初期ウルトラ):50,000円
- ・ブラック・マジシャン(初期ウルトラ):28,000円
アルティメット
続いてはアルティメットカードの買取価格だ。アルティメットはレア度として高い部類に属するカードであるため、通常のカードよりも高い価格で買取されている。
- ・青眼の白龍(青艶):200,000円
- ・真紅眼の黒竜:85,000円
- ・暗黒騎士ガイア:30,000円
- ・ブラック・マジシャン:24,000円
- ・カオス・ソルジャー:18,000円
ホログラフィック
次はホログラフィックカードの買取価格だ。こちらも比較的珍しいカードであるため、アルティメットカードよりは劣るが、そこそこ高価買取がおこなわれている。
- ・青眼の白龍(TRC):25,000円
- ・真紅眼の黒竜:18,000円
- ・青眼の究極竜:8,000円
- ・ブラック・マジシャン・ガール:8,000円
- ・スターダスト・ドラゴン:8,000円
20thシークレット
さて、次は20thのシークレットカードの買取価格だ。遊戯王の20周年を記念して販売されたカードであり、現在では中々のプレミア価値がついているカードが多い。
- ・万物創世龍(10000シークレット):130,000円
- ・ブラック・マジシャン・ガール:750,000円
- ・灰流うらら:450,000円
- ・蒼翠の風霊使いウィン:38,000円
- ・ヴァレルソード・ドラゴン:17,000円
未開封ボックス
最後は未開封ボックスの買取価格だ。未開封ボックスは単体のカードよりも高い価格で買取されており、開封せずに保管してあるボックスがある人は高く買取してもらうことが可能である。
- ・vol.1:240,000円
- ・vol.2:220,000円
- ・vol.3:250,000円
- ・vol.4:50,000円
- ・vol.5:220,000円
- ・vol.6:70,000円
- ・vol.7:140.000円
- ・SpellofMask-仮面の呪縛-:200,000円
- ・青眼の白龍伝説-LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON-:150,000円
Cloveでは遊戯王カードの中でも入手困難なカードは高額で買取されている。もちろん、ここで取り上げていないカードの多くも高価買取が可能だ。また、ここで記載している買取価格は2020年6月現在のものであるため、今後買取価格は変動する可能性がある。
もっと高値がついたり、逆に価値が落ちる可能性も否めない。遊戯王カードはただのカードであるため、どんなに厳重に保管していても何かがきっかけで劣化してしまうケースも少なくない。レアカードをコレクションしている人は取扱いに十分気をつけているだろうが、今後も使う予定がなく、必要ないと思ったときには速やかに買取に出すようにしよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
遊戯王カードを高く売るコツ
遊戯王カードはレア度によって高く売れるカードが多い。入手困難なレアカードであれば、上で見てきたとおり、1枚数十万円~数百万円で売れることも珍しくはない。だが、高く売るためにはいくつかコツが存在し、ただ買取に出すだけで高く売れるわけではない。
以下では、遊戯王カードを高く売るコツについて紹介していく。たとえレアカードであっても、場合によっては期待はずれの価格での買取になってしまうことは十分にありえる。遊戯王カードを高く売りたいと思っている人は要チェックだ。
価値があるときに買取に出す
遊戯王カードは相場が変わりやすいトレカだ。入手困難なレアカードがいきなり0円になったりはしないだろうが、中には価値が落ちるカードも存在する。もちろん、逆に価格が跳ね上がる可能性もあるが、高く売りたいのであれば価値があるときに買取に出してしまうのが一番だ。
おそらく、今後も価値が出てくるカードが多数あるだろう。そのため、常に価値を把握しておき、もっとも高く売れそうなときに合わせて買取に出すようにしよう。
傷やスレがつかないように保管しておく
遊戯王カードはトレカである以上、保管の方法が悪ければカード全体の状態も悪くなってしまう。たとえば、傷やスレなどがある場合では、新品のカードと比べて買取価格は低くなってしまう。カードの状態はコレクターにとって重要であり、買取する側も細かく見ている部分である。
トレカの保管としては、入手したときにすぐプロテクターなどでガードしておくことが大事だ。ほかにも、温度や湿度といった細かい点まで挙げればキリがないが、最低限カードには傷やスレ、汚れがつかないように厳重に保管しておくようにしよう。
相場を把握しておく
遊戯王カードを売るときは、ある程度の相場価格を把握しておこう。というのも、遊戯王カードの買取をおこなっている業者はたくさんあるが、その買取価格には大きな差がある。
業者によっては、レアカードであっても期待はずれの額となるケースも少なくない。あらかじめ相場を把握しておくことで業者の良し悪しを判断でき、レアカードの価値を的確に判断してくれる業者に出せるようになるだろう。
トレカ専用フリマアプリ「magi」
最後にトレカ専用フリマアプリである「magi」にも触れておきたい。magiはメルカリのトレカ版として人気を獲得しているサービスだ。現在30万ダウンロードを突破しており、月間の出品数も10万件を突破している。
トレカの売買に特化したフリマアプリとして今もっとも勢いがあるサービスだ。こちらもClove同様にカードの真贋鑑定にこだわりを持っており、「あんしん取引」のサービスでカードショップと提携し、本物とニセモノをしっかりと見極めてくれる。
サービスの利用者もmagiの信頼性に魅力を感じ、安心してトレカの売買をおこなっている。取扱いしているトレカは遊戯王カードだけに限らず、ポケモンカードやバトルスピリッツ、マジック・ザ・ギャザリングといった主要のトレカはほぼすべてカバーしているのも魅力だ。
利用方法もアプリをダウンロードするだけで簡単に利用できる。今後さらにユーザー数の増加が期待できるサービスとして注目だ。
まとめ
当コラムでは遊戯王カード通販サイトであるCloveの評判や使い方、実際の買取価格についてまとめてきた。Cloveはまだ誕生したばかりのサイトであり、今後さらなる改良や利便性の向上が期待できる。
遊戯王カードはすでに20年以上トレカのトップに君臨しているカードゲームであり、それは今後もしばらく続いていくだろう。だが、レアカードが出回るようになれば当然ニセモノも多く出回ることになる。よく知らないサイトで安易に購入すると痛い目にあることも今後は増えるだろう。
だからこそ、Cloveやmagiのような信頼性のあるサービスが今後のトレカ業界には必要だといえる。遊戯王カードのレアカードを探している人は、ぜひ1度Cloveやmagiを使ってみてはいかがだろうか。


