1940年代~1960年代に製造されたヴィンテージリーバイスは、ジーンズの歴史を語る上で欠かせない立派なコレクターズアイテムだ。付加価値と希少性の高いヴィンテージリーバイスは、正しい査定基準で古着の価値判断ができる専門店に持ち込むことで、高額査定に繋げられる。コンディションの良いヴィンテージリーバイスの中には、500,000円近い査定が付くものも存在するため、衣料品としては珍しく確実に高く売れるカテゴリと位置付けて良いだろう。
今回は、さまざまなショップで買取価格が公開されているヴィンテージリーバイスについて、品目ごとの相場や、査定基準に沿った売却のコツなどを徹底解説していきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ヴィンテージリーバイスの買取相場
まずは、各ショップで公開する買取実績からヴィンテージリーバイスの人気シリーズにおける買取相場を確認していこう。
LEVI'S 501XX
ヴィンテージリーバイスを代表する501XXは、最も多くの買取実績の存在する人気シリーズだ。501XXについては多くの古着店やコレクターが見分け方などのブログを書いているため、他のシリーズと比べて収集や売却に向けた価値判断がしやすい存在だと言えるだろう。
具体的な買取相場については、比較的人気の高い大戦モデルについては多少の使用感のあっても300,000円以上の査定がつく。これに対して50年代に発売されたデッドストックについては、新品・美品という付加価値によって450,000円近い高額査定も期待できそうだ。

LEVI'S 501ZXX
501ZXXは、ボタンフライからジッパーへの移行期を語る上で欠かせないシリーズだ。「実用性のないもの」という判断によって一時的に姿を消した501ZXXは、ヴィンテージリーバイスの中でも大変希少性の高い存在になっている。
また現在のスタンダードになりつつあるジッパーデニムは、穿きやすさといった意味でも収集家から人気があるため、コンディションの良いものであれば下取り価格であっても200,000円以上が期待できると考えて良いだろう。
LEVI'S 506XX
現在でも人気の高いジージャンの506XXは、1937年に発売された商品だ。ヴィンテージジャケットの王様的となる506XXは、別名「ファースト」と呼ばれている。2ndと比べて遥かに現存数の少ない1stには、コンディションの良いものであれば65,000円もの高額査定がつく。
また2ndの507XXジャケットについても、ヴィンテージ品的価値のあるジージャンとなるため、質の高いものであれば30,000円近い高額査定が狙えると考えて良いだろう。
LEVI'S 60’S 3rd BIG E スエードジャケット
リーバイスでは、真冬に活躍しそうなスエードジャケットも作っている。1960年代に作られたジャケットは、ヴィンテージリーバイスに分類されることで6,000円ほどの査定がつく。
またデッドストックなどの新品・美品の場合は、10,000円を超える高額査定も狙えるアイテムのため、質の良い物を所有しているなら経年劣化の起こらないうちに手放すと良いだろう。
ヴィンテージリーバイスを高額査定に繋げるために
ヴィンテージリーバイスを高値で売るためには、各ショップの査定基準に沿った方法で売却手続きや準備を進める必要がある。またこうした査定基準を知っていると、ショップの鑑定士・査定士とのコミュニケーションも図りやすくなるため、価格交渉をスムーズに進めるためにもこれから紹介するポイントを心掛けるようにして欲しい。
年式
この市場で高く買取られるヴィンテージリーバイスは、1940~1950年代が中心となる。1950年代以降の古いリーバイスであっても、ヴィンテージ品としての価値はある。最も人気の高い1940年代から離れてしまうことで、少しずつ査定が下がってしまうと捉えた方が良いだろう。こういった意味でも古いリーバイス製品を購入する際には、必ず「どの年代に作られたものか?」というポイントを入念に確認するようにして欲しい。
色落ち・コンディション
コンディションや色落ちに関する査定基準は、一般ユーザにとってチェックの難しい部分となる。多くのコレクターが買い求めたいと思えるほどの美しい色落ちのヴィンテージリーバイスは、確実に高く売れると捉えて良い。
しかしこの市場では、一度も着用されていないデッドストックも大歓迎される特徴があるため、一般商品と同じように「大事に扱うこと」や「きれいに穿くこと」も高額査定に欠かせない心掛けだと言えるだろう。
丈の長さ・サイズ
コレクターへの再販売を目的に買取されるヴィンテージリーバイスは、「需要の高いサイズか?」といったポイントも大変重要な査定基準となる。身長の低いユーザがジーンズを大幅にカットしてしまうと、どんなに価値のある年代の商品であっても減額対象になると捉えて良いだろう。
またサイズについても標準的なものが最も価値ある存在となるため、自分の体型に合うリーバイス製品のコレクションをするなら、メタボリックシンドロームなどからも脱却するのが理想と言えそうだ。
レシートや証明書の存在
有名なヴィンテージ古着の専門店で買い物をした場合は、店舗から発行された証明書やレシートを添付すると良い。この市場で有名なショップで販売されているヴィンテージ品は、信頼性の高さといった意味でもプラス査定に繋がる要素が大きいと考えられる。また証明書やレシートがあれば、売却先の査定士とのコミュニケーションが円滑になるため、購入時のエピソードなどを含めて話をしてみると良いだろう。
501シリーズに関する知識を習得しよう
ヴィンテージリーバイスの売買を効率的に行なうコレクター達は、それぞれの年代を語る上で欠かせないパッチやアーキュエイトステッチ、タブ、リベット、ベルトループなどの知識に詳しい傾向がある。こういった知識を頭に入れておくと、ヴィンテージリーバイス購入時の失敗がなくなる。
また査定士との情報交換を通して自分の所有物をより良い形で手放しやすくなるため、本格的にヴィンテージリーバイスの収集をするなら絶対に知っておくべき内容であると言えるだろう。
ヴィンテージリーバイスのおすすめ買取店 まとめ
最後に、ヴィンテージリーバイスの買取に積極的なおすすめ専門店を、6つ紹介しておこう。
ACORN
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ACORNは大阪にあるヴィンテージ古着の買取専門ショップだ。こちらはヴィンテージデニムの買取に力を入れており、買取保証も付いているので高価買取が狙えるだろう。さらにベテランの鑑定士が在籍しているので、デニムの価値をしっかり査定してくれるのは嬉しいポイントだ。
こちらの買取方法は店頭と宅配の2通り。店頭買取は、その場で査定しその場で現金化となるので、すぐに売却をしてお金に換えたい方には大変便利なサービスだ。買取実績としても大変希少な「リーバイス501XX 大戦モデル」や「1922モデル」「1937モデル」などのレアヴィンテージ品がたくさん公開されているため、高額ヴィンテージ買取の信頼と実績も全国随一だ。
ブランド買取専門店 LIFE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド買取専門店のLIFEは、ヴィンテージリーバイスの買取で業界ナンバーワンを目指すショップだ。各種手数料が完全無料のLIFEには、年間20,000人もの利用者がいる。LINE査定や電話査定を利用すれば、迅速な返答も得られるため、急な入用によってヴィンテージリーバイスの現金化に迫られている人にも満足のショップになることだろう。
2016年12月現在3点同時買取で3,000円アップ、5点同時で5,000円アップ、10点同時で12,000円の買取プラスアップキャンペーンも実施中のため、他のヴィンテージ古着と一緒に査定依頼にかけてみても良さそうだ。
エコスタイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコスタイルは、リーバイス専用買取ページを設ける専門店だ。サイト内で公開されている買取相場例の中には、501zxxや507XXといった人気シリーズがたくさん並んでいる。またこのショップの買取価格は他社と比べて7,000円~8,000円ほど高い特徴があるため、自慢のヴィンテージリーバイスに少しでも高値を付けたい皆さんにも満足の取引に繋がりやすいショップと言えるだろう。
JUNK-VINTAGE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アメカジ専門店JUNK-VINTAGEにも、古いリーバイスの買取ページが用意されている。このショップでは、リーバイス製のレザージャケットやシャツ、パンツ、コラボ品、限定品なども大歓迎しているようだ。宅配査定については査定をしない段階での発送を行なうこともできるため、高価買取よりも対応の早さでショップ選びをする皆さんにもより良いサービスの得られる業者になることだろう。また買取相場の調査や相見積もりを考えている人には、メールや電話を使った問合せも大変おすすめだ。
古着屋TWO FACE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古着屋TWO FACEのサイト内では、リーバイス古着の買取価格が非常にたくさん公開されている。このショップで新たなアイテムを購入する際には、所有しているヴィンテージリーバイスを下取りに出すこともできるため、売却の相談と買い物を兼ねて店舗を尋ねてみても良いだろう。
また古着屋TWO FACEには、Leeの買取実績もあるため、リーバイス以外のブランドであってもヴィンテージ品であれば歓迎してもらえるショップと位置付けて良さそうだ。
アメ吉
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アメカジ買取を得意とするアメ吉にも、ヴィンテージリーバイスの査定ページが存在する。このサイトで公開されているミニデータの中には、リーバイス買取における大事な査定基準となる片タブ・両面タブ、ギャラ入り・なし、革パッチ・紙パッチといった特徴が非常にたくさん紹介されている。
またWranglerやLeeなども高価買取対象となっているため、さまざまなヴィンテージデニムを収集していた人にとっても相談のしやすい業者になることだろう。

